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2004年10月21日
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テーマ: 心の病(7259)
カテゴリ: メンタルヘルス
なんだか今通ってる病院は再三言うように結構当たりでして。

心理の方のカウンセラー付けようかと思ってるのよ、という話を前回主治医のT先生(初老の女医さん)が言うてくれたわけです。保険とか使えないんじゃないですか?って訊いたら、いいえ大丈夫ですから~って。どういうからくりか知らないですが、保険が利くようになにやら抜け道があるのか、それともカウンセリング代自体やすく設定して保険掛かってる並にしてるのか・・・・

その辺はまぁ、でも患者第一って感じの病院なんで、なんかすごい嬉しいところではありまして、それならば是非、とお願いしていたのです。

なんか、カウンセラー男性が良いか女性が良いかまで選ばせて下さいまして、私的にはなんかやっぱり異性の方が話しやすい、女性の方が話しやすいってのがあるので、女性でお願いしますということで、その女性カウンセラーKさんと主治医のT先生両方が診療する木曜に今度から病院に通う事に相成ったのでございました。

で、カウンセリングで話するから結構診療はドライに短くなるのかと思いきやいつも通り。まぁいつもより泣いたりもしなかったし、今までで一番短かったかもしれないですが、それでも30分以上くらいでしょうか?

私は人が居るのが駄目なのでちょっと曲がったとこの廊下の片隅で前からうずくまって耳を塞いでいたりするのですが、先生は何度も呼んでも来ないので探しに来られたりとか(すいません;)するのでもう場所とか覚えられてるんですけど、看護婦さん達にもそろそろ「あそこの廊下でうずくまってるのがdravenさん」っていうのが定着してきてて、結構、勝手知ってもらえてそんなのも少し楽だったりします。「あ~dravenさんの番だ、いつものとこに呼びに行こう」、みたいな。

診療では、強迫を抑える薬(パキシル)が効き気味ではあるもののやっぱり、強迫行動は出る、ということで、もう一回出してみて駄目だったらまた強くしてみようなどと相談しながら。なんか日常生活でどうなっているのか、今はどの症状をどの様に抑えて楽にして行くか、そうやってこう一緒に相談しながら診療を進めていけるのは本当に一患者的には嬉しいというか、やりやすいというか・・・・

医者が上、患者が下、みたいな雰囲気の病院の感じとかよくあるじゃないですか? 強迫神経症は解らないですけど、鬱とかなんかは今時珍しくないから、”あ~鬱ね、抗うつ剤出しとくね”みたいなで終わってしまう病院もやっぱりあったし。そういうのがないのはとても有り難いところなのです。

そして暫くまたいつもの廊下のはじっこでうずくまりつつ10時出勤の先生を待ちます。耳を塞いでるので音は聞こえてないので、看護婦さんが診察代の請求と処方箋の渡し呼ばれてるわよ、って肩を叩いて教えてくれました。廊下のdravenさん定着ですw 一応まだ心理の先生(カウンセラーさん)はまだ来られてなかったので、支払いと処方箋の受け取りが終わったら看護婦さんに一言言うて向かいの薬局に処方箋だけ渡してきました。(薬局、順番待ちが長い場合があるので)戻ってまた廊下の隅っこに来た頃に同じカウンセラー(見習い?)の若い女性が呼び止めて下さって、面談室に「お連れしますね」ってことで早めに待合室を逃げて人の居ない面談室に行くことができました。そのお姉さんにも一応、お話しを聞かせてください、って言われて、なんぼか話してるうちに、カウンセラーのK先生が到着されて、「ちょっと着替えてくるから待ってね」というて白衣に着替えて来られました。



名札の所が、カウンセラーとかいう肩書きでなくて”リハビリテーション”って書いてあったので、要するにカウンセラーをリハビリテーターとして扱って、保険効くようにしてるのかもしれないですね。でも考えてみれば当然ですよね、カウンセリングって、心理的リハビリなわけだし。身体的リハビリに保険効いて(効いたよね?)心理的リハビリにやたら金掛かるってんじゃ、オカシイですよね。そりゃ。考えようによっては。身体障害者、って言いますけど、精神障害者、なわけですから・・・。身体に傷を負うと、リハビリに保険効くけど、心に傷を負うと金食うってんじゃ不公平だ。どっちだってそこから、社会に出れるようにリハビリするんだから、そう考えれば”リハビリテーション科”、だったかな?っていう名札の肩書きはなんだかとても納得の行くものに思えました。

初回だったのでそのK先生に今までの経緯など、家族のこと、母親の疾患や、恐らく原因であろう母親の家庭の機能不全。そして、学校だけでなく、家庭に帰っても”先生”であって、全てをコントロールしなければ気が済まない人であったこと。母親の意に沿わない場合は激しく叱られて居た事。弟はそれを早くに”おかしい”と気付いてああいった母親に当たり障らないように育ったこと。私は去年本格的に狂ってしまうまでは母親が要するに俗にヒスとも言いますけど、思い通りにならない私にたいして”パニック”を起こしていたことを”私のことをどこか思って叱って”いるのだろうと思っていたこと。初めて精神科に連れて行かれた時に、先生に色んな話をして、母親のことに話が及ぶと”そんなこと言ってない”、”してない”、”嘘だ”、”あんたは自己美化をしてるんだ”といった言葉を浴びせられたこと。先生は制止してくれてたけれども、そういった色んな場面から、母親の本当の姿に気付いてからの母親とのコミュニケーションの取りにくさ。

今、父親は周りにも感心されるほど、親身に母親の面倒を見ていますが、それも、結局そういった母親と向かい合わず、諦め、逃げていたことの代償なのだろうと思うとか。父親から受け継いだものは自分でも受け入れられる。けれども神経症になって部屋を掃除してモノの位置などを決めてその通りに毎回揃えてアルコールで拭いている自分にふと気がつくと、T先生には切り離して考えなさいっていわれているけれども、どうしても母親から受け継いだんじゃないかという嫌悪感と怖さが出てきてしまうとか・・・・

色々話しました。意外と初回だからなのか、質問をされるということはなく、私の話すように話させてくれました。なんていうか、「そういうのが無くなるときっと楽にかもしれないわよね」、とか、「そんな言葉を浴びせられたらそれはショックよね」とかなんかT先生と同様、その心理のK先生も話しやすくて良かったです本郷に。10時出勤のK先生とお話しをして終わった頃には11時半でしたので1時間半もお話しをして頂いた事になります。私の話が一通り終わって、自分のこと、自分をどうしたいのか、自分は一体なんなのか?とか言う話もして、一段落したところで、次回の事を打ち合わせて、一緒に待合室のあたりまで降りて頂きました。(というかカウンセリングやってるあたりは患者だけで入ってはいけないらしいので)診察代(1200円くらいでした。薬が2500円だったので薬の方が高かった・・・・)は払ったけどこのカウンセリングの料金ってどうなるんだろ?って思ったらK先生が事務の方に「dravenさん面接終わりました~。これでもうお帰りんなって良いですよね?」

は?
え?

要らんの?初回だから面接って扱いで要らないのかな・・・次回からになるのかな・・・と思いつつよくまだ解らないんですけど。次回からならそれでも全然それはお払いしますけど、なんかなんて良心的な病院なんだろうって・・・1時間半もカウンセラーさん(一応あくまで病院的には、呼び名は”心理の先生”みたいで肩書きリハビリw)と話したのになんかそのまま帰っちゃいました。タダ?だったの?今回?1200円に含まれてたってこたぁないよなぁ・・・・なんか本当に良い病院と先生達に当たったなぁとつくづく思ったのでした。

そんなこんなでなんか初めてのカウンセリングは終わりました。次回からまた事情が分かった上でじゃぁって色々なるんでしょうけれどなんだか、精神科のT先生もそうですが、カウンセリングのK先生もなんていうか、安心して話の出来る先生なのでもう安心やと思っています。K先生の「焦らなくて良いって、気付いたのならそれはとても良い事よ」っていう言葉にどれだけ救われたことか。

やっぱりなんていうか外に出るの怖いですし、増してや病院は思いっきり明るい日光の照る時間帯で、しかも、待合室は私にとって恥極なのですが、それでもやっぱり病院の方針とか、先生との出会いとかそういうのには本当に今回は恵まれたかもしれない。

なんていうか、患者がお医者さんに「ありがとうございます」、っていうのはなんかいつもは”先生”っていう上の人になんかお礼を言っているって感じですけど、なんかそういう有り難うございますではなくて、なんか、色々他にも鬱とか神経症とか分裂症とか患者さんがいらっしゃるでしょうのに、私の話もこれだけきちんと嫌な顔一つせず、切り上げようともせず聞いて頂けていて、”先生”だからというより本当に、今回は、なんていうか対等ってこともないですけど、でも、先生だからじゃなくて(もちろんそれを許す病院の方針にも感謝ですけれど)人間として、本当に敬意と感謝を持ってT先生やK先生に「ありがとうございます」って思いますし、言えたような気がします。

そんな、初カウンセリングでした。って精神科の話ともごっちゃですけどね・・・・;;





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Last updated  2004年10月22日 10時17分13秒
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