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世界遺産訪問

トイモイ

全て | カテゴリ未分類海外 | 国内旅行 | アジア | 欧米

2008.03.16

簡単にいうと、ＪＲ最南端の駅である。感慨深いものである。ちなみに鉄道最西端の駅には、何回も行っている。
　そんな感じでムキニなったので、最南端の駅も行ったるでと、鼻息荒く、行ってきたのである。しかし、観光客の先客若い女性２人組がおらず、そして、「あ、あの人に写真撮ってもらったらよかったなあ」というのも聞こえてこず。私は、何となく、「どちらからですかあー」なんて気障なセリフを吐くと、そのまま、時間をとられそうになることを危惧する気がして、遠巻きに眺め、遠巻きに写真を撮り、遠巻きに約２分間の滞在で、逃げるように去っていたのであった。きっと「素敵な方」「ハンサムな人だったねえ」「さすらいの旅人なのねえ」「声掛ければよかったわ」「何で怪しく一人で旅行してるのよ」「不気味ね」「ブロガーか？」「死ね」といろいろ話しているのが想像されたのであった。

　そうやって、更に、飛行機を乗り継ぐ訳である。

　ゆいレールに乗ると、背の低い関東人らしい若い女性観光客２人組がいた。そして、まあ、乗り合わせて、私の目の前に居たので、派手な格好の２人とも背の低い女の子やなあ、と思っただけで、那覇空港駅に降りたのであるが、宮古行飛行機に乗ると、また居たのであった。あれれ、と思ったのであるが、次に、レンタカーを借りると、またもやその二人組がいるではないか。二人組と私は、レンタカーの説明を受けるが、私が、１日しか借りていないこと、４時には返却することを、少し不思議そうな、いや、不審な目で見られるのが、ちょと辛い日々であった。きっと「素敵な方」「ハンサムな人だったねえ」「さすらいの旅人なのねえ」「声掛ければよかったわ」「何で怪しく一人で旅行してるのよ」「不気味ね」「ブロガーか？」「死ね」といろいろ話しているのが想像されたのであった。

　私は猛烈に彼女たちに恥ずかしくなり、先ほど、見られて（こちらも見たけど）免許証をすばやく隠し、とにかく、車を出したのであった。寛恕たちの料金は２泊分であるが、私の料金も見られたのであった。沖縄地方のレンタカーは安い、１日２０００円とかである。私のレンタカー料金を見ないでくれ、カードでわざわざ払うか、それもゴールドカード。マイレージ貯めてんだよぉ～。

　逃げて、逃げて、ゆくゆきてドイツ村である。

というか、へのへのもへじ警官である。

まずは、キンダーガーデンではあるが、ベルリンの壁の石がある、本物である。私が、学生時代に行きたかったベルリンは結局、崩壊後の訪問となり、ブランデンブルグ門近くも、既に、もう壁はなかった。

この広大な敷地の見学者は、写っているおじさん一人だけで、あとは、０人。受付の女の子も一人であった。おじさんはすぐに出て行った。

どちらからこられたのですか？

それには正直答えたのだが、今先ほど着いたことはいうはずもない。

今日は凄く暑いですねえ。

いつも、こんなのですか？空港冷房かかってましたよ（あっ、しまった！先ほど来たことばれたか！）

いいえ、そんなことないんですよ、実は、先ほどまで、暖房入れてたんですよ。

ああ、そうなんですかあ。

ところで、トイモイさまですか？

え、ばれてましたか？ってなんで？

これ落としてましたよ。

海には、すごくお魚みえてきれいなんですよ。それに、今の時間はダメですけど、干潮になれば、ハート型の岩が見えてロマンチックなんですよ。その時間に来てください。

（オレ、一人でロマンチックって訳にはいかないけどねえ）それは何時頃なんですか？（誘ってるんですか？）

お待ちしてます！（といいながら、何時頃か聞いたら、口ごもってたけど・・・）

そうやって後ろ髪を引かれる思いで（でもないけど）、しかしまあ、ここって1日数人客が来るだけで、大変やのう、と思いながら、先を急ぐのである。

ドイツかあ。ここは、ナンだか、ドイツ船が座礁したから記念で、ドイツ館になたという安易な考えらいいが、ヒトラーの第三帝国に続く第四帝国か。まあ、第一が神聖ローマ帝国であり、第二がビスマルクのプロシア帝国であることを付け加えておこう。

先ほど、ブランデンブルグ門と書いたが、ベルリンはもともと、ブランデンブルグさんの領土であり、プロシアはどんどん領土を拡大したのだが、辺境の地ばかりでヒトがいない、というわけで、ひとさらいや詐欺で、ヨーロッパから多くのヒトをさらってきた。人口が不足していたのである。その中には、フランスで弾圧されていたユグノーをも大量に受け入れたので、どうもそのあたりの意見を多く取り入れたフランスっぽい町になったわけですわ、ベルリンつうのは。その後、おフランスに劣等感を持っていたのか、フリードリヒ大王がベルサイユのまねをして作った都市がポツダムですわ。私がいったときは、建築ラッシュであったが、いまや、高級住宅街である。日本人には、ポツダム宣言がらみで、ろくでもない町の名前ですけど。

まあ、そんな訳で、その子供のベルヘルム２世なんかは、制服フェチで有名であったことは、まあここだけの話にしておこうではないか。いまふうにいうとコスプレ大王であった。彼は、サラエボ事件で、オーストリアをけしかけて、第一次世界大戦をけしかけたが、その後、亡命しつつも、ナチスに飼いならされて（資金提供を受けて悠々自適の生活を亡命先で送った）ので、ドイツでは、大不人気王である。へい。