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『 フジ上層部、最初の会見後は「ヘラヘラしていた」と社内の声。中居正広とワインスタイン事件の酷似 』
1月27日、フジテレビは2度目となる記者会見を開いた。そこでは嘉納修治会長と港浩一社長が「責任は経営者にある」として同日付で退任を発表した。
フジテレビ、CM差し止め75社
事の発端は、2024年12月19日発売の『女性セブン』(小学館)が「中居正広 巨額解決金 乗り越えた女性深刻トラブル」という記事を掲載したことだった。内容は、国民的タレントだった中居正広氏が「芸能関係」の女性とトラブルを起こし、巨額の示談金を払っていたというもの。さらにそこにはフジテレビの編成幹部(元プロデューサー)も絡んでいたと報じられた。
するとこの問題はみるみる大きくなり、関与したとされるフジテレビに対して、スポンサー企業が分かっているだけで75社もCM放送を差し止める事態になっている。さらにフジテレビが2度にわたって記者会見するところまで状況は悪化した。
実はこの件については、筆者は12月の早い時期に情報をつかんでいた。そこで今回は筆者が見てきたこの1カ月以上の騒動の裏側をできる範囲でお伝えしたいと思う。外国で起きた同様の事件についての視点も少し絡めて、このニュースを考察してみたい。
「女性が警察に訴えることも考えたが、フジテレビ側がそれを止めた」
筆者が最初に話を聞いたのは、中居氏とフジテレビに近い関係者からであった。その段階では、既に週刊誌2誌が情報をつかんで取材を始めていることも耳にしていた。
その時点で、顛末(てんまつ)を詳しく知る立場の関係者が筆者にこう話している。「中居正広氏がフジテレビの元女性アナウンサーXさんに、意に沿わない性的行為を行ったことで9000万円の示談をしていた。問題は、その出来事が起きた2023年6月以降、女性が警察に訴えることも考えたが、フジテレビ側がそれを止めたこと。その後、Xさんは体調を崩し、結局フジテレビも退職した」
普段は芸能関係の取材をしない筆者も、仮にこの話のように、会社が性被害を訴える社員の「口封じ」と解釈できるような行動を取っていたとしたら看過できない。しかも国から放送免許を付され、報道機関でもあるフジテレビが組織としてそんなことをしていたとすれば糾弾されるのは避けられないと思い、さらに情報収集を続けた。

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さそい水さん