わたしは価値を創る

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March 10, 2014
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底打ち反転で消費増税突破!?牛すき鍋人気に沸く牛丼業界



確か今年初めあたりまでは、3社とも値下げ競争で疲弊しているといわれていたはず。

好転するのが早いですね。

■要因は、吉野家がはじめた「牛すき鍋膳」がヒットしたこと。

すき焼きの一人鍋みたいなものですね。

こちらは売価580円ですから、牛丼並280円に比べて300円も高い。

それでも売れているということです。

これを見て、すき家も松屋も追随しました。

しかも追随した各社好調ということですから、業界全体が活況だということです。



通常380円を280円にしたからといって、昔ほど集客に結び付かなくなっていました。

折りからデフレ脱却状況もあり、少々高くても値打ちのあるものが売れる時期にあったということでしょう。

もともと店舗数が多いので、ヒット商品が出れば、影響も大きいわけです。

■吉野家とすれば、久しぶりのいい話題です。

ところがつらいのは、各社とも好調であり、競争力の強化にはつながっていないことです。

現在、業界トップのすき家は、1963店舗(2013年11月)

吉野家が、1190店舗。松屋が1035店舗ですから、かなり開いています。

これでは1位を目指すことができません。とりあえずは、下落を食い止めたというところですね。

■かつては吉野家といえば牛丼の代名詞でした。

ところがBSE騒ぎの影響で、牛丼しか商品がない吉野家が苦しんでいる時に、多彩なメニューを持つすき家に、出店攻勢をかけられて一気に抜き去られてしまいました。(2008年)

マラソンでいえば、登り坂の苦しい場所で、スパートをかけられたようなもので、それは鮮やかな手並みでした。



とりあえず安売りの消耗戦から一息ついたという状況に過ぎません。

今回のようにこだわりのヒット商品を考案しても、すぐに真似されますし、それを止める手立てはありません。

なんとかして、海外進出を探るか、あるいは築地吉野家をチェーン化するか、全く別業態を立ち上げるか。

方向性を決めるのはこれからでしょう。

■一方のすき家は強者の戦略で戦えます。



かつて強かった頃の吉野家のように、価格競争を仕掛けて、相手を潰しにかかることも可能です。(牛すき鍋を480円にするとか)

ただ店舗数が多い方がミスをしたらダメージも大きいので、今までのようにメニュー強化を続けながら、多業態への進出を継続するのでしょう。

ウォッチしやすい業界なので、注目していきましょう。





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Last updated  March 10, 2014 04:09:00 PM
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