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Bryan Adams の日本公演最終日に行ってきた。曲目は以下の通り。1. Room Service ▲2. Open Road ▲3. 18 til I Die ●4. One Night Love Affair5. Let's Make A Night To Remember ●6. Can't Stop This Thing We Started ○7. Kids Wanna Rock8. Back To You ■9. Summer Of '6910. I Do It For You ○11. Cuts Like A Knife □12. This Time □13. When You're Gone △ Mel C14. Nowhere Fast ▲15. Somebody16. Heaven17. I Was Only Dreamin' ▲18. The Only Thing That Looks Good On Me I You ●Encore 119. Cloud Number Nine △20. Run To You21. There Will Never Be Another Tonight ○22. The Best Of Me ■Encore 223. All For Love ■24. Straight From The Heart □25. On A Day Like Today △26. Room Service ▲
Apr 27, 2005
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登山口からは3つの登山ルートがあり、いずれの道も1時間30分程で 山頂に達することが出来る。その他にもケーブルカー、リフトに乗って山上を訪れることが出来るが、いくら「さくっと」と言ってもそんなに時間がかかるわけでもないのでお決まりのコースをとるとする。今回、発見したのが山道の入り口にある「東海自然歩道起点」という石碑。説明板を見ると、この山道が、何と高尾山(正式名称 東京都の明治の森・高尾国定公園)から大阪府の明治の森・箕面国定公園からを結ぶ歩道になっているらしい。総延長1,376キロに及ぶ歩道を昭和49年に約22億円を投じて環境庁と沿線十一都府県が協力して完成したとある。5月に予定している、(また出張の帰り道に行く)奈良の天河神社周辺にも繋がっていたら面白いなぁ~と思う。静かな杉木立の山道を登って行く時は、時々上から登山者が下って来る以外はほとんど人がおらず、静かで感じの良い登りが続く。 やがて左に右に勾配が徐々に急になってくるとじんわりと汗ばんでくる。清々しい日ではあるが、日差しが眩しく。息が少し荒れているのを感じながら、歩みは止めない。途中、ケーブルの山上駅あたりから人が急に増えてくる。途端に登山人口が何倍にもなったような感じになる。中高年の人が多いのは分かるのだが、思っていた以上に男同士のハイキング(?)のグループや若い女性4人組のグループなど、老若男女問わず不思議な山道になっている。障害者の方でも途中の展望に来れるようになっているため、ココまでくると平坦な道が続く。自分の足腰が元氣な時に、楽して登っては景色の種類が違う。急な階段、急勾配を登ったあとに、少し平坦な道が続くと、途端に足元が軽く感じ、歩みが速くなる。人によっては、楽なルートを選ぶ人もいるだろうが、楽なルートは長く、人も多い。人生と同じ。少し急勾配なくらいで丁度良い。樹齢300年と言われる「タコ杉」や男坂と呼ばれる石段(108段)を登り、さらに97段の石段を登ると薬王院に到着。アップダウンを繰り返す、山頂へ続く道は木漏れ日が奇麗だ。山頂は、とても休息しようという気が起こらない程、大勢の人々で賑わっている。そして山頂から続く山道は、城山、景信山その先は陣馬山というさらに標高が高い山に繋がっている。いつかは他の山に行ってみたいと思いつつ実現したことはなかった。次回は、富士山の奇麗に見える陣馬山に行ってみよう。「つもり違いの十か条」 薬王院にて大きく境内付近に貼ってある「つもり違いの十か条」 色々なところで目にしたりするがが見る度に戒められる・・・。 第1ヶ条:高いつもりで低いのは『教養』 第2ヶ条:低いつもりで高いのは『気位』 第3ヶ条:深いつもりで浅いのは『知識』 第4ヶ条:浅いつもりで深いのは『欲』 第5ヶ条:厚いつもりで薄いのは『人情』 第6ヶ条:薄いつもりで厚いのは『面の皮』 第7ヶ条:強いつもりで弱いのは『根性』 第8ヶ条:弱いつもりで強いのは『我』 第9ヶ条:多いつもりで少ないのは『分別』 第10ヶ条:少ないつもりで多いのは『無駄』
Apr 25, 2005
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今の仕事を始めてから明確に休みという日はあまりない。何やかやと言って家でも仕事が出来てしまうために、完全にオフという日を意識的にとらないと息切れしてしまう。昨日は、思い切って完全にオフにして高尾山へ行った。本当は前夜、秋川渓谷や御岳山の方に行こうかと計画していたが、起きた時間が10時をまわる時間だったので「さくっ」と登れる”東京都民の憩いの山”高尾山に行くことにした。高尾山に行くには、JR中央線快速電車(通称、オレンジ色の電車)か京王線で行くのが楽だ。車が好きな私も、なぜか高尾山には電車で行きたくなる。きっとそれは、『三つ子の魂、百まで』ではないが、小学校・中学校そして高校と、何かにつけて「遠足」に利用されることが多かったからだろう。そして、小学校3年位の時に、京王線の特急に乗りたくて高尾山口まで初乗りで何度か乗った記憶もある。当時の京王線や井の頭線の車両は、運転席のすぐ後ろのスペースが窓を挟んで3人がけの座席だった。JR(国鉄)の電車はそういう座席配列ではなく、また特急電車に乗るのに特別料金を徴収されることなく乗ることが出来る。そして、そのスピード感や運転手の手さばきに興奮したものだった。そして今回も選択したのは勿論、京王線の特急。実は、料金面からみても非常にオトク! 新宿駅から高尾山口駅 までを比べてみると (中央線)新宿→高尾→高尾山口 660円 (京王線)新宿→→→→高尾山口 370円 -------------------------------------------- その差なんと、片道290円中央線に乗っても高尾駅→高尾山口駅までの一駅120円は京王線に乗る必要がある。乗換えの時間を含めると7分~10分の差がある。京王線の方が早くて安いのだ。シートの座り心地、電車の揺れなど、やはりJR線とは違う。これは電車の線路の幅によるもので、京王線が採用している「広軌 1372mm」は、大型・高速で列車を運転出来る。安全性は、本来「狭軌 1067mm」の方が高いのだが、京王線の方が車両技術が上なのか、電車の揺れがソフトである。高尾山口駅付近の蕎麦屋で打ち立ての蕎麦と岩魚を食べる。そして饅頭をぱくつきながら、いざ山頂へ!何とも氣合が入っていない感じだが、 このライト感が良いんだな~。
Apr 24, 2005
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最近、郷ひろみが面白い。何てことはない、ただ3年半ぶりに日本芸能界に復帰し新曲「愛より速く」をリリースし、そのプロモーションでバラエティー番組に出まくっている。しかも資産家令嬢との離婚(バツ2)のおまけ付き。そりゃバラエティー番組は引っ張りダコだろう。面白いのはゴシップではなくて、毎回、充電するたびに何かを身につけて帰ってくる郷ひろみの姿勢が面白く、そしてすごいと思うのだ。本人いわく15歳でデビューして、アイドルとして君臨してきた20代の頃から「郷ひろみ」のとしての人生を見つめ、その時々の弱点を克服してきて、文字通り生き抜いている。そういえば、アイドルとしてではなく、1人のアーチストとしていち早くニューヨークに住んだり、ホノルルマラソンを完走したり、英語でボイストレーニングを受けたりしていた。 (ホノルルマラソンにチャレンジしたのも30歳の時。 思っていたよりも若い頃にチャレンジしてたんだな~)「人間の成長は、これでいいなって思った瞬間に止まる」よく言われる言葉だが、思いを実践している人が言うと説得力が増す。コンプレックスをバネに変える典型的な例だろう。「やればやるだけ変われる(身につく)」ということを事も無げに言う。その姿、言葉には自信が裏づけされている。他人の目にさらすことで成り立つ職業でありながら、あくまでも決めるのは自分の目でありルールである。10年後にはどんな歌を歌っているんだろうか。そして30代の頃からあまり外見で変わった所もないように思え、生き方は、とても今年で50歳になるとは思えない情熱を感じる。新曲も50歳になる人が、こんな曲を歌う?という位、ノリが良く可愛い曲。去年、氣になったことは『マツケンサンバ』と言い切り、自分の「お嫁サンバ」があの曲で霞んだよ~と何処まで本氣なのかギャグなのか・・・。端々にコントのセンスが現れ、やんちゃだ。この辺も健在で嬉しい。彼は、真面目に面白いことをやったり、言ったりするから面白い。彼のコントセンスは、「ムー一族」や「カックラキン大放送」で培われたものである。今回、たまたま観ていたバラエティーを観ていて思い出したのが「カックラキン大放送」。カックラキンは、毎週金曜日の19:30~の30分の放送。そういえば、私の子供時代、つまり70年代後半~80年中頃はバラエティー番組の黄金時代だった。「8時だよ!全員集合」「カックラキン大放送」「欽ドン!良い子・悪い子・普通の子」「週間欽曜日」「オレたちひょうきん族」「見ごろ食べごろ笑いごろ」「欽ちゃんのどこまでやるの」と言った伝説的な番組がほぼ同時期に放送されていた。いま、考えるとこのラインナップは本当にスゴイの一言だ。特に、欽ちゃんこと萩本欽一が毎日番組を持っているという位に出ずっぱりの頃もあったなぁ~。カックラキンの前には、赤い背広の「【新】ルパン三世」。そして後には「太陽にほえろ!」と続く私のゴールデンタイムだった。「【新】ルパン三世」や「太陽にほえろ!」でも何日か書けるほどよく見ていたし、ウンチクが沢山ある(笑)(ま、もっともカックラキンの全盛期は郷ひろみ、野口五郎、 西城秀樹らの新・御三家時代。後に、近藤真彦、田原俊彦 が継いだがそれは観ていない)そうそう、日本テレビ(読売テレビ)系列の放送だったのでプロ野球中継がある夏場は放送されない日もあったっけなぁ~。考えるとドンドン思い出すもので日記が取りとめもなくなっていく。その頃のテレビや、部屋の様子(感じ)まで思い出していく。記憶というのは本当に面白い。関根勤がまだ、ラビット関根と名乗ってヘンテコな拳法で毎週、郷ひろみや野口五郎などの探偵と戦ったり(「ゴロンボ刑事」「刑事グー&クルーゾー」)、芸達者の坂上二郎、堺正章、井上順、車だん吉、研ナオコらとのショートコントや研ナオコ扮する「ナオコばあちゃんの縁側日記」が楽しかった。郷ひろみ、野口五郎、西城秀樹は3人同時に出演することはあまりなく、交代交代で主役を張るようなイメージだった。当時は公開録画だったから、放送時間は30分だったが、会場はきっと楽しかったんだろうなぁと回想する。昔のような丁寧にみんなで作った感じのお笑い・バラエティー番組がないと思い、ふっと寂しい氣持ちになった。あ、車だん吉と言えば「お笑いマンガ道場」も面白かったな(苦笑)
Apr 23, 2005
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「ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12ヶ月」(長いタイトルだ)を観てきた。ご存知イギリスのベストセラー小説「ブリジットジョーンズ」の映画化第2弾。と言っても、実は、私は前作を観ていない。基本的に主演のレニー・ゼルウィガーは「Jerry Maguire(邦題:ザ・エージェント)」や「エンパイヤーレコード」の頃から好きだし、ヒュー・グラントもコリン・ファースもお氣に入りアクターなので観に行こうと思っていたがタイミングがあわなかった。今回も何を観ようかな~と考える上で、キアヌ・リーブス主演の「コンスタンティン」やニコラス・ケイジ「ナショナル・トレジャー」といった大作と心の中で競合したのだが、前作を観ていなくとも設定は知っていたし、丁度かる~い映画が観たかったので決まった。内容は、TVドラマのようなコメディ。めでたく人権派の大物弁護士マークと付き合い始めたブリジットが、マークの堅物ぶりや、マークを取り巻く「保守的な」人々との人間関係などに悩み、一度は別れるが、あるブリジットの窮地を救ったマークを見直し、よりを戻してついに、ゴールイン、というお話。こう書くと、あまりにみもふたもないが、まあ、筋書きとしては、これだけである。安易な続編という印象は否めないが、映画の続編は、新作を作るよりもプロモーション費用もかからず、前作を観た人は大多数が映画館に足を向ける。しかも私のようにかる~い氣持ちで。続編は、非常に美味しい商売である。さて、この映画の制作会社はイギリスの「Working Title(ワーキングタイトル)」という会社でヨーロッパ最高の収益を誇っている。ここ最近コンスタントにヒットさせているものも多く、また音楽のセンスも良い (^^♪ので前から注目していた。1994年のヒュー・グラント主演の「Four Weddings and a Funeral」以来、「Notting Hill~ノッティングヒルの恋人」「About A Boy」「Love Actually」など、ヒュー・グラント主演で世界的ヒット作となったブリティッシュ・ラブコメを次々に送り出して来た。ヒュー・グラントものの他にも、ジョージ・クルー二の「オー・ブラザー!」個人的大ヒット作、ジョン・キューザックの「ハイ・フィデリティ」そして「ビリー・エリオット」「エリザベス」「ビーン」「ザ・グル~踊るマハラジャ ニューヨークへ行く」「ウィンブルドン」「ビッグ・リボウスキ」 な~んてものがある。さらに今年の新作は、アカデミー主演賞コンビのショーン・ペン&二コール・キッドマンの「ザ・インタープリター」が控えている。では、この「ブリジット・ジョーンズ2」。実は、この内容で、ワーキングタイトル社最高の興行成績を達成しそうな勢いでヒットしていたという。原作の勢い+前作の大ヒットがそこまで大きいのか・・・と考えさせられる。また一方で、ワーキングタイトル社のイギリス系ラブコメは、要するに昔の日本のトレンディドラマみたいなものかと思える。登場人物は必ずミドルクラスかそれ以上。洒落たエリアに住んで、洒落たファッションで、洒落た恋愛をする。他のイギリス映画で描かれるような家族の離散や心の葛藤はなくこの上なくウィットに富んでいて、古き良き「ミドルクラスな英国」を描いている。 現実、こんな光景ばかりなはずはない。ある意味、英国の逆説的・自虐的なブラックコメディーであると思っていたが、どうやらそうでもないらしい。ケーブルで映画の番宣を観るところ、ワーキングタイトル社も真剣に創り続け、そしてイギリスのメディアも真剣に批評し、また観に行くのを楽しみにしていたようだ・・・。だが、2004年11月に Guardian 紙の記事(何と、見出しは「Enough Actually」(・・・苦笑))によれば、同社は、「もうラブコメは作らない!」と宣言した。看板俳優ヒュー・グラントが、俳優廃業宣言したりやる氣がなかったり、彼の後釜として、「ウインブルドン」でポール・ベタニーを試したものの、評判がイマイチだったり、ヒット作の脚本を書き続けてきた脚本家リチャード・カーティスが、似たようなラブコメを書き続けるのに飽きているらしい。看板ラブコメ路線を廃業して何処まで業績をアップ出来るのか、本当にラブコメ路線を廃業するのか、密かに楽しみにしている。
Apr 22, 2005
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火曜深夜~水曜の夜中にかけこの日記とリンクしているコーポレートサイトを手がけ、6分(ろくぶ)の完成。何とか体裁を整えていた感じだが、久々のHP作成だったので意外に手間取った。やはり知識・技術ともに使わなければ衰えるものだ・・・。自分の音楽レビューサイトのホームページのデザイン変更もしたい!と思いながらも出来ずにいるので、これを機会にいじってみようと決意した。何事もきっかけを大事にしたい。そして、今日は、2週間程前に同僚から 「イチゴ狩りにいかないか!」と軽く誘われイチゴ狩りに行ってきた。勿論、”男同士”というわけではなく、彼には6月に出産を控えた身重の奥さんを「イチゴ狩りに連れていきたい!」という趣旨があった。私が誘われたのは、以前、彼がイチゴの苗を自宅に買おうか・・・と言っていた時に 「栃木か千葉にイチゴ狩りに行ってみるものいいんじゃない。 前にイチゴ狩りに行った時に食べ過ぎて体調を崩したっけな~」という話を調子良く話したことによる。そして私は、車を出すのが苦ではない。かくして、前日までのHP制作の疲れをものともせず、待ち合わせ場所の要町へと向かう。もっとも、朝から仕事場に向かうよりは車の運転もして心も弾む。何より、太陽が眩しく光って嬉しい。首都高速~湾岸を飛ばし、千葉県成東へは、予定通り1時間で到着。田園風景の中、ほどなくイチゴを育てるビニールハウスの景色が広がる。http://www.chiba4u.com/narutokanko/strawberry/「紅ほっぺ」という『女性のこぶし大の大きさ』のものもあるという品種を食べるのが今回の目的の1つらしく、事前に調べてあるイチゴ園はその品種を栽培しているようだ。ちなみに「紅ほっぺ」は、章姫と幸の香から生まれた新品種で、章姫の糖度と幸の香のコクと絶妙な酸味具合を受け継いでいる。まぁ言葉で書いても全然想像出来ないのだが、ビニールハウスで数品種を食べ比べてみると明らかに味は違う。私好みのイチゴは、甘い中にもすっきりとした爽やかな味が広がるものだった。結局、『女性のこぶし大』の「紅ほっぺ」は発見出来なかったが、それでも大満足。60分食べ放題(摘み放題)とは言うものの、そんなに食べれるものでもない。過去の経験を照らし合わせても最初の10分~15分は、ダッシュで食べ歩いた記憶がある。今回は平日、シーズン終盤ということもあり、店主からも「時間は氣にしなくていいよ」と声を掛けられ、ゆったり3本勝負くらいに粘って1時間半ほど滞在。これから寿司を食べられるのか・・・という位にお腹は一杯。そう、イチゴ狩りのあとは外房の銚子(犬吠崎)まで車を走らせ寿司を食べる計画である。そこは大きなネタがのっている回転寿司。大型バスも停められる駐車場を完備している、ちょっとした観光スポットなのかもしれない。先週末の大阪~名古屋の出張にかこつけた京都・清水寺での花見と今週末の仙台出張にかこつけた出張でまたまた観光をする予定。成東イチゴ狩り~犬吠崎回転寿司ツアーも含めると、まさに観光週間である♪ (寿司のあとは、仕事に向かいました。。。)
Apr 14, 2005
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4月に入った先週末、友人と2泊3日でスノーボードに行ってきた。こう書くと、朝から雪山でスノーボードを楽しむように聞こえるが、我々の旅は一味違う。スノーボードのほかにいくつかの楽しみが用意されている。と言っても、以前の日記「欠かせない行事」に書いたように旅のお供の3枚のMDとビデオ撮影&鑑賞、『桃太郎電鉄』、献立を考えながら買い物をして夕食を作る。3人共、気兼ねなく過ごせる週末という感覚が持てる旅だ。そして、そんな道中が始まる前に、ファミレスで夕食をしてから出発する。というのが決まっている。それも大体、同じ場所のファミレスで食べる。今回そのファミレスでは、久々に会ったということもあり、初めのテンションは低い。だが、食事をしながら話している内にテンションはあがりそして、今からボードに行くにも関わらず、全然違う話をして盛り上がってしまう場合がある。 今回もそうだった。。。3人の内、1人は、1人暮らし歴が長い。昨年、住んでいるマンションが5年になり、そろそろ引越したいという話をしていた。その部屋に入居したのが5月の連休だったから、そろそろ、どうなんだろうか、と引越しの話を向けてみると候補地に「四谷三丁目」という意外な土地の名前があがる。今まで、東京をぐるりと回る環状七号線(環七)周辺に住んでいた彼の口からその地名の名前は「???」であった。理由を聞いてみると、 職場から路線バスで帰れる所という想定していない答えが返ってきた。何度か引越しをしている彼だが、職場が地下鉄の駅のため通勤はもっぱら地下鉄だ。さすがに路線を変えても「地下」という空間は同じらしく、氣分転換に路線バスを乗継ぎ、帰宅するのが思いのほか新鮮だったようだ。そして、話にあった路線バスは「晴海埠頭」から「四ツ谷」へとひた走る。賑やかな銀座を抜けると、そんな喧騒から逃げ出すような勢いでスピードをのせて、警視庁、国会議事堂、そして三宅坂を駆け上がり、ビジネス街の麹町を走り抜ける。以前の職場が、半蔵門・麹町~四ツ谷3丁目にあった私もその路線バスに何度か乗ったことがある。地下鉄と違って、街は色々な顔を見せる。昼間と違って夕方は何とも郷愁を誘うこともあるし、一段高い所から、夜の華やいだ銀座を通り抜けるというのも面白い。停留所毎に入れ替わる、乗降する人を見ていてもきっと楽しいのだろう。時間を氣にする朝の通勤には使えないが、氣持ち的にゆったりと出来る帰り道はそんな路線バスも氣持ちいいかもしれない。話に水を向けると色々な路線で帰ってきたようで、車かバスでしか行けないような地名が出てくる出てくる。東京都内は、私鉄各社がバスも走らせている。そのため色々なバスが走っている。中でも多いのは勿論、東京都が運営している都バスだが、山手線の内側に多く、3人が子供の頃、住んでいた場所でメインに乗ったことのあるバスは違う。私の実家付近を走るバスは、「関東バス」で、彼の実家のそばを走る「京王バス」とでは車体の色も違う。1つの駅の出口によっても様々なバスが停留している。そういえば、私も子供の頃にバスに乗って知らない場所に思いを馳せたことがあった。大体のバスが私鉄各線やJR線の間を結ぶバスなのだが、中には行先案内表示に駅名ではなく、「北裏」「電通裏」「都民農園セコニック前」「長久保」など駅名でも団地名でもない行先は非常に氣になった。そして、実際に乗ってみて終点まで行くと、バスが回転する回転盤がある所もあれば、まるで路線バスの終点のように乗客を降ろして去っていくような終点もある。そして人はちりじりに散っていく。今は車に乗ることで知らない場所へ行けてしまう。また先にあげた地名も自分で運転するようになると事のほか近い場所だった。彼は免許を持っていないので、きっと行き先表示の知らない土地名は氣になるだろう。昔、感じていた感覚を忘れていた。そこから1時間ほど3人でバス談義になってしまったのは言うまでもない。今から、スノーボードに行くというのに・・・。
Apr 7, 2005
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ジム・キャリー主演の「エターナル・サンシャイン」を観てきた。彼が主演だと、どうしても恋愛コメディかと勝手に想像してしまうが、所がどっこいかなり切ない、そして何処か心暖まるラヴストーリーに仕上がっている。自分の付き合っている相手が喧嘩をきっかけに自分の記憶を消去してしまうという設定と、自分もまたその相手の記憶を消す。その消されていく彼の記憶を見せるというストーリー展開は奇抜で面白かった。恋人クレメンタイン(ケイト・ウィンスレット)と喧嘩別れしたジョエル(ジム・キャリー)がバレンタインを前にヨリを戻そうと会いに行くと彼女は全く知らない人という顔を彼に見せる。そればかりか、新しい恋人までいる風情・・・。友人宅でくだを巻くジョエルの目の前に差し出されたのは「クレメンタインはジョエルの記憶を全て消し去りました。今後彼女の過去には一切触れないように」という医者からのメッセージ。実際にクレメンタインと会って、彼女が自分を全く覚えていないことにショックを受けたジョエルは、同じ医者に彼女の記憶を消してもらうことにする。その時に出てくる記憶は、嫌な想い出ばかり。でも次第に「楽しかった日々」が蘇ってくる。嫌なことがあれば、楽しいこともきっとあるはず。でなきゃ元々好きになんかなってない。記憶を消す課程で浮かび上がってくる「想い出」で、2人のこれまでの関係も分かってくるという構成は巧みだろう。何にでも興味を示し情熱的だけど不安定なクレメンタインと安定しているけどただ人生を生きているつまらない男ジョエル、この2人の対照的なキャラクター設定もいい。別れた彼女との楽しかった思い出(記憶)の中を2人で逃げていくジム・キャリーは思いっきり後ろ向きだが、ここまで未練たっぷりだと応援してしまう。物語の大半が「記憶の中」という設定だけに、時系列が行ったり来たり、眠り続ける主人公のそばで別の(ある意味、重要な)ストーリーが展開していく。最後にお互いの消し去った記憶の断片を認識せざろう得ない部分を、敢えて盛り込む所が、苦いようだが現実の恋愛に近い肌触りを残す。そう、相手の嫌な所を見ないフリをするままでは自分の中に不満を残し、いつか爆発する。お互い、話をして分かりあい、相手を受容したり、自分が変化することは必要だ。構成も良かったが、ジム・キャリーとケイト・ウィンスレットの2人が抜群によかったです。特にシリアスとコメディを混在させたジム・キャリーの演技が素晴らしかった。批評などでは酷評されているものもあるようだ。好き嫌いは別れるかもしれないが、自分の眼で合うか、合わないかを判断して欲しい映画。元々、映画よりはサントラに興味があり映画を観る前に購入していた。インストを含み全体のイメージを創っているのは「パンチドランクラヴ」「マグノリア」も手がけている Jon Brion。10年前の the Grays の頃から注目しているが大化けしたものだ。彼のソロ作品とは違ってインスト中心だが、音色は彼のもの。そして、Beck の「Everybody's Gotta Learn Sometimes」も切なく耳にリフレイする。このサントラは、スルメイカのように聴けば聴くほど、味が出てくる。切ないようだが暖かい、映画を象徴しているようなサントラである。
Apr 1, 2005
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