瀬戸キリスト教会牧師 西風の会代表 堀 俊明  精神障害2級 (躁鬱病,アルコール依存症)

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2006/08/02
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カテゴリ: ブログ
 私は自分がアルコール依存症なので敢えていいますが、アルコール依存症に情けをかけるのは、下司院長が言われたように青酸カリを飲ませるようなものです。
 アルコール依存症の人を軟着陸させようとしても、たいがいの場合は失敗します。先ず人生を破綻さす、それが最上の愛情表現だと最近は思っています。
 警察沙汰(私も何回も警察に保護され、救急車で運ばれました)が起きた時はアルコール専門病院に入院させるチャンスです。内々に処理をすれば、同じことを繰り返します。
 下司さんから高知酒害サマースクールのレジメを頂きましたが、社会が問題飲酒者に甘すぎるから、飲酒事故が起きるのだと思います。
 40度の熱を出している人を運転をさせれば管理責任が問われますが、アルコール依存者に運転をさせても管理責任が問われないところに問題があるのです。
 アルコール依存症の人間には病気だという自覚がないのです。周囲の者もアルコール依存症の人間を甘やかし過ぎます。
 アルコール依存症の人間は断酒しない限り未来はないのです。破綻するのが若ければ若いほどリベンジの可能性が広がります。
 例えば私が断酒したのは30代前半ですが、既に内科的に回復不能のダメージ(膵石から来る糖尿病)を受け、インスリン治療を受けています。脳も萎縮しているといわれましたが、これは回復していると思います。
 下司病院で一緒に入院していた人で、既に亡くなられた人も多いですし、未だに入退院を繰り返している人も多いです。

 保安処分を議論する前に、アルコール依存症の人間から物理的にアルコールを絶たなくては思考力すら回復しません。
 そのためには、アルコール依存症の人間に社会、家族が厳しくなくてはなりません。自分のしたことには自分で責任を取らせるのです。
 飲酒運転をしたらそれに伴うペナルティーをきちんと取らす、飲酒事故を起こしたら人生を破綻さすくらいの責任を取らさすべきです。
 家族、特に子供には責任がないのですが、犯罪者の家族を造り出さないためにも、社会に飲酒運転にブレーキをかけさせる義務があります。
 アルコール依存症の人間は単に鉄格子の中に隔離するだけでは治りません。アルコールを物理的に断つところから、自主的に断つところに飛躍さすためには、専門病院での治療が必要とされます。
 高知通運の運転手は刑務所から出たならすぐに専門病院の治療が必要とされたのですが、現実には病院はおろか断酒会の門を叩いたことさえないそうです。
 アルコールで問題を犯した人間は、保護観察処分にしてアルコール専門病院に入院させる、断酒会、A.A.に繋げるなどの法的な措置を考えるべきでしょう。
 現在の法体系は薬物依存症、特にアルコール依存症に対し、医療の側面からのアプローチがなさ過ぎます。一度アルコールでトラブルを起こした者は、断酒しない限り再びトラブルを起こす可能性は高いでしょう。

瀬戸キリスト教会





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最終更新日  2006/08/03 02:50:37 PM
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