Blue Crescent ( in 楽天)

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2007/03/09
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カテゴリ: 物書きへの道標
物語を作る方法は千差万別、もの書きの数だけあるといっても過言ではない。


まず、とにかく書きたい場面をひとつ思い浮かべる。
これは、別にクライマックスである必要はない。
ライバルだと思っていたキャラクターが主人公をかばって死ぬシーンであってもいいし、主人公とヒロインが出会うシーンであっても良い。
或いは満を持して悪役が登場するシーンでも構わない。
とにもかくにも自分が一番書きたいシーンをひとつだけ思い浮かべるのだ。
この時、ストーリーとかは一切考えなくていい。
思い浮かべたシーンを可能な限り具体的にイメージする。

その場に何があり、どの位置に誰が立っていて、どんな服装をしているか、できるだけ事細かに思い描いておく。

次にその場面に至るには、どういうことが必要かを書き出していく。
ここでは、思いつく限りの可能性を書き出しておこう。
この段階でもまだストーリーまで考えなくていい。
直後の出来事(=一番書きたいシーン)に至る、直接の要因となりうる事柄を書き出していくのだ。
この要因の中から一番“らしい”ものを選択する。

そして、その要因に行き当たるために必要な事柄を同じように書き出していく。
再びこの要因の中から一番“らしい”ものを選択する。
そうやって、どんどん原因となる可能性を書き出しながら遡っていく。
そうしているうちに物語の発端へ辿りつくことだろう。

今度は、一番書きたいシーンの後に続く場面で、同じようにいくつもの可能性を書き出していく。

その中から一番“らしい”ものを選択する。
物語の終盤までこれを繰り返すのだ。

気がつけば、自然と物語ができあがっているのではないだろうか?
ここまで来たら、次は不自然な部分の辻褄合わせや強引過ぎる展開の微調整を行う。
この時、初めて大局的な物語全体の構成を検討する。


慣れないとかなり面倒に感じるかもしれないが、「とにかく書きたいシーンがある」という人には、この方法で書くことをお勧めする。





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Last updated  2007/03/09 11:35:39 PM
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