鈴木 セイヤ 0
全382件 (382件中 1-50件目)
水曜日 小枝です。 今日の帯広はお昼間13℃くらいまで気温が上がり、とても暖かな春を感じる一日です。でも明日はまた気温が下がり、みぞれが降るとの予報。 東京ではそろそろ桜も終わりと言うニュースを見ましたが、北海道はまだまだこれからです。 しかし、春を告げる今年度最初の能検が6日(日)に行われました。 朝8時から16レースに渡って行われました。 2歳馬は、予定馬から1頭が取り消し141頭が出走、86頭が合格(合格率61%)しました。 当日は朝早くから、生産者や馬主、ファンも多く競馬場に来場。 将来のスター馬のテストを真剣な眼差しで見られていました。 これは、スタンド2階に詰めかけた皆さんです。 能検の様子はこちら 2歳馬合格馬の中で一番時計を出したのが、第14Rに出走したセンゴクエース(牡)。 1分43秒4、とても優秀な時計です。 センゴクエースは、多くの戦績を残したサダエリコの産駒。 姉にサクセスクィーン、兄にはブラックシシがいます。 一昨年サダエリコが亡くなっているので、最後の産駒にあたります。 そんなことからも地元紙でも大きく取り上げられていました。 やはり多くの出走馬たちが、第2障害で苦戦し 中止する馬も多くいましたが、また訓練を重ねトライして欲しいと思います。 センゴクエースと管理厩舎の槻舘重人調教師。 第1回の能検合格馬たちは、次の日曜日からの2014年度開催、第1開催後半節のレースから順にデビューを迎える予定です。 因みに今年の馬名イロイロです。<楽しい編> オレワオオモノダ アアイマデショー アグリジェジェジェ オサキニシツレイ コレデセイカイ<さすが十勝編> コムギ アズキ<オリンピックイヤー編> キンメダル アスリート オモテナシ それぞれが、きっとばんえい競馬の将来を担ってくれる事と期待しています。 さて2014年度の開催日程ですが こちら をご覧下さい。 開幕からナイター開催です。 第1Rは午後2時40分発走予定です。 今年度開催も皆様のご来場をお待ちしております。 最後になりましたが、私、毎週水曜日を担当させて頂いて参りましたが、来週からこの水曜日は太田裕士アナへとバトンタッチ致します。 引き続きご愛顧下さい。 多くの競馬ファン、そして地方競馬に携わる皆様に感謝申し上げます。
2014年04月09日
今日は、水曜日 小枝です。 今週は週明けから消費税UPの話題が耳から目からと入って来ました。わかってます!って、と言いたくなりました。 自分だけが多く納めるわけじゃないんだから・・・、と言い聞かせ きっとまた それが普通になるんだろうな~、と思っています。 そう思いながらも、食材も値段を比べながら必要最低限で買ってしまいました。 そんな話題と共にさくらもあちらこちらで咲き始めているようですね。 北海道、帯広は晴れ、雪、強風、晴れ・・・と毎日天候が変わり、まだ冬なんだか もう春なんだかです。 でも流石に降った雪もあっという間に融けて行くのを見ると、やっぱり4月を迎えたんだなぁと実感しています。 さて、先週はばんえい記念のお話しをさせて頂きましたが、 最終週は連休ともあって 多くのファンにご来場頂き、イベントでも楽しんで頂きました。 ゲストの皆さんには、1Rからびっしりのスケジュールを担当して頂き、本当に感謝しています。 スタンド内での馬立ち予想、スタジオ出演、パドック解説・・・・と、本当にありがとうございました。 前半では、恒例のばんえい競馬騎乗騎手インタビューが行われました。 MCは矢野吉彦アナです。 又、全レース 十勝青空レディによるラウンドガールがパドック毎に登場したり、 協賛競走のファンファーレをダンプレでお馴染みの池田高校吹奏楽部の皆さんが演奏して下さいました。 勿論、ばんえい記念の入場行進とファンファーレは、陸上自衛隊第5音楽隊の皆さんの素晴らしい演奏でした。 今年も、旧ファンファーレに続き新ファンファーレが演奏されると、ファンからの大きな拍手に包まれました。 いつも思いますが、整列から微動だにしない静寂のムードの中から響くとランペットの音に感動します。 翌24日(月)はいよいよ最終日。 リーディングジョッキーは鈴木恵介騎手が断トツの1位でしたが、2位~4位は最終レースまで結果が持ち越される激戦。 表彰式の時点では、順位がつけられませんでしたが、藤本匠騎手・藤野俊一騎手・西謙一騎手には、表彰状が贈られ、一言づつではありましたが お話しも伺えました。 レース終了後は、走路解放も行われました。 そして夜は矢野アナと太田アナと一緒に、ちょいと一杯で締めくくりました。 今年度は、4月13日(日)から始まります。 新年度に向けて、コースの砂の入れ替えが始まりました。 6日(金)の能力検査を挟んで2度に分けて行われます。 また、昨日新しい勝馬投票券の払戻し率が発表になりました。 単勝式 80% 複勝式 80% 馬番連勝単式 75% 馬番連勝複式 75% 三連勝単式 72.5% 三連勝複式 72.5% 五重勝単勝式 70% 七重勝単勝式 70% 以上が、今年度のばんえい競馬の払戻率。 場外発売の他競馬場の勝馬投票券はそれぞれの主催する競馬場が設定した払戻し率になります。 今年度もまた、多くの皆様のご来場をお待ちしております。
2014年04月02日
水曜日 小枝です。 プラス気温が続き、雪解けも進んだ帯広です。 24日(月)2013年度のばんえい競馬の全日程が終了しました。 皆さんのご声援ありがとうございました。 そして、23日(日)の第46回ばんえい記念(BG1)では、まさにばんえい競馬の凄さ、奥深さを堪能しました。 毎年このレースには、全国各地から多くのファンが詰めかけます。 今年の出走馬10頭も、それぞれにこの大舞台を目指して訓練を重ねて来ました。 主役不在と言われる中でも、人気を背負ったのはキタノタイショウ。 前のレースの時間くらいまでは単勝1.0倍、2番人気が18~17倍でしたので、圧倒的な人気で推移していました。 最終的には1・1倍でスタートする事になりました。 金曜日の雪も徐々に融け、風が馬場の表面を乾かしましたが、深いところはまだ水のある状態。 かなりハードな馬場状況となりました。 前半は、1枠のキタノタイショウが先行、中団は一団で 大外枠のシベチャタイガーがやはり後方からという展開、流石の1トン 何度も何度も息を入れながらの攻防です。 大勝負の第2障害、ホリセンショウが仕掛け始めインフィニティー・アアモンドヤマト、そしてキタノタイショウの挑戦が始まりました。 勿論すんなり天板に掛かる馬はいません。 何度も何度も勢いをつけますが 思うように脚が進みません。 キタノタイショウも膝をついては立ち、また膝をついては立ち、何度繰り返した事でしょう。 エキサイティングゾーンのファン達からも声が上がります。 そんな中、真ん中からホリセンショウの馬体が天板に上がり、連れてインフィニティーも上がります。 2頭が並ぶように駆け降り、インフィニティーが若干前に進んだ時、3番手で降りたのはフクドリでした。 フクドリは他のメンバーより2障害を短時間で越えて、直ぐにホリセンショウを捉え、インフィニティーを追います。 数えられないほどの膝つきを乗り越えてキタノタイショウが4番手で降って来ました。しかし、前を捉えるほどの力はありません。 後半は、6番人気のインフィニティーと8番人気のフクドリの一進一退の攻防です。 フクドリが鼻先を前に出したかと思えば止まり、インフィニティーが離す。 インフィニティーが止まればフクドリが並ぶ。 最後はインフィニティーが底力を見せフィニッシュ。 浅田達也騎手は、両腕を天に突き上げ喜びを表し、駆け寄った厩務員とガッチリ握手を交わしました。 何と言う4分13秒2。 初出走初騎乗、フレッシュなコンビが素晴らしいレースを見せてくれました。 2着にはフクドリが、3着にはホリセンショウが入線。 そしてキタノタイショウは、持てる力を振り絞り5着で入線。 ゴールを越えた数十センチの所で倒れこんでしまいました。 とても切なく、でも強い気力を感じる姿でした。 最後まで2障害で苦戦していたシベチャタイガー、レースを観ていた全ての人たちが声援を送ります。 懸命に手綱を引く入澤騎手、何度も止まりながら一歩一歩力を込めて進んで行き、大歓声と拍手の中でゴールを遂げました。 本当に、全ての馬が感動を与えてくれました。 これが「ばんえい」を伝えてくれた大一番でした。 心から拍手を贈ります。 表彰式に来た浅田騎手も金田勇調教師も、目が真っ赤 再びファンの声援に迎えられた表彰式でした。 浅田達也騎手 「最高です! 騎手になって良かったです! 旅行で北海道へ来てばんばに出会って憧れました。 インフィニティーは(自分を)男にしてくれた馬、恥ずかしくないように乗ろうと思いました。 (フクドリの接近には)焦ったが、頑張りました。 来年も一緒に連覇出来るように頑張ります」 ばんえい記念単体の売り上げは、39,769,100円(昨年42,014,100円)、23日(日)の総売り上げは、124,717,800円(昨年125,778,100円)でした。 翌24日(月) 今シーズンの最終日。 ファンの皆様に見守られ、レースを終了しました。 2013年度 26開催(153日間) 発売金額 11,662,642,800円 予算比99.42% 前年比111.13% 帯広競馬場総入場者数 268,693人 前年比 105.75% インターネット発売は、24.2%増で、全体の51%を占めました。 今年度は、マスコミで取り上げられることも多かったばんえい競馬。 特にアニメ「銀の匙」の映画化で全国的にも帯広の名が広がりました。 この後、4月6日(日)には、次年度に向かっての能力検査が行われます。 開催は、4月13日(日)から ナイター開催で始まります。 開催日程 ばんばは生産の問題などもあり、今後も多くの課題と取り組んで行かなければなりませんが、一人でも多くの方にばんえい競馬を知って頂き、奥の深い楽しさをお伝えして行きたいと思っています。 最終週の4日間は、まだまだお伝えしたい事がありますが、また次週の水曜日に。 3月最後の担当でしたが、また4月より 新たな気持で頑張りますので よろしくお願い致します。
2014年03月26日
水曜日 小枝です。 坂田さんもおっしゃっていたように、このところの北海道は少しづつ雪解けが始まり、車もグレーのオブラートに纏われているようです。 お昼間は暖かなんですがね、夜はまだ若干冷えます。 先週の土曜日は地方競馬の全てが休催、ばんえい競馬も金・日・月の開催でした。 日曜は4歳5歳オープン 第35回ポプラ賞が行われ 4歳馬オレノココロが勝利を修めました。 このところ、ゴール際で緩んだり詰まったりする事が多く 喋り手としては困難なレースが続いています。このポプラ賞も止まりはしませんでしたが、ゴール際のドラマがありました。 注目を浴びるであろうと思われたホクショウユウキが出走回避、ナナノチカラも同じくでワールドピサ、カネサマドカが加わり10頭。 5歳馬達に人気が集まりスタートが切られました。 中でも3連勝と調子を上げているテンカムソウが1番人気、しかし重賞総なめのホクショウユウキがいませんので、ちょっとしたことで各馬にチャンス到来です。 勝負の第2障害はコウシュハクィーンから仕掛け、テンカムソウ・ワールドピサ・オレノココロと並ぶように登り始めました。 オレノココロが天板で膝をつき、その間にテンカムソウが先頭で第2障害をクリア。 立て直したオレノココロが2番手、外からクインフェスタが3番手で駆け降りました。 残り30m逃げるテンカムソウを追ってオレノココロとクインフェスタが並んでじわじわと差を詰めて来ます。 残り7~8m一瞬外のクィンフェスタが前を捉えると、内からオレノココロも並んで来ました。 テンカムソウも脚は動いていましたが、ゴールでは両サイドに捉えられ3着。 僅かに最後のひと伸びが勝負を決し、4歳馬オレノココロに軍配があがりました。 鈴木恵介騎手「第2障害で膝をついてしまいましたが、降りて辛抱してゴール前持たせれば・・。前の2頭の脚色が鈍り始めたので何とかなると思いました。 これからオープン馬として活躍出来る一頭だと思っています」 と話していました。 (主催者 撮影) そして今年度のばんえい競馬も残すところ4日間、3月21日(金)22日(土)23日(日)24日(月)です。 23日(日)はばんえい重量1000キロで臨む大一番 第46回ばんえい記念(BG1)です。 全国各地からこの一戦を見る為に来て下さる方も多くいらっしゃいます。 昨年の様に横綱的存在が不在でシーズンを戦って来たオープン馬たち。 それぞれ多くのレースを懸命に走り、大舞台までやって来ました。 明日には正式なメンバー、また枠順も決まりますが、今日現在での出走予定馬をご紹介します。 キタノタイショウ 牡8 服部厩舎 2度目 2013 ばんえいオッズパーク杯・旭川記念・ 2014 チャンピオンカップ ホクショウダイヤ 牡11 松井厩舎 4度目 2013 ばんえいグランプリ ニュータカラコマ 牡6 村上厩舎 初出走 2013 岩見沢記念 ホッカイヒカル 牡10 坂本厩舎 3度目 フクドリ セン8 皆川厩舎 2度目 ホリセンショウ 牡9 岩本厩舎 初出走 2014 帯広記念 インフィニティー 牡8 金田厩舎 初出走 2013 北斗賞 ファーストスター 牡7 長部厩舎 初出走 シベチャタイガー 牡10 坂本厩舎 2度目 アアモンドヤワラ 牡10 小林長厩舎 3度目 以上の10頭です。 流石に1トンの重量を曳きますので、それなりの経験値も重要です。 普段のレースと異なり、第1障害もスンナリと越えられるかどうか、そして第2障害までも何度も何度も息をいれながら進まなければなりません。 馬も当然ながら、騎手も他馬との間隔や馬の様子をしっかり見極めながらのレース展開になります。 そんなレースだからこそ、最後の馬がゴールを通過するまでファンが大声援を送り拍手が沸き起こるのでしょう。 本当にご期待下さい。 さて、このばんえい記念に合わせて、帯広競馬場では多くのイベントが予定されています。 22日(土) *とかちむら × ばんえい十勝 映画「銀の匙」クイズラリー *第46回 ばんえい記念 前夜祭 18:00~ 予想会・オークション・プレゼント抽選会などが行われます 23日(日) *ばんえい記念トークショー&場立予想会 全レース 出演予定者 矢野吉彦氏・須田鷹雄氏・斎藤修氏・古林英一氏・目黒貴子氏・ 古谷剛彦氏・浅野靖典氏 上記の皆さんには、スタジオからの放送にもご出演頂きます。 *陸上自衛隊第5音楽隊 ばんえい記念 ファンファーレ演奏 *池田高等学校吹奏楽部演奏会 協賛競走ファンファーレ演奏 *ばんえい記念トートバックプレゼント 10:15~ *ばん馬とのふれあいコーナー 24日(月) *2013年度 引退馬セレモニー 13:15頃 引退予定馬 アアモンドヤワラ・アローファイター・コマクイン 他 *日刊リーディング表彰 11R表彰式後 2013年度リーディングジョッキー 上位5名の表彰 *主催者年度終了あいさつ *走路解放 17:50~18:10 最終4日間は、Day開催ですので、第1Rの発走は11:30、23日(日)のみ11:00の予定です。 お間違えの無いようご注意下さい。 では、全国の皆さ~ん お待ちしていま~す!!
2014年03月19日
水曜日 小枝です。 今日はとってもいいお天気 気持ちも清々しくなります。 明日の天気予報が雪マークなのが不思議です(^^ゞ さて 9日(日)のイレネー記念、ご覧頂けたでしょうか? これぞばんえい競馬の面白さ! と言う一戦でしたね。 明け3歳、今季デビューの馬たちの頂点決戦 第45回イレネー記念は、1.7%の馬場水分で行われました。 人気はやはりハクタイホウに集まりました。 第2障害までは4・5馬身圏内で流れに乗って48秒台の速いペース。ブラックニセイ・アアモンドセブン・ハクタイホウ・ホクショウマサルとぞくぞくと2障害の挑戦が始まり、ファンの声援も大きくなりました。 ホクショウマサルが先頭で降り、ハクタイホウが続きました。 ホクショウメジャー・ブラックニセイ・キサラキクも続く後半、 残り30m地点でホクショウマサルが先頭1馬身のリード、ハクタイホウ2番手、そしてスイスイと差を詰めてきたのが牝馬キサラキク。 残り10mを切ったところからこのレースの最高潮が。 ホクショウマサルが止まった。 ハクタイホウも止まった。 それを横目にキサラキクが交わして先頭へ。 キサラキクか! と思った瞬間キサラキクも止まったぁ。 僅かゴール手前! そこへまたホクショウマサルとハクタイホウが並んでゴールを通過。 出走馬たちと一緒にエキサイティングゾーンを走るファンも手に汗握る一戦だった事でしょう。 結果、ホクショウマサルが僅か0.3秒差で勝利を飾りました。 ばんえい競馬は、前半は馬のペースを考えながら騎手が何度か刻んで進みます。 そして勝負の第2障害、各馬の息をため 相手の仕掛けも見ながら一気に坂を登ります。 後はゴールまで懸命に脚を進めますが、思いもよらないところで止まってしまう事もしばしば。 障害を得意としている馬、好位で降りれば後半にスピードのある馬、それそれですが、このドキドキ感がばんえい競馬の面白いところでもあります。 また、隣の馬が止まると一緒に止まってしまう馬もいます。 今回のイレネー記念は先週も書きましたが、牡馬たちは重量がかなりUPしていましたが、キサラキクは20キロ差を経験していましたので、そのあたりもレース内容に繋がっていたのかもしれません。 とにかく面白いいいレースでした。 レース映像 レース結果 (主催者 撮影) 手綱を取った阿部武臣騎手のお話し 「いつも追いつかないのですが今日は先行出来た。障害はいいので逃げ切れればと思いました。 最後ちょっと焦りましたがチャンスをものに出来ました」 次週のメインは16日(日) 第35回ポプラ賞(BG3) 4歳・5歳の重賞です。<出走予定馬> ホクショウダイヤ 5牡 ニシキエーカン 5牡 アサヒリュウセイ 5牡 オレノココロ 4牡 コウシュハウンカイ 4牡 ソウクンボーイ 4牡 テンカムソウ 4牡 ナナノチカラ 4牝 カネサマドカ 5牝 コウシュハクィーン 4牝 以上10頭です。 ホクショウユウキは、柏林賞・はまなす賞・銀河賞・天馬賞とこれまで4つの重賞を獲り、メンバー中では力量上位。 ナナノチカラは1月13日以来出走がありませんが、是非果敢な姿を見せて欲しいと思います。 このレースの昨年の覇者はニュータカラコマ。 今やオープンの一線級になっています。 なお、今週は変則開催で 3月14日(金) 開催 3月15日(土) 休催 3月16日(日) 開催 3月17日(月) 開催 ですので、お間違えのないようにご来場下さい。 話は変わりますが、帯広の農業高校が舞台となったアニメ「銀の匙Silver Spoon」の実写化映画が3月7日より公開になりました。 ばんえい競馬も織り込まれたストーリーで、帯広競馬場でも関連イベントも行われました。 映画に出演した現役馬と写真を撮ったりと、ファンに好評でしたよ。 スタンド内にも特設コーナーが設けられています。 このところ、主演の中島健人くんが多くのTV番組に出演しPRしています。 是非ご覧になって下さい。 今季ばんえい競馬も あと2週7日間です。 23日はいよいよばんえい記念。 また、来週ばんえい記念情報をお伝えします。
2014年03月12日
水曜日 小枝です。 1月末までほとんど積雪の無かった帯広も、量を挽回するかのようにチョイチョイ雪が積もります。 この週末ですっかりきれいになった道路もまた白くなりました。 今朝家を出る時(8時頃)の様子。やんではいましたが、駐車場の車はこ~んな感じ でも、そこから気温が上がり道路はべちゃべちゃ状態です 3月3日(月) ばんえい競馬の売り上げが1億を超えました! 嬉しいです! 101,522,400円です。 今季は売り上げが好調で、関係者の頑張って来た成果や、皆様のご支援に感謝しているところでしたが、1億の壁はかなり厳しいものがありました。しかし ここに来て3日に1億を超えた売上額を見て 本当に嬉しく思いました。 少しずつでも全国の皆様にばんえい競馬が浸透し、認知されて来たのでしょう。 ご承知の通り、ばんえい競馬は独特のレースであり、まだまだご覧になった方も少ない競技ですが、北海道の歴史と共に人々の生活を支えて来たばんばが、日々の生活を労うように行われた祭典ばんばから発し、文化としても継承されている大切な競技です。 世界唯一の為、どこかに移籍出来る事もありませんので、これからも帯広競馬場で続けていかなければなりません。 思えば 廃止論が浮上し、木枯らしの吹く12月 中心街で署名活動をしたあの日。 帯広市単独開催が決まり、経費節減などを繰り返し、開催期間や発走時刻など 多くの試行錯誤をしながら来た近年。 まだまだ見直さなければいけない事や我々がやれることも多いですが、ひとつご褒美を頂いたような気持ちです。 続ける事の大変さは、過日のオリンピックの選手たちの姿にも見せていただきましたが、今季ラスト3週も、気持ちを引き締めて業務に臨もうと思っています。 時間軸が逆になりましたが、2日(日)は4歳以上重賞優勝馬による 第35回チャンピオンカップが行われました。 回避馬が多く6頭立てになりましたが、800キロ~820キロの重量戦、それぞれが獲った肩掛けを心に掛けて出走しました。 第2障害まではほぼ一団、1.3%という馬場水分もあり前半60秒台で進み勝負所へ。 各馬挑戦が始まり登り始める中、トレジャーハンターがひと腰でクリア、インフィニティーが続き キタノタイショウが降ります。 キタノタイショウは、この位置で降りれば勝利を確信、一気に先頭へ。 一番人気のニュータカラコマは2障害で苦戦、最後方で降りました。 リードを取ったキタノタイショウが余裕の優勝。 トレジャーハンターはゴール際どいところで詰まりましたが、入線が確定。 追い込んだホクショウダイヤが3着でした。 キタノタイショウは、今季前半の重賞を2連勝し、夏から秋にかけて少し調子を落としましたが、冬場徐々に復活の兆しを見せていました。 主戦ジョッキーの大河原和雄騎手が怪我で戦線離脱、同厩舎の鈴木恵介騎手が前走でしっかり見極めたのでしょう。 このレースでは、キタノタイショウの力を見事に引き出した勝利でした。 回避組の中で気になるのがギンガリュウセイですが、ここ一番念密に仕上げると言われる久田守厩舎ですから、大一番に賭けているのではないかと・・・。 (主催者 撮影) そして次週は3歳チャンピオン決定戦。歴史あるレースの 第45回イレネー記念(BG1)です。 このイレネー記念は、過去全てが帯広競馬場で行われています。 帯広競馬場正門には銅像も建立されているイレネー。 今年はどんな展開になるでしょう。<出走予定馬> キサラキク 牝 22戦6勝 黒ユリ賞 ハクタイホウ 牡 19戦10勝 ブラックニセイ 牡 21戦4勝 ヤングチャンピオンシップ ホクショウメジャー 牡 24戦6勝 ナナカマド賞 ホクショウマサル 牡 23戦5勝 オオゾラシンスケ 牡 22戦6勝 ゴールデンフジ 牡 20戦5勝 コウシュハドン 牡 19戦6勝 アアモンドセブン 牝 20戦4勝 ソウテンブルー 牡 23戦4勝 以上10頭です。 ばんえい重量は670キロ、牝馬は-20キロ。 全馬初めての重量をどう克服するのでしょう。 キサラキクは黒ユリ賞で640キロを経験、今回は牡馬相手にどう戦うか。 牡馬たちは、この未知の重量との戦い。 ハクタイホウはデビュー以来、10勝・2着4回・3着4回・4着1回という成績。 掲示板を外した事はありません。何としても重賞ウィナーの称号が欲しいところでしょう。 しかも久田守厩舎ですから力が入ります。 このイレネー記念、名前が全国区になったテンマデトドケ、そして今年のばんえい記念に出走して来るであろうキタノタイショウやニュータカラコマも制しています。 大詰めの開催日程、今帯広競馬場のスタンド内には過去のばんえい競馬のポスターが展示されています。 ご来場の際は是非ご覧下さい。 ではまた 来週
2014年03月05日
水曜日 小枝です。 今日も3月中旬の気候 ポカポカと暖かい午後を過ごしています。 でも身体はちょっと微妙なんです 今日は透析中血圧が下がってしまいだる~いまま1時30分からの打ち合わせ。何とか頑張りました。 この後、新人さんたちのレッスンがあるのですが、踏ん張ります! ですからあと数行で一旦書き込みをお休みして、レッスンが終わったら続きを書きます。 23日(日)はコパさん’s dayでしたね。 先ずは、ばんえい競馬第4R 前走見事な復帰戦を制したバンチャンガンバレが出走。 やはり1番人気になりました。 今回は第2障害まで各馬横一線のイーブン。 2障害を2番手で越えたバンチャンは、得意の後半勢い良く駆け出し一気に先頭。 余裕の勝利でしたね。 (バンチャンガンバレ) そしてその後ですよ、フェブラリーステークスでコパノリッキーの優勝! 凄かったですね。出走権を得た事も運ですが、チャンスを確りものにした力は凄い! しかも「リッキー」 と言えば ばんえいキャラクターではありませんか。 さらにさらに、鞍上の田辺裕信騎手は 昨年のJRAジョッキーDAYでの優勝ジョッキーです。 何と言う事でしょう。 私までウキウキさせて頂きました だから競馬って面白い。 そんな日曜日を過ごしました。 あ、体調が戻って来ました。 2月ももう僅か。 3月は毎週重賞レースが予定されています。 今季の集大成です。 先ずは3月2日 チャンピオンカップ(BG2) 今季の重賞ウィナー達による一戦です。<出走予定馬> キタノタイショウ 8雄 ばんえい十勝オッズパーク杯・旭川記念 ギンガリュウセイ 10セン 北見記念 ニュータカラコマ 6雄 岩見沢記念 ホクショウダイヤ 11雄 ばんえいグランプリ ホクショウユウキ 5雄 柏林賞・はまなす賞・銀河賞・天馬賞 ホリセンショウ 9雄 帯広記念 トレジャーハンター 7雄 ドリームエイジカップ インフィニティー 8雄 北斗賞 ダイリンビューティ 7雌 ヒロインズカップ オレノココロ 4雄 ばんえいダービー 以上10頭です。 23日(日)のばんえい記念へ向けての大事なレースでもあり、各陣営も力が入ります。 ホクショウダイヤは一昨年の勝馬。 4歳を代表するオレノココロも楽しみですが、800キロを超える重量戦、帯広記念を制したホリセンショウもまた狙って来るでしょう。 是非お見逃しのないように 3月の重賞予定 2日(日) チャンピオンカップ (BG2) 9日(日) イレネー記念 (BG1) 明け3歳10日(日) ポプラ賞 (BG3) 4歳5歳23日(日) ばんえい記念 (BG1) 4歳以上 今季のばんえい競馬も あと2開催。 どうぞお楽しみ下さい。 <オマケ> ソチオリンピックが終わり、寝不足気味の方も通常生活に戻りますね。 私も全てではありませんが、けっこう夜中テレビにかじりついていました。 でも、オリンピックを観ながら ついつい呑んじゃう自分にハタと気が付いてしまいました。 そんな方多いのではないでしょうか、ねっ竹之上さん でも素晴らしいアスリートたちの頑張りを沢山見させて頂きました。 故障があっても口に出さず、見事な成果を残した選手、 心無い言葉にも屈せず自分をコントロールした精神力を見せた選手。 改めて感動しました。 選手たちだけではなく、板が折れてしまったままレースを続ける選手に駆け寄って、予備の板を付け替えた他の国のコーチの姿にも感動しました。 言葉では言い表す事の出来ない熱いものを感じさせてくれたオリンピック。 ありがとうございました。
2014年02月26日
水曜日 小枝です。 全国各地、大雪や吹雪で大変ですね。 北海道もこの週末は大荒れでした。 今年は雪が無いと言っていた帯広も、やはりここに来て今季一番の積雪となり、強風で路肩から脱輪する車もあったほどです。 今日になってようやくほとんどの幹線道路はきれいに除雪されましたが、脇道はデコボコ状態、風もまだ結構強く吹いています。 16日(日)は、一日中雪が降り続き 帯広競馬場の馬場水分も5.0%、流れの速いレースが続きました。 そんな中行われた 第39回黒ユリ賞(BG2) 明け3歳牝馬の重賞レースはフルゲート10頭で争われました。 第1障害は横一線で越えた各馬。 1・2障害中間でも2~3馬身圏内と固まって進み、第2障害へ。 最初に仕掛けたのはアアモンドセブン。 他も一斉に登り始め、アアモンドセブンの後に人気のキサラキクがクリアして来ました。 ともに天板で体勢を崩しかけましたが素早く立て直し、後半勝負。 キサラキクがジワリジワリと前を捉え、最後はリードを広げた形で先着しました。 それぞれが初めての重量と言う事もあり、騎手の駆け引きも勝因に繋がったのかもしれません。 勝利インタビューでの藤野俊一騎手 「障害さえクリア出来れば何とかなる、ちょっと危ない所もありましたが、良いレースが出来ました」と話していました。 (主催者 撮影) 17日(月)の第2レースには、コパ先生(小林祥晃氏)の所有馬バンチャンバンバレが出走。 昨年8月のレースから休養していて久しぶりのレースになりました。休養中セン馬になったバンチャンガンバレ、前半は最後方からのレースになり、先頭の馬が第2障害を越えた時にもまだ第2障害手前。 ちょっと息を入れ駆け上った第2障害を下ると、物凄いスピードに乗って各馬をごぼう抜き。 あっと言う間に先頭に立ちゴール! 手綱を取った鈴木恵介騎手も「復活した」と感じたそうです。 ばんえい競馬の応援のため、今季初めてばんばを所有されたコパ先生も 久し振りのバンチャンの勇士、映像でご覧になったようです。 それから、ご存じの方もいらっしゃると思いますが、先日通算3000勝を達成した大河原和雄騎手が、調教中にアキレス腱を断裂されてしまいました。 全治2か月という事で、今シーズンは騎乗が難しい状況です。 3000勝の表彰も予定されていたのですが、残念ながらこちらも出来なくなってしまいました。 しっかり治されてリハビリし、来シーズンの復帰をお待ちしています。 (3000勝の時の大河原騎手) 次週は重賞はありませんが、24日(月)のメインレースはオープンのウィーナーズカップが予定されています。 <出走予定馬> オイドン 6牡 ホッカイヒカル 10牡 フジダイビクトリー 6牡 ニシキエーカン 5牡 ファーストスター 7牡 シベチャタイガー 10牡 ホクショウバトル 7牡 アオノレクサス 8牡 アサヒリュウセイ 5牡 アアモンドマツカゼ 6牝 以上10頭です。 また、23日(日)琴似駅前場外では、いつもスカイプで札幌から予想解説をして頂いている古林英一氏(北海学園大学教授)の場立ち予想や、お楽しみ抽選会が行われます。 是非ご来場下さい。
2014年02月19日
水曜日 小枝です。 2度目の深夜UPです。 明日、あっ今日は札幌へ出張のためこの時間での書き込みです。 皆さんのブログにもあったように、先週6日はNARグランプリ2013が行われました。 私も久しぶりに出掛けて行き、皆さんとお会いする事が出来ました。 帯広空港で太田アナと待ち合わせ搭乗口へと進むと、松井浩文調教師がいらっしゃいました。 伺うと何とホテルも一緒。 お昼前に東京に到着。 一旦ホテルに荷物を置き、目指すは原宿。 太田アナたっての希望で「パンケーキ」を食しにいざ! 原宿なんて何十年振りだろうと思いながら山手線で。 神宮通りを歩きながら「次左に曲がって直ぐです」 との太田アナの言葉に 「あれ?神宮通りから右手じゃなかったっけ?」と思いながらも通りから直ぐの行列に並びました。 先に渡されたメニューを見ながら二人で思案。 この時はパンケーキをそれぞれ1つずつ、オムレツはシェアしようと考えていました。 並ぶこと1時間。見えて来た風景に「あれっ?テレビで観たのとちょっと違う・・・」と思いました。 そうです。太田アナが一目散に目指していたのは「エッグシングス」。 私が想像していたのは「カフェカイラ」。 そもそも店が違いました。 いやいや私はいいんです、どっちでも。ホント。 どちらも人気のパンケーキ店。 そしていよいよ店内へ。 北海道だったらとても1時間は並べません。 お隣のお客様の商品を見てびっくり 注文はパンケーキのみ。 とてもオムレツのシェアなんて無理なボリュームです。 フルーツ大好きの私はベリーとバナナで、太田アナは大好物のチョコをふんだんに。 こちら 真ん中の塔はかる~いホイップクリーム。1時間も並んだんだ、絶対食べてやる!と頑張りました。 お腹いっぱいの私たちは、原宿通りを歩き駅方面へ。 カロリー消費のためグランプリまでの時間どおしようと、とりあえず渋谷駅まで歩こうか・・・と思ったのは100mくらい。 右手に見えた明治神宮へ。 思わぬところで、日本の歴史に触れることとなりました。 そんなこんなで夕方5時には、目黒到着。 グランプリについては古谷さんも 触れられていたので割愛します。 多くの地方競馬関係者が集まる中、最初にお会いしたのが最優秀ターフ馬に選出されたプレイアンドリアルの田部和則調教師。 お声を掛けて下さいました。 そしてふと視界の中心に現れたのが、園田の吉田勝彦アナのお姿。 まぁ何て事でしょう(ビフォーアフター風) 開催中でもあったので、いらっしゃるとは思いもせず(スミマセン)、10数年前高知でお会いして以来の再会です。 その後、パーティーではラブミーチャンのコパ先生にもご挨拶。 そしてこちらも久しぶりに会った(と言っても3年振り位ですが)宮崎光行騎手。 昨年はハッピースプリントとのコンビで大活躍。 堂々の年度代表馬です。 このブログを担当していらっしゃる皆さんにもお会い出来ました。 パーティー後は、勿論神様とご一緒に2次会へ。 楽しくまた 為になるお時間をありがとうございました。 ちなみに2日後バレンタインデーは吉田アナの77回目のお誕生日ですね。 おめでとうございます。 さてさて東京での話から始まりましたが、次週のばんえいのお話しもしましょう。 2月唯一の重賞競走 第39回黒ゆり賞(BG2) 明け3歳牝馬が行われます。 今年の牝馬はなかなか抜けた存在が出ず予想も難しいかと・・・。<出走予定馬> キサラキク 5勝 アサヒメイゲツ 4勝 アアモンドセブン 4勝 キタノカツヒメ 5勝 ミドリサト 3勝 メモリアルサマー 2勝 ツルマキイチバン 4勝 センゴクイチ 3勝 フェアリードール 4勝 マルタウンカイ 3勝 以上の10頭です。 重賞初挑戦が多くいる中、メモリアルサマーは2勝ながら ヤングチャンピオンシップでは、10頭中唯一の牝馬で重賞を体験。 6着の成績でしたが、経験はプラスになるでしょう。 是非、ご期待下さい。 そうそう、余談ですが今週、大川さんが北関東時代のお話しをされていましたね。 とちぎ大賞典と言えば、私の馬券コレクション(なんて言うほどコレクターではありません)の中に、こちらがあります 以上、本日はここまで。 また来週
2014年02月12日
水曜日 小枝です。 皆さん豆まきはされましたか? 立春も過ぎましたが、今日の帯広は-14℃、陸別町は-22.6℃いくつかの町村では今季最低気温と言う寒さです まだ雪が少ないのが何よりですが、まだまだ北海道は冬真っ只中です。 今週のばんえい競馬は、ベテラン大河原和雄騎手が、通算成績3000勝にリーチがかかっており、騎乗レース毎に注目をしていました。 2日(日)メインレース柏林馬事公苑特別 オープンのレースでは、キタノタイショウで1番人気。 解説を担当した古林英一北海学園大学教授との話でも、「ここで3000勝決めて来るかもしれませんねぇ」と盛り上がったのですが、この日のキタノタイショウは前半も前に行けず、2障害も苦戦。 残念ながら大河原騎手の3000勝を共にすることは出来ませんでした。 そして3日(月)第8レース とかち雪だより賞(B3-4)9頭立て。 一番人気に支持されたイッキフジの手綱を取った大河原騎手。 好スタートから先頭で第1障害を越えました。出たり入ったりの先行集団、2障害に着いたのは5番手でしたが、3番手で山を降り 軽快な足取りで前2頭との差を徐々につめ、残り30mで先頭に立つとあとは緩むことなく先着。 大河原騎手の3000勝達成の瞬間です。 ばんえい競馬での3000勝は、金山明彦騎手(現調教師)、藤本匠騎手についでの3人目。 大河原騎手は重賞も46勝、常にリーディングも5本の指に入る成績で、サカノタイソンとのばんえい記念優勝や、かつてはコーネルトップやコブラテンリュウともコンビを組んでいました。 現在は明け3歳のイレネー記念も6勝を挙げ、若馬のリードも抜群です。 この日のレース後、ちょうど帰ろうと駐車場方向へ歩いていた時にお会いし、祝福の言葉をかける事が出来ました。 イッキフジの馬主さんもいらっしゃっていたようで、きっと楽しい祝勝会を過ごしたのではないでしょうか。 改めて、競馬場でも表彰式が予定されています。 普段はとても気さくでお話しもいっぱいされるのですが、インタビューになるとちょっとシャイな面が出てしまう大河原騎手。 3000勝のレースの写真です (主催者 撮影) この週は、おびひろ氷まつりも開催されていました。 今年は帯広の農業高校を舞台としたアニメ「銀の匙」との連携で開催され、大雪像も「銀の匙」をテーマに作られました。 初日(31日)2日目(1日)と、会場では花火大会も開催されました。 冬の花火は澄んだ空気の夜空に広がるので、とても綺麗です。 特に2日目は気温が低く凍てつく日でしたが、一段と綺麗な花火を多くの方々が堪能されました。 今週から来週と、北海道では多くの冬まつりが開催されています。 札幌では今日から雪まつりが始まり 大通り公園は沢山の人で賑わっているようです。 寒いのは大変ですが、そんな中だからこそ感動出来る風景が北海道には沢山あります。 ばんえい競馬とともに是非お楽しみ下さい。 では、今年の氷まつり写真集です 市民雪像です。 人気のすべり台。 この壁面がこちら これも子供たちに大人気、でも漕ぐスタッフは大変・・・ 夜はライトアップされて綺麗です。 こちらは、開会式でのパフォーマンス。 帯広柏葉高等学校の書道部です。 そして花火 明日6日(木)はNARグランプリ2013です。 私も久しぶりに出席させて頂く予定です。
2014年02月05日
水曜日 小枝です。 いよいよ1月もあと3日。積雪が無かった帯広も26日(日)は久し振りの雪景色となりました。 その26日、主役不在と言われていた第24回ヒロインズカップ(BG2)が行われました。 私が注目していたナナノチカラは残念ながら出走回避しての9頭立て。 久々の雪で馬場水分は4.2%でした。 スムーズにゲートに揃った9頭が飛び出します。 ニシキウンカイが後方から、あとは並ぶように第1障害を越えて行き、コマクイン、ダイリンビューティ、アアモンドマツカゼ、ニシキエースなどが、出たり入ったりの先行グループ。 前半53秒台で第2障害へ。 最初に仕掛けたコマクイン、続いてアアモンドマツカゼが登ると ちょっと膝をつき苦戦、この間にダイリンビューティが登り コマクインとともに2障害を下りました。外ニシキウンカイが3番手、その後 立て直したアアモンドマツカゼ。 しかし後半は、スピードに乗ったダイリンビューティがリードを広げ、力ゆるんだコマクインに10mほど差をつけて圧勝。 コマクイン2着、通過タイムは1分45秒4、やはり速目の時計でした。 3歳時、ばんえいオークスを制したダイリンビューティも その後は苦戦が続き、重賞ゴールを決める事が出来ませんでしたが、現在7歳 このヒロインズカップは3回目の挑戦、見事な勝利でした。 手綱をとった藤本匠騎手は、レース後のインタビューで 「今日はハンデに恵まれました。12月からここ一本に絞ると、調教師の先生とも話していました。 なかなか調子が上がらず心配していたんですが、スタッフのみんなが仕上げてくれて有難かった。 勝因は馬の出来。 ちょっと流れが速いんじゃないかと思ったんですが、いい位置で競馬が出来た、最高のレースになりました。 今、抜けた馬がいないので、これからも大事に使って また いいレースを取れるように頑張って行きたい」 と話されていました。 今期は3500勝も達成し、更に記録を更新している藤野騎手。 まだまだ騎手としてレースに臨んで行きたいと以前のインタビューでも語っていました。 (主催者 撮影) さて、上記のヒロインズカップの話の中で通過タイムと記しました。 ここでちょっと<ビギナーズタイム> 通常の平地競馬では到達順位と表すゴールですが、ばんえいの場合は通過順位といいます。 鼻先でゴールが決まる平地とは違い、ばんえいはソリの後端がゴールラインを通過しなければゴールしたことになりません。 因みにスタートも、ゲートが開いて旗が振りおろされる平地とは違い、ゲートのうしろで出走馬のソリの後端が一直線上に揃えられたところからになります。 馬の体長によっては、ゲートの扉まで間隔の空く馬もいる事になります。 今回のヒロインズカップの9頭は全て1000キロ以上。 最高はニシキエースの1118キロ、優勝したダイリンビューティはメンバー中 最低馬体重の1008キロでした。 ばんえいの2歳馬は平均700~800キロくらいでデビューします。中には600キロ台もいますが、年々成長し、古馬になると900キロ~1000キロを超えてきます。 最も大きくなると1200キロ台になる馬もいます。 そんな大きなばんばが この季節白い息を吐きながら走る姿を楽しんで下さい。 この週末は帯広三大まつりの一つ、おびひろ氷まつりが市内緑ヶ丘周辺で開催されます。1月31日~2月2日までの3日間、大氷雪像がお目見えします。 帯広競馬場も連携イベントがかいされていますので、どうぞお楽しみ下さい。
2014年01月29日
水曜日 小枝です。 早いもので、新年になってもう4度目のブログです。 相変わらず帯広は積雪がありません。 雪が無いと体感気温が更に低くなると私は感じています。 そんな寒さの中でもばんば達は懸命にソリを曳きゴールを目指しています。 坂田さんのブログにもありましたが、この季節のばんば達の吐く白い息、心臓の鼓動とリズムを合わせて力強く歩く姿は見ごたえがあります。 この季節だから一度は見て頂きたい 朝の調教風景。 感動して頂けると確信しています。 昨日21日の地元紙の一面に、4月から払い戻し率を変更する方向である記事が掲載されました。 2012年に成立した改正競馬法に盛り込まれた払戻し率の変更により、主催者毎に柔軟に運用できることになったのは 皆さんもご存じの事と思います。 メリット・デメリットを重視し、多くの時間をかけて話し合われたものと思います。 ばんえい競馬では、現在一定で約75%の払戻し率を、投票方式ごとに70%~80%の間で運用する方向との事。 単勝式・複勝式は、ビギナーや観光客が気軽に楽しんで買える事もあり、率を引き上げ、的中率の低い3連単では率を引き下げる検討が行われているそうです。 変更が行われた直後は、ファンの中でも混乱が起こらないように、私たち開催に従事する者もケアに努めて行きたいと思います。 今期はこれまでの売り上げも好調ですが、それを維持 また更に右肩上がりを目指して関係者の努力が行われています。 特に現在は、アニメ「銀の匙」のブームもあり、若い年齢層の方々にも「ばんえい競馬」を知って頂く機会が増えています。 どうかこれからも ご支援をよろしくお願い致します。 今週は、お正月開催以来の重賞競走が行われます。 26日(日) 第24回ヒロインズカップ(4歳上牝馬限定) BG2です。 フクイズミが引退してからでしょうか、牝馬のオープンを考えるとき、サッと出てくる馬名が少なく思います。 2歳3歳時には活躍が目立っていた馬も、古馬になって少々足踏み状態になっている事もあります。 雄馬も、いつも書いているように抜きん出て強いと感じる馬が不在です。表現が良くないですね。 それぞれの力が拮抗しているのです。 でも、そんな拮抗したオープンの中で揉まれた牝馬たちの一戦ですので、展開を考えるのも楽しみです。 特に、4歳馬ナナノチカラには注目しています。 <出走予定馬> アアモンドマツカゼ 6歳 タケノビジン 7歳 ポプラ賞 ナナノチカラ 4歳 黒ユリ賞・ばんえいオークス アグリコトブキ 6歳 ばんえいオークス コマクイン 8歳 ユーファンタジー 9歳 ダイリンビューティ 7歳 バレンタインカップ・ばんえいオークス ニシキウンカイ 5歳 ばんえい菊花賞 ニシキエース 9歳 黒ユリ賞・ばんえいプリンセス・ばんえいオークス タカラハヤヒメ 5歳 ばんえいオークス・クインカップ 以上の10頭です。 ばんえい記念バスツアーの実施が発表されました。 札幌発着の日帰り弾丸ツアーと1泊2日の充実コースです。 日帰りコース 3月23日(日)10:00 札幌駅北口発、21:00札幌駅北口着予定 *格安お一人様5,000円(交通費・保険料込) 競馬新聞・ばんえいお土産付き 1泊2日充実コース 3月22日(土)12:00 札幌駅北口発 バス車内~古林英一北海学園大学教授のばんえい記念解説 競馬場バックヤードツアー ばんえい記念前夜祭参加 競馬新聞・ばんえいお土産付き 宿泊 十勝ガーデンズホテル ツイン 11,500円/1人 シングル 12,500円 日航ノースランド帯広 ツイン 12,500円/1人 シングル 13,500円 上記金額(交通費・宿泊費・保険料込) 3月23日(日)ばんえい記念を楽しみ~21:00札幌駅北口着予定 詳しいお問い合わせは上記へ。 尚、第21開催 メインレースを最終レースで行って参りましたが、今週の第22開催からまた10レースがメインレースになります。 お間違い無いようお楽しみ下さい。
2014年01月22日
水曜日 小枝です。 本格的に寒くなりました。 今朝の帯広は最低気温-15.6度。 同じ十勝の陸別町は-25.0度。 私が今朝家を出る15分前(午前8時頃)にエンジンかけたのに、出て行ったら車のフロントガラスはこ~んな感じ え~、溶けてない・・・。今年初だ・・・・・。 車に乗って温度計を見たら-14度でした。 まぁ、子供の頃に比べると ずっと暖かくなりましたから 文句は言えませんけど、40年前は、この季節毎日の様に-20度だったなぁ~と 改めて思い返した朝の出来事です。 それに、北海道は北の地域の皆さんは大雪で大変です。 日本海側は勿論、岩見沢は昨年に続いて今年も強烈な雪で、私たち十勝に住んでいる者が愚痴を言っては、叱られます。 現在帯広は、ほとんど積雪が無く 恒例のおびひろ氷まつりは規模を縮小しなければならないかも知れません。 やはり、北海道は北海道らしい気温と降雪が必要です。 さて、本題。 今年もNARグランプリの表彰馬・表彰者が発表されましたね。 北海道に係わる馬たちの名がとても嬉しいです。 年度代表馬・2歳最優秀牡馬になった、ホッカイドウ競馬 田中淳司厩舎ハッピースプリント。 2歳での栄冠おめでとうございます。 管理調教師の田中淳司調教師も、殊勲調教師賞に輝きました。 最優秀ターフ馬には、こちらもホッカイドウ競馬の田部和則厩舎にいた プレイアンドリアル。 心から大きな拍手を贈ります。 そして、ばんえい最優秀馬には引退したカネサブラック(松井浩文厩舎)が選ばれました。 昨年のばんえい記念を勝ち、重賞勝利数記録を達成し、文字通り有終の美で引退しました。 表彰式は、2月6日(木) 楽しみです。 2013年3月24日 ばんえい記念でのカネサブラック ばんえい記念と言えば、今年は3月23日(日)ですが、帯広競馬場プレミアムラウンジの予約が始まりました。 特典 1 専門誌 1部 2 ばんえい記念オリジナルポスター 1部 3 お土産 4 とかちむら商品券(500円分) 料金 お一人様 3,000円(税込) ご予約 ばんえい十勝 広報担当 電話 0155-34-0825(代) 受付時間 9:30~18:15 (薄暮開催日10:30~19:15) グループの方などは、お早めにご予約下さい。 以前から書いている通り、昨年度までのカネサブラックやナリタボブサップが引退し、今年度のオープン馬の重賞は、いつも予想するのが大変なくらい、拮抗しています。 今年度これまでの重賞(オープン)勝ち馬 ばんえい十勝オッズパーク杯 キタノタイショウ 旭川記念 キタノタイショウ 北斗賞 インフィニティー ばんえいグランプリ ホクショウダイヤ 岩見沢記念 ニュータカラコマ 北見記念 ギンガリュウセイ ドリームエイジカップ トレジャーハンター 帯広記念 ホリセンショウ この後は、3月2日のチャンピオンカップ、そして ばんえい記念へと進みます。 いつも言うように、どの馬にもチャンスありの状況。 大好きな馬を追いかけましょう。
2014年01月15日
水曜日 小枝です。 2014年のばんえい競馬お正月開催が6日で終了。 メディアにも取り上げられているように、昨年度より多くの入場者(本場)6日間で13、147名。 そして売り上げも6日間で639,054,800円と、前年・予算ともに超える成績となり、改めて皆様に感謝申し上げます。 さて、1日(水)にも初日の様子をお伝えしましたが、その後の様子を振り返ってみたいと思います。 自らがばんえい史上最多勝記録を塗り替えている藤本匠騎手は、3500勝にリーチをかけて年を越しました。 午年の新年1日、第6Rヒマワリギャルコ号で前人未到の3500勝を達成致しました。ゴールでは大接戦で、1番人気のサクラボタンを0.1秒抑えての勝利でした。 藤本匠騎手は1983年4月デビュー。2010年には、日本プロスポーツ大賞功労賞、NARグランプリ特別賞を受賞。 藤本騎手が師と仰ぐ金山明彦現調教師の持っていた3299勝の記録を塗り替え、更新を続けています。 (主催者 撮影) 2日(木)は、第36回帯広記念(BG1) ばんえい記念に次ぐ高重量戦に多くのファンが沸きました。 単勝9番人気のホリセンショウがしてやったりの大金星です。 しかも、鈴木恵介騎手が体調不良のため、島津新騎手に乗り替わって初コンビの勝利。重賞初制覇が帯広記念ですからねぇ。 2.2%の馬場水分で争われた帯広記念は、890キロ~910キロの重量ですが、前半はかなりのハイペースで、前は出たり入ったりの状況。 勝負の第2障害でいち早く越えてきたのがホリセンショウでした。 その後、ニュータカラコマ・キタノタイショウが追い上げましたが、果敢に攻めたホリセンショウが2分34秒2でゴール。 1番人気のギンガリュウセイは6着でした。 (主催者 撮影) 島津騎手は、「道中も後を見る余裕があった、焦らず前進させました。」と落ち着いた口調で話していました。 帯広記念自体の売り上げは、53,540,500円(対前年比106.6%)でした。 そして3日(金)は、ばんえい独特の重賞戦線、4歳(明け5歳)の3冠目、第7回天馬賞(BG1)が行われ、1番人気ホクショウユウキが3冠を達成。 今季は3・4歳混合のはまなす賞を合わせて、4つの重賞を勝ち取り、世代のトップに君臨。 ばんえい史上初の快挙としています。 そして、何より管理厩舎の岡田定一調教師がこの勝利で通算1500勝の達成となりました。 (主催者 撮影) 松田道明騎手はインタビューでの開口一番「岡田調教師の1500勝がかかっていたので、何としても逃すわけにはいかなかった。 今後は古馬相手になりますが期待出来ます」と話していました。 そして、5日(日) 岡田調教師、藤本騎手の記録達成表彰式が行われ、ファンからも多くのお祝いの花束が贈られました。 次週は1月11日(土)から第21開催です。 この開催は第1Rの発走が13:05、最終Rの発走が18:40になり、最終11Rがメイン競走になりますのでご注意下さい。 注目レースは、13日(月)祝日 第37回ばんえいプリンセス賞(4歳牝馬)の特別競走です。 <出走予定馬> ナナノチカラ コウシュハクィーン セイコークイン クインフェスタア アグリナデシコ コハルビヨリ キューチャン センショウパワー フジノルビー エーマン 以上の10頭です。 今年のお正月開催は本当に賑わった帯広競馬場。 これからも 皆様のご来場をお待ち致しております。
2014年01月08日
水曜日 小枝です。 皆様、新年明けましておめでとうございます。 今年もばんえい競馬共々よろしくお願い致します。 今年はトップバッターですが、ばんえい競馬は既にスタートしています。 仕事しながら、書いて行きます。(最終レースまでに書き上がるでしょうか・・・) 小雪の舞う中で迎えたオープニング。 例年よりはるかに多くのファンが開門を待っていて下さいました。 恒例の鏡開きで始まりました。 紅白饅頭は15分で配布終了。この樽もカラになりました。 子供たちや車の方には甘酒が振る舞われました。 ジョッキー達も加わって皆さんをお出迎え。 こちらも恒例となった、帯広市郷土芸能「平原太鼓」 開門に合わせて、勇壮な演奏を披露して下さいました。 第1Rの発走前には、関係者がスタンドに整列し、帯広市長からのあいさつがあって、今年最初のファンファーレが響きました。 今、スタンド内ではお雑煮が振る舞われています。 厩舎の奥様達が中心となって若い衆が目の前でお餅つき。 お母さんの愛情こもっただしのお雑煮を待つファンの列。 子供たちも美味しそうに食べていました。 お正月開催は、今日から連続6日間、どうぞお楽しみ下さい。 明日は 第36回 帯広記念(BG1)です。 ばんえい記念に次ぐ重量戦、オープン馬たちの熱戦です。 <出走予定馬>1番 ニュータカラコマ 6歳2番 ホクショウダイヤ 11歳3番 トレジャーハンター 7歳4番 インフィニティー 8歳5番 シベチャタイガー 10歳6番 ホリセンショウ 9歳7番 キタノタイショウ 8歳8番 クロフネオーザン 10歳9番 ホッカイヒカル 10歳10番 ギンガリュウセイ 10歳 以上10頭です。 今年はどの馬にもチャンスあり。 どうぞご期待下さい。 そして明後日のメインは5歳オープン 第7回天馬賞(BG1)です。<出走予定馬>1番 タカラハヤヒメ 牝 2番 テンカムソウ3番 アサヒリュウセイ4番 エビスダイチ5番 ニシキエーカン6番 ワールドピサ7番 ヤマノウンカイ8番 ニシキウンカイ 牝9番 ホクショウユウキ 以上の9頭です。 2日連続の重賞競走をお楽しみ下さい。 さて、時間軸が逆ですが、昨年末に行われた 第15回ヤングチャンピオンシップ 2歳馬の重賞は、ブラックニセイ(十勝陸別町産駒)の勝利でした。 このところ、十勝産駒勢が勝利しているこのレース、今回も第2障害から8枠に揃った十勝産駒の2頭が先頭2番手を行き、最後までこの2頭の争いとなりました。 ゴールでは身体半分ほど前でブラックニセイが先にゴールラインを通過、ホクショウマサル(十勝豊頃産駒)が2着、カンシャノココロが3着、1番人気のハクタイホウは4着でした。 勝ち時計は、1分22秒2という速いスピードでの決着となりました。 (主催者 撮影) レースはばんえい十勝HPからご覧ください。 今年は午年、私たち馬関係者にはうってつけの年です。 地方競馬が多くの皆様に楽しんで頂けるよう微力ながら頑張って参ります。 本年もどうぞよろしくお願いいたします。
2014年01月01日
水曜日 小枝です。 みなさ~んメリークリスマス イヴはどうお過ごしでしたか? 私は夜9時ころまでデスクワーク。 結局、帰って冷蔵庫にあるものと缶チューハイ。 いつもと変わらぬ夜でした 先週のばんえい競馬のお話し。 21日(土)第1Rで、赤塚健仁騎手がデビューから通算100勝を達成しました。 何とその日は、彼の23歳の誕生日。 自らのお祝いになりました。 「同期(島津新騎手)に比べると少し遅い100勝でしたが、まずは100勝を挙げる事が出来て嬉しいです。厩舎の仕事もしっかりやって、他の厩舎からも任せてもらえるような騎手になりたいです。」 と語っていました。 来年は年男。 ますます頑張って欲しいです。 (主催者 撮影) そして22日(日)3歳頂点決戦 第42回ばんえいダービー(BG1)は、全国の競馬ファンが有馬記念で酔いしれた後、19時05分にゲートが開きました。 ほぼ横一線で第2障害に集まった各馬。 今シーズン初出走となったショウチシマシタが仕掛ける中、オレノココロがあっさりとクリア。 コウシュハウンカイ、ソウクンボーイが続きますが、ばんえい大賞典、ばんえい菊花賞ともに2着の悔しさを跳ね除けるようにオレノココロがリードを広げ、嬉しい重賞初制覇を成し遂げました。 鈴木恵介騎手は「第2障害がスンナリ行けたのが勝因、これからは古馬の中でも戦っていけるように力を伸ばして行きたい」と語っていました。 (主催者 撮影) さて、今週が今年最後の3日間です。 30日(月)のメイン 2歳馬の重賞 第15回ヤングチャンピオンシップ(BG2)です。 各産駒特別の上位2頭が出走を予定しています。 11月3日 釧路産駒特別(釧路・根室)からは コウシュハドン 標茶町産駒 マツノテンリュウ 釧路市産駒 11月10日 南北海道産駒特別(石狩・後志・渡島・桧山・胆振・日高・他道外)からは ハクタイホウ 新ひだか町産駒 カンシャノココロ 北斗市産駒 11月17日 北央産駒特別(空知・上川・留萌・宗谷)からは、 ソウテンブルー 東神楽町産駒 ホクショウブラック 由仁町産駒 11月24日 十勝産駒特別からは、 ホクショウマサル 豊頃町産駒 ブラックニセイ 陸別町産駒 12月1日 北見産駒特別(網走・北見・紋別)からは、 オオゾラシンスケ 大空町女満別産駒 メモリアルサマー 網走市産駒 以上の10頭です。 因みに、メモリアルサマーだけが牝馬です。 この3日間は、第1Rが12:10発走、最終Rは17:55発走ですので、お間違えのないよう、勝馬投票券をお買い求め下さい。 来週は水曜日が1日ですので、何と新年は私のブログからになります。 勿論、ばんえい競馬のお正月開催。 1日は10時30分開門と同時に、入口で喋ってます 関係者の皆さんと一緒にお迎えさせて頂きます。 鏡開き、振る舞い酒、平原太鼓の演奏でご来場の皆様をお迎え致します。 また、14時からはお雑煮も振る舞われますので、どうぞ お誘い合わせの上ご来場下さい。 今年も一年間ありがとうございました。 一昨年まではちょっと体の調子が思わしくなかった私も、秋に人口血管の手術をしてから、すっかり体の動きも良くなり、この一年はとても順調に過ごす事が出来ました。 ばんえい競馬の今年度開催は、まだまだ3月まで続きます。 これからも北海道遺産でもあるばんえい競馬を、多くの人に楽しんで頂けるように努力して行きますので、よろしくお願い致します。 それでは、良いお年を。 来年は午年でっせぇ~
2013年12月25日
水曜日 小枝です。 今日は風も無く陽ざしのまぶしい晴れの日の帯広です。 12月、全国各地で大舞台が繰り広げられる季節です。 今日は川崎競馬場で、第64回全日本2歳優駿が行われますね。 ホッカイドウ競馬から参戦のハッピースプリント(田中淳司厩舎)は、6枠9番での出走。 芝以外は負け無し、北海道2歳優駿の勝利を掲げ 宮崎光行騎手とともに準備万端でしょう。 北海道から応援しています。 そして今週の中山では いよいよ有馬記念。 普段あまり馬券を買い求められない方でも、有馬記念だけは! という話を良く耳にします。 そして能力・技術は勿論ですが、それぞれの好きな馬に夢を託すのも有馬記念なのでしょう。 私もあと3日半、回らない頭をひねりつつ検討しようと思っています。 そしてレース本番は、帯広競馬場で観戦致します。 そうそう、順番が違ってしまいましたが、平成25年度免許試験で合格し ホッカイドウ競馬から川島洋人調教師と山口竜一調教師が誕生になりますね。 おめでとうございます 洋人騎手は1988年にデビューしました。当時私は、まだ実況はしていませんでしたが、帯広競馬場で配当金の放送や馬紹介などの仕事をさせて頂いていたので、憶えています。 弟の雅人騎手がデビューしてからは、兄弟ジョッキーとして マスコミにも多く取り上げられていました。 その後、安田歩騎手とのご結婚。 結婚式の司会もさせて頂きました。 懐かしいなぁ~ 山口騎手は、2005年宇都宮競馬の廃止から北海道へ単身で移籍。 とっても明るい性格で仲間ともうちとけ、あっという間にトップジョッキーに名を連ねました。 最終日までもつれ込んだ 五十嵐騎手とのリーディング争いも懐かしいです。 これからは調教師としての道のり、頑張って欲しいです。 では、ばんえい競馬のお話に入りましょう。 22日(日)・23日(月祝)の2日間、リッキー君がサンタになってちびっ子たちにクリスマスプレゼントをお渡しいたします。 両日とも13:00~先着50名のちびっ子にプレゼント致します。 会いに来てね~。 そして今週の注目は22日(日)は 3歳オープン 第42回ばんえいダービーです。<出走予定馬> コウシュハウンカイ 牡 ナナノチカラ 牝 ソウクンボーイ 牡 ショウチシマシタ 牡 オレノココロ 牡 コウシュハクィーン 牝 セイコークイン 牝 ダイコクパワー 牡 クインフェスタ 牝 アグリナデシコ 牝 以上の10頭です。 ばんえい大賞典を制したコウシュハクィーン、ばんえい菊花賞馬となったコウシュハウンカイ、そして先日、ばんえいオークスで復活のゴールを決めたナナノチカラ。 また新たなヒーロー・ヒロインが誕生するかもしれません。 ご期待下さい 皆さんもご承知の通り、現在ばんえいコースはヒーティングシステムが稼働され、ゴール前にあった砂障害は撤去されています。 このところのレースを見ていると、砂障害があったところが かなり重たいような気がします。 第2障害をスムーズに越えて来ても、ゴール前で詰まってしまう状況を何度も目にしています。 今年のダービーはどんなレースになるでしょう。楽しみです。 年末の大井でのイベントが決まりました。 12月29日(日)・30日(月) 14時30分頃~ 大井競馬場ふるさとコーナーで、矢野吉彦アナによるばんえい場立ち予想会を開催致します。 また、30日は帯広の銘菓やばんえいグッズが当たる抽選会、写真集・ぬいぐるみ・蹄鉄・カレンダーなどの展示即売会も行われます。 お近くの皆様、是非お越しください。 なお、この年末の3日間は、第1Rの発走が12時10分、最終Rの発走は17時55分の予定ですので、お間違え無いようにご利用下さい。 今日はこれから当社オフィス・ボイスのスタッフでの忘年会です。 美味しく楽しくいっただっきま~す
2013年12月18日
水曜日 小枝です。 昨日からクシャミと鼻水の攻撃に悩まされています。 皆さんは大丈夫ですか? 丸一日全てお休み、という日がなかなか取れない私なので、家の中もストーブ(3LDKで居間にしかストーブがありません)を点けても 家全体が温まる事がありません。 朝起きて 出掛けるまでの2時間弱、夜帰宅してから寝るまでの3~4時間ですから、ドア全開の我が家も 寝室まで暖かさが回る暇がありません これからまだ、どんどん寒くなる北海道。 お正月開催あるので 風邪などひいていられません。 がんばるぞ~~!! 今週のばんえい競馬は、鈴木恵介騎手が3日間で11勝も挙げました。 ばんえい競馬の看板ジョッキーです。 勿論、1番人気に支持される事も多く、また その期待に応えちゃう確率も高いです。 この3日間の勝鞍 7日(土) 第4R ライデンマックス 5番人気 第6R オレモスゴイ 1番人気 第8R ドオーダッシュ 3番人気 第11R オイドン 1番人気 8日(日) 第2R ワナムサシ 1番人気 第5R ニューカツタロー 1番人気 第11R スーパートップヒメ 5番人気 9日(月) 第4R アアモンドクリボー 1番人気 第5R ガンバレトウホク 1番人気 第9R ミタコトナイ 1番人気 第11R オレノココロ 1番人気 と、リーディングトップの座を更に確固たるものとしています。 12月9日現在、122勝 2着80回。 第2位の藤野俊一騎手に20勝の差をつけています。 まだまだ今年度の開催は続きますので、どれだけ勝鞍が伸びるか楽しみです。 けがが無いように頑張って欲しいと思います。 さて、毎年 年末年始は、開催曜日が変則となります。 今年は、現在行われている薄暮開催などもあり、発走時刻が期間によってかわっています。 今年度の年末年始の発走時刻が発表になりましたので お知らせします。 12月 28日(土) 第1R 12:10 最終R 17:55 29日(日) 第1R 12:10 最終R 17:55 30日(月) 第1R 12:10 最終R 17:55 1月 1日(水) 第1R 11:30 最終R 17:15 2日(木) 第1R 11:10 最終R 17:15 3日(金) 第1R 11:30 最終R 17:20 4日(土) 第1R 11:30 最終R 17:15 5日(日) 第1R 12:00 最終R 17:40 6日(月) 第1R 12:00 最終R 17:40 どうぞ、お間違えのないよう馬券購入をよろしくお願い致します。 今日は私事ながら、とある女子会(ばば会)に参加するために、PCから離れてしまいます。 来週は、たっぷりとばんえい情報をお伝えさせて頂きます。 本日は、これにて失礼致します
2013年12月11日
水曜日 小枝です。 12月に入り朝夕は氷点下の日々ですが、帯広は積雪がないので、寒さだけを感じています。 これは私だけの感覚かも知れませんが、雪が降るまでは冬のコート(北海道ではオーバーといいます)はちょっと・・・。 夕べの食事会も、秋のコートにマフラーをぐるぐる巻いて出掛けました。 でも帰りはやっぱり寒かった・・・ 今日はダウンにしました。 さて、先々週のこのブログで、ばんえい競馬のヒーティングのお話をしましたが、実はボイラー室の整備に遅れがありまして、稼働開始が伸びておりました。 しかし、無事手続きも終え、改めて6日(金)からヒーティングシステムを稼働する事が発表されました。 合わせて撤去予定だった、ゴール前の砂障害は、今日と明日で作業が実施されます。 ひと昔前まで、冬期間に競馬が開催される事は不可能とされていました。 ばんえい競馬は4月に始まり11月前後までで終わり、ばんえい記念が毎年の総決算となっていました。 徐々に開催終了が12月になり、1994年(平成6年)ヒーティングシステムを導入。 95年からは1月、99年は2月そして2006年からは3月まで開催が増えて来ました。 勿論、冬期間に開催が可能となったのは ヒーティングのお陰であります。 近年は燃料代が問題になっていますが、引き続きヒーティング君には活躍していただかなくては。 余談ですが、ヒーティングが導入されるまでは、コースの周りから冷えて行きますので、内外の1コースと10コースが先着する確率が高いと言われた時がありました。 特に枠複があった時代は、全レース1-8を買っていると必ず当たりがあったとも言われていました。 勿論、現在は凍結によるコース格差はありません。 また、今年は開催の前半・後半で内よりのコース使いと外よりのコース使いとなり、枠順での有利不利改善されています。 時代と共に、そしてばんえい競馬を存続して行く為に、色々と工夫されて来ています。 私たちも、また新たな情報提供などに取り組んで行こうと思っています。 先週12月1日(日)の第38回ばんえいオークス(BG1)は、昨年度の黒ユリ賞以来の重賞参加ナナノチカラが優勝しました。 今シーズンは、9月のB級戦で初出走。 何度か重賞への出走を見送り、満を持しての3歳女王戦でした。 第2障害を4番手で下ったナナノチカラ、前を行くコウシュハクィーン・セイコークイン、そしてクインフェスタを軽快な脚取りで捉えました。 私も実況の中で言いましたが、ナナノチカラの復活が観られた勝利でした。 (主催者 撮影) 鈴木恵介騎手 「1障害を先頭で降りて、2障害さえ登ってくれれば 後は力があるので。 天板に甘いところがあるので、重い荷物でじっくり調教しました。 これからは牝馬を代表するオープン馬にしていきたいです」 と、話されていました。 年内の重賞は、22日(日)ばんえいダービー(BG1)3歳オープンと、30日(月)のヤングチャレンジカップ(BG2)2歳オープンです。 今週の注目レースは、8日(日)のメイン、師走特別 オープン <出走予定馬> ギンガリュウセイ セン9 キタノタイショウ 牡7 ホクショウダイヤ 牡10 ホッカイヒカル 牡9 ニュータカラコマ 牡5 トレジャーハンター 牡6 インフィニティー 牡7 フジダイビクトリー 牡5 シベチャタイガー 牡9 ホクショウバトル 牡6 の10頭です。 前開催から薄暮開催になったばんえい競馬ですが、第1Rの発走は14時15分、メインRは19時05分、最終Rは19時40分です。 しかし、日没も早くなり、4R位から薄暗くなり 6Rの16時45分頃はすっかり夜のようです。 テレビやネットでご覧の方は、カメラを通しての映像なので、結構明るく感じるかもしれませんが、実際は後半に入るもっと前の時点からナイターと変わらない夜空です ご来場の際は、しっかり冬支度でお越し下さい。
2013年12月04日
11月最後の水曜日 小枝です。 ジャパンカップも、外しました・・・ 12月こそ頑張ろう! と、意気込みだけは失わずにいます。 24日(日)の馬齢選抜 第4回ドリームエイジカップ(BG3)は大波乱となりました。 4歳~10歳までの10頭、馬場水分2.2%でのスタート。第2障害までは ほぼ一団で進み、前半は50秒台。第2障害は5頭が一斉に仕掛ける展開。 最初に降りたのは、トレジャーハンター6歳馬。 ホクショウユウキ、オイドンが続きました。 ハンデを活かして少しずつリードを取るトレジャーハンター、このまま行くか!と思った残り5m、止まった! 差を詰めるホクショウユウキ。 手綱を取る浅田騎手はもう一度立て直し僅差で先着。 オイドンはゴール前失速し、替わってホクショウダイヤが追い上げて来ました。 トレジャーハンターは、2年8か月振りの重賞制覇、浅田騎手も今年の北斗賞に続く重賞2勝目となりました。 1番人気のニュータカラコマは第2障害で苦戦、9着に敗れました。 結果、1着トレジャーハンター 単勝7番人気 2着ホクショウユウキ 単勝5番人気 3着ホクショウダイヤ 単勝8番人気 この3連単の配当は、1,636,860円で、ばんえい3連単史上2番目の高配当となりました。 (主催者 撮影) 浅田騎手超~カッコいいです (主催者 撮影) インタビューは、開口一番「やりました!!」と嬉しさを素直に表現していた浅田騎手。「馬を信じて頑張りました。やれるだけのことをやった」と話していました。 春にも書きましたが、カネサブラック・ナリタボブサップという強力な馬が引退した今年度は、多くの馬にチャンスが巡って来るだろう。 やはりそれぞれのオープン馬が そのチャンスを確りものにして、重賞を勝ち取っています。 年明けの帯広記念、そしてばんえい記念へ向けて、また各陣営の気合いが入りそうです。 次週は12月1日(日) 3歳牝馬による ばんえいオークス(BG1)です。 <出走予定馬> コウシュハクィーン ナナノチカラ セイコークイン クインフェスタ アグリナデシコ イチリュウヒメ キューチャン センショウエース センショウパワー カネサエクセル の10頭 ばんえい大賞典を勝ったコウシュハクィーン、黒ユリ賞以来重賞の出走はありませんが、今期6戦4勝と復活の兆しを見せているナナノチカラ、今年7勝 2着4回 3着5回と目を見張る成績のセイコークイン、ゴールライン上で止まってしまい4着ではありましたが、ばんえい菊花賞の流れを引っ張ったクインフェスタ。 定量670キロ、このところは流れの速い馬場。 38代目の女王はどの馬に輝くでしょう。ご期待下さい。 今年も 残すところあとひと月。 一番苦手な季節です。 大掃除・・・ 年賀状・・・ あぁ・・・憂鬱 普段からちょこちょこキレイにしておけば、慌てる事もないのですが、毎年同じ反省の繰り返し・・・・。 来年こそは! と思いながらもう半世紀以上生きてしまった 皆さん、身体に気をつけて、年末を乗り切って下さい。
2013年11月27日
水曜日 小枝です。 今日は午前中雪予報でしたが、なんのなんの陽射しもあって暖かな日中です。 今週は18日(月)に行われた第7回JRAジョッキーDay。 毎年、中央競馬の札幌開催に合わせて夏に行われていましたが、今年は札幌競馬場の改修もあり、実施出来ないのかしら・・・と思っていましたが、楽天の皆様のご協力もあり、楽しい一日を過ごすことが出来ました。 初参加8名を含む10人のジョッキーがお昼に空港に降り立ち競馬場へ。 松岡騎手は、前日京都で騎乗しての北海道入りをして下さいました。 ご家族で来られたジョッキーもいて、和気あいあい練習へと向われました。 5Rの出走馬入場後、ばんばに跨った騎手たちがパドックに入って来ました。 渡辺アナと古谷っちが様子を伝えて下さり、入場紹介も古谷っちが担当して下さいました。 いつも騎乗している馬の倍以上あるばんばに跨った10名はスタート地点へと向かいました。 さぁレースです。 勿論、ばんえい騎手が後ろでサポートはしていますが、みんな真剣なまなざしで手綱を取っていました。 優勝は田辺裕信騎手。「とても新鮮で楽しめました。普通の競馬と違って後ろを見る余裕がありました」とインタビューでのお話し。 レースは勿論、表彰式やインタビューの映像が観られます。 こちら のその他の欄でご覧ください。 スタジオには、内田博幸騎手と後藤浩輝騎手に出演して頂き、お話を伺いました。 お二人ともお話が慣れていらっしゃるので、私もとても助かりました。 協賛競走でも、一言ずつではありましたが、初めてのばんえいの感想も伺えました。 皆さん、「とにかく馬が大きい事、鞍を着けずに跨って、とてもやわらかい事、そして可愛い」とおっしゃっていました。 最後に皆さんでウィナーズサークルに集まって下さった写真。 あまり上手く撮影出来ませんでしたが・・・・。 内田騎手が最後に代表して下さいました。 楽天スペシャルアドバイザー古谷っち、パドック解説もありがとうございました 今回は、数日前に地元紙の一面広告が掲載されるなど、短期間の中でも多くの皆さんのご協力を頂き、さらに売り上げも 計画を大きく上回った事に繋がりました。 本当にありがとうございました。 この日で今年のナイターが終了。 次週からは薄暮開催になります。23日(土)から12月23日(月)までの15日間は、第1レースの発走が14時15分、最終レースが19時40分 全11レースの予定です。 年末からは、また決定次第お知らせさせて頂きます。 バックヤードツアーも引き続き行いますので、是非ご参加下さい。 そして、今年も本格的な冬を迎えるにあたり、本走路のヒーティングが稼働します。 合わせてゴール前の砂障害が撤去されます。 24日(日)のメインは古馬オープン重賞 ドリームエイジカップ(BG3)です。 <出走予定馬> ギンガリュウセイ セン9 キタノタイショウ 雄7 オイドン 雄5 ホクショウダイヤ 雄10 ニュータカラコマ 雄5 フクドリ セン7 トレジャーハンター 雄6 ホクショウユウキ 雄4 ニシキエーカン 雄4 ホクショウバトル 雄6 の10頭です。 冬期のばんえい競馬もさらにお楽しみ下さい。
2013年11月20日
水曜日 小枝です。 ここ数日は冬日です。 いよいよ季節は冬そのものになって来ました。 でも、お昼間は晴天 今日は風も弱いので、体感気温は暖かです。 車のタイヤ交換もしたし、バッチリ 10日(日)のメインレース 第38回クインカップ(BG3)4歳牝馬は、1番人気カネサマドカが他馬を引き離しての優勝を飾りました。 第2障害までは、10頭ほぼひとかたまりで進み 前半51秒台。各馬が仕掛ける中、カツダイヤが先頭で下りましたが、中団で仕掛けたカネサマドカは流石の障害巧者、勢いよく下りのスピードに乗って先頭に入れ替わると、リードを取ってゴールまで駆け抜けました。 大河原和雄騎手 「カネサマドカに合った展開、厩舎を挙げて仕上げてくれていたので、重量も不安無く、一番人気で一着になれて嬉しいです」と話されていました。 (主催者 撮影) 次週の注目レースは、17日(日) 3歳上オープン オータムカップです。 <出走予定馬> ギンガリュウセイ セン9 キタノタイショウ 牡7 ホクショウダイヤ 牡10 ニュータカラコマ 牡 ホッカイヒカル 牡9 インフィニティー 牡7 ブラックパール 牝5 ホクショウユウキ 牡4 シベチャタイガー 牡9 ホクショウバトル 牡6 の10頭です。 前走北見記念を3連覇したギンガリュウセイ、旭川記念以来少し見せ場はありませんが復活を狙うキタノタイショウ、ばんえいグランプリを制したホクショウダイヤ、岩見沢記念を含め4連勝中のニュータカラコマ、このところは掲示板に載るも苦戦続きのホッカイヒカル、前走の北見記念も存在感を見せたインフィニティー、牡馬相手にも引けを取らないブラックパール、柏林賞・はまなす賞・銀河賞と4歳の中心馬ホクショウユウキ、今期まだ1勝ながらもやはりオープンの風格あるシベチャタイガー、前走重賞は重量もあり2障害がカギとなるホクショウバトル。 今年のナイター開催最終週の注目レースは、見逃せません。 そして18日(月)は JRAジョッキーDAYです。 先週もお伝えいたしましたが、10名のジョッキーが来場予定です。 エキシビションレースはパドックが16時半過ぎ頃、そして発走は16時45分の予定です。 パドックでの様子はラジオ日経の渡辺和昭アナ、入場は古谷剛彦氏、ふるやっちには、スタジオにもお越し頂く予定です。 スタジオには、何名かのジョッキーにも出演して頂き、お話を伺います。 スタンド内では、エキシビションレース予想大会やサイン入りグッズが当たる抽選会などのイベントも繰り広げられます。 ジョッキートークショーも行われますので、多くの方々のお越しをお待ちしています。 どおしても帯広へ来られない方は CS放送 スカパー!795ch ばんえい十勝オフィシャルHP インターネットライブ インターネット投票 「楽天」 「オッズパーク」ライブ配信 でお楽しみ下さい。 11日(月)の第9レースで、藤野俊一騎手が2500勝を達成しました。 ばんえい史上5人目、現役3人目の達成です。 「もう、歳も歳ですから一日一日大切に乗って行きたいです」 とおっしゃっていましたが、今年は、鈴木恵介騎手と抜きつ抜かれつのリーディング争い。 まだまだ多くの好レースを見せて下さい!!
2013年11月13日
水曜日 小枝です。 今日は私の可愛い姪の誕生日。可愛い・・・と言ってももう32歳。 甥・姪合わせて5人いますが、女の子はこの子一人。 小さい頃からなついていましたので、ことのほか可愛いのです。ただ未だ独身・・・。私と同じ道は歩かないで、と思っているのですが・・・ 金沢でのJBCは、多くのファンの見守る中 また新しい歴史が刻まれましたね。 耳目社の皆さん、大変お疲れさまでした。 私もずっとネット観戦させて頂きました。 後藤浩輝騎手のインタビューは、佐藤哲三騎手との信頼関係が手に取るように感じるお話しでした。 「後藤コール」現場で聞きたかったです。 幸英明騎手もファンとの握手を惜しむように表彰会場へ。 爽やかな笑顔が素敵でしたね。 「幸コール」が少なかったと、後藤騎手の話をちゃんと受け継いでのトーク、流石です。 帯広競馬場 ばんえい競馬の3日(日)、3歳の重賞「第38回ばんえい菊花賞」は、大激戦でした。 ナナノチカラの回避は残念でしたが、成長著しい3歳馬9頭、馬場水分1.9%の中でゲートが開きました。 全頭が差なく1障害を越え、1・2障害中間まで一気に走り 各馬何度か刻みながらも横一線で第2障害へ。 そして2障害も並ぶように越える接戦。 残り30mでも6頭ほどが固まっての力走。 ゴール前ではクインフェスタが頭一つリード、追うセイコークイン、コウシュハウンカイ。 クインフェスタが行ったか!と思われた瞬間ストップ。更にはセイコークインも止まった。 そこはラインを越えているのか? この2頭を止まらずに交わしたコウシュハウンカイが先か? 今年のばんえい菊花賞のゴールは、大接戦。 先の2頭が再度脚を進める僅か前に内からオレノココロも入りました。 その結果は、コウシュハウンカイに軍配が上がり重賞初制覇。2着がオレノココロ、セイコークインが3着となりました。 「止まる」と言う、ばんえいの一番難しいレースがゴールライン上で起こった一戦でした。 (主催者 撮影) 藤本匠騎手 「順調に仕上がっていたので、雨でも降って極端に馬場が軽くならない限り、力勝負になればと思っていました。 ゴール前は際どくなりましたが、年末に大きなレースが残っていますので、そこに向かってさらに頑張ります。将来は一番上で戦える馬だと信じています」と話されていました。 次週の注目は、10日(日) 4歳牝馬の重賞競走クインカップ(BG3)です。 <出走予定馬> ニシキウンカイ タカラハヤヒメ ハイカラサン マゴコロ カネサマドカ カツダイヤ ベニコマ キュートエンジェル フレグランス ヒノデイチゴヒメ の10頭です。 筆頭のニシキウンカイは、昨年の秋の6連勝以来勝星はありませんが、ばんえい菊花賞を勝った実績馬。 久し振りの復活になるでしょうか。 吹く風が冷たい北海道ですが、またまた熱戦を期待しています。 是非、帯広競馬場でご観戦下さい。
2013年11月06日
水曜日 小枝です。 10月も残り2日、秋も深まり北海道は冬支度に入りました。 27日(日)には、北見記念が行われました。 風の強い日になりましたが、出走10頭が馬場水分3.0%でレースを迎えました。 重量戦に強いギンガリュウセイが単勝1番人気となりましたが、昨年の北見記念の勝利から勝ち星のないギンガリュウセイ。 ホッカイヒカル・ホリセンショウとの3頭が単勝一桁でのスタートとなりました。 前半は10頭そう差が無くレースが運び、いよいよ第2障害。 何と言っても重量がありますので、ここが勝負。 ホリセンショウが最初に仕掛けて行きました。5番手で登り始めたギンガリュウセイが、苦戦する各馬を横目にふた腰で上がり先頭で降り始めました。 これに続いたのはシュベチャタイガー。 この2頭から3番手はかなり空いての2障害クリア。 最後まで粘り切ったギンガリュウセイが3連覇のゴールを駆け抜けました。 捉える事が出来ませんでしたが、シベチャタイガーもよく追走しての2着。 インフィニティーが3着、2障害苦しんだホッカイヒカルは、後半スピードはあったものの4番手まで。 少しづつ調子を戻してきたギンガリュウセイ、ここ一番の重量戦、北見記念で復活。見事な3連覇でした。 今期8月の特別戦で久しぶりにコンビを組んだ藤本匠騎手。 その後は連続で手綱を取り、徐々に手応えを感じていたようです。 「馬の出来は良かった。先生(久田調教師)自ら稽古をつけてくれていて、”2障害強くあたってくれ”と言われ、指示通りに乗りました。”思い描いた”と良く言うが、完璧なレースでした。」と話されていました。 これで、帯広記念もかなり視野に入った事と思います。 (主催者 撮影) 藤本騎手は、騎乗技術が高いのは勿論ですが、インタビューでも とても真摯な姿勢で受け答えして下さり、トークショーのお話しもとても好評です。 ミスターばんえいと言われた金山騎手(現調教師)に勝るとも劣らないと感じます。 さて、次週11月3日(日)は、3歳の重賞 ばんえい菊花賞です。 現在の出走予定馬 ソウクンボーイ 雄 コウシュハウンカイ 雄 コウシュハクィーン 牝 ナナノチカラ 牝 オレノココロ 雄 ダイコクパワー 雄 セイコークィン 牝 クインフェスタ 牝 オホーツクノタカラ 雄 ホクショウサスケ 雄 の10頭です。 昨日の門別は、ダービージョッキーシリーズスペシャルで沸きましたね。 坂田さんも書かれていらっしゃいましたが、ホントに凄いジョッキーたちが集まりました。 上位4頭が人気4頭でしたが、また一つ素晴らしいレースが観られました。 次は、4日(月)金沢競馬場でのJBCです。 全国の地方競馬がより多くの方々に楽しんで頂けると嬉しいです。
2013年10月30日
水曜日 小枝です。 昨年より33日も早かった先週の水曜日の初雪。 もうすっかり跡形もありません。 大慌てした私も、3歩歩けば直ぐ忘れる始末。 タイヤ交換の事などどこへやら・・・です。 先週の土・日は、フードバレーとかちフェスティバルで、帯広競馬場は2日間で1万6千人を超える来場を頂きました。 ありがとうございます。 ゆるキャラ選手権や、花火大会のほか、お笑い芸人のステージも人気だったようです。(何せ、芸能人とは遠~い地域なもので) 残念ながら、私は別現場だったので 太田アナが写真を撮ってくれました。 スタンド南の特設会場は、こ~んな感じ フードコーナーも列を成していました。 そして、夕張のメロン熊ブース 現在の帯広市長は、フードバレーとかちを前面に押し出していますので、情報も多種多彩に広げられていますから、多くの皆さんに来ていただいた結果と思います。 花火に合わせて、レースの発走時刻も変更したことは、先週のこのブログでもお伝えしましたが、前開催のレースの合間にもっと告知出来たな、と反省しています。 と言うのも、花火のあった土曜日は、残念ながら目標額に達しなかった売上げ。 人が入る事は予想されていましたが、その方たちが窓口へ足を進める情報、そして何より普段スカパーやネット、場外で楽しんで下さっているファンへの情報提供はもっとやるべきだったと、改めて反省しています。 だって私たちマイクがあるんですもん。 そんなこと、今頃? と思われるかも知れませんが、先日知人とお話ししていて 出来るはず、いや やっていたはずの事をしていない。と 公私に渡り、止まっている自分に気付かせて頂きました。 今季の開催は、この後day開催や薄暮、ナイターなど、発走時刻がかなり変化するので、色々工夫しながら情報提供をしていきたいと思います。 さて、毎年8月に行われていた「JRAジョッキーDAY」 札幌開催が無かった事もありましたが、11月18日(月)に行われる事が決まりました。 当日はナイター最終日です。 JRAジョッキーエキシビションレースやトークショーでお楽しみ下さい。 来場予定騎手 (五十音順) 内田博幸騎手(初来場) 江田照男騎手(初来場) 北村宏司騎手(初来場) 勝浦正樹騎手(7回目) 後藤浩輝騎手(初来場) 田辺裕信騎手(初来場) 戸崎圭太騎手(初来場) 松岡正海騎手(5回目) 丸田恭介騎手(初来場) 丸山元気騎手(初来場) 以上の10名が予定されています。 皆さん、飛行機・JR・バス、そして宿泊も予約はお早めに!
2013年10月23日
水曜日 小枝です。 な・な・何と今日は雪☃です。 平年より22日も早いそうです。 まだ夏タイヤなのに~・・・・・。 帯広駅南側 とかちプラザ前の交差点です。 今日は台風の影響で北海道も大荒れ。 ホッカイドウ競馬も中止になってしまいました。 残念ですが仕方ありません。 先週のばんえいは、13日(日)今季デビューした2歳馬の初めての重賞競走でした。 8頭立て、馬場水分3.0%でスタートした第36回ナナカマド賞(BG3) 各馬第1障害はすんなりと越え、スピードに乗って第2障害へ、前半44秒台。 単勝1番人気のゴールデンフジ、オオゾラシンスケ、人気軸のハクタイホウが先に2障害をクリア。 その後は4番手集団横一線の後半。 先行各馬の脚色が鈍り始めたところ、ホクショウメジャーが自分のペースを守ってじわじわと接近。 重賞一番乗りでゴールを通過しました。 (主催者 撮影) 手綱を取った松田道明騎手は「実に巧く行った。先週の休みに生産者と会い、自信を持って行け!前を見て真剣に追え!と言われました。 その通りになった、絵に描いたようになった」と話していました。 (主催者 撮影) この後の決戦は、年末12月30日のヤングチャンピオンシップです。 さて次週の注目レースは、20日(日)のメイン、疾風賞です。 500キロの基礎重量でのその名の通りのスピード戦です。 現在の出走予定馬は トレジャーハンター 牡6 ホクショウバトル 牡6 ブラックボス 牡4 テンカムソウ 牡4 タッピイサム セン5 ビフカミツエ 牝7 マルゼンチカラ 牡11 イサムフジ 牡10 ニューテツリ 牡4 以上の9頭です。 この天気がいつ回復するかで馬場状況も変わって来るでしょうから、当日の発表にご注意下さい。 そして19・20(土・日)の2日間は、「フードバレーとかちフェスティバル2013」が開催されます。 19日は、もうすっかりお馴染みになった「ゆるきゃら選手権」が開催されます。 今年は19きゃらが出場予定。 ばんえいコースを走ります 初参加は、8きゃら。 ほろんちゃん (上士幌町) ピータン (中札内村) モ~るちゃん (十勝川温泉旅館組合) そらりす ((株)ティワイネット) ハンドルキーパーくん (キリンビール) どーもくん (NHK) マナーティ (NEXCO東日本) ジンギスカンのジンくん (合同会社工房アルティスタ) 因みに昨年の優勝者アユミちゃん(足寄町)や、最近は全国でも名が知られてきたメロン熊(夕張市)も参加しま~す。 その他、帯広が舞台のアニメ「銀の匙」の声優 三宅麻理恵さんのトークショーやクイズ、ヒップホップなど盛り沢山。 詳しくは こちら そして夜8時からは、道新花火大会です。 ばんえいで楽しみ、ゆるきゃらで盛り上がり、秋の夜空に輝く花火を満喫して頂きます。 と言うことで、レースは全10レース。メインレースは最終10Rで、19時40分の発走になりますので、ご注意下さい。 20日(日)も、イベントがありますので、やはりレースは10レースです。(発走19時40分) どうぞ お誘い合わせの上、ご来場下さい。
2013年10月16日
10月9日(水)トークの日 小枝です。 5・6日(土・日)の帯広競馬場は、人も馬も全力疾走でしたよ 先ずは土曜日の「人間ダービーヒロインズカップ」 各地から集まった30名の快速自慢の女性たち。予選から始まり、決勝まで大声援に後押しされての激戦でした。 優勝賞金10万円を獲得したのは、地元帯広の辻麻希さん。41秒7と言う抜群のタイムで圧勝しました。 辻さんは、スピードスケート女子短距離の国内トップ選手で、ソチ五輪を目指しているアスリート。 流石の脚力です。 写真は、予選のものもありますが、女性パワーをご覧ください。 少し見えにくいですが、第1障害を降りてきたところです。 第2障害、この辺りでは結構差がついてきました。 あっ、あぶない・・・・ こけた やだ、もう少しなのに~ 頑張れ、頑張れ 力を振り絞って、ゴールを目指します。 皆さん、お疲れ様でした。 また来年もトライして下さい そして日曜日、「2013ワールド人間ばん馬チャンピオンシップ」 女性騎手がスタートゲートから第2障害手前まで走りソリに騎乗。男性5人が騎手を乗せたソリを曳いてゴールを目指します。 今年も全国から30チームが結集。88万円をかけての予選から始まりました。 決勝には前年度覇者豊頃農協青年部を含む5チームが出走。 スタートファンファーレは、ダンプレでお馴染みの池田高校の皆さんが演奏しました。 スタートからの女性の走りも重要。 大歓声の中、決勝が始まりました。 そしていよいよ男性陣の活躍です。 決勝に進出するチームはやはり走る姿勢も素晴らしいです。 先行チームは粘れるのか、2番手はもつれそうです・・・・・ 優勝は、東海大学札幌キャンパスの陸上部メンバー「東海BLUES」でした。 騎手を務め、前半を走った剣持明那さんは、北海道インカレ女子400mの優勝者との事。 若さと情熱の優勝でした。 2位は オケトーマス(置戸) 3位は 豊頃農協青年部プリンス 4位は 大空町東藻琴B&G海洋センター 5位は ドクターオタルラオー(小樽) 以上でした。 この2日間は、TOKACHIばん馬まつりで賑わい、スタンド南側でも多くのイベントが行われました。 ふれあい広場でも、子供たちが乗馬で楽しんでいましたよ。 さて、今週は2歳の初の重賞レースです。 第36回ナナカマド賞(BG3) 13日(日)のメインレースです。 <今日現在の出走予定馬> ハクタイホウ ゴールデンフジ ホクショウメジャー ホクショウマサル ブラックニセイ ヒカルセンショウ アサヒメイゲツ コウシュハゴールド オオゾラシンスケ メモリアルサマー の10頭です。 デビューから9戦6勝 2着1回 3着2回のハクタイホウ。 ゴールデンフジ・ホクショウメジャーは共に4勝馬。 そして、前哨戦9月22日に行われた青雲賞で勝利したホクショウマサル。第2障害はすんなりとクリアし、追ってくる人気馬たちを退けました。 この青雲賞は、2頭が取り消し6頭のレースでしたが、今度は何とか頭数も揃って発走してほしいと思います。 深まりゆく秋、全国の地方競馬でお楽しみ下さい
2013年10月09日
10月最初の水曜日 小枝です。 雨が続き寒かったり、陽射しがあって暖かだったりの繰り返し。 でも本格的な秋を迎えた北海道です。 先週の日曜日に行われた 第49回岩見沢記念は、5歳馬ニュータカラコマの圧勝でした。 現在ばんえい競馬で行われている重賞競走の中でも最も歴史のある一戦。ばんえい発祥の地とも言われる岩見沢にふさわしいレースです。 フルゲート10頭、馬場水分2.1%でスタート。 前半は内枠各馬が先行するも、そう開きはなく71秒(私の時計)台で進みました。 ホリセンショウを先頭に内枠3頭も仕掛け始めた第2障害。 その頃2障害に着いたニュータカラコマでしたが、各馬を横目にあっさりと交して先頭でクリア。 後半はスピードに乗ってリードを広げ、そのままゴールへと走り込みました。 残り20m地点で追い上げてきたホッカイヒカルが最後1馬身抜けての2着。 大激戦だった3番手は、先行グループで粘ったギンガリュウセイでした。 キタノタイショウは、第2障害で苦戦し最後方での入線でした。 古馬陣との大勝負に圧勝したニュータカラコマ。 今後、同世代のオイドンやフジダイビクトリーがどう向かって来るか楽しみです。 ニュータカラコマは、これまで5つの厩舎で育てられて来ました。今年7月に村上調教師の元へ来て今回の重賞制覇。 藤野俊一騎手は主戦ジョッキーとして手綱を取ってきましたが、インタビューでは 「正直嬉しいです。前半は楽でしたので障害はいけると思いました。厩務員さんが、毎日一生懸命運動をしてくれていたからです」 次は北見記念ですね、の問いかけには 「チャンピオンシップまでそっとしておきます」と話していました。 (主催者 撮影) さて前回も触れましたが、次週5・6日(土・日)は「TOKACHIばん馬まつり」が開催されます。 昨年も2万5千人を超える来場者がありました。 何と言ってもメインイベントは、今年で6回目を迎える6日(日)のワールド人間ばん馬チャンピオンシップ「世界大会」です。 1着賞金88万円! 賞金総額134万円のビッグイベント。 今年は、市内・管内は勿論、道内各地や香川県からも参加します。全30チーム、学生や地域の仲間、消防団もいれば農協青年部と力自慢のチームばかりです。 予選から決勝戦、各チームの応援団もエキサイティングゾーンから声援を送ります。 そして、5日(土)は初イベント、人間ダービー「ヒロインズカップ」です。 女性参加者が200mのコースを走ります。 こちらも神奈川県からの参加者を含め30人が競います。 1着賞金10万円はどんな女性が勝ち取るのでしょう。 そのほか、スタンドやとかちむらでは多くの催しが開催されます。 そしてレースの注目は、6日(日)メイン、3歳馬による秋桜賞です。 今年度後期開催も、多くの熱戦にご期待下さい
2013年10月02日
今月最後の水曜日 小枝です。 2013年度のばんえい競馬も、いよいよ前期最終週を迎えます。 ばんえいのHPでもなかなか後期のスケジュールが出ず、ご心配をお掛けしていましたが、多くの関係者の皆様のご努力のお陰で徐々に開催も決まって来ました。 これからもご支援お願い致します。 さて、今週は前期最終週。 注目は29日(日) 第49回岩見沢記念(BG2)です。 旭川・岩見沢・北見・帯広と、かつてばんえい競馬が開催されていた4市の名が付けられたオープンの重賞競走の一つです。 岩見沢記念は、スーパーペガサス・アンローズ・トモエパワー・フクイズミ・カネサブラックなど名実共に実力馬が優勝馬として名を残しています。 今年はどの馬が勝ってもおかしくないほど拮抗したレースになりそうです。 9月24日現在の出走予定馬は*キタノタイショウ 雄7*ギンガリュウセイ セン9*ホクショウダイヤ 雄10*ホッカイヒカル 雄9*ニュータカラコマ 雄5*インフィニティー 雄7*シベチャタイガー 雄9*ホリセンショウ 雄8*アオノレクサス 雄7*クロフネオーザン 雄9 の10頭です。 ばんえい十勝オッズパーク杯、旭川記念と勝ったキタノタイショウ、8月のグランプリでも1番人気となりましたが、結果はホクショウダイヤ・ギンガリュウセイ・インフィニティーの3頭の大激戦。 今日明日は雨ですが、週末は天候も回復しそうですので、昨年は4.5%だった馬場水分も今年はもっと重くなるでしょう。 基礎重量が800キロを超える重量戦。 今からレースが楽しみです。 10月一週目のイベントなので、また来週お知らせしますが、毎年多くの皆様にお楽しみ頂いている「ワールド人間ばん馬チャンピオンシップ」が今年も6日(日)に開催されます。 また、前日5日(土)には 初めての試み「人間ダービーヒロインズカップ」も開催予定です。 こちらは、女性(20歳以上)が200mのコースを走るレース(勿論障害も越えます)。 既に出場は締め切られていますが、先日試走も行われました さて、どんなレースになるか是非観戦にいらして下さい。 先日の竹の上さんのブログに3回ファンファーレが鳴ったレースのお話がありましたね。 私も実況を初めて随分年数を経ましたが、3回は未経験ですね でも、色々な事が起こりますよね。 何度か経験した事、初めて目の当たりにした事、そのひとつひとつに冷静に対処して言葉を発する難しさは、今も変わらず感じています。これからもずっと変わらないでしょう。 ばんえい競馬の実況を経験させて頂いて、また喋りの難しさに戦っている日々です。 勿論、そのエネル源はと と、言っても摂取量に制限があるので、たっぷりとはいきませんが、毎日の楽しみです。 今、サンマが旬の道東、帯広ではこれから長いもの季節になります。そして今スーパーでは生いくらが出回っています。 北海道では、それぞれ家庭でイクラを漬けて頂きます。 そうだ!門別はししゃもの時期になりますね。 美味しい物を食べられる幸せは、何よりです では、来週は岩見沢記念のご報告です。 あ、坂田さん 帯広にお越しの際は是非ご連絡下さいね。
2013年09月25日
水曜日 小枝です。 台風による豪雨が日本各地を襲いました。 今も復旧活動をされている皆さんに心からお見舞い申し上げます。 北海道も、釧路地区でかなりの被害がありました。 帯広十勝は、お陰様で15日の夜から16日深夜まで雨に見舞われましたが、競馬も開催されましたし、15日のイベントも多くの皆様に楽しんで頂けました。 15日(日)に行われた「とかち魅力発掘まつり」は、青年会議所の方々が中心になって開催されました。 やはり始まりは「ごあいさつ」 沢山の食べ物や飲み物の屋台がずらりと並んだいくつか・・・・ 広場では、パトカーや消防車に子供たちが大喜びでした。 ふわふわもありました。 そしてステージイベントも盛り沢山。 こちらは高校生の書道のデモンストレーション そして24時間テレビでも紹介された、池田高校ダンプレのメンバー。 ゆるキャラの舞台裏・・・・ この日のメインレースは、第21回銀河賞。 4歳オープン10頭立て。 小雨が降る中3.2%の馬場水分で発走。 一線のスタートから終始一団で第2障害へ。 最初に仕掛けた10番ホクショウユウキがひとこしで第2障害を越えると、他の各馬も続きましたが、ホクショウユウキの脚取りは軽く、他馬を引き離しての圧勝。 今季重賞3勝目としました。 2着にテンカムソウ、3着ニシキウンカイでした。 手綱を取った松田道明騎手は「馬場が軽いのでスタートは遅れないように気をつけた。軽いとは言っても結構ぬかるんでいるので、みんなもあまり行けないだろうと思いました。今の状態を保って、次の重賞に挑戦します」 と話していました。 前半最後の重賞は、9月29日(日) 第49回岩見沢記念です。 そうそう、今日も開催されているホッカイドウ競馬で、16日の能検で合格したマーチャンダイズ号(セン馬)は13歳なんですってね スゴ~イ!! 大井での未出走から登録抹消し、乗馬クラブで頑張っていたそうです。詳細はこちらから。 頑張れ、マーチャンダイズ 何だか今週は写真オンパレードになってしまってスミマセン また、来週。
2013年09月18日
水曜日 小枝です。 すっかり秋になった北海道。 朝夕は上着無では過ごせません。 朝、出掛ける時も半袖ではなく 薄めの長そでを選んでいます。 先日、アナウンサー仲間が大阪から訪れてくれました。 土曜日は札幌で「どうでしょう祭り」を堪能し、日曜日は帯広へ。 六花亭でスイーツを食べ、とかちむらでとかちマッシュを購入し、馬券師に変身。 そして屋台へ直行 北海道の秋の味覚と旨い酒におぼれ、ホテルではふやけるほどに温泉につかり、人気の朝食をたらふく食べて 北海道を後にしました。 夏休みを堪能し、また現実の日々へ帰って行きました。 こうして訪ねてくれる事が嬉しくて、久しぶりに私も調子に乗って飲んでしまいました 今月は連休が2度あります。 夏の疲れをモール温泉で癒し、秋の味覚を堪能し、ばんえい競馬で一喜一憂。 超お薦めのコースです。 今週の連休の帯広競馬場は、15日(日)帯広青年会議所の皆さんが「とかち魅力発掘まつり」を開催して下さいます。 物産・飲食コーナー、地元高校生の吹奏楽(今やすっかり有名になった池田高校のダンプレもあります) 高校生書道パフォーマンス、ゆるキャラショー、よさこい・バトン・ダンスなど子供たちのステージや十勝の歴史や十勝魅力人クイズ・・・ と盛り沢山の内容です。 そしてメインレースは、4歳重賞 第21回銀河賞(BG2)です。 全国公営競馬主催者協議会会長賞として始まったレースで、1993年より銀河賞と改名され、現在に至っています。 <出走予定馬> 11日現在 ニシキエーカン ホクショウユウキ アサヒリュウセイ ブラックボス ニシキウンカイ テンカムソウ ワールドピサ タカラハヤヒメ エビスダイチ フクトク 以上の10頭です。 メンバー中格上のニシキエーカン、今シーズン勝利がありませんが、一発逆転もあります。 ホクショウユウキは今シーズン同期には負けなしで古馬戦でも勝利している注目馬。牝馬のニシキウンカイは昨年秋6連勝を挙げています。 テンカムソウもこのところ安定した結果を見せています。 また、9レースには 2歳牝馬のA・Bクラスによる一戦も予定されています。 そして16日(月)は大井競馬場で、矢野吉彦さん・目黒貴子さんのトークショー&場立ち予想、お楽しみ抽選会、物産展のほか、「銀の匙とばんえい競馬」のコラボイベントも実施されます。 矢野さんのばんえい解説も、回を重ね かなりのファンの方がばんえい通になっているようです。 デモ走行も行われる予定でしたが、出張予定だったお馬さんがちょっと体調を崩し、今回は大事をとる事にさせて頂きました。 また、元気になったらお邪魔します。 東京オリンピックも決まりましたね。 私の人生で、日本で開催される4回目を体験出来そうです(7年間無事なら)。 と言っても、実際に競技を観たのは札幌冬季オリンピックだけですが・・・。あとはTVでの観戦でした。 1964年の東京オリンピックの時代は、北海道人にとっては東京も海外のようなものでした。(マジほんと) 今度は是非、行ってみたいと思っています。 オリンピック積み立てしようかなぁ
2013年09月11日
水曜日 小枝です。 いよいよ9月、今週はもう半袖を着ていません。寒いです そして1日の間に多かれ少なかれ必ず雨が降ります 先週の土曜日、北海道深川市に 新しく直営場外発売所がオープンしました。 オープンに合わせて多くの方がお越し下さったようです。 そしてその中には、初めてばんえい競馬にチャレンジする方も結構いらっしゃったと聞きました。 有難い事です。 確かに、北海道に住んでいながらばんえい競馬を知らない方、更には帯広の方でさえ一度も競馬場へ訪れた事の無い方もいます。 これまでも、色々なメディアに取り上げられ、番組にもして頂いたり、映画化にもなりました。 そんなばんえい競馬が、この度また新たな映画のシーンに登場します。 帯広出身の漫画家 荒川弘さん(ちなみに女性です)が描かれた「銀の匙 Silver Spoon」 (現在TV放映中)が実写版で映画化されるロケが、今まさに帯広とかちで撮影が進んでいます。 ストーリーは、札幌の進学中学から来た主人公が帯広大蝦夷高等学校(農業高校)で、自然や動物たち、そして仲間たちとの日常で成長していくもの。 昨日3日から明日5日まで、帯広でのエキストラを交えた撮影が行われます。 学校祭のシーンやばんえい競馬の観戦シーンなど、述べ1000人のエキストラの中には、道外からの応募者もいるそうです。 実際、このアニメのファンは小・中・高校生が多く、6月末に帯広競馬場で行われた「銀の匙」のイベントにも、多くの親子連れや、学生たちが訪れていました。7月3日のブログ その多くは初めて競馬場に足を踏み入れた人達ではないかと思います。 でも、その子供たちが大人になった時、「競馬場に行った事がある」と「ない」のでは、かなり違いがあると思います。 今の売り上げを心配しろ! と おっしゃる方もいるかもしれませんが、3年・5年・10年先の事も大切です。 特にばんえいは、文化財産としても継承していかなければなりません。 今回の映画は、ばんえい競馬が主体ではありませんが、これまでの映画とは違った視聴者が多い事は確かです。 将来へ繋がるチャンスの一つになる事と期待しています。 そうそう、日曜日のレース予想をして下さっている 北海学園大学の古林教授もエキストラに参加するって、楽しみにしていらっしゃいました 折角ですから今日はばんえい競馬入門編をやりましょう。 血統の話は私自身もあまり詳しくはありませんが、アングロノルマン・ペルシュロン・イレネー・ブルトンなどの名前が、ばんえいの歴史には出てきます。 また、戦後1974年米国からベルジャンのマルゼンストロングホース輸入したのは、橋本善吉氏だったそうです。 もともと、農耕馬として人々と共に開拓や農作業に精を出していたばんば。 もちろん力持ち。 それぞれの村で「オラの馬が一番だ」と祭りで競い合ったのがばんえい競馬の始まりです。 200mのコースに2つの障害。 ゴールはソリの後端がゴールラインを通過したところ。 と言うことは、スタートもゲートのうしろでソリの後端を一直線に合わせて準備します。 極端に言うと、小さい馬だとゲートに鼻ヅラが届いていない事もあるでしょう。 ファンファーレのあと、スタートの合図で係員が離れても なかなかゲートが開かない事があります。 こういう時はほとんどが「脱糞待ち」です。 騎手が手を挙げてスターターに知らせ、終わるのを待ちます。 第一障害を降りて第二障害までの間は、何度か脚を止めます。 第二障害を上手く越える力を保つために、時々止めながら進むのです。 第二障害はかなりの力を要しますので、ひと腰で登り切るのが理想ですから、騎手のさじ加減も勝敗のカギになります。 第二障害を越えればゴールを目指すのみ。 しかし、今度は馬自身が疲れてきて途中で止まったり、ゴールライン上で止まってしまったりします。 障害の得意な馬、障害さえ降りれば後は大丈夫という馬、右や左に寄れてしまう癖のある馬、それを制御しながら手綱を取る騎手の手腕はかなり重要です。 そうそう、ばんえいの騎手はムチは持っていません。 長~い手綱を上手くムチのように使っています。 コースはフルゲート10頭のセパレートコース。 馬場状態は平地のように良とか不良とかではなく、水分を%で発表されます。 基本的には、雨で水分が多いと軽馬場、少ないと重馬場と言い、軽くなればソリがスムーズに滑るので止まる回数も少なく、速いタイムになります。 但し、夏と冬・昼と夜によっては「水が浮く」とか「粘りが出る」などと言われ、予想と異なる場合もあります。 ばんえいにも負担重量があります。騎手の体重は77キロ。 通算勝利数50勝未満、また免許取得から5年以下で通算50~100勝未満は10キロ減。 女性騎手は同条件で20キロ減。 特別・重賞は軽減なしです。 そして、ソリに加算される重量ですが、2歳のデビューは480キロから始まり、その後は馬齢や収得賞金などにより細かく区分加算されます。 最高は「ばんえい記念」の1000キロ。 スタートからゴールまで、馬の走りと一緒に声援出来るのもばんえい競馬の良さ。 是非エキサイトゾーンで体験して下さい。 まだまだお伝えしたい入門編ですが、また機会を設けたいと思います。 ではまた 来週
2013年09月04日
水曜日 小枝です。 専門学校の前期最終授業を終えて来ました。 やっと生徒たちの本音が見えて来た頃に終わるのは残念ですが、卒業に向かってあと半年頑張ってくれる事でしょう。 昨夜は夜中の3時頃、凄い雷の音が響いていました。でも朝8時、私が出掛ける時間には、すっかり晴れた空。 ちょっと秋を感じる空気でした。 ばんえい競馬は夏の大一番 ばんえいグランプリとばんえい大賞典が終わり、次の重賞は9月15日銀河賞になります。 3歳3冠戦の第1弾、ばんえい大賞典は、やはり2歳時の活躍馬ショウチシマシタとナナノチカラの出走が叶わず、7頭立てのレースとなりました。 そうなるとソウクンボーイに注目が集まります。 当日は夕刻から雨になり、馬場水分は3.0%。 軽馬場決戦です。 スタートからコウシュハクィーンが先行し、前半(私の取った時計で)47秒台。 2馬身ほど先に2障害に着いたコウシュハクィーンは、2番手以降が着いたのを見て仕掛け始めました。 すんなりと2障害を越えリードを広げます。 この時点でまだ他の馬たちは障害を登り始めたばかり。 20mほど開いてコウシュハウンカイとオレノココロが並んで下り、ダイコクパワーがその後の4番手。 残り20mで一旦詰まったコウシュハクィーンでしたが、大河原騎手の気合いと共にもう一度歩み始めました。 セーフティーリードのある中、スピードは衰えず。 こうなったら2番手以降はもう届きません。 コウシュハクィーンの重賞初制覇です。 最後ゴール際でオレノココロが僅かにコウシュハウンカイを捉え2着。 ダイコクパワーは4番手のままのゴールでした。 ハンデ差も味方につけたレースですが、この勝利が弾みになる事でしょう。 (主催者 撮影) この25日(日)は、矢野吉彦アナが訪れ、前半はJ-PLACEで場立予想を後半はスタジオからばんえいの予想でお手伝い頂きました。 帯広競馬場のJ-PLACEでの場立は、始めての試みでした。 場外発売所が増えます。 かねてから準備が進められていた、直営場外の深川場外発売所が8月31日(土)にオープンします。 31日(土)は14時の開門に合わせて、先着150名にお祝いの紅白饅頭が配布されます。 この日はリッキーも深川へ出張します。 また、31日・1日(日)は、先着50名に予想紙のプレゼントやお楽しみ抽選会も予定しています。 帯広競馬場のとかちむら 31日(土)JA幕別町青年部による「農畜産物ふれあい感謝祭2013」が開催されます。合わせて、スタンド内でも抽選会が行われます。 ひと雨毎に秋に移り変わる北海道。 ばんえい競馬と共に実りの秋も堪能出来ます。皆様のご来場を、お待ちしております。
2013年08月28日
水曜日 小枝です。 お盆が過ぎれば秋・・・のはずの北海道が、今日も暑い 週初めにエアコンで喉を傷めてしまった(素人か)ので、このところ家ではエアコンを使わず寝る時もアイスノンでしのいでいます。 先週の日曜日18日は、雨が降ったり止んだりの繰り返しの1日でした。よって蒸し暑~い1日。北海道のカラッとした夏は何処へ・・・・って感じでした。 馬場水分も2.5%~3.0% 2歳馬のAクラスで1分23秒1が出たくらい速い馬場でした。 そんな日のメインレースがばんえい重量500キロのレースですから、何と言う偶然。 コカコーラ杯第3回稲妻賞、もしかすると1分切るかしら・・・・とも思えました。 レースは予想通りノンストップ。 ばんえい競馬の「止まる」と言う特徴が出ないじゃないか! とおっしゃる方もいますが、まぁこれもいいじゃありませんか 結果はワタシハスゴイが逃げ切り、1分3秒2のタイムで勝利しました。 時間軸が前後しましたが、17日(土)11時から 競馬場厩舎内にある馬頭観音さまで「愛馬感謝の集い」が行われました。 主催者や厩舎の皆さん、そして一般ファンも参加して下さいました。 馬頭さんの裏には、名馬たちの墓標があります。 そして29日(月)も湿度の高い1日でした。今日のタイトルにある「あと少し・・・」は、この日の売り上げです。 皆さんのお陰で売り上げ好調であともう少しで1億というところまで行きました。近年 計画比も前年比も伸びない事の多かった中、嬉しい結果です。 そんな月曜日のメインは「楽天競馬ばんえい応援特別」でした。 今年の春、帯広市と一緒に記者会見を開いて発表した「ばんえい十勝応援企画2013」の第1弾の100万円が達成し、にんじん・牧草の購入資金の目録が金山明彦調教師会会長に渡されました。 そして、競馬モール(株)新名貴之さんにはスタジオに出演して頂き、第3弾の花火大会のお話も伺いました。 さて今週のメインは、25日(日)の第38回ばんえい大賞典(BG3)です。 3歳3冠路線の第1弾、今日現在の出走予定馬は次の通りです。 ショウチシマシタ ♂ ソウクンボーイ ♂ コウシュハウンカイ ♂ ナナノチカラ ♀ ダイコクパワー ♂ コシュハクィーン ♀ オレノココロ ♂ アグリナデシコ ♀ オホーツクノタカラ ♂ マツリダワッショイ ♂ の10頭です。 イレネー記念優勝以来未出走のショウチシマシタ、同じく黒ユリ賞を勝ってから未出走のナナノチカラ、この2頭が出走してくるかどうか。 今シーズン、絶好調のダイコクパワーは 3・4歳対決のはまなす賞2着、古馬戦でも堂々の勝星を挙げる充実ぶり。 コウシュハ2頭やオレノココロも着実に前進しています。 成長著しい3歳馬の第一戦、ご期待下さい。 そうそう、先週の続きもご紹介しなくっちゃ。 ファイターズキャラバンで賑わっていた帯広競馬場ですが、ふれあい広場も多くの皆さんに楽しんで頂きました。 丁度私が覗いた時にいた、関西からの若者グループが乗馬を体験していました。 とっても良い思い出になっていると思います。 そんなお客様を見守るリッキー。 この日はちょっとのんびりとマイハウスで休息。 皆さんも是非、遊びに来て下さい!
2013年08月21日
水曜日 小枝です。 お盆です。今年もまた仕事なので両親の納骨堂へのお参りに行けず、親不孝しています。明日の朝頑張って行って来ようかな・・・・。 先ほど帯広平原まつりの開会式の仕事に行って来ました。 進行自体はさほど濃くはありませんが、来賓紹介だけは市職員やスタッフの方々が気を使っていて、読み間違いはないか、紹介漏れはないかとピリピリしています。 これは毎年のことで、冬の氷まつりの開会式も同じです。何年か前には、言い間違いではなく聞き間違えた某市議会議員が猛烈に文句を言って来たこともありました。 今年も無事に開会式を終え、夕方からの仕事の前にブログに向き合っています。 さて、11日(日)には ばんえい夏の大一番第25回ばんえいグランプリが行われました。 ご承知の通りホクショウダイヤが大混戦を制しました。 シベチャタイガー・キタノタイショウ・インフィニティーが先行し第2障害へ。 各馬が挑戦に入る第2障害、シベチャタイガー・ギンガリュウセイ・インフィニティーと下り、ホクショウダイヤ・ホッカイヒカルが続きます。 人気キタノタイショウはなかなか越えられず、ようやく2障害を降りた時には40~50m後方でした。 そんな中、一旦先頭に立ったのはインフィニティー。 追走するギンガリュウセイ 少し鈍ったシベチャタイガー、そこへホクショウダイヤの猛追 さらにホッカイヒカル。 ゴールでは、インフィニティーギンガリュウセイ・ホクショウダイヤの3頭が横並び。 さらにはホッカイヒカル・シベチャタイガーも固まって入線。 最後のスピードの差でしょうか、ホクショウダイヤが差し切った結果となりました。 (右がホクショウダイヤ 主催者 撮影) 松田道明騎手はつい先日まで怪我で入院していましたが、「病院のベットで腕立て伏せをしていました。ホクショウダイヤは10歳になって甦りました」と 話していました。 (主催者 撮影) 印象に残ったのは、インフィニティーです。 あの北斗賞からまた力をつけたと感じました。 そんな11日JRA函館競馬場には、コスモバルクの姿がありました。 久し振りにファンの皆さんとのご対面です。 パドックでは、岡田繁幸さんと古谷っちのトークが行われたようです。 中継で行っていた太田アナが写真を撮ってきてくれました。 バルクの元気そうな姿に 思わずニンマリしてしまう私です そして帯広競馬場11・12日の2日間は、北海道日本ハムファイターズ10thSEASONキャラバンがやって来ました。 ファイターズの観戦とばんえい競馬観戦の2刀流キャラバンです。スタンド南側では沢山のイベントも繰り広げられ、特別模擬レース(5頭立て)も行いました。 道内道外各地からも多くのお客様にご来場頂きました。 この2日間は他にも写真を撮って来ましたので、また来週part2 としてupします。
2013年08月14日
水曜日 小枝です。 北海道(道南の一部を除く)は今日が七夕です。 商店街は七夕飾りで彩られ、出店が並び 夏休みの子供たちで賑わっています。 昨日まで涼しいくらいだった帯広も今日は真夏日 立秋だってば さっきテレビで大雨注意報と竜巻警報が出てたけど、今のところ帯広中心部には気配がありません。 今年も夏の一番、ばんえいグランプリを迎えます。 今年は第25回です。 ファン投票選抜馬と賞金上位による一戦。 かつての優勝馬にはあのスーパーペガサスやフクイズミ、アンローズ、ニシキダイジン、ナリタボブサップなど記憶に残る優秀馬たちがいます。 今日(7日)現在の出走予定馬は キタノタイショウ 雄7 ギンガリュウセイ セン9 ホッカイヒカル 雄9 ホクショウダイヤ 雄10 ニュータカラコマ 雄5 フクドリ セン7 インフィニティー 雄7 ブラックパール 牝5 クロフネオーザン 雄9 ブラックボス 雄4 以上の10頭です。 今季重賞2勝のキタノタイショウ、昨年度の覇者ギンガリュウセイ、北斗賞で念願の重賞初制覇を成し遂げたインフィニティーなど、ファンの期待を一身に背負い戦います。 8月10・11日は北海道日本ハムファイターズのキャラバンが帯広競馬場にやって来ます。 北海道へ来て10年目の記念イベントで道内各地を回っています。 *日本ハムファイターズ 試合中継 *HBCステージイベント *ふわふわ、バッティングアトラクション *限定ファイターズグッズ販売 *選手実使用用具展示 *優勝ペナント展示 *飲食ブース そしてこの2日間は、特別模擬レースを行う事になりました。 10日(土) 12:40発走 11日(日) 12:20発走 どちらも5頭立ての模擬レース。 勝馬を当ててプレゼントをGETして下さい 先週「とかちむら」では、心惹かれるイベントがありました。 広場の中央にデ~ンと構えたブース あのビールの泡がソフトクリームみたいなやつ。 帯広ではほとんどお目にかかれない、一度は味わってみたい代物 残念ながら出会ったのは午後1時30分。 「これからレースだ・・・・・」 後ろ髪引かれながら放送室に向かいました。 開門時にはリッキー君もお迎えしています。 夏恒例の焼肉コーナーもありますので、短い北海道の夏ですがレースと一緒に楽しんで下さい。
2013年08月07日
水曜日 小枝です。 7月も31日いよいよ明日からは8月。 でも、このところ雨が続き 夏日にもならない気温。 暑けりゃ暑いで文句も出ますが、毎年の事・・・。 でも僅かでも夏を感じたいのが正直なところです。 かつて無い大雨の災害に見舞われている地方もあります。先日山形の知人と電話でお話ししましたが、雨が多すぎて断水状態だと・・・。 降らなくても降っても断水なんて、うまく行かないですね。 さくらんぼもシーズンなので被害が大きくならなきゃいいけど。 ばんえい競馬はと言うと、砂塵が舞って馬たちが見えないほどだった馬場が水を含み、ちょっと前までのレースとはすっかり変わりました。 2障害までノンストップだったり、何度か刻みながらも2障害ではためる事無く一気に登る馬もいたりしました。 ただ、展開ほど時計が速いか、と言うとそうでもありません。 このあたりが難しいところです。 そんな中行われた 第25回はまなす賞は、ホクショウユウキの勝利でした。 先頭から最後方までそう差がない形で進んだ前半、ホクショウユウキも好位につけていました。 そして勝負の第2障害、ホクショウユウキはゆっくりとした足取りながらも確実に歩を進めひとこしで越えて行くとあとはひとり旅。 圧勝劇を見せつけました。 前々走、初めての重賞参戦だった柏林賞制覇に続く優勝。フロックでない事をきっちり証明しました。 少々遅咲きかもしれませんが、確実に力をつけてきたホクショウユウキ。 まだまだ4歳、これからが楽しみですね。 鈴木恵介騎手も「天候やハンデにも恵まれ、オーナーさんと打ち合わせした通り先行してレースを作って行くという 思った通りのレースが出来た」と話しています。 次週は3日(土)にオープンクラスのレースが組まれています。 また4日(日)の協賛競走では、8月9日はりきゅうマッサージの日にちなみ、十勝鍼灸マッサージ師会賞(第3レース予定)が行われます。 さらにスタンド内では、10分間体験無料マッサージが行われます。(13:45~16:00)リンパの流れを良くして、予想にひらめきが出るといいですね。 子供たちも夏休みに入りました。 リッキーやミルキーもあちらこちらへ出掛けて行きますので、是非皆さんリッキー・ミルキーとの優しい時間を過ごして下さい。 明日8月1日から4日までは、旭川夏祭りに合わせて馬車運行やステージイベントを、4日(日)は札幌競馬場にも登場します。 ばんばは、乗馬用の鞍をつけていないので、ばんばの背にまたがると そのまま馬の温かさを感じる事が出来ます。 サラブレッドの乗馬とはまた違った感触を体験できますよ。 肌で感じた思い出って、ずっと心に残りますよね。 もちろん、子供だけではなく大人もOKです。 大雨の被害を受けた地域の皆さんには、天候が回復して一刻も早く復旧されることを願っています。
2013年07月31日
水曜日 小枝です。 今日は専門学校の前期の期末試験で、採点して帰って来たのでブログに取り掛かるのが遅くなってしまいました。 今日はちょっと肌寒いくらいの気温です。夏が行ったり来たりっていう感じで体調管理も大変です。 このところ、8R位の時間になると 夕陽がとてもきれいです。 さて、先週のビッグウエイトカップは、出走10頭中最高馬体重1170キロのキタノオーロラの勝利でした。 道中はあまり差が無く進み、第2障害は5頭が一斉に下って来る状況。 内からホクショウバトルが一旦先頭に立つも、残り20mでキタノオーロラが前を捉え、さらにニシキエースがゴール前2番手を奪っての決着。 全ての出走馬が1000キロ以上という、ばんばならではのレースでした。 8月11日(日)に開催される 第25回ばんえいグランプリ(BG1)のファン投票の最終結果が昨日発表されました。 1位 キタノタイショウ 687票 2位 ギンガリュウセイ 578票 3位 アローファイター 355票 4位 クロフネオーザン 345票 5位 オイドン 322票 6位 ホクショウダイヤ 302票 7位 インフィニティー 293票 8位 ホッカイヒカル 237票 9位 ブラックボス 202票10位 シベチャタイガー 201票 昨年を上回る総投票数を頂きありがとうございました。 投票上位7頭に番組賞金上位3頭を加えた10頭が、出走権を獲得します。 今シーズン重賞2勝のキタノタイショウが、中間発表と変わらずトップとなりました。 第2位のギンガリュウセイは昨年度の優勝馬。 5歳のオイドンも5位の票を集めました。 是非ご期待下さい。 次週の注目レース 3歳・4歳の重賞 第25回はまなす賞(BG3)です。 <今日現在の出走予定馬> ニシキエーカン 4歳 アサヒリュウセイ 4歳 ブラックボス 4歳 ニシキウンカイ 4歳 ホクショウユウキ 4歳 ソウクンボーイ 3歳 ナナノチカラ 3歳 コウシュハウンカイ 3歳 ダイコクパワー 3歳 コウシュハクィーン 3歳 以上の10頭です。 <とかちむらから> 先日とかちむらではボーダー達が一日中賑やかにボードを楽しんでいました。 このコースに洗剤を溶かした水を撒いて滑るんだそうです。 とかちむらでは、競馬とは違ったイベントも開催されているんですよ。
2013年07月24日
水曜日 小枝です。 真夏日が続いた北海道も、ここ2・3日は平年並みの気温で、寝苦しい夜からちょっと解放されています。 先週の重賞競走 北斗賞は、ゴール前大混戦になる好レースでした。 一斉にスタートを切った10頭、砂塵の舞う中トレジャーハンターが先頭で第2障害、前半は62秒台。 勝負の第2障害を先頭で下ったのはホリセンショウ、2番手にインフィニティー、ホッカイヒカルが外から、内からキタノタイショウが伸びてきたゴール手前、キタノタイショウが止まった。 粘るホリセンショウにホッカイヒカルとインフィニティーが襲い掛かり、3頭並んでのゴール。 0.3秒差でインフィニティーが重賞初制覇、手綱を取った浅田達矢騎手も重賞初制覇です。 2着はホッカイヒカル、さらに0.3秒差でホリセンショウが3着です。 (主催者撮影) 表彰式では、管理厩舎の金田勇調教師はこれまでのインフィニティーと浅田騎手への思いが溢れたのでしょう。 涙の表彰式でした。 そしてもちろん浅田騎手もインタビューでは今にも溢れそうな一滴をこらえて「夢のようです。重賞を獲った事のない自分を乗せてくれた馬主さんや調教師、厩舎の皆さんに感謝しています。まだまだこれからの馬ですので、もっと強いところを見せます」 と関西なまりの優しい言葉で話されていました。 カネサブラックやナリタボブサップなどが引退した今、これからのオープンを背負って立つ馬に注目されていた今期。 ばんえいグランプリがまたさらに面白くなりそうです。 次週の注目レースは、21日(日)のビッグウエイトカップです。 その名の通り重馬体重の馬たちによる一戦です。 今日現在の出走予定馬 過去最高馬体重 前走馬体重 フクドリ セン7 1146キロ 1095キロ トレジャーハンター 牡6 1096キロ 1087キロ ファーストスター 牡6 1131キロ 1106キロ シベチャタイガー 牡9 1200キロ 1150キロ ホクショウバトル 牡6 1134キロ 1130キロ グランドペガサス 牡7 1204キロ 1168キロ ウメノタイショウ 牡8 1155キロ 1130キロ スギノハリアー 牡7 1125キロ 1107キロ ニシキエース 牝8 1168キロ 1122キロ キタノオーロラ 牡6 1190キロ 1184キロ 以上10頭です。 彼等(一頭彼女)はやはりデビューの頃から大きく、フクドリはなんとデビュー戦で978キロありました。 メンバー中で一番軽くてトレジャーハンターの874キロです。 600キロ台でデビューする馬も多いのですから、一際目立った存在であったことは間違いないでしょう。 豪快な巨漢の一戦にご期待下さい 21日(日)はBAOO高崎へ、22日(月)は川崎競馬場へお出掛け下さい。 BAOO高崎では、ミルキーに乗ったり写真撮影したり、ふれあいコーナーがあります。また、十勝の銘品が当たる抽選会や、十勝物産展も開催されます。 川崎競馬場では、ばんばとの綱引き大会やばんばのデモ走行、ふれあいコーナーもあります。 そして矢野吉彦アナと目黒貴子さんのトークショーと場立ち予想でお楽しみ下さい。 抽選会や物産展も開催します。 詳しくはばんえい十勝HPで。
2013年07月17日
水曜日 小枝です。 先週土曜日から突然の猛暑 30℃を超えるのはいいけれど、強烈な湿度 とても北海道とは思えない暑さでした。 コースも砂塵が舞う中でジョッキーやお馬さんも大変だったと思います。 汗と砂まみれでゴールを迎える状況ですものね。 しかし、北海道は夏の30℃超えから 冬の氷点下20℃以下まで、その気温差は55度くらいになりますが、ちゃんと生きているのですから凄いです。 勿論、寒い冬には暖かい衣類や住居があり、暖がが取れます。 クーラーの普及率は未だ全国最下位ですが、近年は一般家庭にも設置されているのが見受けられます。 でも、厩舎は大変です。 古い木造の厩舎は冬は隙間風、夏は勿論クーラーなんてありませんから。 私たちは文明の利器に頼りすぎて、身体が甘くなっているのかも知れません。 古い物で思い出したのですが、レースで写真判定や競走中止、時間失格などがあると、決勝審判から実況へ電話連絡があります。 その電話がこちら 磁石電話です。 一般住宅の黒電話も近年見たことないのに、磁石電話が今でも使われているのは きっと他にもあまりないでしょうね。 かかって来たときはそのまま受話器を取ればOK。 かけるときは、右手にあるレバーをグルグルグル~っと回してかけます。 その昔、この磁石電話を自宅で使っていたときは、交換手に繋がりました。 結構レトロでいいでしょ さて、次週の注目レースは14日(日) 第21回北斗賞(BG3)です。 昨年は、大御所のカネサブラックやナリタボブサップを抑えて優勝したのがキタノタイショウ。 同年代ではトップの成績で来たものの、古馬との戦いではなかなか前を捉えられなかったのですが、この北斗賞で見事な走りを見せてくれました。 8月に行われる ばんえいグランプリに向けての前哨戦としても見逃せない一戦です。 今日現在の出走予定馬は キタノタイショウ 牡7 ギンガリュウセイ セン9 ホッカイヒカル 牡9 ホクショウダイヤ 牡10 ニュータカラコマ 牡5 フクドリ セン7 ブラックパール 牝5 フジダイビクトリー 牡5 トレジャーハンター 牡6 ファーストスター 牡6 です。 ここにテンマデトドケの名前が無いのが残念でなりません 体調を崩していたのですが、静かにその生涯を終えたと聞いたばかりです。 最強馬として「ほこ×たて」にも出演しましたが、復帰は叶いませんでした。 在りし日のテンマデトドケ 熱中症が多発しています。 皆さん十分お気を付け下さい。
2013年07月10日
7月に入りました。水曜日小枝です。 ようやく少し夏らしくなって来ました さぁ、今日も授業授業と張り切って学校に行って 自分のクラスのスケジュール表見たら「7月3日は実習のため休講」と書いてあった。 あら確認ミス・・・・。 と言うことで、事務所でデスクワークです。 先週土曜日の帯広競馬場は、まだ午前中にもかかわらず 入場門は長蛇の列 アニメファンはご存じかも知れませんが、週刊少年サンデーに連載中の「銀の匙Silver Spoon」 これがTVアニメ放送される事になり、そのアニメの舞台になっている 大蝦夷農業高等学校のモデルが帯広農業高等学校で、ストーリーの中には帯広競馬場も出てくる事から、一大イベントが行われました。 スタンドに設置された大型スクリーン、私が競馬場に着いた11時半頃でこの状態 スタンドを埋め尽くすファン(競馬ファンではなくアニメファン) 12時からはトークショー。 主人公である八軒勇吾役の木村良平さん、御影アキ役の三宅麻理恵さんが登場。 (左・三宅麻理恵さん 中央・木村良平さん 右・FMジャガ栗谷昌宏さん) トークショー終了後、第一話放送分が、ひと足先に放映されました。 会場には、道外から来られた方もいたようです。 申し訳ありませんが、このイベントの話を伺うまで 私は「銀の匙」を知りませんでした(^_^;) 来場者に色々お話を伺っていると、食育にも良いストーリーらしく、親子連れも多く見かけました。 そしてこの日は最終レースを除く10Rが全て協賛競走。 第1R 八軒杯 第2R フジテレビ「ノイタミナ」カップ 第3R 小学館 週刊サンデー杯 第4R 豚丼カップ 第5R アニプレックス杯 第6R 御影カップ 第7R A-1 Pictures杯 第8R 荒川弘カップ 第9R エゾノー杯 第10R 「銀の匙」アニメ放送記念 表彰式には、声優さんたちもプレゼンターとして登場。 また、スタジオへも来られ番組に出演して下さいました。 この日の専門誌「ばんえい金太郎」は、表紙をアニメでカラー印刷。 いつもより多く用意したらしいですが、あっと言う間の完売だったそうです。 こちら ばんえいを知らなかった人、ただただこのアニメが好きな小・中学生も金太郎を手に放映を見ていました。 なお、放送開始は 全国~フジテレビ「ノイタミナ」ほかにて7月11日(木)から 北海道は北海道文化放送(UHB)にて7月14日(日)25時~だそうです。 レースが始まる頃には、随分入場者数が変わりましたが(^_^;) お天気も良く、将来のファンに沢山会えた気がします さてさて、レースの方ですが、6月24日(月)と7月1日(月)の2週に渡り、今年度新設された特別競走 瑞鳳賞(5歳牡馬限定)と白鳳賞(5歳牝馬限定)が行われました。 同世代のハンデ戦。 このハンデが微妙だったのか、牡馬牝馬ともに波乱の結果となりました。 牡馬対決 瑞鳳賞は 1着 カチナノリー 660キロ 6番人気 2着 テルシゲ 660キロ 1番人気 3着 フジダイビクトリー 690キロ 8番人気 牝馬対決 白鳳賞は 1着 ヘイセイオトメ 630キロ 10番人気 2着 ペーパンクイン 620キロ 5番人気 3着 アアモンドマツカゼ650キロ 1番人気 と言う結果でした。 5歳対決はなかなかない番組なので、今後の古馬戦への面白い一戦でした。 次週7月7日(日)は、サッポロビール道産子感謝DAYのイベントで、サッポロファクトリーにリッキーが、サッポロガーデンパークにミルキーが登場です。 お近くの皆さん、是非この機会にばんばに触れ合って下さい。 そして、今年も ばんえいグランプリ(8月11日メイン)のファン投票の受け付けが始まります。 7月6日(土)~22日(月) 本場、各場外発売所では専用投票用紙で、またネットや郵便投票も出来ます。詳しくはばんえいHPでご確認下さい。 では、また。
2013年07月03日
6月最後の水曜日 小枝です。 なかなか気温が上がらない北海道。 もう6月も終わりに近づきました。 先週は、4歳の重賞 第7回柏林賞が行われました。 アサヒリュウセイが出走取り消しで9頭がスタート。 前半は各馬そう差が無く進み、第2障害へ。 先行していたホクショウユウキとワールドピサが第2障害を越え、人気のニシキエーカンは先頭から20mほど遅れてクリア。 マイペースで逃げるホクショウユウキを追ってかなりいいスピードで追い上げるニシキエーカンでしたが、残り10mで失速。 リズムを変えずに逃げたホクショウユウキが、重賞初出走ながら見事に勝利をものにしました。 (主催者 撮影) そして月曜日のメインは、今年度新設された5歳牡馬限定の特別競走 瑞鳳賞が行われました。 先行したカチナノリー(6番人気)がひと腰で第2障害をクリア、人気のテルシゲは4・5番手で降り前を追いましたが、快調に歩を進めるカチナノリーには届きませんでした。 次週は同じく5歳、今度は牝馬限定の特別競走が行われます。 24日(月)には、大阪星光学院の生徒の皆さんが修学旅行で来場しました。 クラスから選抜されたメンバーによる人間ばんばを開催。 先ずは第一走者がスタートから第1障害を越え第二走者へバトンタッチ、そして第二走者は第2障害を越え、そりを曳くチームメイトのアンカーへバトンタッチ、 ゴールを目指すというレース。 5クラス対抗、ほかの生徒たちが大きな声援を送るなかで始まりました。 驚いたのはそのスピード。 高校生の身体能力に驚きました 私たちの予想では、馬場に足が取られ転倒する生徒もいるだろう・・・ な~んて話していたのですが、どのクラスもめちゃめちゃ速い! 普通のトラックを走っているかのようでした。 確か、38秒台の決着だったと思います。 この後、第4Rは協賛競走もあり、いい思い出を作って頂けたのではないかと思います。修学旅行生の受け入れでも ばんばの文化が継承されています。 そして今日は開催日ではありませんが、TV局の番組のロケがありました。 タレントさんたちが北海道を回りながら色々なチャレンジをする中のひとつで、「北海道のゆるキャラ(一部)の中で一番は誰だカップ」 予定では、ゆるキャラがコースを走り、タレントさんたちが1着を予想するのでしたが、雨が降って来たため急きょスタンド内に変更。 1階は場外に来ているお客様がいるので、2階スタンドでの撮影になりました。 私も放送室からではなく、スタンド内に実況席を設けて同じ目線からの実況になりましたが、何とか撮り終えました。 ばんえいは競馬の中でも他に無い特殊なレースでもあるので、色々な番組にも取り上げられています。 とても有難い事です。 まだまだ天候も気温も落ち着かず、夏になれない北海道ですが、アスパラも美味しい季節です。 皆様のお越しをお待ちしておりま~す。
2013年06月26日
水曜日 小枝です。 本州、特に西日本地区の大雨は大変ですね。 お昼のニュースによると、今後も雨が長引くとの事ですので、十分お気をつけ下さい。 北海道は、6月の初めにやっと夏らしい気温になったかと思いましたが、このところはお昼間の一瞬だけ暖かいのですが、夕刻には涼しくなってしまいます。 先週は、重賞戦線のトップを切って旭川記念が行われました。 キタノタイショウ(7歳牡)が、ばんえい十勝オッズパーク杯に続く今季重賞2勝目を飾りました。 先行馬たちが続々と第2障害を越えて行く中、5番手で降りたキタノタイショウ。 前の集団まではかなりの差がありましたが、後半の追い上げは目を見張るものがありました。 特に先頭2頭 ホリセンショウ・ギンガリュウセイには残り20mで1馬身に詰め寄り、その勢いのまま先頭に立ってゴール! 快心の優勝でした。 先週のブログでは、乾いた馬場の予想でしたが、土曜日の雨で湿り2.1%での決戦でした。 (主催者 撮影) 大河原和雄騎手はレース後、「いい仕事が出来ました。障害を降りた時は届くか?と思いましたが、厩舎のスタッフが良く立て直してくれたお蔭です。」と話していました。 さて今週は4歳重賞路線の第一弾、第7回柏林賞(BG3)です。 <出走予定馬> ニシキエーカン アサヒリュウセイ ブラックボス ニシキウンカイ ♀ タカラハヤヒメ ♀ ワールドピサ テンカムソウ エビスダイチ ホウショウユウキ ニシキトモエ 以上の10頭です。 4歳限定は、この柏林賞と銀河賞、そして天馬賞で3冠としています。 どうぞ ご期待下さい。 先週は、何度かお伝えした開催後半3日間にコース使用が変わる最初の3日間でした。特に混乱もなく、スムーズに行われたと思います。 コースの砂の摩耗のハンデもかなり改善されていると思います。 正面(ゴール側)からのカメラ映像は、1番や2番の馬が中寄りのコースにいるのがまだ見慣れませんが、最初だけ。大丈夫です 今週は、6月30日(日)に置戸町で行われる「おけと夏まつり」で開催される「置戸人間ばんば大会」のPRイベントが行われます。 第3Rには、協賛競走があり 馬券提示での抽選会もあります。 置戸町は、木の町として昔から有名です。木工品にも力を入れています。そして今は、「ヤーコン生産量日本一」として、ヤーコン茶をはじめ、ヤーコンサイダーやヤーコンドラフトも開発されました。 今回の抽選会の賞品にもヤーコンサイダーとヤーコンドラフトが入っています。 私も、昨年ヤーコンにはまった時期があり、色々な料理に挑戦しました。サラダは勿論、梅和えや青菜との醤油炒め、一番はやっぱりきんぴらでしたね。 あく抜きだけちゃんとやれば、シャキシャキ感最高のお野菜です。お腹にもいいし、老化防止にもいいらしいですよ
2013年06月19日
水曜日 小枝です。 今年度は水曜日の午後に専門学校の講義が入ったので、ブログはその後夕刻にUPする事が続いています。 先ずは、先週書かせて頂いた、ばんえい競馬のコースの散水について、誤解があってはいけないので、一言添えさせて頂きます。 ばんえいは馬場水分が勝負に関わるので、開催中の散水はありません。と書きましたが、レースとレースの間には行わないという意味で、公正競馬のために必要と判断された時は、レース前の朝に散水を行う場合があります。 なお、散水ヵ所などは必ず出馬表に記載されていますので、ご確認下さい。 先週から帯広競馬場にもJーPLACEが開設されました。スタンド2階南側フロアです。 スタンドの中央に、カウンターが設置され案内係の方がつくそうです。 その中央から西側にフロアが出来ました。 発売機、払い戻し機、モニターが並んでいます。 今週末からは、函館開催が始まります。 今年は札幌がスタンド工事中なので、9月1日まで函館が続きます。 今年も太田アナが函館へラジオ中継に行くので、暫くは土日のばんえい競馬は私が頑張りますので、よろしくお願いしますm(__)m 今度はファンのいる時間にJ-PLACEフロアの写真を撮ってきますね。 さて、次週のばんえい競馬のメインは 重賞競走 第44回旭川記念(BG3)です。 昨年は、カネサブラック・ナリタボブサップの1着2着。 馬場水分は5.6%でしたが、今年はこのままの予想では1%台では?と思います。 <6月11日現在の出走予定馬> キタノタイショウ 牡7 オイドン 牡5 ギンガリュウセイ セン9 ホッカイヒカル 牡9 ホクショウダイヤ 牡10 ニュータカラコマ 牡5 フクドリ セン7 ブラックパール 牝5 フジダイビクトリー 牡5 トレジャーハンター 牡6 以上10頭です。 またこの日は第6Rに「第6回足寄産駒記念」(足寄で生産された2歳馬)が予定されていて、足寄町の特産品のプレゼントや抽選会が行われます。 皆さん、ラワンぶきってご存知ですか? 日本一大きなふき、大人の身長をはるかに超えるほど成長します。 山菜取りに行って雨が降ったら、傘代わりになります。 もちろん茎も太く、5センチ~10センチにもなるものもあります。 このラワンぶきは足寄町を代表する特産品、北海道遺産にも指定されています。 是非抽選会でGETして下さい。 気温も上がり、いよいよナイターの季節。 お待ちしていま~す。
2013年06月12日
水曜日 小枝です。 北海道もようやく初夏の香りを感じるようになりました。そして北海道では運動会のシーズンです。 先週と今週の日曜日がピーク。お天気も良さそうなので子供たちの歓声が聞こえて来るでしょう。 このところ雨がなく、帯広競馬場の馬場は先週3日間1.0~1.5%くらいの馬場水分でした。 レースは砂煙の舞う中となり、特に日曜はゴール方向に僅かな風、1・2障害中間は馬のスピードと砂塵の舞う早さが丁度合ってしまうと、全ての馬がすっぽり白い煙に包まれた格好になります。 馬も騎手も砂まみれ。 相当ザラザラだと思います。 平地の競馬でも不良馬場でのレースでは、ジョッキーが泥だらけの顔でレースから戻って来ます。 ホント大変です。 そういった状況の中でも瞬時に仕掛けどころを考え手綱を捌かなくてはならないのですから・・・。 ちょっとした気温の差で不満なんて言っていたらいけませんね(^_^;) 因みに、ばんえい競馬ではコースの水分は勝敗に重要なものですから、平地競馬のように開催中の散水はありません。 今週から帯広競馬場でもJRAの馬券も発売するのは、先週お伝えしました。 最初の8日(土)は、東京・阪神それぞれ9・10・11Rを発売致します。 是非ご利用下さい。 そして今週のばんえい競馬のメインは、9日(日)第10R シルバーカップ OP混合です。 <出走予定馬> ファーストスター 牡6 ニシキエーカン 牡4 シベチャタイガー 牡9 インフィニティー 牡7 ホリセンショウ 牡8 コーネル 牡10 ホクショウバトル 牡6 タケノビジン 牝6 アサヒリュウセイ 牡4 アグリコトブキ 牝5 以上10頭です。 そして5月15日にUPしたコース使用法の変更もこの開催から実施されます。 <宣伝> またまたばんえいのお馬さんがクローズアップされます。 北海道出身のタカアンドトシが進行役と務める フジTVの「ほこ×たて 2時間スペシャル」に登場です。 2度目の出演 今回は、「VS 絶対に引き裂かれないGパン」 です。 戦いに登場するのはキタノドリーマー号(牡8歳)服部義幸厩舎。 そして今回も、安部憲二騎手が出演します。 放送日時 6月9日(日) 19:00~21:00 是非 ご覧下さ~い
2013年06月05日
5月最後の水曜日 小枝です。 何という気候の差 今月6日(月)は雪が降った帯広・・・。8日(水)のブログで写真もUPしましたが、まさか同じ月に30℃超えとは思いませんでした。 27日(月)の帯広の気温31.8℃。 でも太陽は出ておらず、どんよりとした厚い雲に覆われた一日。 早く暖かくなって欲しいと思っていましたが、気分的にはあまり良くありませんでした。 それでも流石にまだまだ北海道の5月。 ナイターを終えて家路につく頃はすっかり心地よい気温になりました。 しか~し、27日はもうもうと砂煙が上がり 1・2障害中間地点はみ~んな砂煙に包まれた状況でした。 お馬さんも騎手たちも大変だぁ。 ちょっとだけ湿らす程度の雨が欲しいです。 昨日 坂田さんがダービーの様子を一杯伝えて下さいました。 私たちも丁度レースの合間だったこともあり、スタジオでみんなで観戦していました。 私にとってダービーの思い出は、何てったって2004年コスモバルクが走った事です。勿論応援に行きました。 ファンファーレが鳴って心臓が高鳴ったのを今でもしっかり覚えています。 その時買った、記念馬券 今も大切にカードケースの中に入っています。 JRAの電話投票を取得する以前は、釧路場外へ馬券を買いに行っていました。 竹老園東家総本店でお蕎麦を食べ、場外へ。帰りは市場で魚を買って来ると言う、いつものパターンでした。 竹老園は昭和天皇も来店され、その美味しさにおかわりをされた話は、この地では有名です。 私は、かしわぬきとそば寿司がお気に入りでした。 そう言えば、随分いってないなぁ~。 ちょっと脇道にそれました いよいよ6月8日から、ばんえい競馬でもJRAの馬券を発売することになりました。 J-PLACE帯広 (帯広競馬場) J-PLACE旭川北彩都 (レラスポット北彩都) J-PLACE北見 (ミントスポット北見) J-PLACE釧路 (ハロンズ釧路) J-PLACE琴似駅前 (琴似駅前場外) JRA各競馬場の特別レースのうち各3レース(3場開催時最大9レース。 但し、琴似駅前場外は、メインレース(3場開催時最大3レース)の発売です。 なお、前日前売りはありませんので、ご注意下さい。 さて次週からは6月開催。 いよいよ本格的に重賞戦線が始まります。 皮切りは、16日(日)の旭川記念。 そして23日(日)柏林賞です。 昨年の旭川記念は、カネサブラックが連覇、2006年と合わせて3度目の優勝を飾りました。 2着はナリタボブサップ。 2頭とも、昨年度末で引退しましたので、今年はどうなるでしょう。 出走馬が出揃いましたら またお知らせ致します。 本州は梅雨の季節に入りましたね。 皆様体調にはお気をつけ下さい。
2013年05月29日
水曜日 小枝です。 平日は暖かですが、週末になると寒くなります 文明の利器、と言うと古臭いかもしれませんが、周りがどんどんデジタル化され、IT産業って言うんですか?便利な機械が増えて来て早何年になるでしょう? 私が初めて帯広競馬場で道営競馬のアナウンスの仕事をした当時は、入場曲もファンファーレもオープンデッキでかけていました。 オープンリールに行進曲とファンファーレが交互に12回入っていました。 左右どちらだったか忘れましたが、スイッチと言うかでっかいつまみをプレイに合わせるのを、左右間違ってREW(巻き戻し)の方へひねって 「キュルキュルキュル~」 ・・・・何度汗かいて謝った事でしょう(=_=) 平成生まれの方には何のこっちゃ解らない説明かもしれませんね・・・。 就職当初は和文タイプライターで文章を打ち、その後ワープロを覚え、いつしか時代はパソコンへ。 自分が打った文字が世界中で見られるようになるとは思いませんでした。 このブログも、最初は文章しか打てず 絵文字が使えるようになり、写真を貼り付ける事も出来るようになりました。 でもチョット異変が起きるとお手上げです 写真が縦横編集出来なくて、楽天の担当の方にお世話になったり、変な所押して 折角もう少しで終わりってところで全部消えちゃったり・・・。 悪戦苦闘の日々です。 ただ携帯電話を所有したのは、多分早い方だと思います。 まだ権利金10万円がかかっていた時代ですから。 でも現在のように、子供も携帯を持つ時代。 その機能には全然ついて行っていません。 ホント アナログ人間のままです(-.-) 今、ばんえいのスタジオ放送にはスカイプなるものが利用されています。 何を今頃、とおっしゃる方もいらっしゃるとは思いますが、機材があればどことでも繋がっちゃうんですね。 何とか置いてきぼりにされないように、頑張ってついていきま~す。 先週はコパ先生(小林祥晃さん)のばんえい初所有馬バンチャンガンバレ号のデビューがありました。 コパ先生も当日お越しになり、ご自分のお馬さんと初めてご対面されました。 未受賞のレースに参戦でしたが、能検の走りも良かったのでダントツの一番人気 レースも2着以降を大きく突き放す一人旅状態での圧勝でした。 レース後、コパ先生とのトークショーをさせて頂きました。 エキサイティングゾーンで併走した先生、「いやぁ~意外と速いよね。走らないと追いつかない」 ゴールでのガッツポーズは多くの取材陣に囲まれていました。 (レース後のバンチャンガンバレとコパ先生) そして、先生が下さった記念の単勝馬券 ヤッターお守りお守り! 時代は確かに機械化され、とりわけ通信に関しては物凄い速さで開発が進んでいます。 競馬の社会でも、サラブレッドの育成システムには大幅な進展が見られます。 でもばんえい競馬の場合、場内の環境や発売システムは新しくなっていますが、厩舎の設備や調教・レースそのものは非常にアナログ的です。 だからこそ良いのだと私は思います。 農耕馬の力無しでは、開拓出来なかった北海道。 人々と共に暮らし共に働き、そして時々「オラが村の力自慢」として行われていたばんば大会。 その歴史を引き継いでいるばんえい競馬。 まだ、目の前で観戦されたことのない方は、是非一度体験して下さい。 お待ちしています。 6月も間近、アスパラとかイカも美味しい季節になります
2013年05月22日
水曜日 小枝です。 寒い寒いとブツブツ言った先週の水曜日。 何と次の日は急にポカポカになり帯広の桜は一気に開花 でもその暖かさも続かず、また寒さの日々です(-_-;) ニット系の上着がしまえず 今日も着てしまいました・・・。 先週僅かな晴れ間に写した桜です 花は咲きましたが、とても花見をしようとは思えぬ気温です。 ちなみに今日は朝から雨 しかもザッーっと降るでもなく、シトシトと止む気配もない いや~な天気です。 さて、先週12日から帯広競馬場のふれあい牧場では、乗馬サークルが開始されました。 服部義幸調教師が、帯広畜産大学障害者乗馬支援サークル顧問の柏村文郎教授の協力の中で2年に渡り構想を練って来たものです。 「初心者から経験者までの多くの人が馬を身近に感じられる場にしたい」と服部先生。 アパルーサやポニーでふれあい広場の一周80mコースで指導してくださいます。 週1回土曜か日曜のいずれか 午前10時から3時間程度。 年会費は5000円だそうです。 離れた位置から手を挙げて合図を送る柏村先生 ふれあい広場にはリッキーやミルキーは勿論、うさぎやヤギ ポニー達もたくさんいます。 この娘は今 お腹に赤ちゃんがいます。 ぱんぱんのお腹です 厩舎の奥さんたちが日頃のお世話をしています。 こうして、いつでも馬と接することの出来る帯広競馬場。 家族みんなで楽しめます。 ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、Dr.コパこと小林祥晃さんがばんえいの馬主さんになりました。 18日第2Rでデビュー予定のバンチャンガンバレ号です。 4月7日の能検で合格し当時はテンカムテキという名前でしたが、コパ先生が改名しデビューを迎えることとなりました。 当日はレースの後、トークショーを開催。 その後スタジオにもお越し頂く予定です。 更に、開運の干支 巳の置物プレゼントもあります。 皆様のお越しをお待ちしております <コース使用方法変更のおしらせ> ばんえい競馬は10コースのセパレートコースです。 レースによる馬場の砂の摩耗を均等にするため、出走馬が9頭以下の場合、コースの使用方法を変更する事となりました。(本年6月8日~本年度最終日まで) 各開催前半3日間 ~ 現状通り1コースから使用 各開催後半3日間 ~ 10コースに最後の番号の馬が入るように使用 例 第5回開催前半 (6月8日~10日) 第5回開催後半 (6月15日~17日) なお、年末年始や3月末の変則開催の際は、HP等でお知らせする予定ですので、お確かめ下さい。 先週からスタジオ予想が札幌や旭川とスカイプで繋がりました。 超アナログな私も頑張ってついて行きます!って感じです (^_^;) 勿論、スタジオ出演の方もいらっしゃいますが、今回は旭川のレラスポット北彩都からはばんえい金太郎の澤田さんが、札幌は古林先生(北海学園大学教授)がご自宅から予想をして下さいました。 また今後も、どんな放送になるかお楽しみに。
2013年05月15日
水曜日 小枝です。 ようやく今日は暖かな春って感じですが、G・Wは超寒かったです。 お陰様で4日(土)は第1Rから多くの来場者があり、エキサイティングゾーンも盛り上がっていました。 スタンドの中も久しぶりに人でいっぱい。 ビギナーコーナーも大忙しの様子でした。 4日は6800人、5日(日)は8000人を超えました。 売り上げも良かったので「さぁ、G・W最終日!」と迎えた6日(月)は、朝起きたら雪・・・・・・ まさかの積雪です。 幹線道路は積もりませんが、競馬場もこ~んな感じ この頃はもう雪から雨に変わっていましたが、寒かったです。 G・Wに雪が降るのは8年振りだそうですが、あまり記憶にございません(-_-) ホントはこの日には桜も開花する予定だったのに・・・。 今日は暖かですが、また週末にはお天気が優れないとのことです。 しかし、寒い話ばかりではありません。 藤本匠騎手が通算3400勝を達成しました。 ばんえい史上では勿論前人未到。 ご本人が自らその記録をどんどん塗り替えています。 実は3399勝からちょっと足踏み状態だったのですが、6日9R 単勝1番人気バトルドラゴンで達成しました。 こちら2012年の天馬賞の時の匠さん。 この顔いいでしょ! スタジオは、4・5日は道新の須貝記者、6日はばんえい金太郎の澤田さんの予想解説でした。 次週は11・12・13日 第3開催の前半です。 どうぞご期待下さい。 G・W帯広競馬場で開催されていた「新・ご当地グルメグランプリ北海道2013」の前哨戦イベント、ご当地グルメバトルでは、皆さんの投票の結果 「十勝清水牛玉ステーキ丼」が第1位に輝きました。 2位はとかち牛ジャン麺、3位は十勝芽室コーン炒飯でした。 絶対食べようと思っていましたが、なかなか買いに行けず私の口には入りませんでした。 残念 やがて来るであろう開花日。 綺麗な桜をUP出来るのはいつの水曜日かしら・・・・
2013年05月08日
水曜日 小枝です。 今日から5月。 今朝お天気キャスターが「今日は4月31日のようですね」と言っていました。 巧い! そう、今日から5月だというのに北海道は寒いのなんの・・・・。 土日の強風こそおさまりましたが、今朝家を出た8時ころは2℃。 ストッキングを止めタイツをはいてしまいました m(__)m 勿論ジャケットだけでは寒いので、コート(一応スプリング)を着て出掛けました。 どおやらもう少し寒い日が続くようです 今年のG・Wは前半後半に分かれていますので、今日はその谷間ですね。 G・W初日の28日(土)からのばんえい3日間は、道内や道外からのお客様も多く、バックヤードツアーも人気を集めていました。 29日(日)は強烈な風の中でしたが、池田高等学校吹奏楽部の元気一杯の演奏が聴けました。 新入部員も入ったようで、前回よりメンバーも増えていました。 何と今回は取材も入ったりして、結構「時の人」です。 そして、今年度初の重賞 第7回ばんえい十勝オッズパーク杯 が行われました。 第2障害、ギンガリュウセイ・インフィニティー・ホッカイヒカルと越えて行き、4番手でクリアしたキタノタイショウが後半の追い込みで徐々に前へ接近、残り10mで前2頭に並びかけ5mで2番手、そしてゴールラインでは先頭へ。 0.3秒差で勝利をものにしました。 因みに2着のギンガリュウセイと3着のインフィニティーも0.3秒差という激戦。 カネサブラックやナリタボブサップが引退した後も、ばんえいにはこんなにいいレースを見せてくれる馬たちがいます。 今後も是非ご期待下さい。 (主催者 撮影) 今週末はG・W後半です。 4・5・6の3日間はイベントもお楽しみ下さい。 7月に芽室町で行われる「新・ご当地グルメグランプリ北海道2013」の強化試合が競馬場で行われます。 *十勝芽室コーン炒飯 *とかちハヤシ *とかちアヒージョ *十勝清水牛玉ステーキ丼 *十勝じゃが麺 *十勝ボロネーゼ *とかち牛じゃん麺 私は今からどれを食べようか超迷っています ^^; いや~楽しみ楽しみ 皆さんはどれが食べたいですか 一杯300円~500円。 購入すると投票券がもらえ 必要事項を記入し投票。 見事人気ナンバー1になったメニューに投票された中から抽選で十勝の物産が当たります。 3日間の集計ですので、発表は6日(月)です。 また、発走前投票券500円分でビンゴカード1枚がもらえます。ビンゴ開始は15:30分、ふるってご参加下さい。 そのほか、FMJAGAによるイベントが開催されますので、お楽しみ下さい。 そして、何より馬のお好きな方。 5日(日)には、久しぶりにD-J Ranchi 持田裕之さんがふれあい動物園でホースショーを開催して下さいます。 14:30~ ちびっ子たちにも楽しんでもらえるゲームもありま~す! そしてスタジオからの番組ですが、今担当の方たちが色々と準備をして下さっています。 私たちも多くの皆様に「ばんえい」を伝える為にお手伝いしようと 新たな気持で向かっています。 皆様今後ともよろしくお願い致します。
2013年05月01日
全382件 (382件中 1-50件目)