Comments
Freepage List
【人工甘味料は何の助けにもならない】
残念なことに人工甘味料も健康の危機につながる。「最新版」の『New England Journal of Medicine』によれば、合成甘味料アスパルテームはNutrasweetやEqualとして入手できるのだが、脳のアミノ酸と神経伝達物質の著しいアンバランスを引き起こす。この一例としてアミノ酸トリプトファンの有効性が減少している。その結果、脳におけるセロトニンのレベルが低下し、感情のアンバランスと睡眠障害が発生する。最近の「世界環境会議」において、アスパルテームが自己免疫疾患とさまざまな硬化症に関連する症状を悪化させる一因となっているのではという論議が行われた。
さらに、アスパルテームが摂取されるとメタノール(木精)が放出される。この毒性物質は、頭痛、失神、卒中、記憶喪失、激しい感情の起伏、鬱病、末端の麻痺、吐き気、胃腸内の苦痛症状を誘発する。またアスパルテームは糖分を含んでいないにも関わらず、インシュリン・レベルを上昇させることがわかってきた。糖分摂取による多くの病気がインシュリン・レベルの上昇の結果であるため、この糖分代用品は実際には砂糖より悪質である。
たまに使用する程度であれば、ほとんどの場合、症状を引き起こさないが、アスパルテームはどう考えても安全とはいえない。アスパルテームともう1つの人工甘味料であるサッカリンには警告表示がついている。警告が表示されている食品を摂取するのは間違いである。サッカリンは、研究所の動物実験では「膀胱癌」を発生させる。
【ステビア― 安全な自然の甘味料】
甘みを好む人たちからすべてを取り去るわけではない。少なくとも、もう1つの甘味料があり、これを使用するほうが健康によいのである。合衆国食品医薬品局(FDA)はこれを研究してきた。ステビアは南米大陸だけに生息する植物で、テーブル・シュガーの30から100倍も甘い自然食品サプリメントである。これには薬効があり、自然甘味料としてパラグァイでは1500年間使われている。日本でも同じくここ20年間(みお注:2000年当時)使用されており、アメリカでも自然で健康的な甘味料として人気が出始めて、一挙に注目されるようになったのである。
ステビアは、アスパルテームとサッカリンの特許保有者と甘味料業界全体にとって大変な脅威である。このため小さな争いが起こった。1988年、FDAはこの小さな植物を禁止し、全部刈り取り、健康食品店で売られているステビアを紹介した書籍を焼いてしまったのである。焚書が行われたのだ。我々はいったい何世紀に生きているのだろうか。無論、これは憲法違反と判断された。
実際には、ステビア使用の悪影響は「まったく」報告されていない。ステビアが使用されているすべての国についても同じである。細胞膜、酵素システム、癌とステビアの関係に関する研究が日本とアメリカで数え切れないほど行われているが、好ましくない影響は発見されていない。逆に実際には多くの驚くべき利点が観察されている。下記の利点である。
・栄養価が高い。
・糖尿病患者の血糖量を下げるが、糖尿病でない場合は血糖値を調整する効果がある。
・高血圧患者の血圧を下げる。
・強心剤として作用する(心臓を強化する)。
・虫歯の原因となるバクテリアに対する穏やかな反バクテリア特性をもつ。
・エネルギー・レベルと精神的活力を高める。
・少量の水や茶に10~20滴たらして食事の20分前に服用すると、視床下部での飢餓パターンをリセットして過食を減らす効果がある。
・タバコ、アルコールの摂取願望を減退させるのを助ける。
ステビアについて発見された上記の利点と、特許を与えられた合成甘味料であるアスパルテームに関連した障害を比較してみていただきたい。アスパルテームについては、これまでの食品の中でも最も多い「事故報告」が合衆国食品医薬品局(FDA)に寄せられている。ステビアは健康食品店で買えるし、インターネット上では粉末、ドロップ、あるいは植物のままでも入手できる。パラグァイで育ったステビアはさらに良質といわれている。ステビアにはかすかな苦みがあり、これが多くの薬効をもつ物質であることの説明となる。しかし、この苦みは圧倒的な甘みでカバーされている。ステビアは甘く、安全で安価である。是非とも使用して欲しい。




PR
Keyword Search
New!
さそい水さん