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今回はもしかしたらチープカシオのカテゴリに入るかもしれない、CASIO CA-53Wというモデルをレビューしてみます。データバンクと混同されているような気もしますがこれには情報を保存する機能はなく、テンキーは電卓機能のため。カリキュレーターですね。特徴はなんといってもテンキーで簡単な四則計算(+ - × ÷)ができるところ。しかし他にも使い勝手を高める工夫が見えてきました。 外観上が液晶を搭載した文字盤で、下側がテンキーになっています。メーカー名よりも防水機能を強く訴求するのは他のCASIO Standard(チプカシ)シリーズにも見られる特徴ですね。側面には右側の2ボタンがあるのみ。上のボタンはモード変更、下の押しにくそうな(実際押しにくい)ボタンは日時等の変更モードへ入る前後で使います。 モードボタンでの遷移・曜日/時刻表示 ここで [➗] キーを押すと年月日が表示されます。・電卓 簡単な四則計算ができる、この時計で最も特徴的な機能。・時報/アラーム時刻 [4] でアラームON/OFF、[✖️]で時報のON/OFFが設定できます。・第2時刻表示 右上にDTと表示。ここでは年月と曜日は表示できません。・ストップウォッチ 右上にSTと表示。100分の1秒からカウントされます。 考えられているデザイン側面のボタンは誤操作防止のために設定用ボタンは押しにくくされていました。その他にもデザインの中に工夫があります。まず段差です。液晶よりもテンキーが少し高くなっていて、テンキーを押しても液晶に触れにくく、さらには裏返しにして置いたとしても液晶が傷つきにくくなっています。そしてベルト。段差と開口部によって装着感の向上(密着の軽減)と、水濡れ時の排水性が良さそうです。もしかしたら素材の使用量を減らすというコストダウンなのかもしれませんが。CASIO CA-53W-1 CALCULATOR楽天で購入正直テンキーの使い勝手は、使えるけれど使いやすいというほどではない ので普通の電卓に比類するものではないのすが、腕時計で四則計算ができてしまう手軽さに魅力を感じるのも良いですし、80sなレトロフューチャー感を楽しむのも良いでしょう。軽量薄型なこのCA-53Wやチプカシは、大きな腕時計が邪魔になってしまう仕事現場や、通信デバイスを持ち込めない現場でも使える場合があるでしょうし、なかなか侮れない存在ですよ。
2021.10.21
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今回はポータブルオーディオにおける接続形式を書いてみました。実は結構な種類があり、分かりにくいとともに各人の嗜好に近い形式が見つかる、そんな状況ではないでしょうか。分類はまず有線接続からスタートして、今回の終点はフルワイヤレスイヤホンにしました。意外とこの中間に多くの形式が存在しています。もしかしたら他の形式もあるかもしれませんが、それはおそらくあまり一般的ではないのではないでしょうか。 再生機→有線イヤホン以前からある一般的な形式。現在では一般的な3.5mmシングルエンドと、4.4mmまたは2.5mmのバランス接続というものもあります。特殊な例では独自端子を採用しているものも。ケーブルのみの販売もされていて、そういうタイプはMMCX端子などの採用でイヤホンハウジングは別途調達、換装して使います。シングルエンドかバランスか、そして線材に何を使っているかといった点で音質に違いが出るとされ、一般的な形式でありながら実はその裏でマニアックな形式でもあります。Bluetoothを使った無線は介在しません。 再生機→DACドングル→有線イヤホン再生機内蔵のDACでは満足できない!という人のために、再生機間をUSB接続、イヤホン間を有線で接続する形式。小型・省電力が優先されがちな内蔵DACに比べてオーディオ品質を意識したDACの方でデータを処理させることで、高音質化を狙ったもの。アンプを内蔵しているものもありますが、電力は再生機から得るタイプであり、充電管理については再生機だけ注意していれば大丈夫な形式ですね。この形式でもBluetoothは介在しません。 再生機→DAC内蔵ポータブルアンプ→有線イヤホン先ほどのドングルタイプにバッテリーとDAC、アンプを加えたもの。いわゆるポタアンと呼ばれるものです。バッテリー内蔵で電力を再生機のバスパワーに依存しない形式であり、DACやアンプの設計自由度が高そう。それなりにサイズも大きくなりますがスマホよりは小型なものが多い印象です。本格的なオーディシステムを導入する気の(余裕の)ない私にとって、好きな形式がこれですね。ここでもまだBluetoothが介在しません。 再生機→ワイヤレスレシーバー→有線イヤホンさぁ、お待ちかね(?)のBluetoothです。再生機間をBluetoothで無線接続し、レシーバーに内蔵されたDAC・アンプ等で処理したあと有線イヤホンへと繋がっていきます。当然ながらレシーバーにはバッテリーも内蔵されていますが、再生機とUSB接続すればDACドングル・ポタアンのように使えるものもあります。この形式では音楽データをBluetoothのオーディオコーデック(SBC・AAC・aptX・LDACなど)に圧縮してレシーバーに渡すため、データの解凍もレシーバー内の回路で実行しています。その後でDAC・アンプの出番。 再生機→ワイヤレスイヤホン(左右連結タイプ)再生機の先はもう、一つの製品です。バッテリー内蔵のレシーバーから直接イヤホンケーブルが伸び、イヤホンハウジングに繋がっています。イヤホンケーブルが直接伸びているためレシーバータイプよりも変更は加えられませんが、MMCX端子などを採用しているタイプであればイヤホンハウジングを交換することができます。私の認識ではヘッドホンやネックバンドタイプも広い意味でこれに属します。ヘッドホンはハウジング内、ネックバンドはバンド内にレシーバー部品や回路が入っています。 再生機→フルワイヤレスレシーバー(左右独立タイプ)再生機の先は2つのレシーバーであり、それぞれにバッテリー・Bluetoothチップ・DAC・アンプなども内蔵されています。このタイプは装着時に耳の後ろに位置し、耳の上を数cmのケーブルが通り(ここ、ツッコミどころかもしれません)イヤホンハウジングに繋がっているタイプ。イヤホンハウジングはMMCX端子などの採用で取り外せるようになっています。つまり交換可能になっているのが特徴であり、特に耳掛けタイプでMMCX端子など採用している有線イヤホンをこのレシーバーへ換装できるのが魅力の一つです。充電はレシーバーの収納ケース(これもバッテリー内蔵)に収納することで開始されます。この辺から充電するものが多い印象。再生機・収納ケース・そしてレシーバー… 再生機→フルワイヤレスイヤホン(左右独立タイプ)再生機の先は2つのイヤホンハウジングですが、それぞれにバッテリー・Bluetoothチップ、DAC・アンプなども内蔵されています。どの程度一つのSoCに統合しているかは不明ですが、かなり省電力を意識した設計にせざるを得ない形式と言えるでしょう。なにしろ耳の負担にならないサイズに抑えなければならいのですから。製品によっては部品の格納スペースを確保するために耳下へ少し伸びているタイプもあります。このタイプも収納ケースはバッテリー内蔵で、フルワイヤレスレシーバーと比べてケースサイズは小さい傾向にあります。初期に登場した製品は3時間弱で充電が切れてしまうものが多かった印象ですが、現在では倍の6時間前後のものが販売されており、商品的魅力はとても高まりました。私の分類でも現在これだけの形式があるんですね。音質を優先すると有線部分が増え、ワイヤレスの自由度(解放感)を優先すると充電管理の煩雑さが出てきます。しかしワイヤレスモデルにはスマホアプリとの連携で色々な設定を変更できるものもあり、再生時の音質だけに止まらない多機能モデルも存在します。メガネやマスクといった他の装着品との相性もあるので、音質面だけを考えていられないのがポータブルオーディオの難しいところですね。この記事は個人的に状況を整理してみたくて書いたに過ぎませんが、どなたかの参考になれば幸いです。
2021.10.17
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FiiOのDAC内蔵ポータブルアンプであるQ3がモデルチェンジをするようです。私の購入したQ3は、今後この商品をもって2021のイヤーナンバーが付与されるようですね。スペックシートをざっと見てみましたが、私には違いがよく分かりませんでしたが・・・何らかの変更があったのでしょうか。ちょっと気になるモデルです。(10月22発売予定) ポータブルDAC アンプ FiiO フィーオ Q3 20...価格:22000円(税込、送料無料) (2021/10/15時点)楽天で購入
2021.10.15
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ロジクールのワイヤレスキーボード、MX Keysシリーズにテンキーレスのコンパクトモデルが追加されるようです。日本国内では日本語配列モデルのみみたいなのは少し残念(US配列好きなので)ですが、コンパクトモデルを待っていたというユーザーさんもいるのではないでしょうか。発売は11月11日予定。すでに予約開始されていますよ。【予約受付中/11月11日発売】ロジクール ワイヤレス キーボード KX700 ...価格:13860円(税込、送料無料) (2021/10/15時点)楽天で購入
2021.10.15
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BOSEのノイズキャンセリングヘッドホンであるQCシリーズに新商品が追加されるようです。ライバル機と比べてスペックの違いはありますが、BOSEサウンドに親しんでいる方はやはりBOSEヘッドホンは候補として外せないのではないでしょうか。カラーはお馴染みの2色展開です。BOSE QuietComfort 45 ワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホン Bose bose ボーズ公式ストア
2021.10.14
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なんとなくiFi auidioの新製品のプロモ写真を眺めていたら、Final E3000とhip-dacを組み合わせてみたくなったので繋いでみました。不思議だな、なんでだろう? 接続は3.5mmアンバランス手持ちの、というかE3000には私の知る限りバランス端子Verがありません。ということで3.5mmアンバランスです。hip-dacはアンバランス端子でもクロストーク低減を目指したS-Balanceという技術を採用していて、単なるアンバランス接続とは違う音を期待させてくれます。私の環境はというと、再生機側は相変わらずiPadで、アプリはApple Music。アンプまでの間にはUSB3 カメラアダプタを使います。ビット深度は24bitまでになるものの、個人的には手軽なハイレゾ環境としては十分です。 音(個人的な感想です)まずそれぞれの特徴について軽く触れておきましょう。hip-dacの音については滑らかさと実在感が増す傾向、ギャングエラーとパワーの狭間でイヤホンでの音量調整はややシビア。と感じていて、E3000の音についてはあっさりとしつつもバランスの良い量感、音量は少しとりにくい。という印象を持っています。この2つの傾向を組み合わせるとどんな音が鳴るのか?というところがこの記事の肝です。結果的にはうまくマッチしてくれたように感じます。E3000の抜けの良さと音場感に音像の実在感が増してややメリハリがついたよう。相対的に静寂もいつもより際立つ感じ。こういった変化は主に中低域で感じられました。あっさりとした元の音よりもアクが強いと感じなくもないのですが、抜けの良いE3000の良さはそのまま一音一音に力強さが付加された印象の方が強いですね。hip-dacにはPowerMatchやXBassといった機能もあります。個人的にはどちらも不要(E3000のバランスが好きなので)ですが、低音好きな方はXBassをONにしてみると良さそうです。低音の底側が補強され安定感が増します。意外なのはホワイトノイズが感じられなかったことで、インピーダンス16ΩのE3000とhip-dacの組み合わせなら多少はあっても仕方ないと思っていました。E3000の音圧感度が100dBなのが関係しているかもしれませんね。ここまで書いてはたと気づいたのですが、E3000はなかなか上流の変化に忠実なのかもしれません。クセのない素性を持つE3000を繋げば、そのアンプたちがどんな傾向を持つのか自ずと見えてくるのかも?と思ったり。元々hip-dacとSE425を好んで組み合わせて聴いている私なのでこの結果にはさして驚きはなかったのですが、ホワイトノイズが感じられなかったのは意外でしたね。【レビュー】final E3000【1DD】 | そゆぶろ - 楽天ブログ【レビュー】iFi audio hip-dac DAC内蔵ポータブルアンプ | そゆぶろ - 楽天ブログ
2021.10.10
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今回はフルワイヤレスイヤホン・・・ではなく、既存のMMCX端子採用イヤホンをフルワイヤレス化するためのアダプタ、SHURE RMCE-TW2をレビューしていきます。主にSHURE SEシリーズとAONICシリーズのユーザーにオススメのアダプタですが、形状さえ合えば他社製のMMCX採用イヤホンでも使えると思いますよ。 外観写真では既にAONIC4のイヤホン部分と組み合わせていますが、もちろん付属品ではありません。私は以前購入したこのAONIC4があったのでイヤホンが付属しないTW2単品を購入しました。ゼロスタートを決めたい方向けには、SE215のイヤホン部分が付属するAONIC215が用意されています。ただし有線版AONIC215には注意しましょう。SHURE AONIC215(SE21DYBK+TW2-A)(トランスルーセント...価格:29920円(税込、送料無料) (2021/10/5時点)楽天で購入SHUREが自社製イヤホンのために作ったようなものですからAONIC4もフィットするに決まっていますね。他社製と違って曲線を多用したデザインです。SHUREの有線イヤホンは耳掛け部分のワイヤーを購入者自ら開封後に曲げる(だからこそ個人に合わせてフィットできる)のですが、このTW2は最初からパッケージ写真のようにカーブが形作られています。SHURE RMCE-TW2 ワイヤレス イヤホンケーブル Bluetooth ...価格:22680円(税込、送料無料) (2021/10/4時点)楽天で購入ケースはフルワイヤレスイヤホンのそれとして見ると大きめで、どら焼きや中華まんを想起させるサイズ感。素材は硬質なプラスチックですが手触りとファスナーのファブリックのおかげか、どこか柔らかな印象を受けます。ケース外側の下部には充電残量をチェックするボタン・ランプと、充電用USB−Cポート。付属するケーブルはUSB-C to Aです。 装着感SHUREイヤホンのユーザーのみならず耳掛けタイプのイヤホンを使う方は耳掛け部分の装着感が気になるところでしょう。SHUREの有線タイプであればワイヤーを自分で曲げて耳に合わせますが、TW2では開封時点でやや窮屈(耳への着脱を考えるとね)なくらいにカーブしています。私の耳にとってはこの初期形状は少し窮屈な着脱でした。しかし故意に曲げ拡げることなく少し開いてきた(L側)ので、使ううちに馴染ませる設計思想なのかもしれません。併せてイヤホン部分の耳への密着が増してきた感じもあります。メガネとの相性は悪くありません。しかし近年流行のマスクとの併用は、特にマスクを外すときはちょっとぎこちない外し方になってしまいます。外す頻度が少ない方を最初に装着すると良さそうですが、例えばメガネ+マスク+TW2の3段装着は耳の付け根にとってやや負担になるかもしれませんね。これはメガネの重さやマスクのゴムの強さにもよると思います。 操作感とアプリ操作はLR双方にある丸いボタンを単押し回数または長押しによるコントロールです。再生/停止/曲送り/戻しに加え、音量の上下も可能なので、この2つのボタンである程度完結できます。ボタン操作に対する機能の割り当てはスマホアプリ(SHURE Plus PLAY)から変更が可能で、イコライザの他外音取り込みの挙動やレベルも設定できます。アプリでは組み合わせたイヤホンを設定することもでき(SEシリーズとAONICシリーズのみ)、これによって出力が最適化されるようです。SHUREならではの機能と言えるでしょう。装着中このボタンは耳の少し後ろ、やや下に位置し、操作によるタッチノイズはあるものの他のフルワイヤレスと違ってイヤホン本体を触りません。よって装着状態の変化やタッチノイズは軽微なものに抑えられています(個人的にフルワイヤレスイヤホン本体をタップする操作は好きではありません)。 音に関する仕様と印象Bluetooth接続を利用したオーディオ再生(A2DP)のうち、基本的なコーデックであるSBC / AAC / aptXに対応します。ハイレゾ相当のLDAC等には非対応。AONIC4を組み合わせた音の印象(iPhone/iPadとAACにて。個人の感想です)は、若干の音圧痩せは感じるもののAONIC4の傾向をフルワイヤレスにうまく落とし込めていて、アプリ側からイコライザ(プリセット数種とマニュアルセット)によるアレンジも可能なことを考えれば十分な出来だと思いました。【レビュー】SHURE AONIC4【1BA + 1DD】 | そゆぶろ - 楽天ブログ一度ペアリングを済ませた端末間の切替は、接続されていない端末のBluetooth設定に表示された【Shure AONIC TW2】をタップすれば切り替わります。元の端末側は接続が解除されますがこちらをタップすればまた切り替わるので簡単ですね。Bluetoothオーディオはホワイトノイズが心配という方もいるでしょう。TW2+AONIC4の場合、聞き分けようと思ってようやく感じる程度で、曲再生中に気になるレベルとまでは感じませんでした。しかし外音取り込みにおけるホワイトノイズは少し気になります。 その他装着中は違和感というほどではないものの、耳の後ろに位置するユニットが頭に触れている感触が常にあります。有線イヤホンのケーブルと比べれば全く問題ないでしょう。バッテリー性能は本体のみで8時間+ケース側に24時間でMAX32時間。十分な性能ですね。遮音性はイヤホンに依存します。ANCは非搭載。防水性能はIPX4相当です。MMCXの先のイヤホンまで保証できないのでそこまで高くはできないのでしょう。過信は禁物です。ワッシャはTW2のMMCXに初期装着されています。予備はありません。音飛びは自宅で使うぶんには今のところ経験していません。電源はケースから取り出せば自動でONになります。TW1の頃と比べると細部がようやくユーザーフレンドリーになってきたと言えるでしょう。ケースは大きめなので収納時でもちょっとした隙間があります。予備のイヤーピースなど入れてもいいかもしれませんね。着実な進化を遂げたTW2。SHUREイヤホンのユーザーならば、その音質的特徴をフルワイヤレスに持ち込めることは魅力的なはず。SHURE AONIC FREEも発表されましたし、価格的にも迷うところだと思います。今後は外音取り込みの音質向上やコーデックの追加、耳から外した時の再生停止といったセンシング系が充実してくれると嬉しいですね。
2021.10.04
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radius から32bit/384kHzまで対応するコンパクトなDACアンプが途上します。RK-DA60CKはLightning端子こそ付属しませんが、USB-C端子端末であれば手軽にハイレゾを聴くことができそうですね。(10月中旬発売予定) radius RK-DA60CK(ブラック) アンプ D...価格:8250円(税込、送料無料) (2021/10/1時点)楽天で購入
2021.10.01
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