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昨日の地震の後、ダイエットドラゴンは、帰宅難民になっていた!新宿駅から代々木上原駅に行こうとして、なぜかあの巨大な代々木公園の外側を三回転ほど回っていた。四回転目ぐらいのころ、そろそろ夜のうちに帰宅することをあきらめかかっていた。とぼとぼと、マメのつぶれた足を引きずりながら歩いていると、歩道脇にすえつけられた地図の前に何人か集まっている。近づいてみると、地図の前で、黒いスポーツウェアを着た若い男が、道案内をしているではないか!!「~~駅に行きたい」と言うひとに、懇切丁寧に身振り手振りをまじえて、教えているのだ!!ダイエットドラゴンが「代々木上原に行きたい」というと、「この道を、行くと二つ目の駅が、代々木上原です」と教えてくれるのだ!!「ありがとうございます」と感謝の言葉を伝え、歩いていくと、代々木上原に着いてしまった。東池袋を出てから8時間後の深夜零時だった。「朝になって電車が動き出したら、乗って帰ろう」と駅構内に入っていくと、駅員が「下り電車が発車します」と言うではないか!あわててホームに駆け上がると、電車が止まっている!しかも座る席もある!! 地震後一本目の電車だそうだ!!!なんてラッキー!!!! 参宮橋で地図の前で、黒いスポーツウェアを着て道案内をしていた若い男性は、きっと天使だったんだ!!!!!
2011年03月12日
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昨日、ダイエットドラゴンは、地下鉄有楽町線に乗って目的の駅で降りた。予定の時刻には、早かったのでホームのイスにすわっていた。2~3分たったころ、ホーム中央のほうから大きい警告音が聞こえてきた。そばにいたメタボな駅員が、突然、何かを叫びながら全速力で走っていった。その数秒後、足元の床が動き出した。水平方向に陽気なテンポで動き出した。目の前のダイエットドラゴンが降りた電車は、ヘッドバンキングしている巨人の頭のように、ローリングしている。しばらくの間、体をシェイクされながら電車のパフォーマンスを眺めていた。階段を上って、改札の横で「待ち合わせていたメンバーが来るかもしれない」と思いながら駅員と話したり、人間観察をしたりしていた。すると、ダイエットドラゴンの横に来た、メタボな若い男が、駅員に「おさきに~~」と声をかけていた。「どっかで見たことがある男だな」と思い出してみると、あの、突然、何かを叫びながら全速力で走っていったメタボな駅員さんではないですか!お客様が、帰宅できずに途方にくれているのに、メタボな駅員さんは、時間になったのでダッシュでご帰宅でございます!!!!!
2011年03月12日
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