顕正会脱会のススメ!

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国分ひろし@ Re:悪戯で書き込みする馬鹿どもへ お客様個人をどう傷つけたのでしょうか? …
2009.03.11
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カテゴリ: カテゴリ未分類
『法華経法師品(ほっしほん)』に、


さらに仏舎利や経巻を祀る目的だけではなく、仏教信者が故人の墳墓(ふんぼ)として、供養塔や墓標の目的でしつらえたり、あるいは故人の追善回向のために板塔婆・石塔婆等を造るなど、これらも卒塔婆として扱われるようになりました。このように、卒塔婆は時代とともに様々に展開していった歴史があります。そこには当然、故人の命は死後仏の体内に帰するという、然るべき法義も具わって展開したことは言うまでもありません。

【御書に見られる塔婆】

日蓮大聖人の御書にも、各処に塔婆の名称が見られます。
『出家功徳御書』には、高さ三十三天に百千の塔婆を立つるよりも、一日の出家の功徳は勝れたり」(新1371)
との経文が引かれています。また『上野殿御返事』には、出家得道を志した僧が、まだ修学間もない頃、父に槻(つき)の木(欅けやきの一種)の弓で叩(たた)かれ励まされたのを想い起こし、亡き父のために、槻の木で塔婆を作り供養した逸話(いつわ)があげられています(新1360)。あるいは『中興(なかおき)入道御消息』には、対告衆(たいごうしゅう)である女性が、幼くして亡くなった娘御前(むすめごぜ)の十三回忌に丈六(じょうろく一丈六尺の意)の塔婆を建立したことに触(ふ)れられ、その大きな功徳を説かれています(新1434)。この御書には、とりわけ建立された塔婆を縁として、様々な功徳が周囲にまで及ぼされることが説かれていることは、現在塔婆供養を志す私たちの、大きな励みと喜びにつながる御文です。また後述しますが、死者の成仏を願って建立される塔婆に、草木成仏(そうもくじょうぶつ)の意義が具わるということは、『御義口伝(おんぎくでん)』や『草木成仏口決(ぐけつ)』等に説かれるところです。
このように、塔婆について御書の各処に説かれた大聖人様の教えにのっとり、わが日蓮正宗においては、故人への追善回向を主たる目的として、塔婆や、以下に述べる五輪塔の建立、供養が行われてきたのです。

【五輪の刻(きざ)みが示す大切な意義】


この原型を表わす顕著な例は、総本山の墓地の三師塔などです。三師塔は宗祖大聖人・日興上人・日目上人の御墓石で、それぞれが、正式な五輪塔の形態で造られています。
五輪塔のうち、基部(きぶ)の方形は地輪を表わし、円形は水輪、三角形は火輪、半円形は風輪、如意宝珠は空輪を意味していますが、人間の当体が地水火風空の五大からなるという意味であり、それはすなわち妙法蓮華経の真理のあらわれと見られます。
このことは、『総勘文抄(そうかんもんしょう)』に、
「五行(五大)とは地水火風空なり。―中略―是則(すなわ)ち妙法蓮華経の五字なり。此の五字を以て人身の体を造るなり」(新1418)
と説かれるとおりです。また『御義口伝』にも、
「塔婆とは五大の所成なり。五大とは地水火風空なり。此を多宝(たほう)の塔共(とも)云ふなり」(新1780)
とあります。すなわち五輪の塔婆とは、私たち衆生の当体が無作本有(むさほんぬ)の五大すなわち本覚(ほんがく)の如来である意義を表わし、その意義が、五輪塔や塔婆の刻みに顕わされているのです。






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Last updated  2009.03.11 16:46:52


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