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どっちが正しいのか?
最近、高市首相が「台湾有事は
日本の集団的自衛権を行使できる
存続危機事態になりえる」と
発言したことに対し
中国は抗議しています。
中国としては
「台湾問題は国内問題だから
日本は首を突っ込むな」と
言っているわけです。
それに対し、日本の政治家も
日本国民も、多くの人が
「高市さん、よく言った」
「台湾を応援しよう」という
感じになっています。
さて、台湾とは
どんな存在なのかというと
現在、世界のほとんどの国の人が
台湾は中国の一部と考えています。
中国の中にある
北京中央政府の力が及ばない
国民党という軍事勢力の支配する
エリアという感じです。
そのため台湾は国連にも加盟できず
公式に外交関係を持つ国も
わずか12ヵ国になっております。
イスラエルの中のパレスチナを
国家承認している国が
155ヵ国ですので
いかに少ないかがわかります。
そして、中国と台湾の問題についても
中国内の、共産党と国民党の
対立が今も続いていると考えるのが
世界的な共通認識です。
そのため、ここに
日本が軍事介入するというのは
普通に考えると
おかしすぎる話なわけです。
例えて言いますと
中国が「琉球独立運動を
日本政府が邪魔したら
中国軍が介入する」と
言っている感じであります。
「他国には関係ない話なのに
何で首を突っ込むんだ」と
怒って当然なわけです。
ですので、冷静に見ますと
中国が怒るのも無理はないのです。
また、日本が軍事介入したら
世界のほとんどの人は
中国の内戦に乗じた
中国への軍事進攻とみるでしょう。
それなのになぜ
日本人の心情としては
「台湾を助けるべき」と
なってしまうのかというと
長年、反共産主義キャンペーンを
やってきたからでしょう。
日本人の多くは、共産主義=悪
民主主義=善と考えてしまい
善を助けるためなら
介入するのもありだと
なってしまうのです。
ただ、これは、イスラム教徒が
イスラム教=正義だと言って
キリスト教の国のイスラムテロ組織を
支援するのと変わりません。
そのため、少なくともあなたは
こういう扇動に乗せられないように
気を付けた方がいいですね。
台湾問題に、自衛隊が介入するのは
世界の90%以上の人から見た場合
どう見ても内政干渉ですので
この件に関しましては
中国の主張のほうが正しいのです。

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さそい水さん