そゆぶろ

そゆぶろ

2024.12.10
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カテゴリ: 書籍
ニューヨークで活動していた画家にして写真家、ソール・ライター(Saul Leiter)氏。既に故人であり、お会いすることも叶わぬ場所に行ってしまわれたものの、あまりご自身の作品を積極的に発表する方ではなかったようで、死後に設立された財団によって氏の膨大なコレクションの整理が続けられているそう(つまり今後も未発表作品が公開されるかもしれません)。

私が初めてその作品群を目にしたのは、2020年に東京のBunkamuraで開催された企画展でした。
見に行った理由は、正直言って ”なんとなく”。

しかしそういうきっかけでも意外と印象深く記憶に残るもので、写真集を買い集めてしまいました。手元にある写真集は、ほとんど青幻舎(せいげんしゃ)刊行のもので、一冊だけ小学館のものも持っています。氏が残した作品群の中では、中心となるストリートフォト(カラー)が私の関心のメインで、次点でモノクロのストリートフォト、絵画、ヌードと続きます。


個人的に一冊目としておススメするなら、All about Saul Leiter(2017 青幻舎)か、Forever Saul Leiter(2020 小学館)です。








これらはペーパーバック版の手に取りやすいサイズ感で、構成に共通点はあるものの、前者は氏の作品を広く俯瞰して紹介し、後者は氏と親しい関係にあった人物の章もあり、作品だけでなくその個人にも焦点を当てているのが特徴でしょうか。



残る二冊は大判で、Saul Leiter The Centennial Retrospective(2023 青幻舎)、The Unseen Saul Leiter(2022 青幻舎)があります。





前者は352ページもある充実した内容で、もしも四冊の中で一冊だけ残せと言われたら、迷わずこれを残します。氏の活動歴にはファッションフォトグラファー時代もあるのですが、そういった時代に撮影したものも含めて、氏の生涯と作品に焦点が当てられています。何より大判で氏の作品を手元に置いておける満足感があります。
後者は他の三冊を補完するような内容で、サイズ的には中間、ページ数的には少なめですが、ファンとしては押さえておきたい一冊でしょうか。






(2025/1/13をもって終了)







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Last updated  2026.04.30 16:23:46
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