セツブンソウ



早春に落葉の間から顔を覗かせていたセツブンソウも夏になると花も葉もパッタリと姿を消してしまいます。1年のほとんどの期間を寝て過ごす・・・羨ましいですね。だからこそ美貌がたもてるのかも・・・。
日本固有種だそうですが、レバノンには黄色の種類が自生しているらしく、険しい岩山に咲くところから「聖地の贈り物」と呼ばれているらしいですよ。
堂上には季節になると足繁く通います写真(双花)を撮った翌日に訪れたときに「6弁」と「八重」の珍種を発見しカメラに収めたのですが、翌日訪れると、誰かが採取したのか、
少し離れた所で開花していた「座禅草」もろとも「双花」も「6弁」も陰も、形もありませんでした。情けないことですネ。植生保護の柵がしてあり、立ち入りや採取はもちろん、
カメラの三脚も入れないで!という貼紙がしてあるのに、堂々と、ローアングルの三脚を柵内に押し込んで、撮影のタイミングを待っているカメラマンがいます。見学者が近くで花を眺めていると、そのカメラマンの仲間らしき人が、「(カメラの被写体に)影を落とさないでくれる?」と注意する。なんかおかしいですよね?
交通 秩父鉄道:三峰口駅から両神村営バスで小森下車。「白井差口」行きに乗換、堂上下車、徒歩5分。(小森から徒歩約30分)