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トイモイ

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2012.01.25

ルフトハンザ航空は、今回、何度も見たが、手荷物にやたらうるさく、飛行機に乗り込むボーディングブリッジに前で、係員が荷物の大きさを厳しくチェックしており、大きいものは、跳ね除けてその場で預けるよう支持していた。国際線の乗り継ぎ４０分に果敢にも挑戦しようとしているジャパニ一行様に未来はあるのか、不安になりながら、しっかりと、でかいごろごろは跳ね除けられ、こんなことで、大丈夫なのだろうか、と思いきや、飛行機の翼を赤みを帯びた霧状の拭き付けで雪を悠長に落としている。

早く出発してもらわないと、無理だ、乗り継ぎ無理だ、そう思っていたら、しっかりミュンヘンに到着したときには、無理な時間だった。１日２，３便あるが、次の便は麗しの４時間後である。

ミュンヘンは、空港から何やかんやで１時間ぐらいかかり、ミュニクの滞在を１時間少々とするなら市内に行けないこともないのだが、前にも来た事があるからなあ。と早々に、空港周辺でダラダラすることに決定。ビールの街なので、勝手に一人オクトーバーフェスティバルするものとした。

　おかんへのお土産も購入し、ネクタイも買うと、オカマの店員に親切にされた。軽く腹ごしらえもしつつ、スーパーでビールを買い、空港のベンチに座っていると、日本に今から帰る団体さんが回りにどやどやとやってきて、皆さん疲れきってはいたが、こちらも酔っ払っていた。

ゲートで待っていると、日本から乗り継ぐのであろう、多くの日本人がいた。しかし、正月に、個人でいくのは、まあ、要は私のようにプチエグゼクティブであろう。高いチケット日本で買ってきたわけであるから、さすがに年代も、多少旅慣れた働き盛りの４０代、５０代ぐらいの夫婦が多い。しかし、私は、乗り継ぎ失敗者にして、相も変わらず席がまだ確定していない状態であり（席の余裕はあるそうだが）、全員が乗り込んでいくのを遠巻きに眺めているだけであった。全員が乗り込んだことを確認し、名前が呼ばれ、そしてミュンヘン滞在記は早々に終了したのであった。