そゆぶろ

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2018.12.07
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カテゴリ: アウトドア・食
エバニュー チタンアルコールストーブ(EVERNEW Titanium Alcohol Stove)とゴトクを購入したのでレビューしてみます。



ガスストーブより静かにお湯を沸かせ、ウッドストーブのように煤で調理器具を黒く汚すことのない、とっても小さなアルコールストーブ。

・外でコーヒーやカップラーメンを作りたい(お湯を沸かしたい)。
・ガスストーブの音は苦手。自然の音を聞いていたい。
・チタン製品が好き。
・装備は軽くしたい。






 外観​

一見するとただの金属製の容器です。
裏返すと、底面には英語で注意書きと商品名。MADE IN JAPAN。
ちなみにこのモデルには蓋がありません。



ゴトクと組み合わせるとこうなります。



ゴトクとストーブ合わせてもこの重量。とっても軽量ですね。

数回使用後に撮影したので綺麗な焼き色になっています。

燃料となるアルコール(燃料用アルコールというもの)を入れる部分には、目盛りが刻まれています。


 燃焼の様子​

燃料用アルコールを注いでマッチなどで火をつけます。
最初はこんな感じで弱々しく揺らめく炎。


やがて燃焼熱で本体が温まり、揮発が促進され炎が強まります。
小穴全てから炎が立ってきます。


本格的に燃焼が始まると、このように小穴から立ち上る炎が中央に収束し立ち昇ります。

ここまで数十秒。クッカーなどを載せて湯沸かしに使えます。燃焼時間は燃料量と環境によります。

ゴトクを使用して置けば強火。ゴトクを外して直接置くと、中央の穴が塞がれて周囲の小穴からの炎だけになり、弱火になります。


尚、点火してから本燃焼に至るまでの数十秒と、燃料が尽きはじめてからの数十秒の間は「キンキンキンキン・・・・」と金属同士の擦れるような音が出ます。これもまた、このアルコールストーブの特徴の一つのようです。炎を視認しにくい真っ昼間などには嬉しい特性です。

 軽量さの他にもう1つの楽しみ。それは色​!

これがカッコいいんですよ、燃焼熱によってチタン表面の色が美しく変化します。


開封時はこう


数回使用後




 注意点​

このようになかなか魅力あるアルコールストーブですが、注意点もあります。

■蓋が付属しない
他のモデルにはたいてい付属する蓋がありません。燃料が残っている時に消化したい場合、何かで酸素の供給を断つ必要があります。そして消化後はその燃料をどうするのか?といった問題。
私は引火性の燃料を何度も移動させるのは嫌なので、基本、使い切る量だけ注ぎ入れて使います。

■燃費
燃料用アルコールですが、概ね¥400以下で500mlのものが入手できると思います。
ただ初期燃焼から安定燃焼に到るまで待つ必要があったり、風にとても弱いので環境によって変動がありそう。
注ぎ入れる時はこぼさないように注意する必要があります。飲用厳禁。

■風に弱い
風防は別途用意することになるでしょう。なんだかんだで用意する道具の数はガスストーブなどと変わらなかったりします。ただ荷物全体の小型化には貢献することでしょう。

■屋外で使用する
商品の外箱にも書かれています。換気が悪い環境では使ってはいけません。

■明るい場所では炎が見えにくい
ガスストーブもそうですが、明るい昼間は炎が見えにくい。火傷に注意しましょう。

 ​用途

お湯を沸かす他、適切に燃料量を把握できれば、炊飯にも使えないかと思案中です。
直置きすれば弱火で長く燃焼させられるので、この特徴も活用したいですね。












​​​​​ 総合的な便利さでは、CB缶を使ったガスストーブが一番だと思いますが、このアルコールストーブは趣があっていいですね。

カップラーメン用のお湯を沸かし、食べた後改めてコーヒー用にお湯を沸かす。
それを静かに楽しみたい。

そんな使い方に向いているのではないでしょうか。​​​​​






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Last updated  2024.05.20 13:21:25
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