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2006/05/24
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カテゴリ: 日本映画
今日は、昭和ガメラの最高傑作との誉れ高い「 大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン 」を紹介しよう。


だが、ロケットは運悪く隕石と衝突してしまう。
自由の身となったガメラは地球へ戻ると、黒部ダムを襲撃した。
電気エネルギーを吸収するためだ。
ダム周辺を破壊しながら電気エネルギーを吸収すると、今度は熱エネルギーを求めて赤道直下の火山島へ向かって飛び去った。
一方、戦時中ニューギニアに出征していた平田一郎は、現地で発見した巨大なオパールをジャングル奥地の洞窟に隠していた。
戦争で足が不自由となった彼は、知り合いの小野寺、川尻、そして弟の圭介ら3人にそのオパールを取りに行かせる計画を立てる。
このオパールが手に入れば、4人で山分けしても相当な額になる。
かくして、小野寺、川尻、圭介の3人は、ニューギニアに立ち寄る貨物船へ潜り込み、現地へと向かった。
現地には、日本から赴任した医師が診療所をやっており、原住民たちの健康を守っていた。
3人が「研究のために洞窟へ向かいたい」と案内を頼むと、猛反対される。
原住民の伝承で、洞窟近辺は立ち入ることを許されない、神聖な場所だったのだ。
これを財宝が隠されている証拠と考えた小野寺は、仲間を率いて、原住民たちが止めるのも聞かずにジャングルの中に入っていった。
3人は数日間ジャングルの中をさまよいながら、底無し沼などの幾多の危険を乗り越えて、ついに洞窟に到達する。
早速、洞窟内を探索する3人。
平田兄の話通り、洞窟の奥でオパールを発見する。
大喜びする3人。
とりわけ川尻の喜びようは、すごかった。
彼は自分の取り分でマンションを購入し、田舎に残してきた妻と子を呼び寄せたいと語る。
しかし、その喜びも束の間だった。
直後に川尻は、猛毒のサソリに刺され死亡してしまう。
現物のオパールを見て欲に狩られた小野寺は、川尻にたかったサソリに気付いていながら、わざと黙っていたのだ。
そんなこととは知らない圭介は、川尻の死を悼み、悲しみに暮れる。
オパールの一人占めを狙った小野寺は、ダイナマイトで洞窟を崩し、圭介を生き埋めにしてしまうのだった。
ひとり帰途についた小野寺は、遺骨を回収するために無断下船したということにして、日本への帰途につく貨物船へ潜り込んだ。
ジャングルで患った水虫の治療用に赤外線照射機を船医から借り受けて、帰途の間治療に努めるよう言われる小野寺。
その頃、圭介は意識を取り戻した。
彼は、医師の助手を務める酋長の娘・カレンに救われて、原住民の村の診療所へ運び込まれていたのだ。
カレンは、あのオパールは宝石でないことを圭介に語る。
「放置しておいては、大変なことになるかもしれない」と懸命に訴えるカレンの言葉に、半信半疑ながらも心動かされる圭介だった。
日本に到着した貨物船は、検疫の関係で翌朝上陸許可が下りることになった。
小野寺は赤外線照射機のスイッチを切り忘れたまま、船員に誘われて別室へ麻雀に行ってしまう。
その結果、赤外線がオパールに放射され続けてしまうのだが…


子供向けと思われがちな昭和のガメラシリーズだが、それは第3作以降の話。
この「 大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン 」は、大人向けの骨太のストーリーで見せる娯楽編だ。
第2作ということもあって、前作「 大怪獣ガメラ 」との繋がりもしっかり描かれており、シリーズ作の繋がりが希薄なゴジラとの差別化をはかっている。
主人公が聖人君子ではなく、等身大な人間として描かれている点も注目したい。
お金が欲しくて兄の与太話に参加するという、極めて人間的な部分がちゃんと語られているのは、この手の映画としては珍しい。

怪獣映画ながら、怪獣の登場シーンよりも人物が登場するドラマの部分がしっかりしている点も特筆に価する。
そういった意味でも名作かもしれない。
3作目以降の昭和のガメラとは、明らかに別物なので、そういった部分もしっかり堪能して欲しい作品だ。


徳間ジャパンコミュニケーションズ 大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン





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Last updated  2006/05/24 04:05:42 PM
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