継続は剛力なり~前田剛力のあなたの一日を豊かにするヒント

継続は剛力なり~前田剛力のあなたの一日を豊かにするヒント

2008.03.24
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◇僕がこの頃読んでいるのは、下記の通りです。

○東京裁判(日暮吉延)
○男は男らしく女は女らしく(渡部昇一)
○室町の王権(今谷明)
○皇室へのソボクなギモン(竹田恒泰・辛酸なめ子)
○にっぽんの知恵(高田公理)
○日本人の矜持(藤原正彦)


◇これまでに読んだ本の感想は以下の通り。

○新しい歴史教科書の絶版を勧告する(谷沢永一)

 対して問題箇所を指摘して、全然駄目と厳しく糾弾する本です。
 西尾幹二さん以下、田久保中衛さん、坂本多加雄さん、小林
 よしのりさんなど錚々たる保守の面々にひどい言葉で
「絶版勧告」していますがこれは正直言って残念です。

 本来は日本の伝統をよしとして外国におもねることなく、
 日本人らしさを取り戻そうと訴える、同じような考えを
 持っている方々だと思っているからです。

 確かに指摘の多くは厳密な意味で問題ありそうです。でも
 左翼と同じとか、渡部昇一と谷沢に喧嘩を売っているのか、
 と凄むほどとも思えません。
 たとえ書いている内容が少し正確さに欠けるとしても、日本を

 ここを見直すべし、と前向きに語れなかったのでしょうか。

 谷沢さんは新しい教科書を逐条的に不備を指摘しており
 到底僕の論評するところではありません。この本の中で
 何度も言及があった「こんな歴史に誰がした」(渡部昇一・
 谷沢永一)を勉強してみましょう。

 箇所などを述べて終わります。

 田沼意次で定説を覆した大石慎一郎さんを谷沢さんは評価して
 いますが、ほぼ同時に徳川綱吉については旧来の説のまま、
 最低の犬公方と批難しています。
 最近僕が読んだ本では戦国の気風を一気に改めた名将軍という
 説も出てきており、国家はもとより個人の歴史認識を統一する
 のも難しいと実感します。

 結局、谷沢さんは山崎正和さんの論を引用して「国家は歴史
 教育をやめろ」といいますが、これは極論だと思います。
 今がまともな歴史を教えていないので外国人と議論しても
 一方的にやり込められ、日本が悪うございました、となる
 のが国益を損しているのに、これでは今以上にひどいことに
 なるのではないでしょうか。
 もちろん、外国にも歴史教育をやめさせる、という前提
 でしょうがそれは向こうの勝手、まず無理でしょう。
 歴史教育をやめるイコール非武装中立論と同じで、外国は
 歴史認識で理論武装して日本人を攻めてくるはず。

 乃木大将、真珠湾奇襲攻撃、ミッドウェー敗戦、山本五十六
 などに対する考えが一般的過ぎるのは残念。司馬史観に影響
 されているのでしょう。

 最後にこの本の中で嬉しかったのは、上杉千年さんを評価
 しているところ。
 まだ1冊読んだだけですが「猶太難民と八紘一宇」だけで
 なかった上杉さんの著作活動。素晴らしい人が市井にいる
 ことに感動しました。

○漂流五千粁(坂端藤一)
 この本については以前、「次席将校」を紹介したあとで、
 その中に載っていたあらすじを紹介しました。
 僕もこの本が是非読みたくなって千葉県はもとより全国の
 図書館を探しましたが、見つかりませんでした。
 ブックオフやアマゾンにもなくて諦めかけましたが、最後に
 国会図書館で見つけました!
 ところが国会図書館は普通の人には貸し出しをしないのです。

 さて一体どうすればこの本が読めるのか。
 ここで思わぬチャンスがやってきたのです。それは娘の受験、
 万全を期して前泊する娘に付き合った僕に一日まるまる
 空きができたのです。

 娘を受験会場に送った僕は地下鉄を乗り継いで国会図書館に
 向かいました。事前に調べていたのですんなり手続きを済ませ、
「漂流五千粁」と感動の対面をすることができました。

 10時から14時くらいまで、メモを取りながら一気に
 読み通しました。ほとんどは「次席将校」にあったとおり
 ですが、細部まで実に克明で地図など含めて本当に素晴らしい
 記録でした。

 ほとんど置き去りにされてしまった坂端さんたちは、ジリジリ
 とゲリラ(現地人)に包囲され、物量で勝る彼らに追い詰め
 られますが、イザ戦うと強い。
 生き残るために現地人の集落を襲い、食料を調達します。
 そこで日本軍の銃を見つけて仲間が殺されたことを知り、
 一時の激情から仕返しをしてしまう、という正直な告白も
 ありました。しかし、その反省から彼らはそれ以後、
 無益な殺害は繰り返しません。

 敗戦後、しきりに投降を促すアメリカ軍のビラをみても、
 投降はしないのです。敵に言われて降伏したくない。
 日本軍の命令があれば投降するのに、と語る辺りは、
 小野田さんと同じ意識なのです。

 前にも書いたとおり、これは映画にするととても面白い
 作品になると思います。いつかそんな夢がかなえば、と
 改めて思いました。

 そのうち、僕もこの日に書いたメモをアップしたいと
 思いますがそれまで待てない方はぜひ国会図書館まで
 どうぞ。






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Last updated  2008.03.24 21:19:50
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剛力@ Re:NHKラヂオ深夜(10/31) くさなぎさん 情報ありがとうございま…
くさなぎ@ NHKラヂオ深夜 ラヂオ深夜便に落語の時間があり、五十年…
前田剛力 @ Re:都市対抗野球(08/28) くさなぎさん お久しぶりです。 番組に…
くさなぎ@ 都市対抗野球 番組の内容ではありませんが、前田さんの…

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