継続は剛力なり~前田剛力のあなたの一日を豊かにするヒント

継続は剛力なり~前田剛力のあなたの一日を豊かにするヒント

2007.07.08
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今週のゲストは「女性の品格」の著者で昭和女子大学長の坂東眞理子さんです。官僚出身ながら竹村さんも注目していた、豊かな経歴をもつ女性です。
・坂東眞理子さん;1946年富山県生まれ。東京大学卒業。69年総理府入省。内閣広報室参事官、男女共同参画室長、埼玉県副知事等を経て、98年女性初の総領事(オーストラリア・ブリスベン)。2001年内閣府初代男女共同参画局長。著書も30冊。
・http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20070410/122340/
・http://www.mainichi-msn.co.jp/eye/hito/news/20070625ddm002070015000c.html
・http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20070625k0000m070099000c.html

この本の名前は聞いたことがありました。番組でも藤原さんの「国家の品格」が売れるなど「品格」という言葉が流行っているので、と聞かれて「友人にもタイトルをマネしたのではと言われました」と坂東さん。
そうではありませんと答えて、「国家の品格というと大風呂敷すぎる。一番大事なのは個人、一人ひとりが品格ある人生を送っていけば、それが品格ある家庭、品格ある企業につながり、社会の品格もでてくる。まず国家ありき、ではなくてまず個人、わたしの場合は女性ですから、女性の品格ということを書きました。

「具体的に挙げていて、どれも当たり前のことなので守ろうと思えば守れるもの」と竹村さん。「当たり前というけれども、書いた本人でさえなかなか守るのは難しい。大変です」と坂東さん。

ここから本に書かれたキーワードをもとに話をされていきます。

ですが、これも簡単ながら難しいこと。ここで礼状を書くことを実践してビッグになった人として竹村さんは防衛大臣になった小池百合子さんを紹介します。
竹村さんの「世相講談」でアシスタントをしていた彼女は出演者全員に礼状を出していたそうです。100人出せば1人や2人は食事でもしようか、誘ってくれることになり、そこから政財界に人脈を築いていったとか。
普通の人は数枚書いて反応がなければ諦めるでしょうが、彼女は100枚のうちの数枚の反応を待てる、そこまで継続できるエネルギー、意思があったということですね。

「姿勢を正しく保つ」
もなかなか難しいそうです。比較して外国のエリートは食事中の姿勢もよく、歩くときも背筋を伸ばして姿勢よく歩きます。高いものを着るより、姿勢よく歩くほうがよほどカッコよく見えます。
ブリスベンの総領事をして、きちんとした身なり、仕草、態度が大事ということが分かり、いい経験になった。ブリスベンにいたときはバブル崩壊のあとで様々な人がいたが、日本人の情けない面、しっかりした面に沢山接して日本の縮図を見た思い。誇らしかったり、恥ずかしかったり。

「永い人間関係を大切にする」
ということも大事。人間、うまくいっているときは人が集まってきて、うまくいかないときは離れていく。そういう意味でいいときも悪いときも長く付き合う人は大切。坂東さんもいいとき、悪いときを経験したそうで、両方を経験するのも人間形成にはいいが、やはりつらい。

こういう経歴になるきっかけは、公務員として第一回目の「婦人白書」を書かせてもらって少し話題になったが、公文書では自分の書きたいことが書けない。そのとき、初めての本(「女性は挑戦する」)を書いて自分の考えが表わせるということから癖になってしまった。以来30冊の著作あり。

ここで中間です。

「品格ある男性を育てる」


大人の男性を女性が好みを表明することによって変えるという意味でしょうが、そう簡単に「品格ある男性」が育てられたら苦労はないでしょう。
昔の日本女性は母親として、文字通りの意味で「品格のある男性」を育てていたと思います。日本人が社会階層の上下にかかわらずある種の品格をもって外国人に尊敬されていたのは、彼女たち昔の女性、一見社会では男性の下と見られていた母親たちが家庭を守り、しっかりと日本人を育ててくれたからではないでしょうか。単に昔の国の教育がよかったとか、方針、制度のおかげではないと思います。

ここで竹村さんは、昨日2時間くらい話をしました、といって塩野七生さんの話題を出します。
塩野さん曰く、人間は自分の顔に過ごしてきた人生、品性などが現れるそうです。(まあ、よく言われることですが)彼女がローマ史で好きなのはカエサルで、先日15巻刊行した「ローマ人の物語」でもただ1人、4巻、5巻の2冊を使ってカエサルのことを書いていました。歴史上の事跡もさることながら顔がいい、ということなのでしょう。

確かに人の顔かたちではなくて眼の動き、笑い方などに人生がにじみ出てきます、と同意する坂東さんに竹村さんは、だから男性は女性に対してもある年齢になったら相手がきれいとか可愛いではなくて内面にあるものを感じ取ってもらいたい、と続けます。


坂東さんも若い頃は、女性は見た目ではなくて中身で勝負だ、と突っ張っていたようですが、経験を積むと、社会で成功している人は見た目にも気を使っているな、と分かってきたそうです。

「人に擦り寄らない」
とは前段があって今、もてはやされている人に擦り寄るな、ということ。逆に困っているときにいくと絶対に心に響くものです。こういうことが出来る人が本当の人たらしなんだろうな、とドキッとする見方。坂東さんも含め、単なるいい人ではないのですね。

「恋は直ぐに打ち明けない。愛されるより愛する女性になる」
愛するというのは相手の気持ちを配慮する、相手が必要とすること、自分に出来ることをしてあげるという行動。
打ち明けるのは相手に見返りを求めることにつながる。また、打ち明けて駄目だったら直ぐ次の人に行くという風になりやすい。
恋も結晶作用で、ある程度時間を置いたほうが自分は本当にあの人のどこが好きなのだろうか、自分はどこを改めなければならないだろうかと考えて、心の中で循環作用が起きてくるが、それが一番大事だと思う。その一番大事なところを味わないといけない。直ぐに打ち明けるとその熟成の期間がなくなる。

「良いことは隠れてする」
のも難しい。企業がやったことを宣伝するのはビジネスだから仕方ないが、個人がいいことをしても、やったやったと宣伝しているのを見るとなんだと思ってマイナスになる。それより黙っている、いわゆる陰徳を積むのが仁者。

誰でも実行し易いことでありながら含蓄のあることが沢山書いてあります、と竹村さんがまとめて終わりです。





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Last updated  2007.07.08 16:27:51
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