Blue Crescent ( in 楽天)

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2005/10/22
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カテゴリ: 外国映画
本日は「マスク・オブ・ゾロ」を紹介しよう。


カリフォルニア知事のドン・ラファエル・モンテロは、本国へ帰還する前に民衆の心の拠り所であるゾロを倒そうと待ち構えていた。
各所に狙撃兵を配置していたのだ。
そんなことも知らずに現われるゾロ。
ゾロに狙いをつける狙撃兵。
このゾロのピンチを救ったのは、ふたりの少年だった。
ゾロは、少年へ感謝の印としてメダルを渡すと去っていった。
しかし、ラファエルは密かにゾロの正体に目星をつけていた。
彼は、町の有力者ドン・ディエゴ・デ・ラ・ベガの邸宅へ兵士たちを引き連れて乗り込み、家族もろとも捕らえようとする。
ディエゴこそがゾロだというのだ。
しらを切るディエゴだったが、先の戦闘で負った傷を暴かれて、正体が露見してしまう。
と同時に剣を取り、ラファエルに立ち向かうが、まだ赤子のひとり娘を人質に取られていた。
「剣を捨てれば、ひとり娘を返してやろう」というラファエルの言葉に、言われるまま従うディエゴ。
が、ラファエルは約束を反故にしてディエゴを刺そうとする。
ディエゴの妻は、ラファエルの剣から夫をかばって絶命する。
ディエゴの妻の行動に気を削がれたラファエルは、ディエゴを投獄するように部下へ命じた。
そして、ひとり娘を取り上げられたディエゴは、ひとり牢へと運ばれて行くのだった…

それから20年後、ラファエルがカリフォルニアに戻って来ることを知ったディエゴは脱獄し、ラファエルを討つべく密かに待ち受ける。
だが、ラファエルの傍らにいたのは、20年前のあの日奪われた自分の娘だった。
ディエゴの娘エレナは、ラファエルの娘として育てられていたのだ。
やむなく、その場はラファエルの打倒を断念するディエゴ。
そんなディエゴは、ラファエル配下のラブ大尉に兄を殺され、自暴自棄に陥っていたお尋ね者のアレハンドロに出会う。
アレハンドロが、かつてゾロを手助けした少年の成長した姿だと知ったディエゴは、彼をゾロの後継者として育てようとするのだが…


正直、私はこの作品をあまり高く評価していなかった。
それは主演のアントニオ・バンデラスが、どう見てもゾロに相応しいとは思えなかったからだ。
劇中でも語られるが、彼にはゾロの持つ気品や知性が感じられない。
だが注意してみれば、それは杞憂にすぎないことがわかる。
この作品中で本来のゾロはアンソニー・ホプキンズ演じるディエゴなのだ。
その初代ゾロより手ほどきを受けて、ゾロの名とマスクを受け継ぐのが、アントニオ・バンデラス演じるアレハンドロなのである。
2代目が初代より劣るのは、今に始まったことではない。
そして、作中で2代目が初代を凌駕するまでに育つのだ。

いや、むしろこの古典的な剣劇を映画として現代に蘇らすには、こうするしかなかったのかもしれない。
名作「 アラン・ドロンのゾロ 」でさえ、大きく原作を改変しているのだから。
そういった意味では、有意義な1本と言えよう。
来年1月には、同じアントニオ・バンデラス主演での続編「レジェンド・オブ・ゾロ」の公開が予定されている。
その時になって慌てないように今のうちに観ておこう。


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Last updated  2005/10/24 10:26:00 PM
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