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真空管付きのポータブルDAC/amp、Shanling UA7を購入してみたのでレビューしてみます。一般的なICチップ主体のDAC/ampに加えて、真空管アンプモードでの駆動も可能なハイブリッドモデルというのが一番のセールスポイントですね。さて、私が期待するような一石二鳥的なDAC/ampなのでしょうか。デジタルフィルター以上に音質的違いがあるのでしょうか。 外観アルミ筐体に音量調整と設定操作を兼ねるダイヤル、ディスプレイ、そして2基のミニ真空管を露出させたデザインが特徴的です。内部パーツを露出させるのはノイズ耐性的にどうなの?と思いますが、腕時計のオープンハートモデルを連想します。ダイヤルはフレームで保護されていて、押す・回すで操作します。筐体の刻印で示されている通り、デフォルトでは再生・停止が押し操作、ボリュームは回転操作です。真空管はレイセオン社のJAN6418で、ドングルタイプのDAC/ampで真空管というとこれのイメージですね。TUBEモードにすると本体内のLEDが点灯し(真空管そのもは光りません)、視覚的にもモードが判別できるようになっています。ここ2年以内くらいに購入した中国メーカーのドングルDAC/ampと並べてみると、手のひらサイズとはいえ大型と言わざるを得ない存在感があります。スマホのUSBポートに接続してぶら下げて使ってもいいかと思えるのは、この中では一番小さなDAWN Pro2くらいですね。 仕様(抜粋)入力USB Type-CPCM768kHz / 32bitDSD512DACESS ES9069アンプOPA1662 × 2 + BUF634 × 4真空管JAN6148(Raytheon)× 2出力Φ4.4mm(577mW @ 32Ω)Φ3.5mm(195mW @ 32Ω)付属品USB-C to C ケーブルUSB-C to A アダプタ 音質(個人の感想です)UA7は動作モードをトランジスタモードと真空管(TUBE)モードの2つに分けて説明していて、前者がオペアンプ+バッファーアンプ、後者はそれにJAN6418による真空管の″フレーバー"を加える としています。レビューにあたり、Final E3000/E5000、beyerdynamic DT270Proなどで聴いてみました。どれもシングルエンドでの感想です。実際に聴いてみると、トランジスタモードの傾向はニュートラルかやや暖色寄りの硬質・明瞭、TUBEモードはそれに比べて若干の緩さや丸さが加わって緊張感が抑えられた音に聞こえると思います。スペック表を見ると分かりますが、どちらのモードでも出力値は変わりません。しかしTHD+Nの数値は明確にトランジスタモードの方が優秀で、TUBEモードにすると変化するのは確かです。意地悪をして真空管のそばにスマホを当てて通信をすると、再生音に微かなノイズが混じりますね。パワーや基本的な音色はトランジスタ、つまりオペアンプとバッファーアンプで決まっていて、TUBEモードは説明どおりそこにフレーバーを加えるという程度の作用をしているのでしょう。モード切替で全く別物の音色になると期待していると、その差の少なさに拍子抜けしてしまうかもしれません。TUBEモードにしたからといってスピード感が遅れて聞こえるわけではなく、トランジスタモードの音が直線的に音を立ち上げるとするなら、TUBEモードではその直線がほんの少し太く、放物線的になり、ピークにほんの少し丸みを感じさせるという感じの変化です。上の方でも少し書いた余談ですが、TUBEモードで光るのは真空管自体ではなく、隣接する筐体面に開けられた穴を通して、内部のLED光がそう見せているだけです。据置タイプの真空管アンプを想像すると、ぼんやり発光しているアンプがイメージされるかもしれませんが、UA7ではそれっぽく見せているだけですね。 その他iBassoのDC-Eliteなどもそうですが、筐体のエッジがかなりシャープで、指を切ることはないにしてもちょっと緊張感があります。ブラックアウトされたガラスパネルの面積に対してディスプレイの描写範囲は小さく、だいたいFIIO KA17と同じくらいで、情報も概ね同じです。ダイヤルを長押しすると設定画面になり、UACモード、ゲイン、アンプモード、デジタルフィルター、ダイヤル操作、フォント、LRバランス、照度、スクリーンセーバー、画面回転の切替ができます。デジタルフィルターは0番から7番まであり、ES9069のデータシートにあるものに準じているようですね。FIIO KA17にも同じDACが採用されていますが、あちらはデュアル実装で、パワーを引き上げるデスクトップモードや、THXアンプなどが特徴です。スペック値的にKA17もコストパフォーマンスが魅力的ではあるものの、やはり真空管アンプ搭載という明確な差別化がなされたUA7も興味をひく存在ですよね。↓購入価格などはこちらから確認できます↓SHANLING UA7 Gray ヘッドホンアンプ 真空管 ポータブル DAC...楽天で購入実は真空管サウンドにもっと劇的な変化を期待していたユーザーのひとりだったのですけど、思いのほか違いは少なかったですね。真空管の個体差って大きいんでしょうか。でもちゃんと変化はしますし、個人的には用途や楽曲でというよりは、気分で切り替える2つのモードがあるドングルという感じですね。今後筐体をアルミから銅にアップグレードしたバージョンも予定されているようなので、もしかしたらそちらの方が変化が大きかったりして?と興味津々です。高くなると思うけどね。
2026.05.30
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fちょっとオーディオのトレンド追跡をひと休みしていたら、魅力的なモデルがポータブルで登場していました。ESS ES9069と、真空管アンプの組み合わせ(通常のアンプ回路もあり選択可)で、1台としてはそこそこの価格感ですが、2種類のアンプを選べるとあっては、魅力的に見えてきます。ビビッドなオレンジと、ベーシックなブラック・グレーの3色展開ですね。ボリュームがダイヤル調整なのも操作しやすそうでいいですね。SHANLING UA7 Gray ヘッドホンアンプ 真空管 ポータブル DAC...楽天で購入
2026.05.20
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プラスドライバー付きがね、ほしかったんです。VICTORINOXの小さなマルチツールから、ランブラーというモデルを購入したのでレビューしてみます。基本モデルであるクラシックSD(私が持っているのはカモフラ柄)の、プラスチックの柄部分が割れてきそうなので次を物色していたところ、プラスドライバーがあるランブラーというモデルが便利そうなので選んでみました。 クラシックSDと比較クラシックSD(左)にはキーリングを含めて7機能あって、ハサミ・マイナスドライバー・ヤスリ・スモールブレード・ピンセット・ツースピック・キーリングです。ランブラー(写真右)はこれにプラスドライバー・ワイヤーストリッパー・栓抜きを加えた10機能です。追加機能分のパーツが増えて、少し厚くなりました。それでも親指くらいのサイズ感なので、とてもコンパクト。それでいてプラスドライバーの先端はしっかり作られていて、プラスチック時計の背面パネルに使われる小さなネジなんかにも使うことができたり。クラシックSDの時点でなかなかに多機能なのですが、ランブラーにしたことで更に3機能が追加され便利さアップ!買った商品の開封・タグ切り、ムダ毛やトゲ抜き、ボタン電池の交換(カバーのネジを緩める/締める・マイナスドライバーで電池を浮かせる)などがしやすくなりました。とはいえ、サイズ感が近くて更に多機能なミニチャンプとか、上位モデルもやっぱり気になります。↓購入価格などはこちらから確認できます↓公式限定レビュー特典 ビクトリノックス 公式 VICTORINOX ランブラー ...楽天で購入マルチツールは実用品でもあるし、これ一つあれば何でもできてしまいそうな(いや、そこまでできないけど)、ロマンを感じさせるアイテムでもあると思います。それぞれの機能は専用工具には及ばない、ちょっとした用途に対応できるレベルの使い勝手、マルチツールはそういうものだと思っていますが、それでも手元に集約されたツールがあれば、それで事足りてくれる場面も少なくありません。しかし常時携帯はおススメしにくいのが正直なところで、それは正当な理由なき刃物の所持に対する規制があるからです。何を正当とするかは、規制する側の解釈が大きく作用することでしょう。今回紹介したモデルですら、航空機内への持ち込みはもちろんNG(没収)になると思います。というわけで、私は自宅で使う便利アイテムとして使っていくつもり。
2026.05.10
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10000mAhクラスのモバイルバッテリーを久しぶりに購入したのでレビューしてみます。Anker Power Bank(10000mAh 22.5W)は、Anker製モバイルバッテリーの普及期に登場したPowerCore 10000の次世代版とされ、USB Type-A/Cポートを採用する現代的なエントリーモデルという感じです。ちなみに今回購入のモデルナンバーはA1257ですね。Ankerはたくさんのモデルがあるので、モデルナンバーで覚えておくと探しやすいです。 外観USBケーブルを本体格納式ではなくストラップとして付属させるというアイディアは、本体サイズを大きくしてまで本体に格納するよりも良いと思います。ストラップ状態ではプラグ先端が格納されて汚れにくいというのもポイントですね。 仕様(本体印字)出力はポート単独では22.5W max。それ以上同時で使うと当然各ポートの出力は減ります。入力は20W maxで、私が以前レビューしたワットチェッカーを通して充電すると18Wちょいが表示されました。ボタンを押すと充電残量表示。2回押すと低電流モード(小さなデバイスの充電向き)がONになります。 旧モデルと比較今回購入のA1257と懐かしのA1263中央にA1217(5000mAh)を置いてみます入力/出力をUSBポートで担うタイプのモバイルバッテリーでは、これまで使ってきたモバイルバッテリーは多くても2ポートの出力まででしたが、Type-A/C合わせて3ポートあると安心感が違いますね。フットプリントがA1263より増えても薄型化されたのは嬉しいです。◆容量+付加価値で重くなるモバイルバッテリーって、リチウムイオンかリチウムポリマーが採用される場合が多いと思いますが、民間に普及するバッテリー技術のブレイクスルーが来ない限り、定格容量に対する本体のサイズや重量はある程度の範囲で決まってしまっていると私は見ています。現に同じ10000mAhのA1257(定格容量37Wh)とA1263(定格容量36Wh)では、付加価値の多いA1257が20g程度重い。同じ容量で付加価値の多いモデルの方が軽量コンパクトというパターンにはなかなか出会えません。ポート数増加やインジケータ追加、薄型化と安全性を両立するフレーム構造を考えれば、むしろよく20g増に抑えたなと思うべきなのかもしれませんね。5000mAhのA1217は日帰り利用にはちょうど良くて、この中では最も軽量コンパクトですが、充電スピードや余裕という点でもう少し安心感がほしくなっていました。 変化しつつあるモバイル充電環境現在はコンビニなどでチャージスポットに代表されるモバイルバッテリーのレンタルサービスが始まっていますし、自動車に標準でUSBポートが設置されるようにもなってきています。もちろんデバイス自体のバッテリー制御技術や容量も改善されていて、行動の最中にバッテリーを切らしてしまうことは少なくなってきたと言っていいと思います。そう考えてしまう理由には、個人的には日帰りの行程を計画することが増えた、というのも影響しているかもしれません。これには宿泊代の節約以外にも、持ち出す充電器やケーブルが少なくなるという効果もあったりします。コンセントプラグ搭載のUSB充電器は30W出力のものもかなりコンパクトになってきているので、行程次第ではモバイルバッテリーが要らない日も少なくありません。充電を自宅やホテル、車両のコンセントで済ませておくようなスタイルですね。しかし100%まで充電できずバッテリーの持ちが心許ない日もあるでしょうし、そういうデバイスを複数持ち歩くなら、やはり10000mAhクラスのモバイルバッテリーは心強いアイテムだと思います。↓購入価格などはこちらから確認できます↓Anker Power Bank (10000mAh, 22.5W) (モバイル...楽天で購入USB充電器や超大容量モデル、ポータブル電源にあるような大出力はできないものの、コスパに優れた10000mAhモデルだと思います。これまでにケーブルが本体に格納できるモデルもありましたが、やっぱりケーブルは別でほしいなと思っていたところ、ようやく良さそうな構成に落ち着いてくれた感がありますね。そういえば、定格容量と商品説明の容量が全然違うことがありますが、これは算出する際の電圧がUSBの5Vなのか、バッテリーセルの3.7Vなのかの違いによるものです。A1257ではバッテリーセルの電圧3.7Vでは容量10000mAh、5Vでは5900mAhと本体裏に表示されていますね。
2026.05.06
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