顕正会脱会のススメ!

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2010.12.06
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カテゴリ: カテゴリ未分類
先日の続きでもあります。

生まれてから、私たち人間は様々な宗教の影響を少なからず受けています。信仰してなくとも、様々な宗教の影響を受けているはずです。

関係ない!!という人もいると思うが、ずーと先祖をさかのぼれば、その宗教の影響を先祖から、受け継いでいるのです。行事や考えや行動は、私たち幼いころより、親から受けるわけです。

 宗教は人の心と生活の全体に影響を持つものですから、一歩まちがえて邪教にのめり込んだら、どんなに立派な志(こころざし)を立てても、その結果は逆(ぎゃく)になってしまうのです。
 しかも、邪(よこしま)な宗教に一度落ち込んだら、なかなかはい上がることができません。なによりも恐ろしいことは、悲惨(ひさん)なその姿に、本人自身がいまだに何も気付かず、不幸だとも思っていないことです。
 このように、個人の理性をマヒさせるのが、邪教のもっとも恐ろしいところなのです。
 今も非常に多くの人々が、その麻薬(まやく)のような利益に執着して、抜けられないでいるのですが、何とかしてそこから抜け出た人が、二度と宗教には足を踏み入れたくないと思うのは、当然でしょう。
 しかし、だからといって、真実の宗教も邪な宗教も、十把一(じっぱひと)からげにして、すべてを否定することは、あまりにも軽率(けいそつ)に過ぎます。
 それは、あたかも一部の警察官の不祥事をもってすべての警察官がそうだと決めつけたり、何人かの悪徳(あくとく)医者がいたからといって、それですべての医者を悪徳呼ばわりし、医者を拒否(きょひ)する愚(ぐ)に似(に)ています。

 日蓮大聖人は、
「人路(みち)をつくる、路に迷ふ者あり、作る者の罪(つみ)となるべしや」(撰時抄・御書835頁)
と仰(おお)せられています。過去にあなたが邪(よこしま)な宗教にとらわれ、欺(あざむ)かれてきた原因は、あなたに正法正義を選択(せんたく)する力がなかったからなのです。ですから邪教に惑(まど)わされた自(みずか)らの不明(ふめい)を顧(かえり)みて、真実の宗教と邪教とを識別(しきべつ)する方途(ほうと)を知る必要があります。

 大聖人は、宗教の正邪浅深(せんじん)を知る物差(ものさし)として、
「法門をもて邪(じゃ)正(しょう)をたゞすべし。利根(りこん)と通力(つうりき)とにはよるべからず」(唱法華題目抄・御書233頁)
と教えられています。

 つまり、仏法の正邪は、耳目(じもく)を惑わすような通力(つうりき)によって決めてはならない。あくまでも、人々を救済できる道理(どうり)と働きと力を教え授(さず)ける法門によって決めなさい、と説かれています。
 さらに大聖人は、
「日蓮仏法をこゝろみるに、道理と証(しょう)文(もん)とにはすぎず。又道理証文よりも現(げん)証(しょう)にはすぎず」(三三藏祈雨事・御書874頁)


 すなわち、正しい仏法を判定するためには、正しい救済の道理と、明確(めいかく)な仏の文証と、実際の功徳の現証に裏付(うらづ)けられていなければならないと説かれています。
  この三(さん)証(しょう)(文証・理証・現証)によって裏付けられ、いかなる時代の人々の理性と常識にも充分対応し、真実に人を救う力のある宗教が、日蓮正宗として現実に存在するのですから、「もうこりごりだ」などと言って逃げていては、ほんとうの幸せをつかむことはできません。
(正しい宗教と信仰より)

では信仰は立派な人間になるためにするのでしょうか。それとも立派な人間になることとは違うところに目的があるのでしょうか。

「されば持(たも)たるゝ法だに第一ならば、持つ人随(したが)って第一なるべし」(持妙法華問答抄・御書298頁)
と仰(おお)せられ、信ずる法が正しいゆえに人も立派になるのであると説かれています。
 ですから正しい信仰を持(も)たずに、単(たん)に眼前(がんぜん)の名誉や地位、あるいは財産、学歴などをもって、それで仏の御意(ぎょい)に叶(かな)う人生になるわけではありませんし、そのような表面的な要件が備わっているからといっても真実の絶対的幸福が得られるわけではありません。
 大聖人は、賢人(けんじん)について、
「賢人は八風(はっぷう)と申して八つのかぜにをかされぬを賢人と申すなり。利(うるおい)・衰(おとろえ)・毀(やぶれ)・誉(ほまれ)・称(たたえ)・譏(そしり)・苦(くるしみ)・楽(たのしみ)なり」(四条金吾殿御返事・御書1117頁)
と仰(おお)せです。財産(利)や名誉(誉)、地位(称)、悦楽(えつらく)(楽)などによって喜んだり、落胆(らくたん)したりすることは世の常ですが、これらは世間の一時的な八風であって、この八風に侵(おか)されない賢人になるためには、より高い理想と教え、すなわち身心に強い信仰を体(たい)して仏道精進を志(こころざ)す以外にないと示唆(しさ)されています。
 この八風に侵(おか)されない賢人こそ立派な人というべきではないでしょうか。そのためには生命の奥底(おうてい)から浄化し活力を与える正しい仏法をもつべきなのです。
 大聖人は、
「地獄に堕(お)ちて炎(ほのお)にむせぶ時は、願はくは今度人間に生まれて諸事を閣(さしお)いて三宝(さんぼう)を供養し、後(ご)世(せ)菩(ぼ)提(だい)をたす(助)からんと願へども、たまたま人間に来たる時は、名(みょう)聞(もん)名(みょう)利(り)の風はげしく、仏道修行の灯(ともしび)は消えやすし」(新池御書・御書1457頁)
と戒(いまし)められています。
(正しい宗教と信仰より)

 たしかに現代社会は科学技術の発展とは逆に、人間性は歪曲(わいきょく)され、貧困(ひんこん)になっていますし、社会全体の混迷(こんめい)と汚染(おせん)はますます深刻(しんこく)になっています。まさしく釈尊の予言どおりの世相になっています。
 社会も時代も、そして個々の人間まで汚染されつつある現代は、悪で充満しているといっても過言(かごん)ではありません。そのような中で、健全な人生を築くために発心(ほっしん)して信仰の道に入っても、始めのうちは過去からの宿習(しゅくじゅう)や因縁(いんねん)によって、また縁にふれて悪心を起こしたり、他人に迷惑をかける人もいるかもしれません。
 また世間で罪(つみ)を犯(おか)した人が、最後の更正(こうせい)のよりどころとして信仰を持(たも)ち、努力することも宗教の世界なればこそ当然であります。
 このような場合でも、正しい宗教によって信仰を実践(じっせん)していくうちに、悪い性(さが)を断(た)ち切り、煩悩を浄化(じょうか)し、六根(ろっこん)清浄(しょうじょう)になっていくのです。日蓮大聖人は信心の功徳(くどく)について、
 「功徳とは六根清浄(ろっこんしょうじょう)の果報(かほう)なり。所詮(しょせん)今(いま)日蓮等(ら)の類(たぐい)南無妙法蓮華経と唱へ奉る者は六根清浄なり」(御義口伝・御書1775頁)
と仰せです、すなわち正しい教えである南無妙法蓮華経を信じ唱える者は、必ず六根〔眼(げん)・耳(に)・鼻(び)・舌(ぜつ)・身(しん)・意(い)〕のすべてが清浄な働きになると教えているのです。
 信仰の正当性を知るために大切なことは、それを信ずる人の姿を見て判断するのではなく、信仰の対象(たいしょう)である本尊や教義の正邪をもってその価値(かち)を決しなければならないのです。釈尊は、
「法に依(よ)りて人に依らざれ、義(ぎ)に依りて語(ご)に依らざれ」〔涅槃経(ねはんぎょう)〕
と説いています。
 信仰をしている人を部分的な表面や風評(ふうひょう)をもって批判することは誰(だれ)にでもできるでしょう。しかし批判者(ひはんしゃ)にはそれ以上に得(う)るものはなにもないのです。むしろ、正法の信者を誹謗(ひぼう)するという大きな罪を作っているかもしれません。
 一方、正しい信仰を根本として、過去の悪業や弱い自分と闘(たたか)いながら仏道に精進(しょうじん)している人は、当初(とうしょ)は恥(はずか)しい思いをするかもしれませんが、将来必ず目標に到達し、真実の幸福境涯を築き、周囲の信頼(しんらい)と尊敬を集めることができるのです。
 もし万が一にも、正しい信仰を持ちながら平気で悪事をなすならば、その人は仏法に疵(きず)をつける罪によって仏罰(ぶつばち)を受けるでしょう。しかしそれもまた、その人を善導(ぜんどう)するための仏の慈悲(じひ)のあらわれであり、いかなる人も必ず正しい人生を歩(あゆ)むようになるのです。
(正しい宗教と信仰より)





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Last updated  2010.12.06 21:13:16


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