Blue Crescent ( in 楽天)

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2007/03/10
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カテゴリ: 物書きへの道標
昨日に続き、作劇法を伝授しよう。

今回紹介する方法は、キャラクターを作って、そのキャラクターたちが出会うことで生じるドラマを書き取っていく方法だ。
…と書くと昨日の方法より簡単に見えるかもしれない。
が、実は昨日紹介した一番書きたい場面から物語を作り出す方法より数倍難しい。

きちんとキャラクターが確立していないと、物語が瓦解してしまうのだ。
つまり事前に緻密な設定を作らなければならない。
キャラクターの名前・性別・容姿・職業はもちろん、生い立ちや家族構成から交友関係に至るまで、思いつく限りありとあらゆることを事前に設定しておこう。
もちろん、そのキャラクターの性格や行動規範もしっかり定めておかなければいけない。
言うまでもないことだが、そのキャラクターの性格にそぐわない行動を取らせないように細心の注意を払おう。

物語的にはこういう展開にしたくても、キャラクターの性格的にはそういう行動はしないから、ああいう展開にならざるをえない。
なんてことにもなる。
だからといって、そこでキャラクターの性格を曲げてはいけないのだ。
筋の通った描き方をして初めてキャラクターが生き生きと輝く訳で、物語の展開に合わせてその都度性格を変えていたら薄っぺらな実在感に乏しいキャラクターにしかならない。

問題なのは、物語がキャラクターの行動で展開するため、どれぐらいの分量で終わるか予想しにくい点である。
原稿用紙●枚程度という形で発注を受ける物書きには、この方法は馴染まない。
「書いてみたらオーバーしました」では、プロ失格だ。
この方法で分量を予想するには、卓越した構成力と熟練が要求される。

このようにデメリットともいえる点を数々内包した、ハードルの高い方法ではある。
しかし、この方法は捨てがたい魅力があることも確かだ。
何より他のどんな方法で書いた物語よりもキャラクターが生き生きとするのだ。

より深みのあるキャラクターを描き出せること、請け合いだ。





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Last updated  2007/03/10 04:39:41 PM
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