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2006年03月17日
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カテゴリ: 読書感想
昨日、久しぶりに会った友人から本が帰ってきました。
っていうか、貸した事実をきれいさっぱり忘れてました。(←記憶力がザル。)
で、その帰ってきた本は何かっつーと、宮部みゆきの「ステップファザー・ステップ」
久しぶりに読み返したけど、やっぱり面白いよ!(≧▽≦)☆

ステップファザー・ステップ

確か、なんか面白い本を貸してくれっていわれて、どんな系統がいいか聞いたところ

 友 人「人が一人も死なないミステリがいい」
 かずは「ええっと、それって事故死とか自殺とか自然死とかも入る?」
 友 人「当然」

・・・・・・そんなミステリあるのか?


で、久々に読み返したんですが、ストーリーのメインじゃないとはいえ、人死んでますねえ。(といってもこれっぽっちも殺伐とした話じゃないので安心してください。)
だいたいミステリで、殺人はともかく事故死とか自然死とか自殺とか、とにかく人死にが出てこない話があるか!(`Д´) ムキー!
まあ、友人は非常に面白かったらしく、他の宮部作品にも嵌って次々読破してるみたいなので、ノープロブレムではあったんですが。
う~ん、加納朋子あたりだったら人死なないのあったかなあ。

というバカ話はさておき、中学生の双子とプロの泥棒が擬似家族として過ごすライトなミステリです。双子の両親はそれぞれ違う相手と駆け落ちしてしまい、遺棄児童となった双子の前に現れたプロの泥棒が、ひょんなことから父親代わりをすることに。
最初は嫌々ながら双子に付き合ってたのが、だんだん本物より本物らしい父親なっていくあたりが、久々に読み返してじ~んときちゃいました。それにしても、改めて読むと、宮部みゆき作品はホント、欠損家庭が多いですねえ。なんかそれって、血のつながりは「絶対」なものじゃない。そんなものにこだわらなくっても、人はどこまでも優しくなれるんだよっていう宮部さんの主張みたいなのを感じるんですが、うがちすぎ?
ともかく、ミステリとしてのプロットがどうこうというより、ひたすら会話を楽しみましょう。双子のお子様達が、何かって言うと交互に喋ってます。

「僕達はー」
 「二人で一人っていうかー」
 「一人分の空間に二人でいるっていうかー」
 「だから、交代に喋らないと」
 「不公平なような気がするんだ」


だ、そうです(笑)。さすが、少年と老人を書かせると右に出るものはいない宮部みゆき。双子がとってもかわいい(≧▽≦)☆ 勿論、老人もちゃんと出てきます。宮部作品に出てくるおじいちゃんはたいがい元気ですが、柳瀬のおじいちゃんもやっぱり元気。元気すぎ。双子のためなら嬉々としてがんばる。←たいしたことじゃないけど、念のため白抜き

ストーリー的には甘かったりちょっと出来すぎだったりな感はありますが、まあそこはほら、ファンタジーだと思って読み進めればいいわけだし。


泥棒と双子を登場させた長編を書くつもりって言ったまんま、もう10年近くたっちゃってもう諦めてましたが、出る出るっていってやっぱり同じように諦めてたパーフェクトブルーの続刊だって出たし、ステップファザー・ステップも青い鳥文庫で復刊されたしで、ひょっとしたら?というかすかな期待をこめて、なんか情報ないかしらんってぐぐってたんですが、なんか、本人が無理って明言してるみたいですね。( ̄s ̄; チェ-ッ、がっかり。

なんにせよ、宮部作品を読んだことがない人(そんな人、今時いるのか?)、小説なんか読まねーよ、なんて人に薦めるには一番じゃないかなあ。少なくとも私の友人はこれで嵌ったしね!

感想を読ませていただいたサイト様はこちらです
せいぞんかくにん side-r サナダ虫~解体中~ ☆GREEN HEART☆





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最終更新日  2006年03月17日 23時41分57秒
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