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2005年07月11日
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テーマ: 戦争反対(1197)
カテゴリ: 政治
北朝鮮との緊張感が増したときも
911の時も
そして今回のロンドンのテロの時もこの映画を見直したが
所詮アニメ映画と言われるかもしれないがヘッドギアの先見性とういうのはかなりのものだなぁと思ったりもするわけです。

この映画ではベイブリッジが爆破されます。踊る捜査線2の映画版が決まった時にこれのパクリじゃないかと言われたのはそれ故です。が、踊る~などのように甘くはなく実際ベイブリッジは 爆撃され、破壊されるのです。


† † † † † † † † † † † † †




荒川(陸幕調査部別室;自衛隊側):

後藤さん(注:漫画版、アニメ版にも出てくる特車2課隊長:警察側)。警察官として、自衛官として、俺達が守ろうとしているものってのは何なんだろうな?
前の戦争から半世紀。俺もあんたも生まれてこの方、戦争なんてものは経験せずに生きてきた平和

俺達が守るべき平和


かつての総力戦とその敗北、米軍の占領政策、ついこの間まで続いていた核抑止による冷戦とその代理戦争。そして今も世界の大半で繰り返されている内戦、民族衝突、武力紛争。そういった無数の戦争によって合成され支えられてきた、血塗れの経済的繁栄。それが俺達の平和の中身だ。戦争への恐怖に基づくなりふり構わぬ平和。正当な代価を余所の国の戦争で支払い、その事から目を逸らし続ける不正義の平和



後藤:そんなきな臭い平和でも、それを守るのが俺達の仕事さ。不正義の平和だろうと、正義の戦争より余程ましだ



荒川:あんたが正義の戦争を嫌うのはよく分かるよ。かつてそれを口にした連中にろくな奴はいなかったし、その口車に乗って酷い目にあった人間のリストで歴史の図書館は一杯だからな
だがあんたは知ってる筈だ。正義の戦争と不正義の平和の差はそう明瞭なものじゃない。平和という言葉が嘘吐き達の正義になってから、俺達は俺達の平和を信じることができずにいるんだ
戦争が平和を生むように、平和もまた戦争を生む。
単に戦争でないというだけの消極的で空疎な平和は、いずれ実体としての戦争によって埋め合わされる。そう思ったことはないかその成果だけはしっかりと受け取っておきながらモニターの向こうに戦争を押し込め、ここが戦線の単なる後方に過ぎないことを忘れる。いや、忘れた振りをし続ける。そんな欺瞞を続けていれば、いずれは大きな罰が下されると


後藤:罰? 誰が下すんだ。神様か?


荒川:この街では誰もが神様みたいなもんさ。いながらにしてその目で見、その手で触れることのできぬあらゆる現実を知る。何一つしない神様だ。神がやらなきゃ人がやる。いずれ分かるさ。俺達が奴(注:ベイブリッジ爆破を画策した柘植という男)に追い付けなければな

† † † † † † † † † † † † †




”今も世界の大半で繰り返されている内戦、民族衝突、武力紛争。そういった無数の戦争によって合成され支えられてきた、血塗れの経済的繁栄。それが俺達の平和の中身だ。戦争への恐怖に基づくなりふり構わぬ平和。正当な代価を余所の国の戦争で支払い、その事から目を逸らし続ける不正義の平和”

”戦争が平和を生むように、平和もまた戦争を生む。
単に戦争でないというだけの消極的で空疎な平和は、いずれ実体としての戦争によって埋め合わされる。そう思ったことはないかその成果だけはしっかりと受け取っておきながらモニターの向こうに戦争を押し込め、ここが戦線の単なる後方に過ぎないことを忘れる。いや、忘れた振りをし続ける。”



もしかすると、911やロンドンで犠牲になった人達、テロリズムに憤慨する人達の中で、他国をで足蹴にして成り立たせている平和、経済的繁栄、生活の利便化、何より我等のみ良ければ(異教徒や下等人種など)なんとでもなれという経済的欲望、そういったものの為に虐げられる者の不条理、怒り、対価というものがいつか自分にも巡ってくるかもしれない、因果は応報しそれはぬくぬくと”後方”に居る”つもり”の自分たちに降りかかるかもしれない、などと考えていた人は極少ないんじゃないだろうか。

冷静に・・・いやごく普通に見てみれば、平和憲法なんて空虚な幻想、せめて言うならばポーズに過ぎない。9条は宗教ではない。拝み奉るものでもなけい。今日本で実現している平和などは幻想の上・・・いや弱者を踏みにじった上に成り立っているものであることを意識しながらそれでも拝み奉護憲派と言われる人間達などほとんど盲目なカルト信者のようなものだと思う。こんな世界の中では、平和は何かの犠牲の上に成り立った偽善でしかないし、戦争は宗教、経済、の絡んだ外交の最終手段でしかない。”平和憲法”などという教典をこちらが持って居たところで相手の持っている思想宗教書はそんな生ぬるいものなど粉砕して我々を平気で殺してしまうかもしれないのだ。

先進国が後進国を使って安い食料、製品を作ってまるで無関係であるかのようにぬくぬくと暮らすのと同じように、戦争というのも結局、先進国が(自国の犠牲を避ける為に)後進国を使ってぬくぬくと行う外交行為にすぎないわけだ。けれども人件費をケチるのとはまた違って、それは平和ボケしたジャイアニズム先進国にもフィードバックしてくる。

911とロンドンとでよくよく解ったではないか。

なんて思った眠れない夜。つぅか朝。





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Last updated  2005年07月12日 06時48分02秒
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