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2015.03.31

福島おまけッ屁

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おしらせパソコントップ画面に「国別一覧」を追加しますた。
垂れとる、垂れとる。

そういえば、この前の団体旅行、台湾のロープエイの中で、エレベーター内スカシッ屁の話をした。
「エレベーターの中のことだけど、エレベーターに乗ると、誰か、すかし屁して、そいつ途中の階で降りて、そこから乗ってきた人が、暫くして鼻をひくひく、オレじゃねえ、さっき降りた奴だ、そんな犯罪者的なオーラでオレを見るフリしないでくれ！」ってと。
誰も賛同しなく、笑い話に終わったどころか、「それってエレベーターあるある」なんですね、と感心され、人生で2回あるのだが、やはりだてに４、50年、君たちの2,3倍生きているだけのことはあると思うのであった。
「イヤイヤ、トイモイさんは、オモロイこと出会う体質なんですよ」まで言い出すヤカラもいたが、それは違うのである。それは無駄に君たちの、1.5倍ぐらい生きてきた明石なのである。ん、証か。
すかしッペ逃げは、残された民に大きな不幸をもたらす。俺じゃねえ、も言い訳っぽいし、第一、すかしっぺした奴も、乗ってきた女性も知らない人である。勿論、その女性にどう思われても、自分の人生に何の関係も、その人が美人である以外は関係ないのであるが、鼻をひくひくさせた瞬間に。「あのー、僕じゃないですからね、先すれ違いさまに降りた奴ですよ」という勇気も言い訳もできないのである。美人さんに、「何、コヤツ、言い訳するような奴、チッチャ！」なんて思われるのも小心者なんで癪なのである。かといって、威風堂々、我輩の屁の臭いである、存分に嗅がれよ！という尊大な気持ちにもなれないのである。
しかし、そこに乗り合わせた数人は、誰もそんな経験はないということであり、私の物語は空絵事の白昼夢の世界であり、現実味が薄い話で終わったのであった。40歳越えたら、1回ぐらいあると思うのだけどなあ・・・。

「温厚で決して怒ることのないトイモイが、一度だけ本気で怒ってたな。おれが密室の中の車で屁をしたときだよ、本気でちょっと、いい加減にしてくださいよ！と真冬だったけど窓を全開にしてたな、何であのとき怒ってたんや？」
多分、臭い分子が、私の鼻の粘膜にこびりついて来るのが許せなかったのである。他人の屁は許せざる悪なのである。

酒の肴

ひるめし、これガンダムかな。

まあ、そのくせ、自分の屁は、一人でいたら、思いっきり放屁して、「あ、くっさー」といって喜ぶほどである。「あっ、くっさー」と一人言を発した後のどうでもいい感が何とも味わい深いのである。虚しさと自由を同時に味わえるのである。「あっ、くっさー」の一人言のあとには、沈黙しかないのである。その沈黙時間を味わえるのが、味わい深いのだ。それをセンチメンタルと言う。センチメンタルとは、ジャーニーの時に味わうものだけではないのである。
特に、風呂なんかに入っていたらてきめんである。何セ、気体となって湯の下から浮き上がってくる大きな期待なのである。おまけに、分からないが、湯の中を駆け巡って上昇している間にメタン系が純化している感じがあって、これは嗅ぎにいかなあかんのちゃうの！という気分にもなる程の悲しい性なのだ。それは臭ければ臭いほど喜ばしい感じがあるのだが、その高揚感は、相田風にいうと、人間だもの、ってことだろう。