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2023.12.01

メランジ堆積物　小原海岸展望台　徳之島2021.09岩の鹿児島の島々

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犬田布海岸のメランジ堆積物の続き。

地質学では、さまざまな岩石が変形し、混合した状態にあるものをメランジュという。特にプレート沈み込み帯で形成される付加体に見られるものをメランジュと呼んでいるとのこと。もっとややこしい説明では、「縮尺 1:24,000 かそれより小スケールの地図上で描ける大きさで、地層としての連続性がなく、細粒の破断した基質の中にいろいろな大きさや種類からなる礫・岩塊を含むような構造をもった地質体」ということらしい。硬いのやら軟らかいのやらの岩石が不規則に混合しており、岩盤としての割れ目も多く、盛土切土工事やトンネル工事に向いていないということ。

犬田布海岸のメランジ堆積物は，陸側から海溝付近の粗い砂などの堆積物と，海溝部に沈み込む海洋プレート上に堆積した泥などの堆積物が海溝付近で混じり合ったあとに，１億年以上の時間をかけて隆起してきたものだ。日本でもあまり見られない現象だという。

南米の国ガイアナには、コロナ前に行こうとしていたのだが。南米であと、ベネズエラとスリナム、フランス領ギニアと、このガイアナに行っていない。スリナムとガイアナをセットに計画したが、どちらかの国で黄熱証明書が必要だったので、諦めたのだ（2019年に一生有効の黄熱打っている）

南米大陸北東部にある本州よりやや小さい小国ガイアナは、人口80万人程度の旧イギリス植民地で、かつては地域の最貧国の一つだった。しかし近年一変した。

　ガイアナの変貌は2015年にエクソンモービルが同国の沿岸海域で大規模な油田を発見したことから始まり、ガイアナ沿岸には約100億バレルの石油が埋蔵されており、今後20年間で1300億ドル（約17兆円）がもたらされるとされる。2011年には人口の半数近くが1日6ドル（約780円）で生活していたが、順調にいけば2025年までに国内総生産が1000パーセントの6000ドルに増加する可能性があるという。

　世界銀行によると、ガイアナの経済は原油生産の始まった2019年から2021年にかけて72.03パーセント（聞いたことない数字！）成長し、ラテンアメリカ・カリブ海地域で最大の成長率を記録した。実質GDP成長率は2022年47.9パーセント、2023年38パーセント、2024年4パーセントと予想されている。（カリビアン・ナショナル・ウィークリー紙、以下CNW）
しかし、石油を算出する国は難しい。ガイアナの隣国で世界有数の石油埋蔵量を誇るベネズエラは貧困が蔓延しているし、ナイジェリアでは石油による富が破滅的な使われ方をしている。
そのベネズエラが、隣の小国ガイアナの国土の約７割を占めるエセキボ地域を自国領と主張し、１２月３日の国民投票を通じ「奪還」に向けた機運を高めようとしている。7割って無茶苦茶やな。日本国土の6割が本州で、他国が本州＋アルファがわしの国やと言われているようや、本州には日本の8割が住む。