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aki20067984

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Oct 4, 2007
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カテゴリ: 書評
くたばるが良い。どいつもこいつも。





「くたばれ、小僧!」に対して、
「くたばれ、おっさん。」と
冷やかに、そして穏やかに返して来た。
この私も、20代の頃から。
幸いな事に、26年も前に本書を
読ん仕舞って居るんでね。

通底される破壊のテーマ。
広島に落ちた原爆の「父」の一人が

無垢なる魂の男、彼ハニカー博士は
そのアイスナインを家に持ち帰って、
キッチンで散々、実験御遊びを
繰り返し、一休みしようと、
リヴィングの籐椅子に腰掛けたまま、
あの世行き。尤も、「あの世」とやらが
在るかどうか、在ったとしても
ハニカー博士が「あの世」に「この世」と同じ位、
興味を持つかどうか。
其れは兎も角、この世に残った博士の
3人の子供達は、アイスナインには


語り手の「私」は、ハニカー博士の
同僚へのインタヴューの
中で、話には聞いて居た。
アイスナインについては。
しかし、其れが「実在」すると言う事実は、

「ピーターワン」が導く「私」の
「運命と同時に、其の偶然」を、「私」に
信じさせざるを得なくさせる。
詰まり、簡単に言うとこう言う事だ。
「『私』はボコノン教徒に為った」と。

ボコノンの書の中で、カリプソは歌う。
「トランペットは鳴るだろう。
トランペットは鳴るだろう。」
喇叭が鳴って世界は滅びる。
そう。聖書に有る通りだが、
喇叭は鳴らずに、世界は
「壮大なるズシーン」で
勝手に滅びて仕舞う。
おまけにボコノンの書は「大嘘」で
「出鱈目」の塊である。
ついでに、ボコノン自身も
ペテン師のイカサマ野郎の
爺である。更に、このレヴュアーも
「大嘘吐き」で、先に挙げたカリプソは、
アレッホ・カルペンティエールの
『バロック協奏曲』の1節であり、
本書『猫のゆりかご』とは
何の関係も無い。
「フォーマ」である。大嘘である。
如何様である。ペテンである。
インチキである。

人間は判った心算に為って無くちゃ為らん。
仕様が無いのだよ。生きて行く為にはね。








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Last updated  Oct 5, 2007 03:45:51 AM
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