Blue Crescent ( in 楽天)

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2006/06/06
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カテゴリ: 外国映画
けだるい昼下がり、何気なく見たテレビで放映していた映画。
こんな時間帯に放映するのは、ズタボロにカットされている(かもしれない)とわかっているのに見入ってしまう。
今日は、そんな状態で見た「 ニードフル・シングス 」を紹介しよう。

キャッスル・ロック に、一軒の店ができた。
古道具屋の“ ニードフル・シングス ”だ。
その店は開店を明日に控えていたが、準備をしている様子はない。
と、その店にひとりの少年が自転車で乗りつけた。
ブライアンだ。
好奇心に駆られた彼は、新規開店のその店を見に来たのだ。
窓にはガラス用のワックスが塗られ、中の様子がわかりにくい。
すると、店の入口の方で物音がした。
ブライアンが入口へ行くと、いつのまにか「準備中」のプレートが「営業中」になっていた。
おそるおそる中へ入るブライアン。
声をかけても返事はない。
仕方なく品物を眺めていると、突然後ろから声をかけられた。
声の主は、店主のリーランド・ガーントであった。
彼は、ブライアンに尋ねる。
「何が御所望かな?」と。
ブライアンの欲しいのは、あるベースボール・カードだった。
父親と一緒に集めているのだが、プレミアが付いていてどうしても手が出せないカードがあった。
よもやこの店にはないだろうと思い、それを語ってしまう。
ところが、リーランドは席をはずすと、ブライアンが欲しがっていたベースボール・カードを持ってくる。
しかも、あろうことかブライアン宛の直筆サイン入りである。
不思議に思うブライアンの疑問には答えないまま、リーランドはそのカードを手渡した。
受け取った瞬間、電気が流れたようになって選手の活躍する姿が脳裏に浮かぶ。
リーラントは、ブライアンの所持金を代金の半額とし、残りの半額分は彼の指示するささやかな“悪戯”を実行することで手を打つという。
もちろんブライアンも、この破格の条件に不満はなかった…


少しずつ心の隙に付け込んで、誰かを疑うように仕向けて行く。
ささいな悪戯が特定の誰かを憎むように巧みに誘導していく訳で、考えようによっては大変怖いことだと思う。
ひとりまたひとりと、導き出される結果を知らないままに、道を踏み外していく町の人々の姿を淡々と描いている。
そこに派手さはないが、積み重ねられる憎悪が恐怖を感じさせる。

原作は、スティーブン・キング。
キャッスル・ロック なので気がついたという人は、なかなかの通かもしれない。
原作では、ところどころブラックユーモアがにじみ出ていたが、この映画の方は割とシリアスに描かれている。
比べてみるのもおもしろいかもしれない。


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Last updated  2006/06/06 05:02:59 PM
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