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さっき、具合の悪そうなひとから電話があった。2日ぶりかな。とにかく、ほっとした。お互いの関係について真剣な話をした後、スケジュールがつまっていてロクに話せなかったから、とにかくとにかく、ほっとした。連絡するツールが発達しちゃっただけに、1日連絡が取れないだけでも不安になりかける。もちろん、そのぐらいの時間、忙しければあっという間に過ぎる。だから、相手を信じる力が試されるのかもしれない。
2006.08.29
この間、債券担当のファンドマネージャーを取材した。 面白いなあと思ったのは、債券を見ている人は悲観論者だということ。 株式市場は景気と連動している。 「設備投資が拡大した!」とか、「物価が上がった!」とかいうと、株価も上がる。 イコール利益が上げられる。 だから株式のファンドマネージャーはポジティブ。 チームの雰囲気も「いけいけ~」って感じ。 一方、債券と言うものは、金利が下がると上がるのだ。 金利が下がるというのは、景気が後退している局面なワケで、 「失業率アップ」「物価指数が下落」なんていうマイナスのニュースを探してしまう。 だから悲観論者になっちゃうんだって。 人間的にも、細かい人でなければ勤まらない。銭どころか、毛っていう単位を使うぐらい細かいから。 そして日本はゼロ金利だから、これ以上金利が下がらない。 つまり債券も上がりようがないという。 「株価には未来があるんですよ、いくらでも上昇する余地があるんだから」と言っていた。 しかし先週、私が確定申告で四苦八苦している時に、 すごいニュースがあったことよ。 量的緩和解除ですよ。 うおー。
2006.03.16
30歳になったので、写真を撮りに行った。編集者に連れていかれた新宿ゴールデン街のママさんに「30歳になったら写真撮りなさい。後から見て、一番自分がキレイな時期だったことが分かるから」と言われたのだ。渋谷のスペイン坂にあるスタジオで、カメラマンは小さな可愛らしい女性だった。私が書いた申込用紙を見て、彼女は「誕生日なんですね。私も大台超えの時は開き直って、友だちとパーティーしちゃいましたよ」と言った。その可愛らしい人が30代であることに驚いたけれど、開き直って、という言葉の響きにも驚いた。家に帰ってから、若さとともに失ったものがあるかどうかを、よく考えてみた。特に無い、というのが結論だった。むしろ今は、色んなものが手に入ってきている。自分がやりたい仕事、住みたい場所、自由に踊れるところ、刺激的な仲間、楽しむのに必要なお金。20歳はさんで10年ぐらいの私は太っていてぶさいくだったし、にきびに悩まされたりもしてた。人とのコミュニケーションが下手で、失敗ばっかりしていた。どんな仕事が自分にできるかもわからなかった。今でも鮮明に覚えている。上司に「7年経って、自分があなたのようになれているとは、どうしても思えない。何をすればそうなれるのか」と切実な気持ちで聞いた。その上司はコンサルティングファーム出身で、30代前半だというのにすばらしく有能だった。私より入社年次が後だったので友だちのように話していたが、とても尊敬していた。何のとりえもない自分とは格段の差があると感じていた。「そんなことないよ」というのが上司の答えだった。それから5年が経ち、「そんなことない」と答えた気持ちが分かる。上司は確かに有能だけれど、そこはきちんと努力していれば到達できる場所だった。飛びぬけた天才だったのでもないし、魔法を使ったのでもない。そこに行きたい、行けると思うことの方が、ずっと大事だった。25歳の私には分からなかったこと。持てなかった自信。ここまで考えてきて、はたと気がついた。皆が若さを求めるのはつまり、若い時に良い思いをたくさんしてたからじゃないか?私がそういう良い思いをしてないだけかも。まあ、いいや。それでも。記憶力のない私は何だって忘れちゃうだろうし、今が素晴らしいと思えることは幸せに違いない。
2006.02.12
昨晩は、パラサイヨのミーティングに参加させてもらいました。 パラサイヨは会員制にもなってなくて、専従スタッフももちろんいなくて、でもフィリピンの孤児院まで行って寄付をするという活動を5年も続けている。 そこまで団体の形がなくても5年続け経っていうのがすごい! この日は理念を決める話し合いをしていた。 飯田橋の公民館に30人ぐらいが集まってくる。 4つのグループが理念やメンバーの条件などを話し合っていたらしく、それぞれが発表をしていた。 理念やメンバーについての定義づけって、すっごく難しい。でも何か軸を持たないと、外部に向けて「うちはこういう団体なんです」と言えない。 議論は案の定紛糾したのですが、それがとても参考になった。 フィリピンの孤児を救うというのは1つある。でももう1つは、普通の社会人がボランティアにさりげなく参加するというライフスタイルを提案するという意識がとても強い。 コモビもある意味、ライフスタイルの提案だよなあと思ってみたり。 ここの「楽しみながら貢献しよう」というマインドは、コモビととても近い。 ひとまず、パラサイヨのイベントでコモビが踊るというのをやってみたいのだ。
2006.02.12
今日の5時ぐらいにカゼをひいた。 でも友だちに誘われていたので、新宿の協会にゴスペルを歌いにいく。 吉野家とかがあるようなところの地下に、唐突にある。びびる。 それがもー、すっごい楽しかった。 去年の6月に行ったゴスペルイベントをリードした人に再会した。 ありえないぐらい音域が広くって、パワフルで、皆をどんどん乗せてしまう。 今日きていたのは30人ぐらいだろうか。 お祈りをしながらガンガンに踊りながら歌う。 ゴスペルは同じメッセージ、メロディーを何度も歌うから、 初めてでもどんどん歌えるし。 しかもフルバンドでノリノリ。 そしてメッセージが入ってくる。 とても暖かい気持ちになった。 終わったとたん、実はすっごい疲れていたことに気づく。 大声出して踊り狂ってるんだけど、歌っている間は分からないのね。 歌うっていいね。 しかも皆で歌うっていいね。 25日のイベントに私がいけないのがくやしすぎる。 むむ。 でも教会には、また行こうっと。
2006.02.08
2003年からコツコツと書き溜めてきたコーチングの連載を、本にすることが決まった。 前からそういう話はあったのだけれど、 今日、打ち合わせをしていたら、担当デスクが「やるっ。絶対4月に出す。決めた!」と叫んでいた。 だから今日が本決まりだったようだ。 私の名前はたぶん出さないけれど、自分が書いたものが形になるのは嬉しい。 嬉しいんだけれど、自分のものではない気がするのは、それがパソコンで書いたものだからだろう。 パソコンで書いた文章は、スキルを提供するためのものだ。 だから「名前を出す?」と聞かれたときも、反射的に「いいです」と断ってしまった。 手書きの文章が、本来の「書く」行為だとどこかで思っている。 だからインタビューの時は、絶対に手書きのメモを取る。 たま~にパソコンでメモったり、ボイスレコーダーを使う人がいるけれど、 そこにナマのコミュニケーションがある限り、私はノートとペンを使う。 その後で原稿に加工するのは、お仕事。パソコンを使う。 私にとって書くことは非常に大事なので、身の回りに必ずノートとペンを常備している。 ノートにも色々な種類があるのだけれど、先週の神戸練習には一番正直に書いているノートを連れて行った。飛行機の中でパラパラと見返していたら、その時々の自分の状態がとても率直に書かれていて、かなり面白かった。 まるでヒトゴトのように読む。なかなかパワーがある。 手書きだから乗っかるパワー。 いつか手書きで書いたものが世に出たら、それは本当に嬉しいことだと思う。 それはそうと、4月に発行するとは! 追加取材するから、3月半ばまではどっぷりになりそうだ。 「その間の精神的スケジュールとかは平気?」と聞かれた。 このデスクには何でも話しているので、定期的にダウンする私を見抜かれているのだった。 今回は大丈夫。 何と言っても、ミュージカルがあるから!
2006.01.30
羽田にいます。 これから神戸に飛び立つのだ~。 最近、ブログにはまりぎみの私。 コーチングのインタビューで面白かったこと。 その時は「Iメッセージ」と「YOUメッセージ」について話していた。 私は「Iメッセージという概念を知ってから、相手を承認するのがとてもやりやすくなった」と言ったら、元上司は「それは女性だからかもよ」と言っていた。 ちょっと、びっくりした。 「Iメッセージ」は自分の感じたことを伝えるという表現の仕方。 つまり気持ちを話すことになる。 それは(ある程度の年齢の、かな)男にとっては結構ハードルが高いのだという。 なるほど~、それが男女の違いなのね、 と思ったのでした。
2006.01.27
ライブドアショックのニュースを見た時に、ぱっと思い浮かんだのが板倉雄一郎さんだった。ハイパーネットというITベンチャーでサクセスストーリーを歩んだ人。でも会社の倒産とともに自己破産してしまった。私は復活してからの板倉さんしか知らないけれど、一度痛い目を見た人ならではの“何か”に信頼感を持った。 ホリエモンもあれだけの活躍をした人。これまでは全く興味がなかったけれど、もし彼が復活してきたら、期待したいと思ったのだ。 そんなことを思っていたら、今朝スーパーモーニングに板倉さんが出演していた。だから超聞き入ってしまった。彼が語っていたのは「価値」と「価格」の違い。 スーパーでニンジンが100円で売っていたとする。つまり全部のニンジンの価格は100円なのだけれど、どのニンジンでもいいワケではない。形や色、新鮮さを判断しながら、自分が100円以上の価値があると思えるニンジンを選び出す。企業も同じ。価値と価格は違うのだから、1円の価値しかない株を100円で買えば、その時点で損を出している。 買うほうも買うほうだし、売るほうも売るほう。 ライブドアを買った個人投資家は被害者なのか?ライブドアがウソの情報を流したのかもしれないけれど、経営の実態を判断する材料はいくらでもあった。少なくとも私は、手を出したくないなあ、何かやだなあ、という印象を持っていた。もちろん、今だから言えるという面もあるけど、やっぱり長期投資を考えていたら手は出せないと思う。 株式市場に興味を持つ人が増えるのは良いことだと思う。でも「●●万円儲かりました!」みたいな本であおられて動くのは、違う。そんなのはマーケットのごく一部分でしかない。 板倉さんのコメントですっごくいいコメントがあった。そのワリにちょっと忘れちゃったんだけれど、「投資は短期で見ればゼロサムゲーム。誰かが儲かった分だけ、誰かが損をする。長期で見るからこそ利益を得ることができる」。短期で儲かった、損した、と騒いでいるのは遊びでしかない。これから変わっていくと思うけど。
2006.01.25
たまたま「とらば~ゆ」を仕事のために見ていたら、 「なんで仕事をするの?」という質問をしていた。 答えにくい質問だなあと思った。 仕事しないなんて、絶対イヤ。 私にとって、仕事をすることと生きることはイコールっぽい。 しかし仕事の定義って何?報酬をもらうこと? 私の場合、経験したことが全部仕事に活かされてしまうはずなので、 仕事の境い目がない。 起きたとたん仕事だし、仕事しながら遊び始めるし。 オフィシャルとプライベートの違いはあるかもしれないけど、そんなもん。 私という職業でいられるのが理想だな。 書くという仕事が基本になることには変わりないだろうけれど、 私が手を伸ばしたところに、ちゃんと道ができるような感じがいい。
2006.01.18
引越しをし、一駅ずれました。ほぼ片付けは終わったのですが、色々なものがなくて、ちょっとした不自由はあるのですが、それもまた楽しい感じ。今度の家は日当たりが良い!引越し作業していたぶん、仕事が溜まりに溜まったので、がんばらなければいけない。原稿を書くぞ~!
2005.11.26
昨日は本当にすばらしい日でした。三浦半島の三戸海水浴場で海水浴を楽しみ、野比温泉で潮を流し、中華街へGO!たらふく中華を食べた後は、山下公園へ。大道芸人のパフォーマンスを楽しみ、帰りがけに鶴見川花火大会に出会う!あぶりしめ部は、なんて素晴らしいんでしょう。ありがとう。友だちであることが嬉しいよ~。
2005.08.22
今日は久しぶりに編集部の人が飲みに誘ってくれたのに、ずどーんと沈んだまんまでした。その上、救いようのない愚痴を言ってしまった。かなしい。明るく生きていきたいと思う。結構大変なことになっても、笑っていられるぐらい強くなっている、私。それなのに状況は悪くなるばっかりだ。認められたい、嫌われたくないという意識が人より強いことは薄々感じている。だから相手の好むように行動しようとする。すると、どんどん軽く扱われるようになる。私も呼吸して、いろんなことを感じて、行動しているのにね。声は、どうやったら届くんだろう。
2005.08.12
一昨日の8月7日(日)、初めて自分で立ち上げたイベントを開催した。大成功だった。とっても盛り上がった。ダンス発表会だったワケだけれど、笑いあり、かっこよさあり、かわいさあり。みんなのタレント性のすごさを思い知らされた。私はと言えば、未だにプレッシャーに押しつぶされそう。もう終わったのにね。早く仕事アタマに切り替えないと、締め切り間に合わないぞ~。今日は気合入れて原稿を書く日。
2005.08.09
最近「これってひどいような気がする」という扱いを身近な人からされた。舞台で初めての試みに取り組んでいる。それらの諸々が重なったらしく、見事にカゼをひいた。1つめの理由に関しては、わりと同じような状況に陥ることが多い。「あなたが譲歩しなさいよ」ということを、私は言われやすいような気がする。でも厳密に他の人と比べられることではないから、よくわからない。わからないから、言われれば譲歩しようと思ってしまう。その後、あれ?、と思う。例えば「コーチングならってるんなら、そっちが話を聞いて当然」などという態度をとられる。相手の話を聞くのは構わないけれど、フェアじゃない感じがして困る。困るからといって、相手のことが嫌いではなかったりすると、どうしたらいいのか混乱してくる。2つめの理由に関しては、いろんなことが解決し始めているので、あと3週間がんばろうと思う。
2005.07.14
ユビキタスマンさん合同葬に参加してきました。ずっとファンなのですが、天空に伺ったこともあるのですが、意外とゆっくりお話しするチャンスがなく・・・。今日行けてよかった。そしてみんなとも再会できてよかった。新しい出会いがあってよかった。
2005.07.01
土曜日に前職のメンバーと、子どもが生まれた友だちの家に乗り込んだ。2ヶ月なので、生まれたて、という感じ。私も子どもが欲しいと叫んでいるけれど、今回は妙に現実的になってしまった。こういった存在がおなかから出てきて、家にいるってどういう感じなんだろう。不思議。赤ちゃんはなぜか私の方をじーっと見ているし。気が合いそう。その後、近くの飲み屋にご飯を食べに行く。仕事を続けているのは一人で、といっても編集者だからサラリーマンという感じではなく、大学生が一人、9月から大学院生が一人、私はフリーだし、会社の社長とフローター(自称)と。ちょっと前まで同じ会社に働いていたとは思えない。でもみんな、なかなかいいじゃん。最近、仕事に対するモチベーションが下がっていたので、しゃべって元気でた。がんばって稼ぐぞー。
2005.05.23
今年の日記を読み返してみたら、何だか病んでるかんじ。まったく!昨日、今日と久しぶりにお休みを堪能し、復活した~。ゴールデンウィークって、すばらしい。昨日は浅草へ行く。国際通り、今半のそばにある「みよし」という料理屋さんで、お刺身をたらふく食べた。イカの活け造りといい、鯛の姿造りといい、すばらしい。鯛のアラはお味噌汁にしてくれた。梅のおにぎりも大変おいしかった。コストパフォーマンスは、かなりかなり良し。入り口にイカの水槽があり、入るときは7匹だったのに、帰る時は4匹に減っていた。すっぽんはわさわさ積み重なっていた。肉厚できもちわるい。そして今日は、8月のダンスイベントに出す曲をほぼ振り付け終わった。あとは詳細を詰めれば、というところ。今回は、ナマ歌、ナマ演奏で踊るという、初めてのチャレンジをしようとしている。どうなるんだろう。楽しみであり、こわくもあり。
2005.04.30
仕事がキャパオーバーになり、とうとう土曜日にパニックに陥った。そこらじゅうの物がうるさくしゃべりだして大混乱になった。さすがにやばい。GWは休む。あと2日で決着つけよう。本当はもっと仕事したい。もっとできるはずなんじゃないかと思っている。でも、やってみると体が動かない。体力はどうやったらつくんだろう。ここに書くのは久しぶりだ。そして今日は久しぶりに、前の会社の友だちと話した。前の会社の若手グループはとても仲がよく、しかも同じ困難を乗り越えてきたので、とても楽。この楽さを忘れていたな~って思った。最近になって、やっと年下とも普通に遊べるようになったけれど、やっぱり気楽なのは同年代だ。若いって恥ずかしい。一番やばい年齢は越すことができてよかったけれど、もうちょっと歳をとってもいい。30代は楽しみだ。
2005.04.26
さて。人と触れたいなあ、っておもう。何だか最近、ドライな感じがして。そういうのって耐えられない。アドレナリン中毒なんだろな。トラブルは起きないって確信してると、何が基準だかわかんなくなってくるな。もう流れに任せようか。
2005.03.07
もうそろそろコントロール不能になりそう。限界をチャレンジしてみたい気持ちもあるけど。コーチを雇うことを真剣に考え始めた。お金は稼ぎたい。でもちゃんとした仕事をしていたい。一つ一つがおろそかになったら、長く続かない。ずっと生きていかなければいけないんだから。少なくとも、仕事以外のところではきちんと境界線を引こう。全部やっていたら、時間が足りない。体力も。ミュージカルは今回出ないと決めたんだから。ダンスイベントだけをやっていこう。時間で区切ろう。何があれば不安にならないか。ひとまず、税金を払ってないのが気になるなあ。納付書はどこにあるんだろう。むかー。あと、仕事をどのくらいやっているのかを知りたい。
2005.03.03
今日はダブルブッキングをしてしまって衝撃。仕事の打ち合わせを一つ、まるっきり忘れていた。まあ、大したことなかったし。いちいち気にしていられるうちは、まだ針振り切ってない。もちろん、すごく申し訳ないとはおもっているのだけれども。すごくすごく動いている。自分の使えるもの、全部使ってしまっているみたいな感じ。モチベーションのエンジンがぶんぶん回ってしまって、カラダがついていかないくらい。ぷつり。どうなんだろうね。ばかなやつめ。書きたい時期に入ってきたみたいだ。あたまが整理できない。気持ちはおだやか。なんだか別の場所から見ているかのような。動いているわりに、真剣な対決がないのかもな。人付き合いが計画的に処理できてしまう。もう4ヶ月か。早いなあ。対決。するのかな、わたし。どんどんまともでないほうにいくようなキガスル。
2005.03.02
疲れちゃったので、ちょっとなまけて、のんびり。久しぶりに、鷺沢萌の本を買った。彼女が亡くなってから買わずにいたもの。本屋で見つけて、ああ、と思って、手に取った。「失恋」というタイトルの文庫で、どの短編も「同意する」と思ったんだけど、「記憶」というストーリーが一番きた。ダメだと分かっていてもしがみついてしまう。ダメな奴にほどかかわってしまう気持ち。彼女は最後に何かを見つけたようだけど、何を見つけたんだろう。私には分からない。本当は何も見つけてないのではないか、と思う。晴れ間が見たいから、無理やり作ってしまったのではないか。そんなものはやっぱりなくて、だから鷺沢さんは耐えられなくなったんじゃないかと。コントロールされてしまうことってマイナスなのかな。あまり自分を明け渡さないようにしていることさえ、いいことなのか分からなくなってくる。でも望まないことで手に入れる安心感。
2005.01.27
しかし、私は一体何をしたいんだろう。一つ一つの行動については肯定している。でも全体の状態としては、何が何だかわからない。どうでもいいことに心を奪われたり、いらいらしたりしている。自分と違う感覚を持つ人がいる。それは理解している。切ることもできるけど、切らずにいてみようと考えた。相手を変えることはできないから、近づいたら大変。だからあまり近づかないようにして。目標があるときって楽なんだよな。プランを立てて走ればいいだけだから。このままでいる、と決めるのは大変。理解できない人は不安。情報が足りないから不安になる。という状態を克服したいんだろうな。分からない、ということは、新しく分かることがある、ということだ。きっと。学びとか気づきとかが待ってるんだ。人に求めるのは、安らぎとか刺激とかなのだと思い込んでる。それ以外にもあるのかもしれない。
2005.01.21
言い訳をいいたくて、頭がぶつぶつという。忙しくってそれどころじゃないのだけれど、ふと余裕ができたところでぶつぶつと言い始める。吐き出すことができなくて、ぶつぶつがどんどん頭に溜まっていく。溜まっていったらどうなるんだろうと思うがために、そのまま、にしてある。単なる酔狂なのか、実は求めているのか、見極めるのは難しい。どちらでもいい。ちょっと、この前とは違うことをやってみたいだけ。そして、どうなるんだろうと考える。考えると下らないことのように思えてくる。結局は繰り返しでしかないことが明らかになるようで。でも繰り返し以上のことをやる気があるのかと聞かれれば、ない。お互いさまだ。そんなに怖い場所にいくのはやめた。いましばらくの平穏をわざわざ破ることはない。どっちにしろおとなしくすわっていることなんかできないんだから。未来の自分は、いつも楽しみだ。
2005.01.14
年末休めなかったために、この3連休は色々と整理できてよかった。何がいいって、自分の収入状況と支出状況が知れたのがよかった。どこからどのくらい入金があるのか、全く把握してなかった。それだけでもちょっと落ち着いた。新しいこととして、空手を始めた。空手をやる環境はあったのだけれど、今まで自分がやるイメージがもてなかった。あらかじめ基本をざっと教わっておいて、9日に初めて教室に行った。色んな人々(みんな黒帯)にマンツーマンで教わって、脳が満杯になった。すごく楽しい。頑張ろうと思う。格闘技とダンスはとても共通点が多い。仕事をがんばるぞ~!
2005.01.11
使えなくなったモノを詰め込んだダンボールを置き忘れる。何台ものPCをチェックされる。病気になった大きな猫。
2005.01.09
今日は早起きプロジェクトのために6時半前には起きていた。そしてまだ、仕事をしている。原稿に手がつけられない。書けるときは、これから生み出すものについてワクワクしてるんだよね。完成品もそのワクワクが出てて雰囲気が良くなる。無理やり生み出したものは、やっぱりノリが悪い。じゃあどうやったらワクワクできるんだろう。まいったな~。こまったな~。今日は徹夜かも。
2004.12.30
12月に入って14冊目の本を読み始めている。上下巻だから、これが今年最後の本になると思う。数日前には「生まれる森」を読んだ。記録し忘れていたことを思い出して、今日ぱらぱらとページをめくってみたけれど、何も思い出せなかった。それが残念なことなのかどうなのか、よくわからない。今年も終わりになる。あまり実感がわかないけれど、今日が12月28日であることは事実だし、お正月が一大イベントである環境で育ってきているので、何かしなければいけない気になる。区切り、というやつだ。それがないと人として生きていくのは難しい。幸せな刺激と、つらい衝撃が、たくさんあった一年だった。新しい人と出会い、新しい環境に飛び込み、新しい思いを持ち。俯瞰的に見れば幸福なのだろう。この満たされない気持ち自体でさえ、きっと。満たされないのは、表現したいことが文字として出てこないからだ。そればかりではなく、頭にあることが曖昧すぎて、動くことを迷わせる。止まることにも迷う。スタートラインを一歩出たものの、ゴールが見えなくて途方にくれている。文章を紡ぐ場所には、自分しかいない。最終的には一人で歩くという決心はできている。それでも日常の自分は影響力大で、見たい場所が見えないでいる。まだ何かにしがみつきたいと思っているのかもしれない。大きくてぶよぶよしたあたたかいもの。そんなものはどこにもないのに。あるのは心。何を良いと思うのか、何に動かされるのか、何に力をもらうのか、何に寄り添いたくなるのか、何に沈みたくなるのか、何を愛するのか、そして何を叫びたいのか。同じものを見たいと願いながら、別の場所に行かなければならない。あたたかさを求めて、つめたい場所で世界をつくる。そして違う、と思うこと。
2004.12.28
24日です。クリスマスです。気力はないけど、ディナーはなかなか上手くいったのでした。★メニュー★仔羊のソテー&バジルソース 赤パプリカとブロッコリーを添えてホタテと水菜のサラダ、バルサミコ風味ポテト、きのこ、ブロッコリー、アンチョビのグラタンPAULのバゲットもう二度と作れない。あまりに適当に作ったから。作り方に沿って作らないときは特に、料理の味に自分の調子が出る。今日は料理に愛があったな。作ってて楽しかった。
2004.12.24
このところ、早起きに凝っている。とはいえ効率的に仕事しているかというと全くそんなことなくて、短い原稿を一日かけても書けなかったりしている。でも、一日を正しく始めているだけで気分がいい。本をざくざく読んでいる。特に、新しい作家を開拓することを心がけている。読書は単なる趣味というか、現実逃避しているような感じがしていて落ち着かなかったけど、バラバラな作家を読んでいるうちに、自分の場所がちょっとずつ定まってきたように思う。評価を受けている人のことを知るのは役に立つ。ちゃんと勉強しているのだと考えて、どんどん本を読んでしまえ。締め切りさえ守れればね。
2004.12.18
今日、12月に入って6冊目の小説を読み終わった。小説家といえば浮世離れしているイメージがあるけど、面白い小説を書く人は努力している。勉強している。それが見える。書くという作業は、よっぽど自分の中にストックがないとできないものだ。ぎゅうううっと圧縮して、少しだけ出たものに読む価値のある文章がある。そういった文章を読むには、やはりきちんとお金を出して買うべき。私の尊敬する人が「ものづくりをする人間はちゃんとソフトにお金を払わないとだめ」と言っていたらしい。確かにそうだと思う。
2004.12.14
パッセをすることは誰にでもできる。でも曲げたつま先を膝上の高さでキープするには3年かかる。ラインダンスで足を頭の上まで上げることは5ヶ月もあればできる。でも膝を伸ばして足を上げられるようになるには5年かかる。ダブルを回るのは1年も稽古すればできる。でも股関節を開き、軸足の膝が伸びた状態で回るには10年かかる。ほんの少しの違い。素人にはほとんど分からない。ものすごい努力が必要なのに、結果はたった数センチ、数ミリの違いしかない。努力していても、成果が上がっていることを確認するのも難しいぐらいの違い。でもその努力ができるかどうかでプロであるかが分かれる。その人がどれだけ努力してきたのか、舞台の上では丸分かりになる。ダンサーは怖い仕事だ。たぶんミュージシャンや俳優など、芸を生業とする人は同じ。モノカキも同じなんだと、最近気がついた。それっぽい記事を書くまでに成長するのは簡単だ。自分の成長が見えれば励みにもなる。問題はその後。自分の中の言葉が足りない。体験が足りない。少しばかり吸収しても、すぐに使い尽くしてしまう。焦るのに動けなくて余計に焦る。今までの経験上、焦っている時は走り続けるしかない。走るためには一流のものを見ていないと。直面するのはキツイことだけど逃げないでいたい。書くと決めたから。
2004.12.11
を一昨日から読んでいる。「海猫」とか「赤い月」とかを読んでいても思ったのだけれど、女性というのは、嫁というのは、そこまで虐げられた存在だったのかと唖然とする。それが当たり前だった時代は、たった数十年前なのだ。今がいかに恵まれているのか。お年寄りは私たちがぎゃあぎゃあ言っているのを、どんな目で見ているんだろう。しかし女性はいつの時代も強い。
2004.12.09
今日、友だちの舞台を観にいった。演じている人々の中で彼が一番面白くって豊かで嬉しかった。それとは別に思うこと。死をテーマに脚本を書く人は多い。私がひねくれているだけなんだろうけど、すごく陳腐になりやすいから、そこはどうにかしてほしいなあ。死ってびっくりさせるのに一番簡単なんだもの。感動させるにも使いやすい。死なない人について書くのは比較的難しい。現実にはそっちの方がエグい。人の言葉の重さは量れない。自分でさえ。でもそれとはまったく別に、死をコントロールすることは不可能だ。それが何歳になっても分からない人がいる。私も分かってないのだろうか。
2004.12.06
「悪い女」と「悪い男」を立て続けに見る。惹かれるというのとは違うんだけど、伝えたいことをきちんと伝えてくれる映画。立ち止まる人、なのだろう。物を創る人は皆そうだと言えるのだろうけど。
2004.12.05
武蔵って一回戦で負ける人、と思っていた。日本人の中では強いんだろうけど、やっぱり無理でしょうって。そんなに負けまくっても続けてきたんだよね。K-1グランプリの決勝戦、本当にすごかった。13ラウンドもやって、全然体が動かなくなって。ショーなのだ。確かに。でも伝わるものがあった。
2004.12.04
取材が入らないのも肝を冷やすのだけど、入りすぎるのもまた・・・。どうしよう。きっついなー。急な取材が入りまくり。まだまだ原稿が残っているのに。そして明日は重要なミーティングもあるのに。なんて綱渡りな状況。どうやったら楽しくなるかな。眠いよう。
2004.12.02
12月です、奥さん。大変だわ。フリーライターという商売は取材ができなきゃどうしようもなくて、このところ取材相手に断られたりすることが多くてめげる。年末近づくと苦しいから早く決着つけたいのに!!しかもモノカキブームも終わりを告げたらしく、原稿がたらたらとしか進まない。-こういうときの復活方法-あゆのCDを聞く。だめなら歌う。カフェにPCを持ち込んで書く。ゴールデンクオートは何かを考える。一番書ける時間に書く(深夜だったりするんだよな~)。裏紙にボールペンであらすじを書く。人としゃべる。取材メモを読み、その世界に浸る。甘いものを食べる。おいしいコーヒーをのむ。・・・ええと、他にないかな。今日の取材は明日締め切りではないか。とりかかりたくないよう。私は書けるんだ、と信じなくては。すっごいやばい。がんばれ。
2004.12.01
本当に大変な時しか語らない友人と、今日会った。彼女が「きれいになったよね」と言ってくれたのが、すごく嬉しかった。試練は多い。はっきりいって多すぎる。でもきれいになれるんだったら、それもいいかも。今の彼女のテーマは「一生懸命生きること」だという。せかせか動くことを指すのではなくて、生きるということに誠実であること。もう私は、何かを死に物狂いで求めなくてもいい状況にいる。だから一生懸命という言葉も遠いことになってたんだけど、彼女が言っている意味はまた違っていて。新しく「一生懸命」という言葉を見直した気がした。「幸せって言葉は、誰が考え出したんだろうね」という話にもなった。本当に人は、幸せにならなければいけないんだろうか。今ある状況をそのまま受け入れることの方が、よっぽど自然で難しい。目標って、次のステップって、無くてはいけないものなの?本当に?たくさんのステップを経てきて思うこと。こんな真面目な話をついしてしまうので、彼女とは本当に大変な時でないと気恥ずかしくって話せない。
2004.11.30
なわけで。もともとはサンマを安く買い込んだところから始まったのです。よっぱらい。▼サンマの梅煮1.頭と尻尾と内臓を取ったサンマ4匹(四つ切)、梅干二個(くずして)、 しょうが(親指分ぐらい)、しょうゆ大さじ6、酒大さじ2、 みりん大さじ2、砂糖少々を圧力鍋に入れて煮立てる。2.沸騰して、しばらくしたらアクをキレイに取る。3.15分加圧してほっておく。▼じゃがいものバジルチーズ焼き1.じゃがいもを薄切りにして水にさらす2.砂糖と塩を適当に入れてジャガイモをゆで、茹で上がるところにバターと バジルペーストを落とす。3.耐熱皿にいれ、チーズをちらし、オーブントースターで焼く。そして、白菜のカニ味噌サラダとオリーブ。サンマは骨までほろほろになって、とてもおいしかった。今日は代官山~中目黒~祐天寺までをぶらぶらと歩いた。代官山は旧山手どおりを重点的に練り歩く。たのしい。雑貨を見ていると誰かにプレゼントしたくなるんだけど、特に誰も誕生日だったりしなかったので、豆の缶詰なんかを買った。ダイエットを決意したはずだったけど、まあいいか。おいしいし。
2004.11.28
今日は高校時代の友だちの結婚パーティーだった。かなりの同窓会状態で、20年前の私を知っている人がいることにクラクラ。みんな変わらないんだけど、いい大人なんだな。前日にとっても若い空間にいたので、そのギャップがすごいってば。そこで改めてダイエットを決意した。歳を取るのは楽しいけど、衰えるのは絶対いや。規則正しい生活をして、もっと踊る。しかし眠いな。
2004.11.27
年齢を重ねるにつれて、占いが当たりだしているように感じるのは気のせいなんだろうか。「うあー、どんぴしゃだ」とびっくりすることが多い。単なる星座占いでさえ。おばさんになると色んなものにハマリだすのは、やっぱり当たるからなのか?今の私はどうやらストレスにやられがちらしい。でもさ、そう言われたところでどうしたらいいんでしょうね。
2004.11.26
感情にまかせて叫ぶ人たちには、本当に力が抜けてしまう。じわじわと伝染病のように、人を伝っても影響は消えない。悪意?とも違う。ただその人の中にあるのは、自分にとって正しい世界で、それ以外のものは、どうとでも動かせると思っている。動くべきだと思っている。まともなコミュニケーションが取れない人にどうやって関わればよいのでしょう。高く堅い砦の前で途方にくれるばかり。
2004.11.25
楽天日記でブックレビューを書くことにしているので、読みっぱなしの本が減った。私は読むのがかなり早いので、たいていあらすじとかは忘れてしまう。そこにある「感じ」だけで覚えていることが多い。人から「どんな小説だった?」と聞かれると、いきなり困る。そうなると何だかもったいないような気がして、ブックレビューを書くことにしたのだけれど、基本的にはあらすじなんかどうだっていいと思ってる。小説が存在するのは、小説でしか表現できないから。160ページ分の言葉と時間を費やしたからこそ、感じるものがある。それはとても個人的な体験。自分の気持ちをそのまま表現しようとすると、それはどんどん手の中から離れていってしまう。ストーリーを立て、メタファーを使い、回りまわってやっと焦点が合う。
2004.11.24
いや、この数週間はものすっごい量を書いています。仕事の原稿もわんさとある上に、NPOのウェブやらメルマガやらレポートやら、自分用の原稿と、日記も二つほど毎日書いている。耳からだらだらと文字が出てくるがごとく。それが楽に出てくる。見開きぐらいの原稿を1日に2本も気楽に書いた時はびっくりした。ブームってすごいね。
2004.11.22
ストレスというのは悪いばかりではなく、まったくストレスがないと、それは不健全なのだ。仕事してる時に寝てるのと同じリラックス感はおかしい。やってられない。とはいえ、そんなレベルではなくストレスが必要な人がいる。某コーチの某クライアントは「張り合いがなくなっちゃうから、ストレスの元をなくさないで欲しい」とお願いしたそうな。で、私もそのタイプらしい。トラブルが起こると盛り上がるというか、活動的になるというか。ポジティブシンキング。
2004.11.21
「選べない」のではなく「選ばない」のです。何も決まってないようで、すべてが決まっているとして、本当はそれを自由と呼ぶのかもしれない。
2004.11.20
今日は働くということについて2回も考える時間が持てた。しかも深く。そして宣言です。佐伯ことの活動がかなり休止しておりましたが、本書きます。世に出さねば。しかも書くことで。
2004.11.19
何年か振りの出会いをしてしまった!まるで「ティファニーで朝食を」に出てきそうなワンピースドレス。ノースリーブのコンパクトなトップにふわりと広がったスカートが、何とも可愛いの。作った人に感謝だな。感動を与えられる服というものがあるなんて。パールの2連ネックレスをじゃらりとさげて、ファーのショールまで買ってしまった。それを着て出かけるのが楽しみでしょうがない。幸せ。
2004.11.18
当たり前すぎる、と思う間もなくそれは胸に入りこみふるふると揺れて何故かとても安心したそして泣きたくもなった
2004.11.17
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