社交ダンスサークル行橋

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もったん@ Re:23. 社交ダンスの基礎 タンゴ(リンク)(05/14) お世話になります。 練習に参加してみたい…

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2009.05.04
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カテゴリ: 社交ダンスの基礎
基本の3要素

 同じ練習を行っても、ダンスを踊るだけの体の準備ができているか出来ていな
いかで、上達に大差が出てしまいます。

 今回は、社交ダンスの練習をする以前の、日頃から磨いておくべき基本の知識
をご紹介します。これを磨いておけば、ダンスの練習がかなり効率よく習得できる
ようになると思います。

 そのポイントとして、次の3つがあります。

 1. 踊っている間中、常に「バランス良く」立っていること。

  ダンスの基本的な動きは次の(1)~(4)の連続です。

  (1) 軸足(自分のからだを支えるほうの足)の上にバランスよく立ち、踏み
     出す方の足を出す準備。 
  (2) 踏み出す方の足の股関節を進行方向へ開いて足を着地する。  
  (3) 着地した足の真上の位置まで股関節(体全体)を移動してその足で体重
     を支え、新たな軸足とする。 
  (4) 残った足を寄せて、次に踏み出す準備。

  *大切な事は、(1)~(4)共に、常に「バランス良く立ちながら」行う事です。
  *これは、10種目の全てに共通。但し、ルンバなど伸ばした足に乗る場合と
   スタンダードなど曲げた足に乗る場合の違いがあります。

 2. バランス良く立つ事のできる「しっかりとした体の状態」を保つ
   (ここでは、ダンスの場合でも非常に役に立つ「ピラーティス」の知識をご
    紹介します。)

  その体の状態とは、

  (1) 「良い姿勢」を保つ事です(写真参照)。


姿勢



      一般的な、どの場面にでも通用し、健康にも良い姿勢です。

      1) 首と脊椎を長く保ちます。
          頭のてっぺんに糸をつけられ、体から上に引っ張られているよ
          うな感じで、首と脊椎を長くします。
           (更に確認のため、この状態で両腕を体側にぶら下げたまま
            両肩を持ち上げた後に、両腕と共にストーンと下ろした状態
            をキープして、首と脊椎を長く保ちます。)

      2) おへそを引っ込めて、背骨に引き寄せる。
         ・ これにより腹筋を長く保ちます。
         ・ これにより骨盤がかすかに上に(垂直に)傾くので、このポジ
           ションを保つためにお尻の底の筋肉(尾てい骨の両サイドか
           ら上の辺り)をやさしく引き締める。 
         ・ この時、腹部が引っ込みあばら骨が出るのでこの状態を保つ
            あばら骨が出る状態のトレーニングは写真のスクープ参照

         ※ 腹筋を長く保つ・お尻の底の筋肉をやさしく引き締める・広背
           筋を保つ事で体幹「コア」が得られ、安定した体の動きが可能
           となります。


         注意)引っ込める・引き締める等は、過剰厳禁。自然に行われ、
             内臓を圧迫する等の不快感が無いよう。また、呼吸も妨げ
             ることが無いようにする事。運動するためには呼吸は大変
             重要で、広背筋を引き下げ、胸から背中が広がるように吸
             気を自然に行う。  

 3. ボール又はヒールに乗る(立つ)練習
    目的 : 足を前後左右に踏み出した時に、自然体で乗る事が出来る様
         になるため。

    前述1の(1)~(4)に示すように、社交ダンスのステップやフィギュアを練
   習する時に、必ず必要で大変重要な知識として、「乗る」ことがあります。

    ダンスを初めた頃は乗ると言っても、何処にどの様に乗ったらいいか解ら
   ずに困ってしまうものです。
    乗る方法は、前述1の(1)~(4)のとおりで、ここでは、何処に乗るかにつ
   いてを説明します。

    【乗る練習】
      1)前述の「良い姿勢」で、首と脊椎を長く保ち、両足を少し開いた(ほ
       ぼ平行)状態で真直ぐ立って両膝を少し緩めて、両足の土踏まずの
       上に股関節を置いてバランスを取ることを意識します。
      2)次に、両足の踵を浮かせながら、両足のボール{主に親指(第1指)
       及び第2指の付け根部分}へ体重が移るように股関節をボールの上
       へ移動(ヒップが前へ移動)させてバランスを取ります(ボールに乗っ
       た状態)。
      3)次に、両足の踵へ体重を移動させながら、両足のボールを浮かせる
       と共に、股関節をヒールの上へ移動(ヒップが後ろへ移動し、上体の
       荷重をヒップで支えるため、ヒップ上部の筋肉を少し使ってバランスを
       取ります)させてバランスを取ります(ヒールに乗った状態)。

         ※ 「2)ボールに乗る」及び「3)ヒールに乗る」を、交互に、早く遅
           く繰り返し、暇さえあれば何時でも何処でも自然体で練習(で
           きるだけ力を使わずにバランスを取って乗る)する事で、足を
           前後左右に踏み出した時に自然体で乗る事が出来る様になり
           ます(一般的には、ボール又はヒールのどちらかで体重を支え
           るため)。 

         ※ 前進左右へ移動する時の軸足(自分のからだを支えるほうの
           足)はボール、後退する時の軸足はヒールとなるので、日頃か
           ら練習さえ出来ていれば、ダンス技術の練習をする時には何
           処に乗るかなんて悩むことなく、ダンス技術習得に専念する事
           ができます。


スクープ 小







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Last updated  2010.02.14 01:47:10
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