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Jan 21, 2008
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カテゴリ: 読書


「なんだこりゃ!アメリカ人」

1900円+税
新宿書房

<内容>
ニューズウィーク・パリ支局で働いていた筆者が、25年ぶりにアメリカに帰った。久しぶりの祖国は何やら変な国で…。フランスとアメリカを対比しつつ、爽やかな毒舌で祖国を憂えたエッセー。


医療・教育・軍事・対外政策といったお堅い話から、飲食・ファッション・芸能などの軟らかめの話まで、題材はさまざま。
一気に読んでしまったほど、面白かった。

元ジャーナリストだけあって表現は少々オーバーなのだけど、切り口は鋭い。
ユーモアたっぷりの毒舌は、長いフランス生活によるものかな?

「隣国同士は仲が悪い」 とよく言うが、実際アメリカとカナダもあまり仲が良くないんだね。
けど、遠く離れたフランスとは更に仲が悪いそうで。
「9.11」事件に始まるテロ対策における米仏の対立は、それ以前からの確執が一気に噴出したものだったんだなぁ。

筆者が心配してるのは、アメリカ国民の常識的な教養の低さ。
それから海外のことを全く知らない・知ろうとしない態度。

教養の低さは、アメリカ政府が地方分権という名目で責任を放棄した結果かな。
海外についての無知は、ニュースで他の国を全く取り上げないマスコミに問題があるか。
そういえば、以前アメリカのTV局の人間が
「米国民は自国以外のことに興味がない。海外のことを取り上げるとチャンネルを変えられるから、放送できない」
と言ってた話を聞いたことがある。
「卵が先か、鶏が先か」
みたいな話ですな。

訳者が巻末でも書いていたけど、アメリカが世界にバラ撒いている文化は映画や肥満だけではないという、警鐘の本でもありました。



なんだこりゃ!アメリカ人





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Last updated  Jan 21, 2008 02:06:27 PM
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