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数寄屋橋交差点に立つと、銀座の景色が少し変わったことに気づくだろう。晴海通りと外堀通りが交わる街の一角に、低く構えたコンクリートの建物が現れた。2025年1月26日にグランドオープンした〈Ginza Sony Park(銀座ソニーパーク)〉である。
ソニービルの記憶を受け継いで
銀座ソニーパークは、銀座の数寄屋橋交差点に面して建つ複合的な公園施設である。ソニー創業者の盛田昭夫が、ソニービルを「銀座の庭」と表現したように、かつてのソニービルは長年にわたって銀座のランドマークであり、街に開かれた存在だった。その記憶を受け継ぎながら、ソニービルの建て替えを進める「Ginza Sony Park Project」の一環として誕生したのが、銀座ソニーパークだ。
あえて低く抑えた建物と、街に生まれた「余白」
建物は地下3階から地上5階、屋上までの構成。周囲の建物と比べてあえて低く抑えられており、密集した銀座の街の中に、空や光を感じられる余白をつくっている。建物を大きく見せるのではなく、街の中に人が過ごせる空間を残す。その考え方が、建築の随所に表れている。
「縦の銀ぶら」を楽しむ螺旋階段
銀座ソニーパークの象徴のひとつが、地下から屋上までをつなぐ螺旋階段だ。ソニービル時代の「縦の銀ぶら」「縦のプロムナード」という考え方を受け継ぎ、街を歩くような感覚で建物の中を上下に移動できる。階段の途中に設けられた踊り場は、単なる通過点ではない。建物の内側にありながら、外の光や空気を感じられる半屋外のような場所になっている。
設計は、ソニー企業の永野大輔社長が率いる「Ginza Sony Park Project」というチームが担当した。構成メンバーのアーキタイプ(東京・渋谷)が総監修、石本建築事務所(東京・千代田)が基本設計・実施設計監修・監理監修、竹中工務店が追加基本設計・実施設計及び施工を手掛けた。
(文:Manusによる)
数寄屋橋交差点の銀座ソニーパーク(写真1+Google)
数寄屋橋交差点の銀座ソニーパーク(写真1+Artguru)
数寄屋橋交差点の銀座ソニーパーク(写真2+Google)
数寄屋橋交差点の銀座ソニーパーク(写真2+Artguru)
数寄屋橋交差点の銀座ソニーパーク(写真3+Google)
数寄屋橋交差点の銀座ソニーパーク(写真4+Google)
数寄屋橋交差点の銀座ソニーパーク(写真1〜4) コラージュ
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