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トイモイ

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2021.06.24

花巻→大阪　2021.04岩手

カテゴリ：カテゴリ未分類

今、午前中は3便。カウンターが開くのも店が開くのも8時。出発2時間切ってるけど問題なし。

懐かしいルートだったんで、ついつい買ってしまった。

５万４千円でアジアハイウエー横断、それも観光せず、ほぼほぼバスの旅、うーん、俺は２４万円だったからねえ。ギリシアから帰りのチケットが５，６万円、神戸港から上海への鑑真号が２万円、中国ビザ１万円だったからねえ。だいたい、１５，６万円３か月の旅行だったなア。

乗客15人。

本を読むとさすがに、パキスタンのクエッタからイラン国境のトフタンまでの世界三大悲惨バスのジャンピングバスで有名だったが、さすがに舗装されて、そういうのはなくなったようだ。

この地獄バスをなんとか避けたいと思っていたが国境までの列車は3日に一回でこの何もないクエッタで2日も過ごす気になれない、そこで見つけたのが、フライングコーチという乗り合いバンにすることにして、夕方順調に出発し、ぐにゃぐにゃ道を行く夕刻だったのだが、未舗装地帯に入ると、そのうちパンク、多分、2回か3回パンクしたのか、もう次来るバスに乗ってくれって話になったんだよなあ。

しかし、地平線まっすぐってすごいな、バスのヘッドライトが見えてから、目の前にバスが来るまで30分。

本当のジャンピングバスで、どんなけ上下させるねんというバスで常に数センチ上下に動かされるバスであった。上下に揺れまくり、煙草に火をつけることができなかったのだ。おまけに沙漠の途中から乗ったら、ほぼ満席、どうしようもなく、パンクしたときに、バスの天井に行ったんだよなあ。それで荷物にしがみついてたのだけど、眠気が襲ってきたら、やばかったなあ。手が離れたらバスから転落したからなあ。

舗装されて時間も随分短縮誰たみたいだ。あのときは、15，6時間かかったなあ。

今はトフタンからイラン国境までピックアップトラックで行って、国境の壁も10メートルぐらいと書いていたが、歩いて国境まで行ったというか、バスは国境ぎりぎりまで来たと思うけど。壁も高さ3メートルぐらいだったかなあ。もう国境手前に両替屋がいて、当時は闇両替全盛期で、公式レートと10倍の差があって、陸越えするバックパッカーの合言葉は、1,000円でヒルトンに泊まろう（アメリカからヒルトン盗んだので、ヒルトンではないが、地元民もヒルトンといっていた）だった。やはり、今は、そうじゃなくなっていて、市中よりレートは悪いようだ。

イランは本当に道が良かった。ガソリンもただみたいなものだったから、ずーっとエンジンかけっぱなしだし、闇両替のおかげで12時間バスに乗っても100円ぐらいだった。本当にこの国戦争してるのかいなと思ったぐらいだ。

半面、良く分からないことも多く、ザヘダン行きバスに乗ったが、検問所で兵士たちに停められ戻れといわれ、しばらくぐるぐるしてから検問に戻ると、また来るなといわれ（公共バスだけど）、3回目に行ってヨシ！何が違ったんだ？

そっか、イランの最初の町ザヘダンまで90キロも離れてたか。イランに入ったら、バスが1台だけぽつんと停まっていて、それがザヘダン行きで、イラン国境には村もなにもなかったから、国境抜けた人はみなバスに乗ったんだよなあ。

ザヘダンでシラーズ行きに乗り換え、翌日ペルセポリスに行ったんだよなあ。地図見たら50キロぐらい離れてるけど、タクシーでいったんだよなあ。闇両替パワーやね。

市内は水飲み場というか、おおきな水タンクが随所に置かれていて、中に氷が入っていて、いつも冷たい水が飲めた。それからやはり戦争で手足を失った人も多くみられ、庶民は何かと、お金を渡しているのを見たなア。

テヘランからはトルコ国境に向かうのでタブリーズ行きバスに乗ったんだよね。夜行で行って、早朝にはタブリーズに着いたなあ。

そこから国境の町、マクーまでは、確か乗り合いタクシーで行った。そして、到着してお茶を飲んでたら隣に座っていたイラン人じいさんがメモリーと（本物か知らないが）シルバーのリングをくれた。いま、地図見たら200キロぐらいありそうだが。闇両替パワーやね。思い出せば、イランはペルシアの末裔を誇りに思っていて、アラブとは違う、アラブ語は話さないことを誇りにしているみたいで、他の国ではそこまで聞かれなかったが、イランでは多くの人に、ペルシア語は話せるかって聞かれたな。

マクーからイラントルコ国境の坂道は歩いてしか行きようがなかったが、今はピックアップトラックがあるようだ。当時も、トラックが検査待ちで坂道に列をなして停まっていたが、歩いて国境を渡るのは旅行者ぐらいで、当時、ビザなしでイランを旅行できたのは日本人だけだったので、本当に誰も歩いてなかったんだよねえ。（トルコ最東端の町、ドグバヤジッドでは、西洋人が糞詰まりのように溜まっており、このときだけは、日本人羨ましいと思われたわけよ。）

国境は山の上にあり、イラントルコが共有するイミグレの建物だけがあったが、今は、レンストラン、免税店などもあるそうで、アララット山を見ながらビールが飲めたりするみたい。

あの時は、トルコに入ったら、これまた公共機関もタクシー待機もなく、人もいない。暫くぼーっとしてたら、荒涼地帯の向こうのほうから1本道を1台のタクシーがやってきて、日本人が1人降りてきた。情報交換をして、そのタクシーでドグバヤジッドまで行ったんだよなあ。忘れたけど、1時間も待ってなかったと思うよ。何だろう、いつかタクシーやってくるだろうとか、トラックに交渉してのせてもらうか、とか考えてたのかなあ。イミグレ出たら何もない荒地に、道が続くのを見てたなあ。今は乗り合いタクシーあるみたいよ。覚えているのは、その人はナイロビから日本目指しているとのことだった。何がか忘れたけど、笑いながら、いやあこれもチケット高いんですよ～ということを覚えている。

2021.04岩手　訪問先一覧
花巻　丹内山神社　アラハバキ巨石
花巻市東和町にある、通称「ミステリー坂」と金精大神社
釜石　大観音
新日鉄釜石歴史館
宮古　浄土ヶ浜、潮フキ穴
大槌　吉里吉里　蓬莱島
岩泉　龍泉洞前哨戦
岩泉　龍泉洞
盛岡までと、盛岡から
盛岡　三ツ石神社
花巻大阪ルート
2021.04岩手　訪問先一覧

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