Blue Crescent ( in 楽天)

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2006/06/20
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カテゴリ: 日本映画
その昔、野村トーイという会社から カセット8 という玩具が発売されていたのを御存知だろうか?
カートリッジ式のカセットの中には、ループ状に繋がれた8ミリフィルムが収納され、それぞれアニメや特撮映画の名場面が3分ほどにまとめられていた。
そう、まだビデオが存在しない時代の産物だ。
8ミリや16ミリでフィルムが一般に販売されることも稀で、発売されても簡単に手の届くような額ではなかった時代。
そんな時代に、この玩具は登場した。
本体は映写機の体裁を取ってはいるが、所詮玩具。
大きく映すことはできず、しかも手回しだ。
だが、当時の子供たちには、これほどの福音はなかった。

映像を反復して見るには、気長にテレビ放映されるのを待つか、名画座やリバイバル上映に足を運ぶしかなかった。
タイトルは限られるものの、それでもこれは画期的だったのだ。
今回紹介する「 ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘 」に登場するエビラを初めて見たのは、この カセット8 のラインナップにあった「 ゴジラ対エビラ 」であった…


ダンス会場で知り合った大学生の市野と仁田や金庫破りの吉村と共に、ヤーレン号というヨットで出航する。
航海は順調に進んだかに見えたが、出航から一ヶ月後のある日、大嵐に遭遇する。
嵐の中、ヨットは転覆し、4人は海に投げ出された。
運よく4人とも無事近くの孤島へ流れ着く。
その島は、レッチ島という地図にも載っていない南海の孤島だった。
4人は、ダヨという名の娘と出会う。
彼女の話では、この島は“赤い竹”という秘密結社の巣窟らしい。
ダヨは、近くに位置するインファント島の島民で“赤い竹”によってさらわれてきた島民のひとりのだった。
厳しい監視の目を逃れて、どうにか“赤い竹”の施設を脱出したものの、レッチ島からは出ることができずジャングルへ潜伏していたのだという。
彼女がレッチ島から出ることができないのは、付近の海域に巨大なエビの怪物“エビラ”がいるためだった。
島からの脱出手段を求めて4人とダヨは、危険を顧みず“赤い竹”の施設への潜入を試みるのだが…


かつての東宝のお家芸だった南洋冒険ものだ。
この作品の中でゴジラは添え物に過ぎない。
あくまでも人間側のドラマが本筋なのだ。
だからこそ、大人も楽しめる作品に仕上がっている。
タイトルが子供向けだからといって、甘く見てはいけないよい例だ。

それもかなり組織立ったグループのような描写が見られる。
この作品のみの登場というのが残念に思われる。
実はこの作品、当初は日米合作を予定していたらしい。
ゴジラの役どころは、本来キングコングに用意されていたものだ。
そう考えて見ると、妙に辻褄の合う部分が確認できると思う。



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ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘





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Last updated  2006/06/20 10:24:58 PM
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