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Mar 20, 2006
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カテゴリ: 読書
スピルバーグ 「ミュンヘン」 の原作。



ジョージ・ジョナス
新潮文庫
ISBN4-10-223101-3

<ストーリー>
ミュンヘン五輪でイスラエル人11人がPLO過激派に殺害された。イスラエルの情報機関モサドは、アフナーをリーダーとした5名の暗殺チームを編成。彼らはアラブ・テロリスト指導部11人を暗殺していくが…。



映画では主人公の名前が アブナー になってたけど、本書では アフナー 。著者である ジョナス が アフナー に取材して、それをまとめたものが本書。

内容は足掛け4年に亘る 暗殺活動 だけでなく、 情報員としての養成カリキュラム イスラエルの実情 、 国民性 などについても詳しく書いている。

映画はまだ見てないんだけど…映画の冒頭や スピルバーグ のコメントでは、 「原作にインスパイアされて作った」 とか 「ほとんど事実に近い作りにした」 とのこと。
けどなあ。映画を見た人の話を聞くと、 人体破壊シーン とある種の センチメンタリズム が強く出てるみたいだね。
原作であるこの本にはそういうの一切ない。
実話が淡々としてるから、映画では話を盛り上げるために テロリストに感情移入 させたり、 スピルバーグ 派手な銃撃 や 爆破 で 人体破壊 を描いたんだろうけどねぇ…。

この本では追う側の 焦燥 、追われる側になった時の 不安 悲しみや喪失感 、 モサドに脅迫 されるようになってしまった アフナー の 絶望感 がよく描かれている。

「攻殻機動隊」 の中に本書と同じセリフ等がいくつか出ている。
士郎正宗氏 もこの本を読んだんだろうなあ。


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Last updated  Mar 20, 2006 07:26:35 PM
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