そゆぶろ

そゆぶろ

2017.06.26
XML
カテゴリ: オーディオ
​​ 気になり続けて数ヶ月。   
ついに手に入れました、SONY MDR-1000X !   っひょう (°∀°

MDR-1000Xは、ハイレゾ対応、ハイレゾ級Bluetooth再生、圧縮音源アップコンバート、アクティブノイズキャンセリングなど、Bluetoothヘッドホンとして詰め込むべきものを詰めきった感のあるヘッドホンとなっています。



開封の儀は既に出尽くしているので割愛します。
使用感などをお伝えできればと思います。

追記;2017年10月、後継モデルであるWH-1000XM2が発売されました。
スマホアプリとの連携でさらなる多機能化、よりアジャスタブルな仕様になりました。



追記;2018年にはWH-1000XM3が発売されました。
全体的に性能向上がなされ、できることなら買い替えたいですね。



厚みのあるハウジング、合皮の手触りヨシ





しかしヘッドホンをスワイプして操作できるのは、スマホを見ながら曲送りするよりも直感的。
合皮は賛否が分かれそうですが、サラリとした感触は好きです。冬でも冷たくなりにくいでしょうし。


物理ボタンは3つ。手探りで操作できる



左側のハウジング側面に配置されている押しボタン。
写真左から、
 左:電源/Bluetoothサーチ
 中:ノイズキャンセルON/OFF、キャリブレーション(ノイズキャンセル最適化)
 右:環境音取り込み機能(2種)


これらの機能が割り当てられています。
ボタン表面にある突起は大きさが違っていて、手探りでどのボタンか分かります。

■ノイズキャンセル最適化機能 
正式名:パーソナルNCオプティマイザー

これは髪型の違いやメガネの有無などから起こる変化を解析し、ノイズキャンセルを最適な状態にセッティングしてくれる機能。
セッティング中の音がとにかく未来的。

ドューン
 ピョーン ピピ
 ホワン ホワホワン ホワンワン

こんな感じです(これじゃ伝わらないだろ)笑
反響音などを計測しているんでしょうね。

ノイズキャンセルがイマイチ効かないと思った時にやろうと思います。



装着直後は重量感あるも、慣れる。外音のない音楽は最高だ!



可動部の多さに加え、イヤーパッドの形状と柔らかさのおかげでフィット感は良好。
約275gの重量は最初こそちょっと重い感じがありますが、ちょっと経てば気になりません。
とはいえ、見上げたり、俯いたりすると、重さを感じます。


ノイズキャンセルはさすがの一言。
初使用は屋内で、屋根を叩く雨と通過する自動車の音が入ってくる、という環境でしたが、ほんの少しのホワイトノイズと引き換えに、これらの音はどこか遠くへいってしまいました( 完全な消失ではない)。

tお・ あ・・sa ーーーーー ってな感じ。

右のハウジングを手で覆うと外音とりこみができますので、机などを爪で叩きながらノイズキャンセルの効きを確かめてみると、そのすごさが分かります。
うちの近くは田んぼもあるので、この時期夜はカエルの合唱が常なのですが、全く聞こえなくなります。

自分の声やヘッドホン本体を触ったりなど、肉体やヘッドホン自体を伝ってくる音はありますが、例えばPCのキーボードなどを叩いていても、それがかすかに聞こえる音なのか、キーを叩くいつもの音を無意識に脳内再生しているのか、よくわからないレベル。

ただ、ハウジング上部にあるマイク部分に強風など当たると、風切り音といいますか、ハウジング内で共鳴したような音が聞こえてしまう点は、今後改善が望まれるところ。


音質

綺麗な鳴り方だと思います。人によっては若干作ったような綺麗さを感じるかも?従来への慣れが基準だからかな。
(iTunesからダウンロードした曲を聴いた感想です)

これはDSEE HXという擬似ハイレゾ化機能によるものと思いますが、 MDR-7506というモニターヘッドホン での視聴と比べると、ほんのり艶に包まれた感じの音色です。高音域は比較的柔らかく感じ、聴き疲れしません。
低音域含め全体的に綺麗に鳴らしてくれます。重低音とは言えないですね。

個々の音を感じさせる明瞭さではMDR-7506よりも甘く、音同士が気持ちよく響きあうように感じます。
ボーカルの声は楽器よりも半歩下がって歌っている感じ。

ワイヤレス仕様であること含め、 “ 快適な音楽視聴 ” のためのヘッドホンであると思いました。

言葉で伝えきることは難しいところがあるので、購入検討される方には実際の試聴を強く勧めます。

こちらもどうぞ。
→​ 【比較】MDR-1000Xでハイレゾ音源を聴く【有線/無線】


その他

■規格
 Bluetooth Ver 4.1    PowerClass 2
    対応Bluetoothプロファイル
    A2DP   AVRCP  FHP  HSP

        対応Bluetoothコーデック
           SBC  AAC  aptX  LDAC(ハイレゾ相当)

コーデックにaptXを指定する方法がありました。
興味のある方は こちらの記事 をご覧あれ。


■圧縮音源をアップスケーリングするDSEE HX
説明によれば、
Bluetooth接続且つLDAC以外のコーデックで接続した場合
とあるので、雑音のない場所で聴くなら、ノイズキャンセリングOFFのほうがホワイトノイズも乗らずいいのではないでしょうか。
また、有線接続では効かないということですね。


■ヘッドフォンに触れることで曲送りや音量調整が可能
あるとないとではかなり違いますよ。


写真はキャリングケース底面に置いてある台紙。
右耳側のハウジング側面で、タッチ操作に対応しています。
ペアリングしたスマホやウォークマンだけでなく、ヘッドフォン本体でも簡単な操作ができると、いちいち取り出して操作する必要がなくGood !


■収納ケースはちょっと大きい
ハウジングを平らにして収納できるので、ケースの薄さはなかなかですが、幅はあります。
第一印象は、" コンビニのチャーハン弁当の容器 " くらい


■使って3週間、ちょっと軋み音が
装着中は相変わらず問題なし。ですが脱着時にハウジングを持ってヘッドバンドを拡げると、左側のアーム部分(技適表示等あるあたり)から少し軋み音がします。プラスチック系素材の嵌合&ネジ固定でしょうから、こういう変化は仕方ないですね。


■ネットで散見される破損について
MDR-1000X Broken などで検索するといろいろと見つかりますが、どれも同じ箇所が破損してますね、ケース収納時に動かす関節部です。
私の購入した個体は軋みはするものの、破損には至っていないので「へーそういうこともあるのか」程度に受け止めていますが、一応注意して扱っています。

というのもこの関節、サイレントジョイントの部分と違って結構動きが硬いです。私は関節部に手を添えて、ゆっくりとハウジングを動かして対応しています。

あくまで私見ですが、壊れ方からして収納状態から展開する時に、関節部分に梃子の要領で負荷が掛かりすぎたように見えます。もしくは頭へ装着する時に大きく開いて大きな曲げ応力が掛かったか。
ゆっくり開くのと素早く開くのでは加速度が違いますし、手を添えるか添えないかでも負荷の掛かりは違うのでは?

この推測に基づいて私は関節部に手を添えてゆっくりと展開するようにしています。頭へ装着する時はそれもできないのですが、この時もゆっくりと開いて装着しています。


ハードな取り扱いには注意したいものですが、控えめに言って、とってもいい製品です。ノイズキャンセル最高。


It's a SONY ! 


​​





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2019.01.12 21:26:13
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: