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今、住んでいる部屋の傍は、割と軒先が近く、古い町並みであるため、夏の夜はテレビの音が聞こえたり、話し声が聞こえたりする。音に紛れて鼻には蚊取り線香の匂い。蚊取り線香の匂いを嗅ぐと、小学校の夏休みに行っていた寺子屋スタイルの学習塾を思い出す。勿論、子供の頃は、エアコンではなく扇風機そして蚊取線香。その学習塾は、元々小学校の先生だった夫婦がリタイアして運営していたので、教え方は古くても丁寧だった。わら半紙で作られたテキスト。わら半紙特有のすえた香りの他に、なぜかメンソレ-タムの匂いもしていた。夏休みの宿題で万華鏡を作った時もあった。違う小学校の友達が出来、自転車で川沿いを遠征し、駄菓子屋のゲームが大好きな夏だった。台風が過ぎ去り暑くなってきた。蚊取り線香の匂いでふっと思い出されたセピア色の夏の一日だった。
Jul 30, 2005
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今夏、「クールビズ」が適用された。地球温暖化に対して少しは効果があるだろうか?相変わらず、スーツ姿のサラリーマンはネクタイを締めジャケット小脇に抱えている人が圧倒的に多い。私の仕事場のある茅場町でも『ゆでだこ』のような顔をして歩いている。私も3年前までは、背広族。ジャケットを小脇に抱え、ハンドタオルは常備持参だった。また客先に行くまではネクタイはせず、カバンを肩にかけたり、背中にしょって汗をかきたくなかったので、出来るだけ、カバンの中身は『身軽』を心がけていた。 (ネクタイを外すだけで体感温度は本当に変わるのだ!)今は、多くのサラリーマンがPCを携帯している場合も多い。私服の私は、毎日PCを持ち歩いても軽装だから良いけれど、スーツ姿のサラリーマンには苛酷な環境である。外氣に比べて、オフィスビルは、まだまだ寒すぎる。とてもクールビズが実行されているとは思えず、かえって汗が噴き出すくらいにガンガンに効いているビルがある。どのビルも、また家庭のエアコンも少し冷氣を抑えるだけでみんなが楽になる。私自身は、家の部屋を冷やすのに数年前から『葦簀(よしず)』に注目している。世間でも、アジア風インテリアが流行っていることもあり、自然なものが見直されている。低価格で効果は絶大!耐用年数は使い方でまちまちだが、大きなよしずでも安い。そんな『葦簀(よしず)』や『簾(すだれ)』も見直されているようだ。以前に比べてDIYショップでも、雑貨を扱うスーパーでも『よしず』を目にすることが多くなった。『よしず』や『すだれ』は、夏の日差しを和らげてくれる昔からある日よけの材料だが、特に『よしず』は雪国の方では横からの吹雪をしのぐ道具としても重宝されている。また、外からの目隠しにもなり、多少の雨なら防ぐので、ムシ暑い雨の日にも効果的だ。大企業は、企業単位で省力化を義務付けられる。あとは個々人が、何処まで『温暖化』を意識して行動するか。中には、トコトン暑いほうが儲かる業界もあるだろうし、経済的に損失する業界もあるかもしれないが、温暖化に関する問題は、今後も取り組んでいきたい、いかなくてはいけない問題だろう。『よしず』や『すだれ』で日陰が出来て、そこで涼しい空氣に変わる。部屋も直射に照らされるよりも全然、体感温度が変わってくる。窓やベランダに簡単に取り付け可能。オタメシあれ!
Jul 28, 2005
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暑中お見舞い申し上げます。。。昨日、今年は久しぶりに暑中見舞いの葉書を出そうと思い立ち何か面白いものはないかと銀座の伊東屋に行った。『かまわぬだより』という手拭い柄の台帳がそのまま葉書になっているものを購入。また『千里如面』という四文字熟語のスタンプも購入した。このスタンプの絵柄は、二尾の魚が並んでいるもの。この言葉の意味は、 『たとえ二人の間に千里の距離があっても まるで顔を合わせているようなもの」と言う。送った相手が知っていても知らなくてもちょっと気が利いていて良いかな~と思った。しかし、「さていざ一筆!」というと中々筆が進まない!送りたいときにさっと送れてしまう、ポストに投函しに行かなくてもいいメールの手軽さに慣れてしまっている弊害かなぁ~と自分を戒めつつ、結局数日、放っていた。そうこうするうちに立秋が来そうになっていたので慌てて書いていく。1枚、また1枚。送る相手を思いつつ、心を入れて書いていく。その時、自分自身も日頃の忙しさから解き放たれた感覚があった。送った相手もそう思ってくれればいいなぁ~。たかが暑中(&残暑)見舞いだが、今年は連絡マメになろう!今日、また再決意。さて、冒頭の『かまわぬだより』は、代官山に本店がある手拭いのお店が出している本。季節のてぬぐいに添えられたイラストが愛らしい1冊。江戸時代元禄の頃、町奴(まちやっこ)達が好んで身につけていたとされ、その後、歌舞伎役者の七代目市川団十郎が舞台衣装に用いて、当時の庶民の間で大流行したと言われている。お店には、手拭いや晒を使った和雑貨、遊びのある雑貨を展開していて面白い。
Jul 27, 2005
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24日の日曜日に日帰りで岐阜に鮎を食べてきた。一昨年、同僚が友人である会社社長達と鮎を食べに行ったという話を聞いていた。たいそう、美味だった!ということだったので昨夏も楽しみにしていたのだが、大垣に住む案内人であるT社長の会社でオリンピックに出場した選手がいたため、一度持ち上がった予定が流れてしまったのだ。「今年はどうするのかな~」と同僚にせっつき、『T社長と行く鮎ツアー』がめでたく実現した。午前中に東京をレンタカーで出発し、一路、岐阜へと向かう。長良川の鵜飼で名高い岐阜には川魚料理の店は多い。今回のお店は、渓流魚料理の店「よろずや」という田んぼの中にあるようなお店。(http://www.ibi-yorozuya.com/)」T社長の学生時代の後輩の方々や、我々のお客様をあわせて総勢20名ほどの一団の中には、誘う時の情報の少なさも手伝い、てっきり鵜飼や料亭で食べると思っていた人も多かったようだ。実は、私も料亭なのかな?と思っていた1人である。集合場所である、岐阜羽島からマイクロバスで移動する中、T社長からのお店紹介の話からは、「こだわりが強い店だ」ということが伝わってきた。鮎を食べに来たのだが、『天然鮎』が釣れなかった時は、鮎が出ないらしい。また季節にあわせた料理が出てくるから、『鮎』がなくてもそれを有難く召し上がるようにということだった。梅雨で雨が多いと、川の上流部の山がきちんと機能せず、雨が降ると水が1週間以上濁ってしまい、鮎の餌になるコケ(藻)が育たないなどの薀蓄も教えてもらった。いったい、どんな店で女将が出てくるのかと思っていたが、氣さくで清々しい女将さん(何でも京都人であるらしい)のこだわりがすごい。魚を焼くのは女将さん。竹串にさした鮎を、手際よく囲炉裏にさしていく。 水がよく、川魚の生臭さもない。鮎のサイズも大きく、見ているだけでも食欲が沸いてくる光景の中、甘露煮、あまごの刺身、南蛮漬けが運ばれてくる。これだけでも満足なのだが、いよいよメインの「鮎の塩焼き」と「鮎の味噌田楽焼き」を食べる。から揚げや、雑炊、そして骨酒まですべて美味しかった。鮎は、9月末は子持ちになり、またさらにウマミが増すと言う。普通は、子持ちの部分は取り除かれるのだが、ココの鮎は全部食べれると言う。また来年、あるいは9月に来たくなるお店だった。帰りの車の中も幸せな空氣に包まれ、23時に岐阜を後にした。勿論、翌日は仕事なのだが、寝不足を物ともしない充実度。単に『鮎を食べる』という行為以上に心が幸せになる贅沢な旅になった。
Jul 26, 2005
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今日は、プロ野球のオールスターだったらしい。昔は、普段対戦しない選手同士の対決を見て、胸をときめかして見た記憶があるが、いつからだろう。オールスターに興味を失ったのは・・・。交流戦で一時期、盛り上がった今年のプロ野球。巨人の順位と同様、視聴率は下降線。ある意味、オールスターを越えた交流戦を経験したために、当然、オールスターくらいでは、さらなる『起爆剤』にはならなかったようだ。そんなオールスターでも、今年、一番面白かったのは、やっぱり新庄。昨年からレギュラーシーズンでかぶりものなどたくさん面白いことをしてきた新庄が今年のオールスターに用意していたのはスパイクにダイヤモンド。彼のことをただの目立ちたがり屋と思っている人は多いはずだが、今年の初めに見たバラエティ番組で見せた彼の素顔は完全にエンターテイナーだった。自分を知り、ブランディングする男である。考えに考えて、大まじめにエンターテイナーしている。長嶋茂雄の大げさな空振りや、スローイングも有名だが、エンターテイナーぶりでは新庄も負けていない。 スパイクにダイヤを埋め込み バットは黄金!!さぞ受注業者もびっくりしただろう。阪神にいた頃もココまでは弾けていなかったのにメジャーに行った途端、まるで自分の『使命』のように盛り上げる男になった。無論、楽しいだけでは残れないプロの世界当然、実力もずば抜けている。今回のオールスターでも故障していたらしいが、全力でプレーをする姿はプロそのもの。さて氣になる新庄オールスターグッズは札幌ドームなどで展示される可能性があるらしい。名前も『新庄秘宝館』 秘宝館って・・・そのセンスもいいものを持っている(苦笑)彼の周りには広告代理店か、優秀なブランディングコンサルタントがいるのだろうか。
Jul 25, 2005
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「コンピュータ西暦2000年問題(Y2K)」からよく耳にする「西暦20××年問題」という言葉。2000年問題の時はIT業界でPC管理ソフトを企業に販売していたこともあって、毎日のように耳にしていたし、購買を煽っていた。実際、企業に古くからあるPCが2000年を迎える時に、どうなるかも分からなかったし、何かあってからでは遅い。あれだけ騒いでも、ある意味、終わってしまえば何てことはないことが多いのだが、今度は「西暦2007年問題」があると言う。「西暦2007年問題」とは、2007年から、「団塊の世代」が定年を迎えることで、大量に労働者が減ってしまい経済や年金制度に影響があると言われている。『団塊の世代を多く擁する企業は一気に中核人材を失い、活力を失うのではないか』『逆に企業は団塊の世代の人件費負担から解放され、活力を取り戻すだろう』『引退する団塊の世代は時間もカネも沢山あるから、そんな新しいマーケットをターゲットにしたビジネスを考えよう』などと賛否両論。一見、一般企業での要職についている方が多いので、社内の風通しが良くなるような氣もするが、企業側はそうも言っていられない。長年に渡って会社・企業を支えてきた彼らが引退してしまうのは大きな痛手だ。特に技術やノウハウの伝承・継承は急を要している。また、企業の基幹業務を担っていたのも彼ら「団塊の世代」である。長年企業において大型汎用機などの基幹系システムの開発や保守をしてきたベテランが引退してしまい、今まで培ってきた技術やノウハウなどが継承されず、基幹系システムの維持が困難になる現象を指している。現在、日本の企業の約9割が定年制を敷いており、さらにそのうちの9割が定年年齢を60歳に定めているため、仮に企業の定年制度が現状のままなら2007年から2010年にかけて大量の定年退職者が出ることになる。しかも2007年の前年、すなわち来年にも「西暦2006年問題」が存在している。これは、先進国で日本が初めて、総人口がピークに達し減少に転じることを言う。じわじわと労働人口が減っていく図式である。数年前から言われているように日本の中でじわりじわりと家計の二極化が進んでいる。高額商品が売れる一方で、貯蓄がまったくない世帯の割合は過去最高を更新している。自分が今、どちらに属しているのか、考えるとぞっとしてしまうのだが、皆がもがいている今がチャンスの時かもしれない。ちなみに今年、2005年にも「西暦2005年問題」が存在する。『大型マンション供給過剰』と『国内会計基準の孤立化』である。色々な業界で経済の飽和状態に入ってきていたり曲がり角なのかもしれない。
Jul 21, 2005
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この日記でも以前書いたように、昨年末に父が亡くなったため、今夏、『初盆(ういぼん)』を迎えた。私の実家は東京なので、7月の旧盆を採用した。この『お盆』というのは、田舎の方が「旧」の氣がするが、逆なのが面白い。一般的にお盆と呼ぶのは、7月が「旧」、8月が「新」となる。子供の頃、東京で育ち、なおかつ田舎のない私の家は、『お盆休み』という概念はなかった。東京は、『旧盆』ということも私は大人になってから理解した。隣の駅にいた母の実家のお盆も考えて見れば7月に行っていた。学校が終わり、友達と遊んだあとに親と出かけ、迎え火&送り火をするものが『お盆』ということも大人になって理解したようなものだ。さて、私の家の墓は福岡だが、田舎ではない。本家(ほんけ)が私の実家=東京であり、母や姉と相談した結果、この上なくホームメイドなお盆とすることになった。本来であれば、以前書いたように、福岡のお寺の檀家なので法事には当然そのお寺が絡んでくる。ただ、そのお寺に納骨もしていないし、する氣もないので結局お坊さんに絡まないことになってしまう。七七日の法要で伺ったお寺のお坊さんに檀家でもないのに来ていただくのは忍びないということもあるし、変な期待を持たせるのも拙いだろうという判断。お坊さんをお呼びしないという決定をして、ではどうしたかと言うと、お経を自分たちで唱えるということにした。そこで、自分たちで唱えるために本かCDを買おうということになったのだ。世の中何でも調べて見ればあるもので、お経のCDというものが販売されている。そして、アマゾンで購入することが出来るのだ。さすがにお経CDなどは店頭で視聴出来ないので、1枚しか買わないのはリスクが高かったので、「永平寺の朝 大梵鐘と般若心経」と、池口恵観の「般若心経・続経教則~誰でも般若心経が唱えられる」という2枚を購入した。「永平寺の朝」はタイトルにあるように、朝の大梵鐘の鐘の音色が素晴らしいものの、「お経」という観点から言うと教則になっている 池口恵観「般若心経」の方が分かりやすく、有難い(苦笑)お話(こばなし)も入っている。皆で3回ほど繰り返し音読しつつがなく迎えることが出来た。便利な時代で助かった。大勢をお呼びするよりは、この上なくホームメイドだが、家族が墓前に揃いきっと満足してくれたことだろう。
Jul 16, 2005
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この1年半使用していた iPod を紛失してしまった。(正確には、今年の初めにアップルストアで交換したばかりで、半年足らずの使用だった)物をなくして思うのは、それがいかに重要かを知らされる。財布をなくした時も、お金よりはカードとか会員証とか、場合によってはお守りが入っていたな~なんて思う。(勿論、お金が戻ってくるのも大事!)カード類の停止や再発行の手続きも煩雑で考えるだけで嫌になる。中に入っている音楽は、ほとんどオリジナル音源を所有しているので問題はないのだが、財布と同じで人に見られるのも嫌なものだ。そして、今回iPod をなくした際に感じたのは、長年の友人を亡くしたような感じだった。勿論、使用期間は短い。今までもウォークマンやMDプレーヤーを使ってきたが、1台1台に『愛着』持っていたかというと、あまり持っていなかった。 なぜかアップルの製品はこの『愛着』が湧いてくる。同じパソコンでも Windowsマシンには『愛着』がマックほど湧かない。「Photoshop」「illustrator」などの共通のソフトを使用しても何となくマックで作業した方が色々なアイディアが浮かぶのだ。きっと私と同じように感じるマックユーザーは多いだろう。そしてそれはHDDプレーヤのiPod にも受け継がれている。次回、購入する(だろう)HDプレーヤーは特にiPod でなくても良い。でも、きっとiPod にするだろうなぁ~。機能面、バッテリのスタミナ、どちらをとっても他社製品の方が優れているが、ユーザビリティは、使い慣れたら、使いやすそうだけど・・・というものばかり。初めから使いやすいiPod に慣れてしまうと、どうもごちゃごちゃに見えてしまう。そして、近未来的なデザインは、初めは新鮮でも、飽きがくるデザインだったりする。さらにiPod と連動している「iTunes」の使い勝手も抜群に良い。ユーザビリティとシンプルさが共有している。そしてそれもアップルの強み。ごちゃごちゃに出来るところを、敢えてシンプルにいく。大人は難しく考えたがるけど、シンプルに簡単にしてしまえば案外それでOKだったりする。今回、このiPodでアップルは完全復活を遂げた。iPodファミリーのラインナップのほかに、マックミニという低価格マックも販売し、一氣に「マックを買ってみよう」という潜在顧客を増やしている。来年にリリースされるインテル搭載マックの登場でパソコン市場はまた変化していくだろう。さ~て、アップルの持っているこの『愛着感』と『シンプル感』をビジネスにどう反映出来るだろうか?
Jul 12, 2005
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やはり今の仕事でイベント(研修)が入ると日記の更新が出来なくなってしまう。この間も反省したばかりなのにまた滞っていく記録。今回もイベント前は、慌しくなってしまい氣持ちに余裕がなくなっていた。 ネタはあるのに、 まとまらない。 起承転結ついてない(涙)人と約束していたことも流れ、流れて氣がつけば縁切りになってしまいそう。 Step by Step今年ももう後半戦。せめてこの日記くらい、一週間に一回でもいいから更新していこう。そこから、また何かが見えて、始まる。
Jul 11, 2005
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実家には庭がある。一昨年まで、庭の草取り(草むしり)は父がやっていた。私は、と言えば、蚊に刺されやすい体質(!?)もあって草取りをほとんどやった覚えがない。「少しは手伝おうかな~」と思ったこともあるにはあるがそう思った時には、たいてい、次の週末に父がラジオを傍らに置いて草取りをしていた。それが初夏~真夏の我が実家の光景。ラジオからはAMのNHK放送が四六時中流れ、甲子園のシーズンになれば、テレビからもラジオからも中継されていた。昨年は、父の病氣が急激に進み、また酷暑を逃れるために病院に入院させた。痰が絡むようになり、家の冷房では細かな温度調整が出来ないからだ。当然、母も2~3日に1回は酷暑の中、病院へと向かう。私も家を出ていて、休みになれば父親の送り迎えをしていて草取りまで頭が回らなかった。昨年のツケもあり、今年は5月頃から、定期的に草取りをしに実家へ行っている。まずは昨年、枯れた草の片付けから始まり、徐々に雑草を減らしていくという感じである。母1人で取っていけるほどの広さではない。また腰にも悪いので、時間の取れる範囲、時間の許す限り私がやろうと思っている。しかし取っても取っても次から次へと雑草は生えてくる。それもご丁寧に種類が変わっていくのだ。『シロツメクサ(クローバー)』くらいの背が低く一面に広がっても害のないものになればいいのだが、中々うまくいかないもので次から次へと厄介なものへ変わっていく。1つ1つにちゃんと名前はあるのに『雑草』の一言で片付けられてしまう雑草たちだが、さすがに毎週のように格闘している『ヤブガラシ』と『ブタクサ』は記憶した。その格闘相手に最近では、『エノコログサ』『カモガヤ』という雑草も加わっている。特に『ヤブガラシ』は強力で、生垣のつつじに絡みつくは、裏庭で、他の木や植物の上に覆いかぶさっていく。ヤブガラシの下になってしまった木々や雑草は息が出来なくなり枯れていく。でもその格闘もまた嫌いじゃない。意外な所に出没する雑草を相手にしていて、「こんな所にどうして」と思いながら感心している自分がいる。私は、草取りが結構好きかもしれない。『雑草魂』という言葉がある。何度抜かれても踏まれても這い上がって来る。実家の雑草たちと格闘しながら、そんな敬意を払っている自分がいる。
Jul 1, 2005
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