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カタロニア語は、一言も知りませんが、道の標識その他をみていると、かなりフランス語に似ています。バルセロナでは、フランス語を話せる人が少ないのが不思議でした。でも、アンドラに入ると、英語よりフランス語が断然通じやすいようです。公用語ではないものの、フランス系住人は多いし、なんといっても、一応、協同統治者の一人はフランス大統領ですものね。さて、狭い国ですから、ちょっと車を走らせれば、すぐに国土の端までたどりつきます。フランス側の町を車で走っていた時のこと。あるロータリーを廻って入った道が、大渋滞しておりました。道の両側は、雪の壁。上下、一車線だけ。と、そこまではいいのですが、やがて、なぜか、道路標識がフランス語に...。そう言えば、さっきまで、ところどころにあった、「フランスはこっち」という標識がないぞー。あのー....。そういえば、さっき、ロータリーのところに警察署(人の気配はあまりなかった)があったけど、あれって、もしかして、国境警察だったんじゃあ..。パスポートは、ホテルに預けてあります。ツレアイと娘は、少なくともEU市民だけど、私は...。これって、まずいんじゃあ。いや、パスポートなしでまずいのは全員かあ。大渋滞の狭い道は、引き返せません。戻れない。渋滞の中をゆっくりゆっくり進む以外なし。そして、やがて、フランス側の税関の建物が。ただし、雪で閉鎖。車の列は、迂回路を。その後、なんとか、Uターンして、やっと、アンドラ側に戻れました。島国日本で育ち、大人になってからの月日は、ほとんど島国イギリスで過ごした私は、こういうの、慣れてないんですよね。あの、ロータリーの警察署から、この税関の建物までの渋滞路は、いったい何なんでしょう。国境が、この間のどこかにひかれているのか。それとも、ここは、いわいる「ノーマンズランド」なのか。私達は、ちょっとだけ不法入国していたのか、大丈夫だったのか..。ともかくも、何事にもならなくてよかったです。
2009年03月16日
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ついに国境にたどり着く..。聞いていた通り、反対車線の、アンドラを出国してスペインに入る側には、税関を通る為の車の行列ができていました。でも、こちらの入国側は、「どーぞどーぞ」てなもんで、徐行してそのまま通過。こんな、「来るものは拒まず」な国境で、どうして高い治安の良さを保てるのでしょうね。まあ、大陸ヨーロッパの国境では、珍しいことはないでしょうが。国境を越えると、スペインからの免税品を買いに来る客相手の、大きな店がボコボコと現れ始めました。そして、すぐに、首都、アンドラ・ラ・ベラへ。国境の向こう側は、あんんなにヘンピなのに、銘店街よろしくビルが立ち並んでいます。こんな山の上に大きな街が...。「天空の大都市」とまではいかなくても、なんとなく、「マチュピチュ」の現代版のような気も。それと、なんでこんなにマイルドなの...? 「記録的大雪」にみまわれたばかりというから、「極寒の地」用の装備をして、ぶ厚いアランセーターなども持ってきたのに、そんなの着ていたら暑くて暑くて...。確かに、道路脇の雪の山をみれば、ドカ雪が降ったのは確かのようです。でも、日差しは、燦々と降り注いでいます。イギリスから来た者には、明るい...。まぶしい...。陽光は、下のバルセロナだけじゃない。山の上も「太陽の国」でした。
2009年03月15日
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アンドラに近い大きな都市というと、フランスのトゥールーズか、スペインのバルセロナだそうです。今回は、バルセロナから入りました。英国からだと、バルセロナの方が安い航空便が多いこと。フランス側は、冬場は雪で通行止めになることがあるけれど、スペイン側は、道路もよく、雪も心配ないとこと、などが理由です。バルセロナは、実は初めてでした。子連れなので、ひとまず、ここで2泊しました。私はガウディやダリといった過激なオジサン達が、どうも苦手で、あまり興味がなかったのですが、というか、全然興味がなかったのですが、今回、2泊してみると、意外にもいいところで、不覚にも気に入ってしまいました。夜、車で通っただけでも、旧市街の建物の美しさはなかなかのものです。ヨーロッパ有数の文化都市といわれるのもわかります。それと、日差しの明るいこと。イギリスから来ると、お日いさんがまぶしくて、空が青くて。真冬だけど、大きなサボテンが平気で生えてるし。「南欧だなあ..」 「これから、山の上の雪国に行くのになあ、奇しくも、南国気分を味わえたなあ。」「たった2、3時間で、大雪の地から、地中海の陽光に降りてこれるんだなあ。」などとぶつぶつ。ちなみに、アンドラは、20年以来の大雪が降ったばかり、のはずです。カタルーニャ人(バルセロナを中心とした地域の人々)は、他のスペイン人程は人なつっこくない、と物の本には書かれていましたが、道を聞いた人は、みんな親切でした。ただ、英語はあまり通じませんね。それと、カタルーニャ語って、フランス語に随分似ているみたいなのに、そのフランス語は、もっと通じないみたいです。2泊後は、スペイン語もカタルーニャ語も話せない外国人に、親切に道を教えて下さった街の人達のおかげもあり、なんとか、アンドラに向かう道をまっしぐら。途中、街道沿いの小さな町で小休憩。この辺りは、"カタルーニャの奥地"で、英語もフランス語もまったく通じないと、ホテルの人に言われていたのですが、やっぱりその通りでした。一応、旅人が立ち寄りそうな食堂やカフェ、ホテルもあるのに、カタルーニャ語しか話しません。下手したら標準スペイン語(カスティリア語)も通じないんじゃないかも。(残念ながら、それを試してみる語学力皆無)かなりワイルドな風景の山道をぐりぐり。ハゲ山を見上げる道。棚田を見渡す道。渓谷の道...。棚田の上にぽつんと立つ家をみながら、「あの家から、谷を下りて、隣の丘を越えて教会の通うは、昔は大変だったろうなあ... 」などと考えておりました。そして、やがて、前方の山々の向こうに、高い雪山が。あの真っ白な峰は、アンドラのものか、それとも、他のピレネーの山か。道はまだ続く。
2009年03月08日
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ヨーロッパの小国と言えば、バチカンのような特殊なところや、一昔、故グレース王妃でロマンティックなイメージのあったモナコ辺りが有名ですよね。あとは、名前を発音するのがなんとなく楽しいリヒテンシュタインとか。でもアンドラ公国となると、まわりの日本人の知合いにも「聞いたこともない」という人が結構います。で、そのアンドラ国に1週間あまり、行ってまいりました。なんでも、スキーをする人には有名な名所だそうで、なんでも、パウダースノーで、スキー場としてはヨーロッパ随一なんだそうで。でも、私達は、スキーは全然できないので、ありがたみが今一つ。この国、フランスとスペインの国境のピレネー山脈中にありまして、高度は、標高1200メートルから3000メートルぐらいまで。南米のアンデスの街々に比べたらどうということはない高さかもしれないけど、でも、やっぱり山の上の国ですね。国家元首は、フランス大統領とスペインのなんとか司教との共同統治。つまり、サルコジさんは、アンドラ(協同)公。プリンスでもあるという。知らなかったわー。でも、特に何をするというわけでもなし、実際の立法、行政は、アンドラ人の手で行われているそうで。(でも、国防は、フランスの責任らしい)言語は、スペインのカタルーニャ地方などと同じカタルーニャ語。協同統治者がフランス大統領なのに、フランス語は、公用語にはなっていません。ただ、フランス系住民は、スペイン系住民の次に多いとか。で、突然ですが、4月から、実は、しばらくこの国に住むことになるかもしれないとう突発事態がありまして。で、1歳の娘を連れて、下見旅行に行ってきたわけです。旅のご報告。まずは、次回予告、バルセロナから山の上の国への巻へと続く。
2009年03月05日
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