瀬戸キリスト教会牧師 西風の会代表 堀 俊明  精神障害2級 (躁鬱病,アルコール依存症)

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2007/03/28
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カテゴリ: 政治
 安倍首相が公務員改革、天下り規制に乗り出したことを評価します。首相のリーダシップを発揮する良い機会ですが、自民党守旧派、官僚の抵抗が一段と激しくなっています。首相がここで後退すれば、政権基盤が崩壊してしまいます。

 護送船団方式と揶揄されましたが、農耕民族固有の「ものつくり」のシステムは国際競争力世界一を誇りました。このシステムは右肩上がりが続くことを前提としたシステムです。パイが大きくなれば分け合う一切れも大きくなるからです。
 団塊の世代は結果平等と機会平等が絶妙に絡み合う時代でした。貧しい家庭の子弟も公立高校から一流大学に進学できたからです。一流大学を卒業すればエリートコースが保障されましたが、エリート以外にも果実は配分されたからです。
 中学卒業者は金の卵と言われました。集団就職で都会に働きに出た人も多くいましたが、地道に生活をすれば結婚し、家を一軒持ち、子供を進学させることができました。一億総中流時代でした。格差はない時代だったと思います。
 日本は世界で一番成功した社会主義国であるというジョークさえ聞かされましたが、平和で、自由で、豊かな時代でした。地道に努力すれば報われる時代でした。現代の略奪民族的なグローバル化社会に比べて長閑な農耕民族的社会でした。
 しかし、日本が繁栄を謳歌していたバブル時代に構造改革を進めるべきでしたが、官主導のシステムが制度疲労を起こしていました。経済の循環システム、金融システムを管理すべき大蔵省が機能不全、心筋梗塞を起こしていました。
 バブルが崩壊しても財政出動一本槍でした。小渕元首相が世界一の借金王と自嘲していましたが、続く森元首相も借金を重ねただけでした。小泉前首相が赤字国債枠30兆円を公約にした時には正気の沙汰とは思われないという評価でした。
 亀井静香氏を始めとした造反議員達は財政出動、真水40兆円を公約に掲げていましたが、小泉前首相は財政出動を否定し、再選されました。構造改革、官主導の経済再建を放棄した結果、民の自助努力による経済再生が可能になりました。

 天下り天国を国民は認めることができません。少なくともバブル崩壊の責任を取り、職を追われても当然な官僚の天下り禁止は職務怠慢のペナルティです。官僚システムの前例主義、問題先送りが日本を破綻の一歩手前まで導いたのです。
 官僚の無責任体制が官僚システムに制度疲労を起こさせたのです。賞罰がなければ天下りができる減点主義が能力主義を機能させなかったのです。民間ならば実績がなければ評価されませんが、官僚の世界は足の引っ張り合いだそうです。
 天下りが官僚システムに制度疲労を起こさせた原因ですから官主導の天下りを止めさせ、民主導で転職先を探すべきです。能力のある人間ならば民間から引く手あまたでしょうし、民間から声の掛からない人間は自ら就職活動をすべきです。





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最終更新日  2007/03/28 08:52:13 PM
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