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.闇の告白~呪われていたユニット~ 『アーナンダの伝説~なげうつこと~』の続編のストーリーです。 ~ノンフィクション~ 時:91年11月初頭 僕はアーナンダの五体倒地を恍惚として眺めていた… この人の持つ、美しくも危うげな香りのする…今にも次元移行してしまうかのような…大地に崩れ落ちる姿は他のどんな言葉も出てこなかった。 全身全霊の絶対帰依…の姿を、垣間見てしまった僕は、 固唾を呑んでいた… その姿を…僕は前世でも…見ていた。 彼の前世に関する逸話はたくさんあったが、僕はこの<投げ打つ…>文字通り 帰依するものに、投げ打つ姿に、過去の記憶がまた蘇ってしまったのだ… 僕は、かつて、この人の元に居たのではないか… ふとした想いが、僕の心のかすかな思い出に匂いと日差しのまぶしさを蘇らせていた。 トランスが始まろうとしていた瞬間に、彼はゆっくりと周り、元の姿勢に戻った。 振り向いた彼は、僕に気がつくと、さっきまでの神聖な面持ちを消し去り、人を暖かく迎え入れる満面の笑みで僕のことを見つめた。 「やあ、○○君、来てくれたか。。。待っていたよ。急に呼び出してしまってごめんよ。なにせ急な事であったから…道中はどうだったかい…」 そう言い終わる前に…彼の元に当時出来たてのショルダー式の黒い彼の携帯電話がけたたましく鳴り響いた。。。 「はい、アーナンダです。はい、尊師…たった今、こちらに到着しました。まだ見ておりません。まだ…これからです。すぐにやります…。」 どうやら、僕の勝手に作成していたビラの事は、教祖・麻原が一番気に止めていたらしい。教団の雰囲気がまるで飲み込めていなかった僕は、これから何が起ころうとしているのか皆目見当がつかなかった。ただ言われるがままに、ここに来ただけであった。 「早速だけれども、○○君、その例の君の配っているビラを見せてくれないかい…?」 そういわれると、僕は大学の輪転機で複写したゲラ刷りを手渡した。 しばらく黙って熟読するかと想われた彼は、近くにあった事務椅子に座り、お香を嗅ぐようなしぐさで、その記事を1行ずつ読み進めていた。 そこへ、先ほどの教祖からの電話がまた入る。(数分しか経っていないではないか…なんてせっかちな!と僕は感じた。) (※ここは想像)麻原:「アーナンダ、で、どうだ。。。その記事は、いけるか?」 「あ、はい、今たった今、見ているところです。。。記事の内容に関してなんですが、そこそこいけるんではないかと…ただ医学的な記事がメインとなっているので、これに関してはクリシュナナンダ師の意見を伺ってみないことには…はい、はい、はい…」 電話を切り、数分続けて熟読していた彼は、ようやく僕のほうを振り返り、こう伝えた。。。 「ふん…そうか、なかなか調べたじゃないか…まだ教団の書籍もあまり見ていないうちに…どうやってここいらの知識を得たのかい…君は?」 「それは、東洋医学の本を少しかじっていたので…」 「そうか、ま、大筋悪くない…しかし、厳密に言えば、見てもらったほうがいいだろう…」 「クリシュナナンダ師、クリシュナナンダ師、来てくれ…」 「紹介しよう、○○君、オウムの医学の長である、クリシュナナンダ師だ…」 僕はこの時はじめて、林郁夫氏と面識を持った。 「彼は現世でもTOPクラスの医術を学んでいた人でね、君の書いている記事の内容は、彼に見てもらったほうがいい。」 「クリシュナナンダ師、そういうわけだから、頼みます…」 「それと、君にもう一人紹介しておこう…君とは話が合うのではないかな…君と同じ学生の豊田亨君だ。」 「東大の量子力学を研究しているマスター1年の子だ。君も確か…物理学、そっか地球物理学かやっているだろう…きっと話が咲くことだろう…。」「ワープロの入力からなんからは、彼に任せるといい。。。得意だからね。」 このようにして、僕は林郁夫氏と豊田亨氏を紹介され、アーナンダを筆頭に、新生ビラ作成ユニットが結成された。 このメンバーとは昼夜を問わず、徹夜を何度もしながらワークに勤しみ、記事の最終校正作業は教祖が自ら行った。 この時の作品は、教団で「病は癒える」という刊行物に発展してゆく。。。 わずか2週間足らずであったろうか、しかし昼夜を問わず徹底して共同作業していた彼らの事を忘れることはできない。 僕にとってはじめてのユニット作業だったからだ。 しかし、あろうことかこの4人のメンバーのうち、その3人が後に地下鉄サリン事件に関わることになってゆくのである。。。 唯一奇跡的に、この大惨事の悪事に手を染めることを免れたのは…、僕一人だけであった。 3年後にあのような運命が待ち受けようとは、僕らの一人として想像していなかった。。。 特に豊田君のことを思い出す…、その時、僕と豊田君だけは在家信者だったので、作業終了後の帰り道、彼と小話をしながら帰ったのだ。。。僕 : 「なんか忙しかったけれども充実してたね。。。」僕 : 「でも教団がもし世間で言われているような坂本事件とかに関わってたらやだよね…」豊田: 「うん…まあ、でもそれはないでしょうね…あの様子じゃ…」僕 : 「豊田さんは出家のご予定は…?」豊田: 「…とんでもないですよ、あるわけないです。。。ここにはとてもついていけません。在家で充分です。」(苦笑)豊田: 「○○さんも、どうですか、正直なところついていけますか?僕は院の勉強が大変でアップアップですよ…」こんな会話をして別れたのである。。。まさか、その豊田君が、後にそんな運命が待ち受けていようとは…彼は僕とそんなに変わらない青年だったんだ…Eili ...※アーナンダ(井上嘉浩)※クリシュナナンダ(林郁夫)※豊田亨(後にヴァジラパーニ)※僕(教団名なし)・事件についての裁判における詳細は以下を参照してください。佐木さんとは一緒に裁判を傍聴していました。『大儀なきテロリスト』/佐木隆三Eili ...
2005年12月31日
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.◆水星の紋章~知性~--------------------------------------------------◆水星の紋章蠍座 1度(211.46'27")天秤座No42 知の道の完成30 哲学者の頭にある知識の3つのコブ 蠍座No43 仲間と共に体験する喜び 1 町の通りの満員の観光バス 2 繊細な香水の壜が割れて、中の香りが拡がっている -------------------------------------------------- 水星は、情報伝達、学習能力、仕事の技術などを司っています。この水星にしても、金星にしても地球の内惑星であるという性格から、主体である太陽の補佐をします。太陽の動きに常に従って動いているのは、この金星と水星しかないのです。そういう意味でいくと<隠された自己>である「月」よりも現実的にリアルな影響を与える星です。 またこの水星を育てる時期についても、僕の占星術の師匠である松村氏はこう言っています。 「この水星が育まれるのは…8歳から15歳までの間だ」と。 子供の教育方針にも影響を与えかねない…重要な意味が隠されています。。。 早速僕自身の分析をしてみます… 例によって、僕のカルマの集成として天秤座30度の象意を土台とします。この経験を踏まえての今生があるわけですが、この象意は30度ということで、「知の道の完成」を意味します。僕が反芻していたのは、 言語学(ドイツ語、ヒエログリフ) 考古学(ナウマン象化石発掘) 地質学(プレートテクトニクスの研究) 心理学(ユング、フロイト) 精神医学(独学) 測地天文学(VLBI、GPS) 地球物理学(地震学、測量学) 実存哲学(ニーチェ) 形而上学(メルロ・ポンティ) ニューサイエンス(趣味、フルシチョフ・カプラ等) 神秘思想(グルジェフ、クリシュナムルティ) 宗教学(実践)になります。ほとんどが実際に大学で修めたか、またはゼミナールでの参加で触れているもので、こうした関心は一見無作為にしか思えなかったのですが、今になって…その真意がおぼろげながら解るようになってきました。。。最後は浮浪者同然でしたので…(数年前までは) 最後にたどりついた宗教に関しては、実践として、 「ハルマゲドン」と言われる時期に 「開祖」が健在のうちに、 「かなり内部まで入り込む」必要がありました。 (※それを望んでいた自分の深層意識に今では気付いてもいます。。。) これが、僕の経験として必要不可欠であった事も、他の天体の象意を紐解くことで気付かされるわけですが、これに関しては内省的に分析することにします。。。まだ、癒えてません。 ここまでが、前世までに培った土台…再現すべき知力の開花といった次元です。 今生の目的は、それに対し、サインが移行し、蠍座の1度…「観光バス」 観光バスとは、集団体験です。。。 今生において、観光してたものが何であったかは…表現を躊躇います。。。 僕の意識を捕らえて止まないものは…「未曾有の事件」であったからです。。。 松村氏は、この度数に関しては、こう述べています。 「この度数を持つものは、これで人生が変わってしまったかのような、衝撃的な体験をする。」と そしてさらにこうも続けます… 「しかも、この人たちの体験は…逃げ場がない…バスの中で閉じ込められながら…体験するしかないのだ。」 唸ります。。。怖すぎます。。。 この象意を紐解いた時の、僕の衝撃は伝わるでしょうか… たかが深層意識としてはまだまだ浅い、水星の段階で、ここまでリーデングされてしまえるのです。Eili ...
2005年12月31日
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.◆金星の紋章~愛と試練~ サビアン占星術による、深層意識分析--------------------------------------------------◆金星の紋章獅子座 29度(149.53'40")No30 自己表現がやっと達成される28 大きな木の枝にいるたくさんの小鳥たち 29 大洋の波から浮上した人魚が、 人間の形に生まれ変わろうとしている 30 開封された手紙 -------------------------------------------------- 一般に普及している雑誌などの占星術に比べ、サビアン占星術というものは、X10 X 360/12 = 300 倍の精度で、運命を鑑定できる。(太陽以外の10天体、及び12星座に対して緻密な1度単位の分析) ある意味、怖ろしいほど当たってしまうので、僕はここで公開出来るのは、せいぜい内惑星のみといったところだろうか… 僕のリーディング手法が全てではないけれども、僕がここで取り上げる分析は、自己の内面を暴き出し、顕在化されていない深層レベルまでもその色彩を知覚してしまうことにある。。。 金星の性質は、金銭、愛情、趣味。であるから僕は、ある意味愛情欲求というものを何らかの形で自己表現しようとしているね。。。これはまあ、当たっているかもしれない。。。僕は「詩」を書くし…。実際に僕はそれを社会的成果物にまで落とすだろう。 この金星を=愛というカテゴリーに落とす一般の見方は、いささか乱暴だ。実際に僕は「愛」の達成感を得てはいないしね。 むしろ、これは、創造意志の実現…と読み解くべきだろう。。。愛の変容に、芸術がある。。。僕はこのまま求める愛が得られないのであれば、芸術を志そうと…想っている。 僕の場合、過去世において既に 28度の象意を経験している。僕はそれを土台にして、今生のテーマ 29 度にチャレンジしていることになる。。。つまり、内的変革は既に起こされており(28度)、無意識の衝動である…人魚を人間にしようとする。。。 僕の「愛」の対象は幻想の中に、まるで絵本の中に閉じ込められている物語の妖精のような存在であり、実際には身体を得ては居ないものに、…恋をする。(※実に当たっている!) そして、あろうことか、その「恋」の対象に対し…僕は…息吹を与え、それを「天使」に変える… ここまでは、僕は…できる。 それを、実際に人間の女性の姿にまで…形作るのが…僕の今生の「愛」の試練というわけか…納得。。。 僕は、常に妖精や、天使、目に見えないものに対して…語りかける。。。 獅子座が火の宮で、次の乙女座が地の宮であることを考えると、僕の金星は、乙女座に入りかかろうとする…という動きが読み取れる。火と土の創造物…というと、何かやはり彫刻的な作品になるのであろうか。。。(やだな、食ってけない(笑)) サビアンでは、実にピンポイントに占える強みを持っているけれども、それだけでなく、未来予知ができることが、僕の発見したことだ。。。できれば、若い人を…鑑定してあげたいね。。。人生の方向性に対して、僕はアドバイスできる。。。 方向性として、近未来、あるいは来世の目的(こういう占いができるのがすごいだろ!)を調べてみる。 もともと149.53'40"という度数は、次の獅子座30度の意味合いを予感させている。 (僕が人に生年月日を尋ねる場合、時刻まで分単位に正確に尋ねるのは、これが理由だ。。。) (太陽、水星、金星、月の象意を1度でも読み違えたくはないから。。。) 開封された手紙…という象意は、僕の金星=つまり愛情表現でもあります。 この度数の人は、この人に向けられたエソテリックな秘術を惜しげもなく…公開します。。。 自分の得てきた恩恵を人に与えるのです。。。 ここで、行っていることはまさにそうです… この度数の人のやるべき事は、「手紙の内容を伝えること」です… …わかりました。。。 …もう充分です、自分でも、自分の役割は解り過ぎるくらい感じていますから… …ぼくは、死ぬ気で飛び込んだ得た「秘教的サークル」における、秘術、秘話を出来る限り…公開します。。。 残された度数は、0.6'20" しかありません。 僕が、ここに表現できるタイムリミットは限りなく迫ってきているのでしょう。。。Eili ...
2005年12月31日
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.母の言葉 ある時、母は、僕にこう言いました。 「生きていることが辛くなったのならば、 こう考えなさい。」 ・ ・ ・ 『生きているのではなく、 …生かされているのだ』と。Eili ... ものすごく、心に響いた… 曾祖母の写真(恒治郎の奥さん)
2005年12月31日
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. 『人生というものは、選べない…選ばれているのだ』 人生というのは、自分好みで選んでいるようでいて、 実はそうではない… 選ばれているのだ… 自分のつたない経験則でもって、舵取りできていると うぬぼれてはいけない。 自分の経験したくなかった失敗までをも 経験させているのは、深層の自分自身… 連綿と続いてきた、魂の集積 その結果だ… この心の深みにおいて、初めて人生というものを… 選び取っているのだ。Eili ... ~アーナンダに捧げる~ 君ならば…きっと、乗り越えられる…! 僕は、それを…見続ける…! 貴方を…魂の髄まで、焼き付ける…!
2005年12月31日
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. アーナンダの伝説~なげうつこと~ ※2005.12.27 記事「アーナンダとの縁」の続きのストーリです。 ノンフィクション。 僕は、早速車を走らせると、夜の高速に乗り込んでいた。松本インターからしばらくすると、塩尻から諏訪にかけての絶景といえる美しい夜景が眼下に広がる。。。車もまばらな、この通りを、僕は一目散に突っ走っていった。アーナンダに会うために。 僕は急いでも仕方のない道であったけれども、どうも胸騒ぎがして仕方がなかった。おんぼろ車の性能ぎりぎりに速度を上げ、向かう先を東京の赤堤の道場と決めた。。。まだアーナンダは上九には戻らないはずだ。。。 そこで、僕は当時それでもコンパクトだったデスクトップマシン、愛用のマッキントッシュ Classic を、これまた愛用のポータブルケースに入れて、車の中に放り込んでいた。。。プリンタも一応、持って行こう。。。 そこで、勝手に僕が書きなぐっていた稚拙な文章を読み直し、彼がそれを見て何を感じるのかを想像すると、少しばかし興奮した。 僕は普段は3時間半近くはかかるこの道のりを2時間45分くらいで、目的地に到達していた。。。 夜中の3時頃だろうか… 僕は初めて目にする、東京の狭い道場の中で、彼を探した。。。 受付の女性に聞いてもよかったのだが、僕は自分の目で発見することにこだわった。。。 「アーナンダ師…」まるで忘我の境地で、彼の元を尋ねていた。。。 彼が見当たらない…。僕は道場の中を捜し歩いた。。。 すると奥に狭いカーテンがしてあり、そこに師レベルの人たちが居ることを知ると、僕はその領域に近づいていった。。。 その薄い白地のカーテンを開けようとした瞬間、 僕は…アーナンダの五体倒地を始めて目の当たりにしたのである。 「オーム、グルとシヴァ大神と、すべての真理勝者方に帰依し奉ります…私、アーナンダを、速やかに『解脱』へとお導きください。。。 グルとシヴァ大神と、すべての真理勝者方に帰依し奉ります…」 サハスラーラ、 アージュニアー、 ヴィシュッダ、 アナハタ、 マニプーラ… 彼のたおやかな手印が、各チャクラにすべるように添えられ、 大地に 投げ出される… その、荘厳で、沈静な身体は、この狭い室内にあって、室内を飛び越え、大きく広がった草原の中で、ただひとり、静かな僧がお香をあげるかのようなしぐさで持って…その前の神殿に、投げ打たれていた。。。 これが、アーナンダの信仰… 僕の求めていた、信仰の姿… ここに、あった… 僕は、間違いなく、本物の帰依…というものに出会ったのだ… そう感じた。 これが、僕とアーナンダのもう一つの出会いである。。。 彼がグル・麻原に対して行っていた帰依の姿。。。 それが悪魔に摩り替わろうとしていたのはいつごろか? 僕は、信仰するもの全てに問いかけたい。。。 この青年のように、全てを、神に捧げて、 文字通りに、人生の全てをなげうち… 信仰できますか? それは、間違っていたのですか?Eili ...かつての師匠と対決するアーナンダ東京地裁にて/画 Eili ...※ アーナンダ(アーナンダ師):井上嘉浩
2005年12月30日
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. 『人を愛してみたい…』 ああ、人を全身全霊で…愛してみたい。 心が壊れてしまっても 身体に傷を負ってしまっても構わない。。。 人生とは、一度きり…ならば、 その人の持つ、哀しみと悦びをすべて吸収して 僕も、その人の流す涙の一滴になるのだ。 大地の砂に落とされた一滴の水が 大海となる日が訪れると僕は信じる。。。 あの、波打ち際の少女のように。。。Eili ... 『なげうつこと/カミーユ・クローデル』
2005年12月30日
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. 『波打ち際の少女』 ~幻想詩集~ 昨晩、僕の夢の中に現われた少女は、少し悲しそうだった… 大きな瞳を見開いて、じっと遠くを見つめている。 まばたきひとつしない瞳には、たくさんの涙が しまいこまれていた。。。 零れ落ちてしまいそうな、その瞳を見つめていると 少女の瞳は、僕を通り抜け、大きな海原が拡がった… 彼女の涙の奥に しまいこまれていた大海を前にして… 僕はその透明な美しさと 途方に暮れそうな広がりに… 圧倒されていた。。。 僕は言葉を失い、その光景に見とれていた。。。 しばらくして、見つめているのは僕のほうではなく この海そのものだという感じがしてならなくなった… 僕は気がつくと、そこを離れ 小島に来ていた。 周囲を完全に、この静かな大海に包み込まれている… この小島に居るのは、今、僕とその少女二人だけのはず。。。 僕はとたんに不安になり、 同時に彼女のことが気がかりでならなくなっていた。。。 振り向けば、そこに先ほどの少女が立っていた。 その少女に、この不安の海の女神をなぞらえ哀願する自分と どうしようもなく せつなくなって… 抱きしめたくなる自分が…両方混在していた。。。 …彼女は…小波に揺らめきながら、立ち尽くしていた。 左手に何かを大切に握り締め、足元に打ち寄せる小波をじっと見つめおろし 彫像のように立ち尽くす姿は、海の女神のようでいて それなのに、どうしようもなくもの悲しい姿だった… 「どうして、そんなにも悲しそうな顔をするの…?」 と尋ねる僕に、 少女はその可愛らしい左手を、じっと見つめ降ろす事で 応えた。。。 「貝が、死んじゃったの…」 ・ ・ ・ 彼女の瞳から たくさんの涙が あふれてきた… それが頬を伝わり、 彼女の透き通った身体を廻りこみながら… 一滴の水の軌跡が じっと何かを堪えているかのような 小さな足元まで延びている。。。 この海は…どうやら! 「私が拾い上げた瞬間に… 壊れてしまったの…」 少女の落胆する姿が 僕の頭の中で 空色に溶け込み、 かすんでいった…Eili ...
2005年12月30日
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. 『神々の弱点~天国への門~』 …コメント大歓迎です。… …僕の見出した世界をここに提示してゆきます。…---------------------------------------------------- 「人の子よ、お前はイスラエルの民の間にあって、私の語ることを聴き、そしてそれを民に知らせよ。私が悪人に、『必ずや死ぬぞ』と警告した時、お前がそれを彼に教えず、諭さず、そのまま彼が死んだとしたら、彼の死そのものは彼のせいとしても、私は彼の死の責をお前に問う。 『エゼキエル書』---------------------------------------------------- 僕も今となっては、その責務を負うべきなのかもしれない。この世界へのかりそめで、はかない住居などというものは、そっくりと渡しきってしまい、僕は再び、世に問いかけるべきものかと… 我々の習性のうち、何が神の怒りを買うことになるのかと…また、しかるにその習性の因を探り出せば、それはまさに成因として神々の世界に帰着せざるを得なかったという事も、あわせて表現しておくべきだろう。。。確かに、「神」は我々にとっては偉大なる存在としてまだ立ちはだかっているだろう。。。しかし、その「神」が完全ではないのだということと、またこれこそ驚くべきことだが、彼らこそ、我々をこの世界に押し留めている張本人なのだから。。。わかるかい。。。その意味が。。。 想像してみたまえ、その芳しく、甘い世界の営みの安らぎに酔いしれている彼らが、彼らの足元で蠢き、やっとこさ彼らの住まう世界にたどり着いたとしても、よほどのことがない限り、つまはじきにされるさ。。。 それは、この世界を同じくして、しかるに身体として別の種族の動物に生まれ出でてしまえば、なるほど確かにこの世にもし救世主が現われたとして、その時代の祝福を一緒に享受するだけの類稀な、功徳があったこととしてもだ。。。勘違いしてはいけない、同じような言語として彼の言葉を汲み取ることはできないのだ…この疎外感を感じることになってしまうだろう。。。 しかし、どうだろう…果たして。 僕は、こんなことを言い出すには、理由がある。。。 神々の世界には、人はたどり着ける。。。間違いなく。 しかし、その世界の入り口の門には、ある言葉が掲げられてある・・・ しかも、この門たるや、常に開け拡がっているわけではないのだ。。。 もう既に閉じられようとしている… それは、本当にあの、2000年の時期であったのか、はたまたあの、2001年9月11日にぱっくりと開いたのか、もしくはあの時期かもしれない。。。昨年12月26日だ。。。そのノアの洪水さながらの「天災」が世に轟いた瞬間…そこには必ず、地獄の門と時を同じくして天国の門が開かれていたのだ。。。そのことにどれだけの人たちが気付きえたのだろう。。。 あの日に天に、か細い光の筋が一本通ったことに気付いたものがあろうか? 実に至るには、狭き門だ…しかし、問題はそういうことではないのだ。。。 僕の唱えることはそんなことではないのだ。。。 天国の門が開いた瞬間を目指せなどという扇動ではないのだ…勘違いしないでくれ… むしろ、こういうことなのだ。。。 彼らは自分達の領域の世界の入り口を少しは開けておかなければいけないのだが、決して我々人間を招き入れたくはないのだ。。。その本音を僕は、しかと見定めて帰ってきたのだ。 まるで、夏の蒸し暑い時期に、外の木陰から吹き降ろす涼しい風を通そうと主人が、家のドアを開けた瞬間に、家に即座に入り込んでくる夏虫達を、嫌うように…僕らは、神々の世界から疎んじられているのだ。。。 彼らの弱点は、ここにある。 彼らとて、新鮮な空気が必要なのだ。。。それは私達人間が吸い込んでいる大気と同じものだ。 それを必要としている彼らは、どうしても、大気循環のための空調を行わなければならないのだ。。。 その大気の入れ替え時点こそが、その「天国の扉」が開かれる瞬間」なのだ。。。 ここで、もし、僕達が、そちらの世界に入れたとして、まだ胸をなで降ろすのは早いのである。。。 ここは実に注意深く行動せねばならない。。。 その家の主人である神々の独善的な性格は、先ほど示したとおりだ。 ここで、僕らは、気付かれることなく、彼の前を飛び去り、僕らの世界にたびたび足を運んでくれた「天使」を命がけで探し出さなければならないのだ… その門から入り込んだ時の、主人の目に留まってしまう危険を回避したあとは、彼の妻か娘であろう、美しくやさしい天使の化身を見出さなくてはならない。。。ここで間違ってはならないのは、女神ではないことだ。。。 神はいけない。。。神は人間に嫉妬しているのだから。。。女神とて、その門の中の世界の主人であるのならば、僕らに向ける視線は同じこと。。。それは家庭にて、旦那が新聞紙でゴキブリを叩き潰す代わりに、奥さんは「ゴキブリホイホイ」をしかけるようなものである。。。何もこの時点では信じてはいけない。その女神の美しさに忘我してもいけない。 ただ、あなた方を見ても、攻撃してこない…天使や妖精を探し出すのだ。。。 そう、神様の世界に毒されていない、神の子供達、天使達こそ、僕達が話しかけられるかけがえのない存在なのだ。Eili ...
2005年12月30日
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. 『哀れな聖者』 この人の深い…あまりに深い悲しみと、 其れゆえの暴走を…感じ取ることができるだろうか? この人の瞳の奥に隠されていた、 絶望的真実を… 一緒に見ることができた信者は、いたのだろうか…? もはや、生の営まれる世界に、 これだけ絶望してしまったものがあるだろうか…? あがなうべき器さえも、その手で破壊して。 母親の胎内に宿された、その日から、 この世の終わるべき世界を夢想し、 その果てに訪れる世界を求めながらも、 躓いてしまった、この哀れな聖者を…あなたは… この瞳の奥を…覗き込む 勇気のあるものはいないだろうか…Eili ...
2005年12月30日
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. 不条理な人間の無罪性 ~アルベール・カミュとの対話~---------------------------------------------------- この無罪性は恐るべきものだ。「一切は許されている」とイワンカラマーゾフは叫ぶ。この言葉もまた不条理の匂いがする。この言葉を平凡な意味に解しないとしてのことだが。はたして人々はこのことに気がついているのだろうか、---これが解放と喜悦の叫びではなく、苦々しい確認の叫びだということに。 『シーシュポスの神話』/アルベール・カミュ---------------------------------------------------- ライナー・マリア・リルケにおける「開かれた世界」の意味するものと同じくして、このカラマーゾフの言葉は更に衝撃的だ。この言葉の真意が僕には、今痛いほど伝わってくる。「一切は許されている…」そう、何の庇護もなしに!!!僕らには何一つ特別に守られているかのような…神の寵愛など受けてはいなかったのだという、歴然とした事実に気付くこと…そう、ここにこそ、勇気がいるのだ。本物の。無宗教の人には真剣に取り合える代物ではないかもしれぬが、一度、神の愛を…主の愛を…感じ、そこに住まい、そこに全生活を捧げたものにしか感じることの出来ぬ、「神の不在の苦悩」というものが存在する。。。実際に無宗教の人たちは、この一線を越えたときに起こる渇望に対する、確かな果報が現われぬこと事態を予め予測して、恐れているのだ。そういう意味では、もはや、宗教、非宗教という対立は全くの無意味なものと成り果てる。。。 あの遠藤周作が…神の愛を信じ続けていた、彼が、最後に唱えた言葉をご存知だろうか? クリスチャンの方々には、あまりに刺激が強すぎるので、僕はそれをあからさまに伝えることができない。 その話に関しては、作家で尼さんの瀬戸内寂聴さんが詳しいから、彼女に聞いてみるといい。。。 その前に、彼の著作「沈黙」は必読だろう…「一切は許されている」…それは裏返せば、何者にも守られていないのだという事だ…アーナンダやヴァジラパーニを見ていれば、解る…彼らの血の滲む「信仰」の果てが…これだ・・・・!!!Eili ... アーナンダ師、ヴァジラパーニ師、 あなたがたに課せられた罪が、 あなた方の今生における心身をどんなに打ち砕こうとも… 僕は、あなた方の、その病める精神の中から、輝く原石を 必ずや見つけ出し、ぴかぴかに磨いて、祭壇に祭りましょう…Eili ...---------------------------------------------------- 人生に意義を与えてくれるような神はきっと存在するという確実性のほうが、やりそこなっても罰されないですむ力より、はるかに人を惹きつけるものだ。だから、この両者のどちらかを選ぶとなれば、選択は難しくないだろう。だが、実は選択はないのであり、このとき苦悩は始まる。 『シーシュポスの神話』/アルベール・カミュ---------------------------------------------------- 選べるものではなかった…もう、あの時点で人生の選択などできる次元ではなかったのだ。。。Eili ...---------------------------------------------------- 不条理はひとを解放しない、人を束縛するのえある。それはあらゆる行為を許可するわけではないのである。一切は許されているとは、何一つ禁じられていないという意味ではない。不条理は、ただ、これらのどの行為の結果も等価値だとするだけである。不条理は犯罪を勧めたりはしない---そんなふうに考えるのは幼稚な考え方だ---、不条理は悔恨などもともと無用のものだとしてしまうのだ。同様に、あらゆる経験が無差別なものであるならば、義務感に発する経験も、他の何か任意の経験も、正当さという点では等しくなる。気まぐれから美徳の人たることができるのである。。。 『シーシュポスの神話』/アルベール・カミュ---------------------------------------------------- 無差別…実に、不可避な。。。なんとたわけたことだろうか。 しかるに、僕の友人は、その無差別性の行為に、手を染めたのだ・・・ もう、手を染めてしまったのだよ。Eili ...※ アーナンダ(アーナンダ師):井上嘉浩
2005年12月29日
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.アーナンダへの手紙-7 ~君に報告したかった事~ 時 :94年12月下旬~95年1月初旬のいつか 場所:第六サティアン、シールドルームにて僕:「あのね…実はね、昨日、尊師にね、じきじきに占星術の鑑定依頼があってね、それで僕は、彼の元に一人で行ってきたんだ…」ヴィリエーナさん:「す、す、すごいじゃないですかー!○○さん、僕だって、そんなこと出家してこの方一度もないですよー!彼と二人きりで時を過ごしたことはない…」僕:「それでね…僕はまだ完成していないので、もうしばらくお待ちくださいって行って戻ってきたんだ…」僕は、実はこの待遇を、心の底から歓喜していた…どんなに怖がっていても敵わない…あの教祖麻原と時空間を共有することなどそうめったに出来るものではないことを知っていたから、正直言うと、教団に集う信者に自慢したくて仕方なかった僕も確かにいたのだ。。。最も報告したかったのは、アーナンダだ。。。彼に報告したい。。。君の心酔する麻原さんの元に、僕もとうとうこれだけ近づけたんだよ。。。って報告して、喜んでもらいたかった。。。 僕にとっては「神」と同類のオーラを発散していた麻原は、アーナンダに対しては「悪魔」の匂いを撒き散らしていたことなど、露知らずに…-------------------------------------------~僕らの知らなかった尊師~麻原:「ラーフラ、私はね、もしかしたら、神ではなく、悪魔かもしれないよ…それでも、君はこのオウムに残ってくれるかい?」麻原:「…私を信じてついてきてくれるかい?」ラーフラ師:「…」-------------------------------------------Eili ...※ アーナンダ(アーナンダ師):井上嘉浩
2005年12月29日
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.『続・信仰の迷い…~悩める上司~』 僕は、この話を彼らに告げた後、少し興奮状態だった。それを鎮めたのは、ヴァジラパーニ師長の言葉だった。ヴァジラパーニ師長:「○○さん、車の準備をしてください。。。」僕らの秘密の会合は、彼の一言で、解散となった。。。僕:「はい、では直ちに準備いたします。。。5分後に下の駐車場にお越しください。」僕は、ただちに意識を切り替えると、施設を出て併設された駐車場に向かい、当時割り与えられていた、年代ものの白いスカイラインのエンジンを回した。ヴァジラパーニ師長:「○○さん、今は出家後まもないので、いろいろと心が揺れていることがあると想いますが、どうですか。。。少しは教団の生活には慣れてきましたか・・・?」僕:「…は、はい、少し落ち着いてきました。イニシエーション時は、ちょっと揺れてましたけれども…今は大丈夫です。」ヴァジラパーニ師長:「何かあれば、遠慮なく僕のところに相談に来てくださって結構ですから。。。それに、先ほど話し合われていた彼らも(※彼の部下である、ヴィリエーナ・ヴァジラ・ナモー・サンバディッタ師とヴァジラー・ムリタ師)、いいやつらです。僕が不在の時には、彼らに相談するといい。。。」そう言って、僕の緊張の糸をほぐそうとしてくれた。しばらく車を走らせていると、彼のほうから…「そうだ…○○さん、今日、私が向かうことになっている、第7サティアンに関してなのですが、彼らには秘密にしておいてください。。。私を探す他の部下達にも居所を尋ねられても、応える必要はありません。。。」それに対し、僕が、「いやでも、どうしても…という方が現われた場合には、どうしましょう?」「いや、例外はありません。彼らは知る必要がなく…また、知られてはまずいことなのです…」そういって、僕の口が堅いかどうかを試すように、じろりと睨まれた。この彼の向かった、第7サティアンという施設は、後に「サリン製造工場」と言われ、実際に多くの被害者を生み出すことになる毒ガス兵器の作られた場所であった。。。この彼の尋常でない、秘密主義に、この施設が他のあらゆる教団施設と違うものであることを…僕は気配でしることができた。。。後の強制捜査時に、カナリアを携えた自衛官の方々が、大勢取り囲み、その事態の並々ならぬ緊急事態を知るのはその3ヶ月後になる。。。Eili ...法廷で裁かれる豊田亨君(死刑宣告される)/画 Eili ...
2005年12月29日
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. 『信仰の迷い…』 ~ノンフィクション~ ~時は94年12月25日あたり、場所は…上九一色村、第六サティアン、3F シールドルームにて 僕は例によって、教団出家者にして情けないことに、鬱病にかかってしまい、3Fにて、ヴァジラパーニ師長(※豊田亨=後の日比谷線サリン散布実行者)の指示をまっていた。。。彼の事は出家する前からの付き合いであり、気心しれているだろうということでマンジュシュリー・ミトラ正大師(※村井秀雄=科学技術省大臣、95年4月23日、刺殺)に便宜を図ってもらい、彼の元で簡単な送迎の仕事をしていた。。。彼は、寡黙な青年であったが、実にまっすぐな人柄で、部下思いであり、それだけに周囲の気配りというものも忘れなかった。。。後に、この僕の居たシールドルームの半径10メートルに満たない世界から、サリン散布の計画が実際に練られ、僕の当時最も密接に関わっていた人たちが…サリンを散布を行うことになる、この場所で…僕は、ある沈鬱な物思いにふけっていた。 それは、「教祖・麻原の夢」だった。悪夢といっていい… 当時、豊田君には何人もの部下がおり、僕もその一人であったが、彼の元に集う者達の中で、僕が最も親しかったやつは… ヴィリエーナ・ヴァジラ・ナモー・サンバディッタ師と ヴァジラー・ムリタ師であった。 僕は当時、いけないことと知りつつ、教団に対する不安をこぼしていた・・・教団に対する不信感は、あの空間ではご法度で、その不信が明るみに出れば、コンテナ行き=拷問が待ち受けている。。。そんな空間に僕はいた。。。 ただ、こんなことを語れるのは、僕は、彼らだけには…本音を語れる間柄だったからだ。。。 僕を密告するようなことは、しなかった。。。 この二人とは意見が微妙に異なることがあったとしても、互いの内省的宗教観を語り合える、信頼のおける友達だった。 ある時、僕は、こぼした…。僕:「尊師(※麻原のこと。信者は彼の事をそう呼んでいた。)はさあ・・・、何をなさろうとしているのかね…?」僕:「ちょっと、不安になってくることがあるんだよ…僕は。」ヴィリエーナさん:「○○さんもそうですか…タハハ。実を言うと、僕もそうなんですよ…正直言って、うかがい知れない。。。彼は。。。僕の…いや僕らの想像を超えた方ですよ…。何を考えていらっしゃらるのか…解らないですね。。。そんなことが解ってしまえば、それこそ、解脱じゃないですか…?○○さん、ハハ」彼なりの精一杯の励ましを僕は受けていた。コスモクリーナ(※教団側はサリンを当時何ものかに撒かれていると言っており、その為、その毒ガス除去装置まで作成していた。)のファンの音が鳴り響く、陰湿な空間の中で、僕らは、肩を寄せ合い、話し合っていた。。。ヴァジラー・ムリタ:「僕は…たとえ、どんなことがあったとしても、彼(尊師)についていきますよ…」 「自分では、理解できないことであってもね。。。」 「彼が、選びぬかれた聖者であるということを、○○さん、感じていますか?」僕:「とにかく、すごい人だとは想うよ…僕だって、彼の元にこうして出家までしているんだから、命も惜しんでいないよ…」僕:「でもね。。。じゃ、どうして、こういう夢をみてしまうんだい…」ヴィリエーナさん:「どんな夢ですか…?」僕:「うん…」僕:「…」ヴィリエーナさん:「もしかして、ちょっとやばめ(※教団に対して否定的なという意味)な夢ですか…」僕:「これは、絶対、他の誰にも言わないって、約束していただけますか…」僕はヴィリエーナ・ヴァジラ・ナモー・サンバディッタ師とヴァジラー・ムリタ師をじっと見つめた。。。両者:「うん…」僕:「あのね…実はね、変な夢を見ちゃってるんだよ…僕は…僕は、えい、正直にいってしまおう…僕はもしかしたら…尊師とは逆縁(※互いに敵対関係になる間柄のこと)かもしれない。。。だからあんな怖ろしい夢を見るんだよ。」僕は一呼吸置いて、彼らを睨みつけていた。。。これ以上の「告白」が許されるのかを確かめるために・・・この話は実際、あそこの内部では非常に危険で、数メートル先の村井さんのところに知れでもしたら、なんと言われていたか解らない。。。でも、僕は、その時見てしまった夢を語らざるを得なかった…僕:「尊師はね…リングに上がるんだ・・・」僕は口火を切った。僕:「ものすごく大きな競技場でね…神々の世界だった。。。僕達人間は、米粒ほどに小さいんだ…」僕:「それでね、そのリングに現われる彼は、不思議なことに、風船なんだ・・・(笑うなよ…と彼らを見つめる)」僕:「徐々に徐々に、膨らんでいき、やがて、その対戦者と同じくらいの背丈になってゆく・・・」ヴィリエーナさん:「うーん、それは実に・・・興味深い…!」僕:「それでね、その時の、尊師の顔が…これまた怖いんだ。。。」ヴィリエーナさん:「どんなふうに・・・?」僕:「なんて表現していいのか解らない・・・ただ、ものすごく、どす黒かった…血の気がないというか…風船だからかもしれないけど…」ヴィリエーナさん:「へー、それで…」僕:「対戦者のほうは、僕深く見つめていないんだ…ただ、対戦者のほうが、白い布を纏っていたよ…顔は見てないけど。」僕:「解るだろう…この光景は、まさしく、尊師は…悪役なんだよ!!!」両者:「…」Eili ...第二回麻原公判にて/画 Eili...
2005年12月29日
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. 『神の姿』~長文~ ・・・コメント大歓迎・・・ ・・・僕は、「宗教」を超えたい・・・ 僕はある計画を思いついた…それはでも、突拍子もないことであるから、簡単には明かすことができないのだけれども、この世に存在している時間が想いのほか短いのだということを、よく知るものとして、もうそんなに悠長なことは言ってられなくなってきた。恐らく僕の内面世界で起きているこの変革は…それは確かにひどく引篭った個人的なことであるにせよだ…とても世の中にとって大切なことになるに違いないという…自分でも意味不明の自信が漲ってくる… ここで…僕は古来に戻り、ひどく古風な哲学の道を反芻してゆこうと想う。。。取りこぼしなく…そのたどってきた道をなぞるのだ・・・隠された秘密を、見落とさないために…最も僕にも、かりそめにも<肉体>という厄介な器はある…しかし、そんなものはもうとっくの昔に捧げた気分でいたものだ。。。確かにまだある。。。よし、ならば… ここに訪れてきてから…僕の「神域」をこしらえてからと言うもの…僕は、自分の自由精神の飛び交うままに、その白昼夢に訪れている幻想的世界から、過去と未来の予知夢も含めて、たくさんの<時間の柱>がそこに立っているのを見つけ出すことが出来た。 ただ、僕のこの自分がやっとのことで「掬い取った」言葉達は、まだなだ荒削りで、正直、読むものに理解が難しい言葉になっているのだということも…ある方に指摘されて、気付いたことではある。。。 しかし、僕のこの「即興言語」は、時と場所を選ばないのだ…まさに、僕はこの精神の磁気嵐に晒された状態で、手が勝手に動き出すのだ。。。この状態を、僕はまるで「操られたかのように…」ただ身体を任せてしまっているに過ぎない。。。 そこで、この堕ちてくる言葉達を、一度「編集」する…などという行為をしてしまうと、僕の精神は途端に僕の元からすっと逃げていってしまうのである。。。この心の頂は…初の手記を刊行した時もそうだった。。。 あふれ出てくる光景に、言葉が…ついていかなくなるのである。。。 授業どころではない。。。仕事どころではない。。。食事どころではないのだ。。。 そのような現世的な事柄は…あとでこの精神がその高ぶりから、地上に舞い戻ることが出来たとしたならば、その時点で取り組めばいいことだ。。。 重要なことは…起こってしまった。 事実、重要なことは、僕の目の前で…何もかもと思えるくらいの…たくさんの示唆に富むべき出来事が…起こされた。 ああ、それを、この小さな精神に押し留めておくことなんぞ、できやしない。。。 僕は…神を見た。。。 とうとう、見出した。。。 これは、永年の問いかけの果てに、ようやくのこと、神は、その姿の一部を…尻尾を出したのだ。。。 残念ながら、それは僕がかつてしてきたような、純粋に幻想的で魅惑的で、全き善なる存在ではなかった。。。 驚くことに、それは僕ら人間達とほとんど変わらないかのような、習性を携えていたのだから、面食らってしまう。。。 この神々の不完全性は、実に僕らを長い間「欺いてきた」。。。 僕は、ここで、従来の僕らの人間達がこしらえてきた「神」という概念そのものを、一旦綺麗さっぱりに、おさらいしておかねばならなくなるだろう。。。ただしかし、そんな悠長な時間など残されているものかはなはだ疑問であるが… 麻原は…僕にとっては、「必然的」存在であった・・・ということをもはや、受け入れるしかあるまい。。。 僕がどんなに避けていたって、彼は僕に近寄ってきたに違いない。。。そういう意味では、僕は、自分自身に対し、もっと「よくやった」とねぎらってやらなければならないだろう。。。あんなとこに、あんなに近くにいながらにして、この世界の人たちに向けて語りかけるだけのわずかばかりの権利を残してくれた、絶妙の出会い…といったものに、僕は感謝しなければなるまい。。。 ただしかし、本当に困ったやつだ…人間の考え出したものだとしても「神」という概念ほど厄介なものはない。。。 この「神」という言葉を吐いた瞬間に、それまで唱えられていたどんな実存的な言動も、わずかばかりに薫る柔らかな芸術的な響きも全て、一旦は「沈黙」させられてしまうのだから・・・ ここまで来るのに、僕がどれだけの犠牲を払ったというのだろう。。。 あなたに会うには、まず「悪魔」に会いにいかねばならなかったなんて…全くもって、回りくどい試練を与えてくれたものだよ。 しかも、僕はその「悪魔」をただ退け、逃げるだけの存在にはならなかった… あなたは、またも僕を試したわけだ・・・「絶対的不利」な状況をこしらえておきながら、うやうやしく 「さて、どうだい、君の求める「神」とやらは、どこにいるのだい…?」 と、ぬけぬけと。。。 今では、ほとんどその正体を見破っている、僕に対して…失礼すぎやしないかい? あなたの大きさにただ惑わされているだけだよ。。。この地球の生命体はみんな。。。 いまこそ、あなたのその意地の悪い質問に答えてあげようじゃないか… つまり、こうだ…!!! この世界の住人達は、皆あなたを恐れているけれども、それはまるであなたの身体に乗る小さな微生物のようなものだからだよ。。。あなたは身体を時々は動かす。。。そう時々ね。。。それは僕らの個体の寿命よりも振幅が大きいために、個としての一生物に宿る精神があなたの気配に。。。気付けないからなんだ・・・そんなにあなたに馬鹿にされるほどの知性体ではないよ。。。 今までにだって、だいぶ多くの人があなたには気付いていた。。。そして、そのあなたの息吹が何百年と何千年と時には何万年と長いものだから、その息吹の意味を解釈できる人間は居なかった。そこで、僕らはね・・・ある案を思いついたのだよ。。。 そう、あなたの数千年に一回の呼吸を識別するために・・・その長い一呼吸を通じて生きていられる生命体は、僕ら人類に居なかったもんだから、僕達人類は、智慧を絞ったわけさ。。。 そう、宗教をつくったのさ。。。後の時代にあるひとつの事実を確認させるために・・・ あなたがまるで背中に乗っかる小さなハエを追い払うように、身じろぎする時に、この地球では「地震」が起こる。 あなたにとって、いつもの場所を掻き毟っているにすぎない行為は、実際のところこの地球においては、「同じ地域で地震が繰り返される」といった現象となって現われる。。。 しかるに、そのスパンたるや、待ちきれないほど長いわけだ。。。同じ地域で大地震が起こるには数百年から数千年の月日をまちわびなければならない。。。 そこで、この現象を経験し、そのすごさを目の当たりにした僕ら人類の祖先たちは、いくつかの「神話」をのこした。 この「神話」とい物語も僕らの寿命と同様、朽ち果ててしまう危険性が非常に強かった。。。そのため、僕らの先祖は、子孫である僕らの為に、ある暗号を渡したのさ。。。 「悪いことすると、悪魔にしてやられるぞ・・・」ってね。 表現こそ微妙に違いこそすれ、大方この地球に散らばっている、ほとんどの宗教の言わんとしていることを、端的に表現すればそういうことになるはずだ。。。 ここに、トリックが潜んでいたとはね… 僕も、いよいよ騙されてしまったわけだよ。。。 あなたが僕に与えた「師」としての人物「麻原」は、実に興味深い働きをしてくれたよ・・・ まさに、僕の目の前に置いてね。。。地獄を見せてくれた。。。自らの実演でもってね。。。 その彼の行いを、とやかく言う時代に、僕はまだ生きている。。。 しかし、その彼が、本当は、何をしようとしていたのかを…僕は、運悪く、この世界にまだ肉体が残され、精神も宿された状態で気付いてしまったわけだ。。。なんて事をしてくれたものだって、正直想うね・・・僕は。。。 でも、はっきり言おう・・・ 僕は、正義と悪の戦いの真髄を見たね。。。見てしまった。 あまりにもまじかだったものだから、この心臓の瞳が失明するのではなかったかと心配になったけれどももね。。。 そこで、あなたがそこで。自作自演する姿を…僕は見てしまったのだからね。。。 これを、僕の友人である、家族である、人たちに知らせてあげなくてはならない。。。 世の中で起こる、ほとんどといっていい悲惨な出来事の多くは、あなたの名を唱えることによって為されている。。。 「アラーのために…」/イスラム圏の戦争 「シヴァ神のために…」/オウム事件 「主イエスの名の下に…」/十字軍遠征 その光り輝く神々しい「あなたの名前」を唱えた瞬間に、他ならぬ、あなたの身体から…影が落とされている。。。 人類救済という名の「災害」が起こされるのだ。。。 見抜いたぞ…! 神の名を唱え、彼の顔に光が集まれば集まるほど その彼の影が濃くなってゆく… そこに悪魔が宿されていることを、しかと見届けたぞ!!!Eili ....
2005年12月29日
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. 約束された大地 この世界が、約束された地であるのならば この世界には、そのしるしが隠されているに違いない 僕は、それを、世界のあらゆるところにいって、探し出そうと想う… この世界には、なかったのだと、ありはしなかったのだと 諦める前に、この世界こそ 僕の手に取ることのできる世界だから… だから。。。このあまりに、 僅かな希望しか残されていない、土地に 花を咲かすことが、この世界に閉じ込められた…僕らの 精一杯出来ること… それを、あなたがまた奪うとして、 僕らは、またそれを繰り返し、花の種を植えることで報いよう… あなたが、それを、無常とみなすのならば、 僕は、あなたに、この無常の世界に張り付いて 堕ちてゆく魂の 生き様というものを… 見せてあげよう… これが 生きるということ これが堕ちるということ 僕は今では、怖がってはいないよ… まるで、風船に穴が開くように落下してゆく 自分を見守るよ… その底辺に、僕の友達が…たくさん待っているもの…Eili ...
2005年12月28日
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. 僕たちの綾浪レイ あそこを出てから1年後くらい経ったころだろうか…僕は、あそこの<同窓生>に誘われて、ある会合に出席していた。会合といっても、何か仰々しいものではなく、ただ秘かにアンダーグランドに、あそこのことを話し合える場の共有を示しているにすぎなかった。。。僕らにしか解らない世界を、僕らは集団で<ひきこもり>集会を開いていたのである。。。(あの頃の彼らとさえも、もう7~8年会っていないが…)当時のそれぞれの視点から見た、教祖・麻原についてのエピソードから、事件寸前のある種の末期的な匂いをどう嗅ぎ分けていたのかを…それぞれに話し合うのだ。 ただ、僕はその時、一瞬警戒した。。。そこには、普段会うことはない人物が一人座っていたからである。 「この方は…?」僕がそうつぶやくと、新しい脱会信者のことかという想像を打ち砕き、一般の方であるという… (おいおい、こんなところに連れてきちゃっていいのかよ・・・) 僕の心配をよそに、その少女は、僕に向かって挨拶した。。。 「いつも、TVで拝見してます…○○さん。」(※僕に関するどんな報道なのだ…と気にかかったのは言うまでもない。) 僕の知らない人が僕のことを知っている…この経験のない違和感を僕は味わっていた。 「はあ…」 彼女はいわゆる「敵対勢力」ではないよ…と友人にたしなめられ、僕は彼女の目の前に座ることになる。 不思議な少女だった。年は20歳になったばかりだそうだが、どこをどう見ても高校生くらいにしか見えない。 それでいて、その風貌には、かなり僕らには見慣れた一種の「陰り」ににた枯葉の匂いを漂わせていた。 あの時流行っていた「エヴァンゲリオン」の~綾浪レイ~にそっくりな子だった。。。 深く知り合うこともなく、その日は別れた。 しかし、その後1年近くに渡って、毎月1度は開かれる会合に、彼女は常に現れていた。。。 「あ、オウマーの方ね…」という僕の反応は、失礼なものだった。 TVで教団批判を繰り広げていた僕に向かって、信者でもなんでもない彼女は、このように反論していた。 「…でも、村井さんは、そういう人ではなかった…私には解るの。ああいう瞳をした人が、どんなものを見つめていたのかを…だから、○○さんも、教団に対しては、いろいろあるけれど、直接の上司だった村井さんのことは、そう感じていないでしょ?本当は。」 「あなたが、ニュースステーションに出てた時に、ちょうど私は見ていた。。。その番組を。それで村井さんは、刺された。その時の彼の、何が起こったのかを気に止めない様子に、胸を痛めてしまった。。。本当に遠くのものを見ていた人。あの人は…それをあなたもお感じになっていたのでしょう…。」 「本当はどんな方だったのかを教えてくださる…?」 僕は面食らった…報道機関にも鬼のように質問を受けていたぼくだけえども、この唯一気さくに話し合えるはずの「隠れ家」においても僕には、尋問のようなものが続いた。。。 「まあ、話せないことないけど…寸前まで僕は彼の事を見ていたし。。。それにあの(刺殺された)日だって、僕は、本当は…(駆け寄っていきたっかたよ!)」と口をつぐんでしまった。 これが、僕の社会との接点における、もうひとつの洗礼でもあった。。。 本当に、真相を紐解かなければならない…それは単に刑事事件としてでなく、精神性として。 しばらく彼女とは、いろいろなところでばったりと会い、交流を続けていたが、ある日、彼女がリストカットをして現れてから数日後、彼女は失踪してしまった。本当にその後もう、10年近くになるが、生きているのか死んでいるのかさえも…解らない。 彼女の境遇に何があったのかは、詳しくは知らない。しかし、これに関しては僕の友人が実は秘かに彼女のことを想い続けており、その彼女の生い立ちに問題があったことを知らせてくれている。。。 驚いたことに、その当時会合に集まっていた男性の9割近くが、彼女ただ一人に対して、恋をしていたのである。 そういう感じは…なんとなく僕も気付いていた。 彼女と別れたあと、僕ら男連中は、更に会合を開き、僕らのアイドルと化していた「綾浪レイ」の変化身について、思いのたけを口にせずにはおれなかったのだから、始末に終えない。。。 今となっては、淡い思い出だな…これも ところで当時の彼女は、幾分まんざらではない気をおこしながらも、戸惑っていた。そして精一杯その周囲から示される愛情に気付かぬ振りをした。それは、彼女の目の前のしぐさや、声の調子によってその心の揺れ動きが、包み隠さぜに現れていた。この彼女の挙動も実際に目の前にすると、実に可愛らしく、僕らのフェチシズムを刺激せずにはおれなかった。 しかし、ある日を境に、耐えられなくなったのだろう…僕らの前から、忽然と姿を消した。 彼女を一番気にかけていた、僕の友人は、当然だろうが、ショックで、完全な鬱に陥ってしまった。2年くらいは抜け出せずにいただろう。。。Eili ...
2005年12月28日
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. 厳格さという病 ヴェニスの商人におけるユダヤ人高利貸しやシャイロックの思想についても、その問題点が浮き彫りにされているが、こと聖書においては旧約と新約における決定的な差というものは、例の厳格なる律法学者であるパリサイ派の人たちの陥った「ロゴスの牢獄」という視点だろう。キリスト教が新約の他に、この旧約を残した状態で続いたことも非常に興味深い出来事だ。 これについて、カフカは面白いことを言っている。---------------------------------------------------- 愚かさに対する怖れ。ひたすら何かを目指して、その他の全てを忘れさせるようなあらゆる感情の中に、愚かさを見ること。それでは<愚かではない>とはどういうことか?愚かでないとは、敷居の外に、玄関の脇に乞食のように立ち、朽ち果て、崩れ落ちることだ。…その担い手よりも大きな愚かさというものがあるにちがいない。こうして小さな愚か者が、その大きな愚かさの中で<羽を広げる>のは、見ていて気持ちのいいものではあるまい。けれどもパリサイ派達の目に、キリストはこれと同じ状態にいるとは見えなかったであろうか? 「カフカの日記」より---------------------------------------------------- この彼の日記の言動は解釈するのが難しい代物だと想う。それどころか、読むものは、彼の意図するものと全く反対の結論に陥ってしまうだろうという気がしてならない。 現代ではさしずめ、和尚・ラジニーシと、J・クリシュナムルティの関係であろう。 この二人の聖者の、相容れない境地と、その互いの存在の気配の感受の仕方は、非常に興味深いものがある。 この二人の巨匠には、何百万という信奉者が存在するが、その二人のたどり着いた境地がいかに尊いものであったとしても、その両者がたどり着いた地点を、出発の違いこそあれ、到達した地点は同じであろうとする、一縷の望みに似た求道者の甘い解釈をことごとく引き裂き、むしろ真剣に求めるものには、更に過酷な課題を提示するに至るのだ。二人の境地は決して相容れるものではない。 ここにラジニーシの敗北が薫る。 「私のいざなう世界は、結局のところつまりは、J・クリシュナムルティの到達している世界と同じであろう…しかるに、彼はなんとしたことか、その道の歩み方のなんと古めかしいことか。。。現代人である君達には、毒にしかならない方法である。」と(意訳) この時点においては、あらゆるものを慈悲の眼差しで「否定」しきる厳格さのクリシュナムルティに立ち向かえる魂は存在しなかったといえるだろう。。。Eili ...クリシュナムルティ…彼の事をアーナンダには紹介したかった。
2005年12月28日
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12月28日 今日は、アーナンダの誕生日である。世に祝福されて、彼が生まれ出でたのか、それとも世に呪われて、彼が生まれ出でたのかを…神に問いかけたい。Eili ...法廷で裁かれるアーナンダ/画 Eili※ アーナンダ(アーナンダ師):井上嘉浩
2005年12月28日
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.聖書への問いかけ:主から注がれる視線----------------------------------------------------神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちをもつためである。ヨハネ 3-16---------------------------------------------------- 永遠の命を授けるということは、永遠に渡って、民を気遣い、見守ることだということを、神はわかっているのだろうか?赤子をあやす母親のように片時も目を離さず…それができているのだと、言えるのであろうか? この現状において…!Eili ...
2005年12月28日
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. 時の干潮 僕は想う… この刹那の中にしか 自分という存在が在りはしないのだということを… 何かに、せきたてられるかのように… 生き急ぐのは、何故なのか…? 時が、何もかもを…置き去りにしてゆくから… ここにこそ、大事なひと時があったというのに。 無情にも、それをかき消してゆくから。。。 海岸の波打ち際を…何時間も眺めていた。。。 僕らの記憶、僕らの生き様は… この波にさらわれ、消えてゆく 砂の上の波紋のようだ。。。 繰り返される、潮の満ち引きに… 刻まれた時が、奪われるのである。。。Eili ...
2005年12月27日
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. あの日の境界線 ~95年5月16日~ 僕ら、元AUMのやつらは、世間では受け入れられることがなかった。あの事件の衝撃は、自分達というよりも、その外部の世界に対して非常に深刻なダメージを与えていたのだ。それを僕らは、富士の裾野である上九一色村というTVもラジオもない閉鎖的空間で事件の真相を知ることなく、その日を迎えていたのである。その後、僕は奇跡的にあの魔的空間からの脱出に成功し、還俗し、今日に至っているのであるが、その最も早い脱会者であった僕が、実際のところ最も、事件の真相にこだわっている。。。 僕は脱会後も、しばらくは出家したままであり、世間との乖離は深い溝であり、家族に会うことになるのは、その後3年も費やさなければならなかった。。。互いに出家、勘当という一線を越えてしまった僕達には、「家族」という絆は、おそろしく遠くに失われてしまった郷愁でしかなかった。。。こんな僕を再び受け入れてくれた「家族」を、僕は一生捨てることなどできやしない。。。 僕は、あそこを出てまもなく、ある有名な女流小説家で尼僧の尼寺に匿われていた。 まだ公安に追われていた頃の僕だから、正直言うと、ものすごい賭けであったはずだ。。。彼女すら逮捕されてもおかしくないような危険を犯してくれたのだ。。。 教祖が逮捕された日、僕はこの日本で隠れ潜んでいたのであるが、さすがに日本の公安というのはすごい。。。僕の居所はほぼ掴まれていたようだ。。。一本の電話が寺に入り、僕にも警視庁に出頭要請がかかった。。。事件に関与していなかったとはいえ、科学技術省であった僕は、充分参考人としての素地があった。。。5月16日、僕は彼女と一緒に、教祖逮捕のTV報道を見ながら、僕の境遇を哀れんでくれた。。。出頭命令が下された今となっては、これ以上迷惑をかけるわけにはいかなくなり、最後に挨拶をして別れた。あの頃は僕自身もTVやラジオ、雑誌等でよく調べもせずに、実名写真入りでサリン事件に関わっているのではないかとの報道もされていただけに… 彼女の口利きで、僕のことは家族に「息子さんは、事件には何も関わっていないわよ…」と伝えられた。 TV越しに見ていた家族の心配は、僕の想像を超えるものだろう。。。出るに出られなくなっていた僕の代わりに彼女が家族に安堵を与えてくれたことに、感謝の念が耐えない。。。 僕は教祖が逮捕され、護送された警視庁に、同日に向かうことになった。。。 僕に対する尋問は、非常に丁寧に行われ、むしろ警察の方々は、僕のことをひどくねぎらってくれていた。。。この今までのイメージとのギャップに僕は、また驚きを隠せなかった。。。 ただ、今ここに、教祖がいるんだな…この壁の向こうのどこかに… そんなことを感じながら、僕はその日一日を終えた。Eili ...
2005年12月27日
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... アーナンダの人柄 ある時、僕は道場で彼に何かの報告をしようとしていた頃、彼の前には10人近くの「相談者」が列をなしていた。教祖でもない彼であったが、ここ東京総本部道場においては、まさに彼こそが「教祖」に近い存在だった。当時まだ23歳にしかならないこの若者のことを、どれだけ多くの人間が、頼りにし、心酔し、そして愛おしんでいたのかを、僕は紹介する義務があるだろう。。。あの頃の彼は…なんと輝いていたことか!!! 僕は渡り廊下を抜け、いつもの彼が座しているところに向かうと、彼の部屋の前には白い薄いカーテンがひかれており、彼の元にある女性信者らしき人が相談を持ちかけている現場に鉢合わせた。僕は自分も会いに行きたかったのであるが、ことのほかこの相談者の話が重要なことである気配が強く、僕は黙って退き、その近くに座り、自分の番を待ちながら、彼らの話に耳をそばだてていた。。。 その漏れ出でた声の調子を聴くところ30後半か40台前半くらいの女性だろうか、しきりに相談をしているのは、他でもない彼女の家庭の話らしかった。それはしかし、あの教団の教えに基づいた堅くるしい教義的な話ではなく、むしろ非常に現世的に、彼女の立場に立ちながら一緒に解決の糸口を探ろうとしている。。。そんな印象だった。僕はいけないと想いながらも、耳をそばだてていた。。。 「…そうか…じゃ、旦那さんには、そういうつもりはないんだね。たぶん、彼の事よりもその周囲にこそ問題がありそうだね。。。旦那さんの生い立ちとか、そういったものは聞いたことあるのかい?彼のそうした行動も恐らく、それなりの要因といったものがあるはずだろう。。。それで、貴女はどうなの?どうしたい…?彼を愛しているのかい…?彼と両親のどちらかを選ばなくてはならない境遇がきたら、どうする…?」 その女性はうなだれながら、考え込んでいる。(この時は、僕は溜まらず、中の様子を覗いてしまっていた。。。) 「自分としては、彼を暖かく迎えたいが、もう既に彼のほうが、私達を避けているみたい…」 そう応えると、また困り果ててしまったように、考え込んでいた…この日はたくさんの相談者がいたが、彼はその待ち人に、今日は悪いが明日にしてくれと頼み、その女性に対し、全身全霊に相談を乗ることにしたようだ。。。 重ねて言っておきたい…この時のアーナンダは23歳。対する相談者は、3人の子供を乙もつ人生経験豊かな母親である。。。 後に、あの悪夢、サリン散布の実行指揮をより行う中心人物になる人だ。。。 報道では、決して語られることのない、こうした経歴を、僕は実際に彼と付き合いながら、見ている。。。 あの時の彼の情熱的で親切で、大人びた立ち居振る舞いに、僕は、さらに打ちのめされてしまったのである。 はじめて、男が男に惚れた瞬間であった。。。 彼の事を…忘れることができるはずもないだろう…Eili ...
2005年12月27日
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. アーナンダとの縁 ~91年11月始めの週~ 僕は、この類稀な精神を共有できる友人を、事の他、重要視した。彼の事は出会いこそすれ、その頃の僕にとっては遥か彼方に存在する「お方」であり、彼のその風貌から醸し出された深い精神性を、僕は彼が自分のそばを行過ぎる、ちょうどその時に残り香を嗅ぐ様に…追いかけるのである。。。僕はそれだけで、たったそれだけで、神秘体験をすることができた。。。 彼との、深い交友関係は、今生だけではなかったのだ…。僕は今と同じように、何度も白昼夢に襲われては、現在の地点を思い浮かべる毎日だった。。。野辺山の45Mのパラボラアンテナを操作していた時も、部屋に戻り物思いにふけっていた時も、そして松本の護国神社の領内で樹木の風の中に閉じこもっている時でさえ…意識はとめどなく…連続していた。通常の夢と何が決定的に違うかといえば、それは、その夢のストーリーが…続くことであろう。。。僕は、彼と、その取り巻きたちとの「縁」というものに、いち早く察知していた。。。この事は、当の本人にお知らせせねば…と感じていたが、彼は多忙を極めていた。そこで、僕は恐らく、前世の彼の妻ではなかろうかと疑っていた、教団のある女性サマナにこの話を打ち明けることにしたのだ。。。彼を理解できる人はそう多くはないだろうということで。 彼女は、ただ僕の永遠に続くかと想われるような…話を最後まで静かに聞いてくれた。。。ただ、僕がまだ入信したばかりで、何の修行もしていないことを告げると、そのヴィジョンに対し、早計な判断はしないほうがいいだろうと忠告してくれた。「そのような霊的なヴィジョンは、今度アーナンダ師に直接会った時にするのもいいし、グル(麻原)に聞いてみてもいいでしょう…」という受け答えだった。。。そのような悠長な話をする機会には、結局最後まで恵まれずに。。。終わった。 僕はその後も何度か彼との「縁」にまつわる不思議な白昼夢に襲われては、心の頂にさらされていた。こういう状態になると僕は一切の日常的諸生活の営みを…やめた。 不思議な幻想ににた体験が終わると、僕はひどく疲労こんばいしていた。何故こんなに疲れるのかは判らなかったが、昼夜逆転の生活が続くのである。。。 僕は不眠不休で宗教活動に没頭した。それは教団に言われたことではなく、まことに自分勝手な活動だった。。。僕は、ある精神の頂にあって、その諸活動をすべて「ビラ作り」に向けたのである。。。その頃の僕は、「真理を発見した…」という悦びだけが支配していた。こうなると僕は誰にも止められなかった。。。この異質な活動は、しかし、教団側の正式な活動ではなかったため、僕は仲間のどの信者からも浮いた存在になっていた。僕の先輩の信者も…自分では判断できないし、やるべきではないと否定されていた。この活動は、大きな懸念と供にある信者の告発によって、教団の中枢部に報告された。。。その時、僕は久しぶりに(といっても1週間も隔ててはいなかったが)アーナンダから電話をもらった。。。 「○○君、だいぶ調子がでてきたようだね…噂を聞いたよ…たった今。すごいね…わずか1週間も経たないうちに、君はオウムの修行もしないうちから、クンダリーニの覚醒が起こってしまったようだね。。。まあ、君とは会った瞬間にそういうやつだということはわかっていたけれどもね…君のその救済に向けた情熱は、びしびし伝わってくるよ。。。実際に時間はもうあまり残されていないんだ。周囲の人間(信者)が君が気がふれたのではないかと…魔境に陥ってしまったと心配してかけてきたけれども、そんなことは気にしなくて言い。。。彼らは「救済」の何たるかをしらないのだから。。。ただし、君の活動はもったいない。たった今、僕は瞑想して君の意識を確認し、すぐさま尊師(麻原)に報告を入れておいたよ。。。そこでなんだが、急かもしれないけれど、今すぐこちらにこれないかい?上九に・・・なんだったら、東京の赤堤の道場でもいい。。。早速今、君が行わんとしていることを…僕に見せてくれ…内容の遺憾によっては、それは教団には許されない行為として禁止せねばならないが、とりあえず、君の勝手に作成しているその「ビラ」とやらの原稿を持って、僕のところへ来い!わかったな。。。○○君」 そういって、電話は切れた。 僕はというと、寝ていなかったが、夜の夜中に早速向かうことにした。。。 新興宗教に入信して5日目あたりにして、僕はこんなやつだった。。。目立ってしまうのは言うまでもない。ただ、僕には妙に確信があった。。。この先に、何か待ち構えていると。。。ビリビリする何かが。Eili ...
2005年12月27日
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. 経過報告 ここを立ち上げて、今日でちょうど2ヶ月が経った。 1日5本記事を書く事をノルマを1ヶ月守ることができたのが誇りかな。。。 ここを訪れてくれた人、ありがとう。 まだまだ、表現したいことはある。。。Eili ...
2005年12月27日
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. 不条理な強さ 未来を希望しないことによって、僕は強くなれる。。。 愛を知ったら…それを壊したくない…と 怖れおののくだろう… とびのいた僕をみて、 君も驚き、そして傷つく… どうすれば、もっとうまく生きれるのだろうか。。。Eili ...
2005年12月26日
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. 僕の心を捕らえて止まないもの ~アーナンダ伝説:アーナンダとの出会い~ 僕には、ひとつの大きな借りというものが彼に対してあった。それは今思えば、別段貸し借りの問題に帰着するような問題ではないものだけれども、ある側面から考えてみれば、それはひどく重要なことだった。 僕のこだわり、そして僕のこの「かたくなさ」には、その傾向としての予兆が前々から少なからず存在した。 僕は、こうなる以前にも、何度も、ある同一の夢が頻繁に訪れていた。 僕には、今生出会うべき人があり、その人と出会い、互いに確認しあい、その存在を湛え合うことで、僕は自分自身の存在をはじめて「受け止めることができる…」という夢だった。 これが、男女の問題であれば、究極の恋愛だろう。。。僕もしばらくは、それは女性なのではないかとさえ想っていた。。。夢の中では常にユニセックスで、超越した存在であった「彼」は、その夢の中から実際に僕の目の前に現われる瞬間には、どんな姿をしているのかは判らなかったのである。 僕はその存在を憧れと供に、幻想の世界に閉じ込めておいた。やがて時が経てば、このどうしようもなく煩雑な世界に意識が奪われて、サンタクロースの時と同じくして、それは、ただの気のふれた幻影だと言って大人になれる時期が来るものだと…おおかたは諦めかけていたのである。。。 そんな僕が、内なる精神にて閉じこもり、祈りに似た再現を所望したとしても、実際には現われるはずもなかった。。。その窓のない、暗い地下室のような部屋の中で、僕はただ呻いていただけなのだ。 今も…実は世界はあまり変わった様子もない…昼間の世界に和らぐ、日常の営みから、零れ落ちていた僕は、目に映る光景そのものが、凶器だった。中でも非常に苦手だったものが「家族愛」といったもの。そうした光景は僕のような人間には文字通り「まぶしすぎ」、直視に耐えうるものではない。なので僕はそっと瞳を閉じ、額はそむけ、そそくさと足早に、その支配された空間から逃げ出すのである。。。 姉が結婚して、子供が生まれたときも、僕は、駄目だった。僕はその誰もが当然のこととして振舞っていた祝福という人間的な聖なる感覚を、拒絶して、逃げてしまったのだ。。。この反目の行為はしかし、当時の僕にとっては実に素直な反応だった。。。純粋すぎるほど、率直に「今の僕の精神では…祝福は…できない。」と拒絶に至ったのである。 生きていることに、何一つ肯定的見解を見出せなかった僕は、死だけを望んでいた。その自分では見出すことの出来なかった地獄の世界に、産み落とされる赤子を…どうやって祝福できるのだろうか。。。当時の僕はその2者択一の選択を突きつけられ…ものの見事に打ち砕かれた。 この最終決定の行為は、トラウマになった。ただ周囲に失礼であったばかりではなく、幸せを不幸に、気がかりを心配に変えた。ただその頃から、周囲は僕に対し、目を合わせて語ることはなくなった。 どんどん乖離してゆく僕のこの「どうしようもない」精神状態を、誰にも理解されがたい心境を、たった一人の青年が見破ったのである。。。 それが、アーナンダであった。 彼との出会いは、以前にも書いたことであるが、麻原説法の質疑応答後に、呼び止められ、僕の内部空間である自宅に招きいれることで果たされたのである。そこは完全に僕の精神世界そのものだった。。。異様な絵ばかりを壁に張りかけ、リルケの詞章を書きなぐり、床には梓川に流れ着いた大きな白骨のような流木を置いていた。。。この空間が僕の唯一落ち着く空間であったのだけれども、僕の丁寧な対応の装いを静かに受け流しながら、彼はずばっと、僕の心の闇を暴き出したのである。。。 引き連れていた他の信者は、すべて彼の部下のようで、みな「彼」がその瞑想した瞳が目覚めるのを固唾を呑んで待っていた。。。あの教祖麻原の生き写しとまで称されていた彼は、全ての信者に羨望と信頼の念を抱かせていた。。。 この彼との電撃的な出会いは、実際に霊的現象として、部屋の電球がことごとく割れるというオカルト現象も手伝い、僕の脳裏に深く刻み込まれていった。。。 後に、日本を怒涛の恐怖に陥らせる「サリン事件」の指揮官にまで任命されるまで、3年と4ヶ月の月日が残されていた。。。(※)この頃の彼は、純粋にその神秘的能力を使い、人の深層意識に入り込み、その苦悩や悩みを共有し、癒し、勇気付け、方向付ける…そんなやつだった。宗教的な事も相談にのっていたが、実に現世的な悩みにも的確に、誠実に答えており、特に母親になった人たちの悩みや、家庭内暴力、非行といった悩みの相談を受けると、その相談を受け付けたその日に、日本全国どこへでも駆けつけるという信じられないバイタリティをしめした。彼を心酔し、彼を敬愛していたものは、僕だけではない。。。教団の出家修行者1400人中、半数近くは彼の虜になっていただろう。。。 「○○君、時間はもうない、やがて訪れる変転を前にして、君はどう行動するかい…?」 その言葉が、僕をどうしようもなく突き動かしていた。Eili ...※これに関しては、裁判ではその役割を彼は否定している。 しかし、当時の報道では、「指揮官」として大々的にTV放映されていた。
2005年12月26日
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. 神々との戦い ~シーシュポスの戦いを再現する~ 僕は、依然として、その事件の真相究明に至るショックから立ち直れてはいないのだろう。。。恐らく僕のような、しつこいくらいの取り組みは、この時代の誰か一人くらいはやらなければならぬ問題だと感じている。ただそれを僕が引き受けてしまうべきなのかどうかは解らない。実際問題、僕は、この彩のある世界を…何一つ楽しめない…楽しめなくなってしまった。。。この心境の到達に、だれも巻き込みたくはない。その世界に行けば確かに、物事の本質にまつわるたくさんの視点が得られるけれども、それを求めていたとしてもなおのこと…近づくにはあまりに危険な世界観である。 僕は挑む…神自身にさえも。それは大げさな事でもなくなってしまった。今では…なるほど確かに、ニーチェの言うように、もう神は我々の前には姿を現さぬものかもしれない。。。しかるに、僕達のこのどうしようもなく窮屈で危なっかしい世界を観察している著移した知覚生命体がいるように思えてならぬのは、何故だろうか。。。 いわゆる、視線をかんじていまうのである。。。 特に、「オウム事件」から後、僕は直接、シヴァ神(※オウム教団の主宰神)他、あらゆる神々と呼ばれる存在と押し問答を繰り返してきたつもりだ。。。 そう、なかば脅迫めいたやりくちでも、彼らを引きづり降ろしてやりたかった… 「見よ…!この有様を…、あなたを求めた結果の世界が、これであると。」 この神に向けた、恐れ多い恫喝の感情は、今もって尚、僕の心に消しきれぬ焔として燃え滾っている。。。 ただ、ことこの「シヴァ神」に対しての問いかけの結果はどうなったのかを記しておかねばなるまい。僕はこの神は…その性質のままであったと。。。理解するに至ったのである。まさに、彼の持つ性質がそのまま、実行に移されただけのことであった、という結論だ。。。シヴァ神=すなわち破壊神。それだけの事をしたまでなのだ。 どうやら、オウムは純粋な仏教ではなかったのである。仏教であれば、何よりもまず「釈迦」を根本とすべきだ。。。その点では、日本に存在するあらゆる宗派も、木っ端微塵にできる。。。阿弥陀仏や、大日如来や、観世音菩薩…これらはいずれも、仏教の本質からわき道にそれた、派生的仏教だ。。。それらの神仏がいかに尊い存在であっても、釈迦本来の言わんとする事を、如実に現しているわけではない。。。 原点に返ったつもりの教団は、それをすり抜け、更に歴史の古い神々に…通じてしまったのである。。。ここは日本。インドではないのだ。Eili ...
2005年12月26日
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. 不条理な情熱 今はただ、本来ならば、与えられた責務として、社会的な役割を全うせねばならない。それがたとえ、僕の求める人生の本質とはかけ離れていようとも。この肉体の座標がこの世界にあるのだから。しかし、どうしたことだろう。。。僕の精神は、実際もってはなはだかけ離れてしまっている。もはや引き戻し…ということよりも、むしろそちらの世界にて、こちらの世界を片手間に、やらなければならない状況にまで来ているのではないだろうか。。。 僕は、真実を求める。すると、決まって、この目の前に広がる世界が、ある記憶の投影に似たスクリーン上の世界として、反転してしまうのである。。。まさに僕の記憶の底にある幻影のほうが、真実の世界であると…主張をはじめる。。。一切合切が無に帰してしまうかのような、何人も近づけないかのような世界が、僕を手招くのだ。。。 ここに、僕は精神と肉体の遊離を伴いながら、存在を決めあぐねているかのように…それはまるで風に揺らめく蝋燭の焔のごとくであるが…揺らめくのである。 この僕の精神の乖離と、揺らめきは、この世界ににじむ…にじみ出てしまっているのだ。。。だからこそ、僕はそれを必至に隠し通さなければならなかった… しかし、そのむなしい行為にも、限界が訪れる。。。 今、こうして取り組んでいる、僕の精神は、病んでいるかもしれない。それをどういうわけか止めることができない。そこにこそ、宝が眠っているのだと…唱える影の主人が僕の精神の中に隠されている。。。取り組んでしまえと。。。すべて壊れてしまうだろうが…それもまた良し…と。 シーシュポスの陥った、誘惑が、僕にも囁くのだ…Eili ...
2005年12月26日
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. 津波から一年 あれから、ちょうど一年経ったね。。。 救援活動には参加できなかったけれども、あの天災には、心をかき乱された。 町全体が飲み込まれ、島全体が水没する。。。 あのような形で、ノアの洪水も起こったのだろうな。。。 それでも、人は、生き残る…強いよね。。。 ものすごく犠牲が大きくてやりきれないけれども。。。 亡くなった方々の、ご冥福を祈ろう。。。今日一日は。Eili ...
2005年12月26日
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. 今、貴方を感じている時、その裏側で… ~リストカットしてしまった友人に捧げる~今、貴方が幸せを感じている その裏側で、 一人の取りこぼされた命の瞬きが 消えようとしている。 今、傍らにいる恋人の横顔を眺めながら その笑みが産み落とされるまでの間に… 彼女の捨て去ってきたものを 認めることが出来る。 今、貴方が見つめている漆黒の闇の中に 無造作に落とされ、貴方の手の温もりから すっと、離れてしまった、その人形の中に… 一雫の愛の涙を…落とすことができる。 今、貴方を感じている時、 その刻まれた手首に示される…絶望の裏側に 淡すぎた未来の希望が…存在していたことを 感じることが出来る。Eili ...
2005年12月25日
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. 彼が最後に言いたかった事を受信 開き直ると…何も恐いものは存在しなくなるね。。。 貴方でさえも、今では僕の心をつぶすことは出来ない。。。 恐らく、貴方の病むべき魂を癒すことができるのは、他ならぬ、僕だろう。。。 一切を否定した貴方のことを、貴方にだまされことなく、見据える事が出来るのは僕だけであろうから。。。 大丈夫。。。僕には、あなたの愛は必要ない。。。 …必要なのは、貴方。貴方が癒されなければならない… この世界からも、あちらの世界からも、どの世界からも、その存在を恐怖され、けたたましく廃絶されるべき運命が待ち受けている貴方を、僕は見つめてあげよう… 貴方がしくじってしまった行いの、その真意を伝えることができるのは、 おそらく、この僕。。。 僕が観察して、感受したんだ。。。 あなたというクエーサーを。 ほとんど、不可能な程、遠くに離れている貴方の精神を、受信するのに成功したんだ。Eili ...※何回目かの公判にて 裁かれる教祖 かつての威厳も、オーラも一切抜き取られ、 魂の抜け殻となっている。。。 その変転の一部始終を…僕は観察し続けた…
2005年12月25日
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. 果てのない底なしの暗闇の中に落ちている貴方へ ~麻原への手紙-2~ 僕達は、全身全霊で、貴方に付き従い、 全身全霊で、己を捨て 全身全霊で、救済という名のもと 全身全霊で、この世界を破壊した・・・ その報いは… この世界に<受け入れられぬこと> ここに集う人たち ここに眠る人たち ここに薫る人たちを 僕は、殺した・・・ 貴方の見据えていた世界 貴方の恐れていた世界 貴方の求めていた世界 その旅立ちに… 貴方は、躓いた… 貴方はいま、視界だけでなく、 もはや、伝えるべく言葉さえも…失った。。。 その精神の恫極の響きが 僕の胸を揺さぶる… 心身が破裂するほどに… 泣き叫ぶがいい… 解脱者よ… あなたの確信したその世界にも 存在しなかった事を… 真理…とは、かくも手に届かぬもの・・・ それを解らぬ僕ではない… ただ、貴方は試したのだ・・・ この世界の破壊を・・・ 来るべき新世紀に向けて。 そして、終わったのだ・・・ あなたの持つ可能性が 一切全てにわたって。Eili ...※初公判にて、毅然と立ち向かおうとしていた頃の麻原。 その言動が、限りなく警戒され、彼の言葉は封印され、 文字通り、その後、言葉を失うこととなる… この次元の空間が、何ものかに怖ろしく注意深く<見られていた>ことに 僕は気付いていた。。。 唯一、それを見届けた者として… 彼の立ち姿を、ここに描写しておこう。。。 その魔的なオーラだけは、伝えることができるはずだ。 このような、人だった。 このような、怪物だった。。。
2005年12月25日
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. 闇深い人よ… ~かつてのグル・麻原に捧げる~ 今こそ貴方に取り組もう… 悪魔にその魂を売り渡した人よ… 今では、私は、全てを失っている… だから、あなたに取り組むことができるのだ・・・ 一切の恐怖を捨てて、 あなたと同じ精神の領域に達することができた私を あなたは、不思議がるのだろうか。。。 あなたの敗北を…僕は認めよう… その精神の頂の果てにある世界の崩壊を… 僕は静かに受け取ろう… あなたの癒える事のない絶望を…受け止めよう。。。 まだ見えぬあなたの目に… あなたのその深い絶望の失明した瞳の奥に 涙が 一滴 流れ落ちるだろう… それでいいのだ… 解脱者よ…Eili ...※初公判にて…傍聴できた唯一の元信者の受け止めた世界 実際に見たままの姿を僕が描きました。 本邦初公開です。 伝えそびれていたものを、全て伝えようと想います。
2005年12月25日
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. 透き通った世界 未だ、立ち現われぬひとよ… あなたが、その存在の影帽子を、 僕の肩に、そっと投げかけながら 隠れている、その木陰は この思索の樹海の、どのあたりなのだ。。。 僕は、探す…探す…探し出す… 僕は、この森を熟知しているはず… なのに、その僕が、この森の中で迷子になる。。。 ここに、住まうまだ見知らぬ生物が、いるのならば、 今こそ、その姿を、僕の前に、見せてくれ… そういえば、あんなにも僕の周りに飛び交っていた、 妖精たちはいまどこにいるのだろう。。。 だいぶ、また樹海の奥に入り込んでしまったからな。。。 妖精たちも、迷子になっているのやもしれぬ… 僕は、まだ見ぬ人に向かって 語りかける。 目に見える世界を透き通らせて…Eili ...
2005年12月25日
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.もう肉体はいらないから、 ただ、言葉だけの世界の住人として 1行の詩となり、 最後に唱えて 消えていきたい・・・ それが叶わぬのなら、 ただひとつの音階となり、 最後に弦を鳴らして 閉じたい。 本当に 消えてなくなってしまいたい。 最後に伝えるべき言葉は・・・音になる。Eili ...
2005年12月24日
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. 岬に沈む夕日 打ち寄せられては 崩れ落ちてゆく テトラポットの上に 撒き散らされた 粉々の海の結晶 それを取り戻そうと 引き寄せては、結び付けてゆく 引き潮 今は月が出ていないのに 影で操られる、水の群集… ただ僕は、海に沈む夕日がみたいためだけに ここを訪れる。 夕日の沈む場所は、 他にもたくさんあるのに、 たくさんの寄り道をしながら、 たどり着いた奇蹟。 ここにしかない時間 ここにしかない音色 ここにしかない彩られた景色 ここにしかない…風 ~僕の生み出される前の世界~ 気がつくと、兄弟星が瞬きだし 見上げると、空の闇のテトラポットに 星屑が舞い降りている。。。 まるで海の結晶の残骸たちが、 星となって、祝福されたかのような… まだ見ている人に合図をしているような… これが移り変わりというものだと諭すかのような…Eili ...
2005年12月24日
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. 波の雄叫び 防波堤に打ち付ける 白い水しぶき 繰り返される 破壊 水の断末魔ににた破裂音が リズミカルに 悲鳴をあげている 海風に吸い込まれながら… 気絶することも許されていないかのように それを海鳥達が、はやし立てる。。。 この水の監獄から 自分達は、少しばかし離れていると… その自由を、まるで確認するかのように 水面に滑降してゆく… 海鳥達はまた、旋回する… この水の渦の中の 犠牲者を選びながら… 海の勇者は自分であると 声高に宣言するかのように… だけれども、その悠然たる振る舞いを 哀しく見つめる 僕がいる。 この水の惑星の営み この世界の自由… この世界の呪縛 この世界の輪廻… 目に焼き付けられた 限界の世界 この世界に、僕達は産み落とされている。Eili ...富浦
2005年12月24日
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.土星の紋章 土星は僕の「心の病」の根っこだ。。。----------------------------------------------------◆土星の紋章牡羊座 9度(009.07'42")No2 始源的な概念を理解する8 リボンのついた大きな女性用の帽子が、東風になびいている9 水晶占い師10 教師が伝統的なイメージに対して新しい象徴的な形態を与える---------------------------------------------------- 僕があの教団で占星術師となることは、出家前にアーナンダに伝えられていたので、特に降って湧いた幸運という感覚はなかった。ただ、僕がアーナンダに出会った当初は占いの一切に手出しをしていなかったことを考えると、僕はあの時、アーナンダに未来を予言されてしまった事になる。事実あの教団での彼の地位は高く、例の空中浮遊の実証に関して問い合わせがあった時に、彼が教祖の代わりに浮遊して見せた…という伝説まで残っている人だ、そのくらいの霊視は彼には朝飯前であった。 僕は、教団出家後、改めて自分のホロスコープを見て唸ったのは言うまでもない。その厳粛なる戒律と呪縛の星、土星が、僕の持つすべての星を利用して狙いを定めているのは未来を予知することであったのだ。これが主人である太陽の意志を動かすこととなる。 いわば、影の主星である土星は、多くの意味で決定権を握っている。僕の人生は太陽が司っているのではないのである。。。太陽という身体が社会との関わりを調和する天秤座に現われることで、潜在意識下の主星・土星の意志を表の世界にて活躍させるという意味になる。これが一般に言われる太陽の座しているサインの解釈のみでは読み解けないところなのだ。。。占いが当たらない…とおっしゃってる大半の人は、こうした他の惑星の影響を正しくリーディングできなかったからだと言うことができる。 神戸震災的中は、自分でも驚きであったが、このサビアンシンボル「水晶占い師」の力に寄ってなされた結果であると解釈できる。 であるとするならば…僕には重大な責務がある。。。 この「オウム事件」を深層レベルで、読み解かなければなるまい・・・ 麻原の存在した…意味をリーディングしよう。。。 2007年までには、結果を出そう。 あそこにいたものとして、世の中に還元できる最後の仕事を示しておこう。。。 僕は彼を良く知る、最も近くにいた人間であるのだから。。。 出来るはずだ!(でもとっての恐い!!!)Eili ...※ 2007年というのは、当時僕が彼と彼の教団を占った際に出てきた時期であり、今ではその詳細を思い出せなくなっているのだが、<教祖が死ぬ=教団の終焉>時期であると僕が読み取った時期です。。。この鑑定結果をあの麻原に対して告げる勇気が僕にはなく…ただどうしてもこの<病むべき危険な団体>に未来がないのだということを暗示させる象意であったことが、僕を当時悩ませ、混乱させ、不安にさせながらも結果的に脱会し、教祖に謀反を起こせるだけの勇気を与えてくれました。Eili ...
2005年12月24日
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. 白昼夢~あるいは郷愁~ もともと目に見えないものだから、それを幻影であると断定してしまうのはたやすい。ただ香りだけ置いて、座席にも机の上にも塵ひとつない。それどころか、前と同じように整然としている。。。そんな空間に・・・それは図書室のようなところだろう・・・入り込んでしまったかのようだ。。。僕は。かつて小説家を志す女性に恋をしたことがあったが、その彼女は僕の行きつけの喫茶店に、同じ時刻に同じ席にいつも座っていた。それをただ眺めていた記憶がある。。。僕は産まれてはじめてその彼女にラブレターを書いたことがあったんだけれども、どうやって渡したのか記憶にない。。。確か言いたいことがたくさんありすぎて、大学ノート一冊をまるごと渡したような記憶が残っている。。。 絵ばっか書いていたな…あの頃は。。。廃墟ビルをアトリエにして。あの恋が終わったのは、確か…そう、思い出した。その喫茶店のマスターが実は老画家であり、彼が彼女をモデルにと誘い出しており、僕の恋敵は一気に50も離れた師匠になってしまったことだ。。。 ものすごい皮肉だ。。。彼を尊敬していた分、この感情をどう処理すればいいのだろうか。。。わからなかった。しかも、それがただのモデルじゃなかったんだよ。。。なんと彼女をヌードモデルにしようとしていたんだ。。。僕でさえ拝んでいないのに!!!ただ師匠に言われた一言は「○○君、遅いんだよ…」だった事を鮮明に覚えている。。。 それ以来、芸術にもしたたかさが必要なんだ…ということを知った。Eili ...
2005年12月24日
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.挫折… 夕日を白浜で…という目標は潰えてしまった。もう16時半頃には日が沈んでしまうことに気付かずに。。。 夕日を求めて、途中の富津岬に来るも、間に合わず。。。 残念だな・・・Eili ...
2005年12月23日
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. 僕を支配するもの 僕のホロスコープには、ひとつの呪縛があり、どんなに天体の象意を紐解いてもその感受天体そのものの持つ意味だけでは解決できない問題があります。それは僕の意志の代弁者である主星・太陽に対して、極めてタイトに厳粛なる星・土星が、オポジッション(180度)を組んでいるだけでなく、その星がいわゆる弓矢の突端となり、他の星はすべて奴隷…弓の形象を司るものになります。 僕は、この通称、「バケット型」と呼ばれるホロスコープにずっと悩んできました。 僕の人生は、太陽の意志に関係なく、土星に握られている…ことを現すからです。。。 僕の半生を振り返り、納得の図形でもあります。Eili ...カミュ・クローデル/『物思い』
2005年12月23日
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.サビアン占星術 1920年代、サビアンシンボルというものが、占星術研究家、マーク・エドモンド・ジョーンズの主宰する研究会によって提唱されました。一般の占いで行われる12サインはそれぞれ30度の幅を持っており、実際の惑星の座標における象意をそのサインに集約してしまっているのですが、このサビアンとはまさに、この度数の1度単位で、精密に行われる占星術といえます。僕はこの占いに、ハーモニクスやプログレッシブという手法を加味し、太陽系の全感受天体(※この表現はeili固有のもの)での影響を、惑星地球に存在する生物の代表として、人間の運勢に当てはめて研究をしていました。この研究は、かの有名な「オウム」にて、魔王・麻原の指示の元編纂され、あの事件が起こらなければ、僕はこの占いを…特に難解であるとされる「ハーモニクス9」を用いて完成させようとしていました。人類救済のために… もう昔のことです… ですが、あの頃の…すさまじく霊的磁界の嵐の中で、僕自身が「座標」を見出し、ほとんど不可避といえる、「サリン事件」(またはその余波)に僕が関わることを、奇跡的に逃れたのは、ひとえに、この至高の宝ともいえる「サビアン占い」があったからに他なりません。。。 それぞれの度数にサビアンシンボルという詩のキーワードがつけられ、この詩文の象徴的な意味を考えることで、その度数の真の意味を探るのです。。。 日本には数少ないですが、提唱者がおり、松村 潔氏は、その多大な功績を残した人でしょう。。。彼と僕の探求の共通点は、おそらく非常に似ているものと想われますが、それだけでなく、彼が生粋の「グルジェフィアン」であることも、非常に大きな驚きでした。。。求めるものは同じ道を進み、くじかれる思いは果てしないものであると、感じてなりません。。。 このサビアンの象意を紐解くことを、これからもたびたび行っていきますので、その時には、そういうものであると想ってください。 いずれにしても、詩人仲間の方々には、スピリチュアルな視点の開花が起こりうる至宝の言葉達が出迎えてくれるでしょう。。。Eili ...今、海の真ん中、海ホタルにきています。。。送信できるかな・・・
2005年12月23日
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. 思い出昨日のマリコおばさんの涙が瞼から離れない。。。ほとんど話すこともなかった人なんだけれども、永遠の別離というものはどんな人にとっても過酷なものだ。。。そのいたいけな姿は、少女のようだった。。。息子達は、彼女をいたわる・・・父の死をきっかけにして、仲たがいしていた兄弟達が二人して母のことを気遣う。。。美しくも哀しい光景だった。まだ遠くに行ってしまったことが理解できないでいる彼女は、棺桶にはいる彼の頬を何度も何度もやさしくさすっていた。。。「うそでしょ…」とつぶやいているようだった。まだ名残惜しい、その面影を、たったの一日で、火葬し、埋葬してしまうのは「残酷」だった。。。正直言うと、火葬にも抵抗があり、しかも埋葬、納骨も早すぎる。。。初七日まで、一緒にやってしまうという、この乱暴な葬儀に、僕はいたたまれなかった。 周りのみんなは精一杯気遣っていたけれども、この孤独の前にはほとんど無力。僕にとっても過去を蘇らせていた。。。20年はあっていなかったであろう、従兄弟との再会。。。お互い「がき」同士だったので、ひげ面の顔を突き合わせるのが、気恥ずかしい感じがしている。。。「覚えている…?」の問いかけに彼も頷いていた。。。僕の家系の男子全員が全員極度におとなしいやつばかりなので、互いに声をかけあうこともあまりない。。。ぎこちない空間のなかで、昔を懐かしんでいた。 ばあちゃん家を、通り過ぎて、海へむかう…Eili ...
2005年12月23日
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. 浅い目覚め ~見知らぬ記憶のなかの白浜~ 朝自然に目が覚めると、まず天気を確認する…今日も静かな一日が始まる。昨日はいろいろと思索が巡っていたはずだが、最後には勝手に創り出していた女性のイマージュの中に溶けていた…白く柔らかい肌を想像することで、僕の精神は最終的にこの世界に降ろされるのだ。。。たとえ、宗教的境地に達したとしても。 一杯の水を飲んで、伸びをする。 この街を出よう… どこか知らない街へ… この数百万の都会の中で生活していても、親しい知り合いは僅か数人しかいない。昨日の親族の葬式で、また両親のことを考えていた。。。 目的地のない脱出だったが、車は、ある場所に向かっていた。。。 「そうだ、母の産まれた場所に行って見よう…」 とりあえず、僕はハンドルを切り、房総半島の南端、白浜を目指すことにした。 「そこは美しい白砂の海岸だった・・・」と言っていた。 その言葉をイマージュの種にして、いざ向かおう。。。 幼かった頃の彼女に、会いに行こう。。。Eili ...カミュ・クローデル『ワルツ』
2005年12月23日
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.アーナンダの伝説 僕は大学の頃、信州の山奥に住んでいた。薄暗い部屋は、松本市で街の名物ともなっている古い土蔵の家を借りて住んでいたからだ。。。この歴史ある建物中に、僕はこもりっきりで出てこれなかった。。。大学にはそこから1時間以上もの距離があったが、代わりに美ヶ原高原には、目と鼻の先、バイクで1時間もかからないところに住んでいた。りんご畑の中にその家はあった。 その頃、僕の心を捉えて止まなかったのは、アルベール・カミュやリルケ、ジャンケレヴィッチといった人たちの精神だった。僕をこんな世界においやっていったのは、恐らくニーチェだ。。。彼を出発点として、僕は文字通り、坂を急激に転がり落ちるようにして精神の頂というものを掴み損ねるのである。。。その頃の僕を奈落の底に叩き落したのは、忘れもしない、ゲオルギー・イヴァノビッチ・グルジェフだった。 僕は大学の2年になると、卒論を残し全ての単位を取得していた。大学の期待は尋常ではなく、本来の学部の地質学ではもの足りず、古代エジプト語・ヒエログリフのゼミ、インド音楽ゼミ、ライナー・マリア・リルケのゼミ…とこなし、果ては人文哲学課の授業や医学部の授業へも潜り込んでいた。。。大学はまさに憧れの場であり、また失望の場でもあった。。。街の老画家のもとで絵画を習っていたのもこの頃だ。 そんな僕が、その精神状態を変転させるのは、ひとつにこの内部からにじみ出てくるどうしようもない「虚無感」であった。それはこの美しい街、松本においても例外ではなかった。。。 夜になると僕には、普段の表の世界にはない、影の世界が広く口を拡げて待っていたのだ。それは、やがて…夜自体を越えた。 僕は気がつくと、この広漠たる寂寥感の海に沈められてしまった。。。 精神科に通院して2年が経つころ、僕は担当医の人からは「入院」を勧められる。しかし、この時大学院の試験になんとか受かっていた僕は、進学することを選んだのだ。。。 この病み上がりの中で、僕は大好きな天文学に没頭することとなる。。。 そう、少年の頃に憧れだった電波天文台、野辺山で研究するまたとないチャンスを得るのである。。。このチャンスを逃す手はないだろう。。。精神的な闇は全て学問に投じれば直るのではないか。。。と感じていたのも事実だ。実際、そんなことはまるでなかったわけだが。。。 しかし、その頃、野辺山の研究を皮切りに、松本の護国神社の中のアパートに仮住まいを移し生活の全てを一新した頃に、僕は、ふと大学に戻り、あのアーナンダ(※アーナンダへの手紙-3を参照)に会ってしまうのである。。。 まさに、運命の出会いだった・・・ 僕の求める「虚無感」の答えを携えて、彼は僕の元に舞い降りたのである。。。 この頃の話は、僕の自伝『オウムからの帰還』(※)に詳しい。 だが、あの体験を僕は、非常に強く記憶した理由がなんなのか、当時はよく解らなかった。。。それは背景に、精神的衰弱状態があるのだと想う。。。その衰弱しきった精神に、水を与えてくれた恩人が、あのアーナンダだ。 そう、後に「地下鉄サリン事件」総指揮をすることになる人物なのだ。。。 あの悪名高きテロ行為の首謀者となってしまった彼の実像が、いかに当時素晴らしい人物であったかを、僕は語ろう…もう、彼はこの世界には戻ってこれないのだから。。。 彼を良く知る人物が、彼の呪われた境遇を包み隠さずに語り落とそう。。。 その泥沼の中に咲いている一本の野草のような花の存在を忘れられないのだ。。。Eili ...※ 紀伊国屋書店にはまだ置いてあったと想う。。。
2005年12月22日
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. 恐るべき真実 ~僕が僕である理由~--------------------------------------------------- 君達が見落としているものが存在する。 君達に必要な栄養は、水や食物だけではない。君達はイメージすら食物にしていることに気付いてはいない。。。 君達人間という生き物は、誰一人として、このイメージを食さずに存在することはできぬのだ。。。確かにイメージすらできぬものも存在する。ただしかし、そのものはやがて枯渇して死ぬ運命にある。。。 ゲオルギー・イヴァーノビッチ・グルジェフ--------------------------------------------------- この「真理」には打ちのめされた。。。僕は。Eili ... 更に… 「あなた方の行う全ての、全てのイメージを食するのを止めなさい!」/ゲオルギー・イヴァーノビッチ・グルジェフ で、で、で、できない。。。。Eili ...
2005年12月22日
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. 逝ってしまった人へ… 昨晩一人、知人が亡くなった。 かの世界へと予告もなしに、逝ってしまった。。。 こちらの世界には、たくさんの人の心に 彼がまだ残されたまま、その心像をときめかせている・・・ このように、あなたは 奪う・・・ 何の予告も為しに、いつも我々から! 残された僕らには、その暖かかった心像と… 冷たくなったモルグと化した実像との狭間に 亀裂が走る… 最愛の妻であったはずの人には… 一輪の花が添えられる。 言葉なく見つめる視線の先に… 二人の歴史が流れる… 僕は、傍らで、彼女を見つめながら、 その二人だけの、経てきた時間の心像を彫刻する・・・ ここにもひとつ、見失われた時間の影が 落とされたのだ。。。また。 そのことこそ、真実だといいたげに 僕らを見下ろしている、あなたに問いたい・・・ 我々が この惑星に 生えている 理由を。。。 近づかせ、喜びを与えておきながら、 最後には、必ず引き剥がす… あなたのその快感こそに、問題があるのだと。Eili ...----------------------------------------- 今日は、叔父の葬式でした。 入管、火葬、骨入れ、墓堀り、納骨すべての工程を経験しました。 この地域(千葉県佐倉市)では、今もって尚限りなく土葬に近い、埋葬の習慣が存在していました。----------------------------------------- 彼は今日から49日間バルドーを彷徨う。。。 そこで魂の内側に沸き起こるイメージの世界こそ、次の世界。。。 この忌まわしき世界からの、旅立ち。 失意と祝福の両方の果実を、僕達に与える。Eili ...
2005年12月22日
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. 閉ざされた道世界は閉じられている。 再び、門は閉ざされる。。。大きく軋む音の内側に。 目の前にあったのは、未来。 僕の後ろにあるのは、過去。。。 この廊下には、先を見通せる道などない。。。 僕はまた、短くなった蝋燭の炎でもって 来た道を照らし…振り返るのだ。 ならば。。。と 僕は想う。 閉ざされた今でこそ、 その闇の向こうに向かおうではないか。。。 誰も通ることのなかった道を。 先に続く道を。Eili ...
2005年12月22日
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. 胸に秘める蝋燭 心の灯火に…油を注ごう まだ消えかかる前に。 瞼の裏側の光景に…彩を加えよう 貴女のために。 鼓膜の表面に…かすかな振動を与えよう 気付かせるために。。。 ああ、ここで、もし瞳を開けたなら 君が、その目の前の一本の樹木の傍らに 白いドレスを着ながら、淡く立ち現われ、 何も言わず、 何も持たず、 ただ、微笑むだけの眼差しの向こう側に 僕が立っていればいいと… ただ、そこに在るだけの存在で 満たされる そんな妖精のような君を 待ち望んでしまう僕がいる。。。Eili ...
2005年12月22日
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