ELEPHAS (by KEN=G)

ELEPHAS (by KEN=G)

2007.04.04
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カテゴリ: いい物
週末から読み始めた本にハマってしまい、日記の更新が滞りました(^_^;;;



この本、東京に在住の新聞社特派員が在日10年の経験を綴った本です。
久々にイギリスと日本に関する面白い本を見つけました。

筆者はオクスフォード大学出身、訳者は東京大学大学院出身とレベルの高い顔ぶれです。事実、日本語もレベルが高く、いったいどんな文章を訳したらこうなるのか、原文が読んでみたくなります。
英語で出ている本ではないので、できれば筆者がブログでも立ち上げて内容を載せてくれたらいいのに‥、と思いましたが、よく考えてみると楽天ブログも含めて在日の外国人向けのブログってないんじゃないだろうか?と思えてきます。
日記書くのは簡単でも、更新するのにメニューが日本語じゃ話になりませんから‥。

ところで、本の中に「日本人がイギリス料理はマズイを考えている点について」の記述があります。これに関しては、筆者も少し認識違いをしているようです。
もともとイギリス料理がまずいという話しは日本にとっても常識として輸入されたものであって、日本人そのものが経験して判断したものが最初じゃないってことに全く触れてませんでした。
しかし、実際に食べると味のバリエーションや見た目の美しさなんかがイギリス料理には欠けていると思います。欠けているのはもしかしたら料理に対する興味なのかもしれません。筆者も「食べるために生きるのではなく、生きるために食べる」というイギリスの食に対する概念を書いていますが、どうもイギリス料理からは(美味しく)食べられれば良いという感じが伝わってきます。美味しく感じれば、それ以上の美味しさを求めない‥というか、日本人とは“食”についての興味そのものが違うようです。


紅茶が美味しいのは誰もが認めるところでしょう。水の違いもあってか、英国の紅茶は美味しいんです。(紅茶はイギリスのものじゃなくてインド・中国のものだけど‥。友人によるとインドで飲む紅茶はめちゃくちゃ美味しいらしいです。)

そんなイギリスの紅茶で、長い間日本に紹介されていなかった「イギリスで人気No.1の紅茶」をご存知でしょうか?

18年前、イギリスで知人に「いちばん美味しい紅茶は何?」という質問を手当たり次第にぶつけたことがあります。そのときにほぼ全員が回答したのは、ハロッズでもなくフォートナム・アンド・メイソンでもなく、トワイニングですらなく、 PG Tips(ピージーティップス) という聞いたこともない紅茶だったのです。(当時はブルックボンドの商品として売られていました。)
さらに、最高級の紅茶という質問になるとほとんどの人が紅茶の種類ではアールグレイを高く評価していて、中でもトワイニングのアールグレイが最高峰ということでした。ところが、ハロッズやフォートナム・アンド・メイソンについては、『日本人は紅茶屋じゃない店の紅茶を有り難がっているのか』とビックリされてしまいました(^◇^;;;

PG-Tipsは全く日本で見ることがなかったため、長い間、イギリスに旅行に行く人に“お土産に持って帰ると良い物”として紹介していたんですが、昨年ついに店頭に並んでいるのを発見しました
(なぜこんなに日本に入るのが遅れたのかは不思議でしょうがありません。)

売られているのは、 スーパーマーケット成城石井 。店頭でPG-Tipsを見つけたときは感動しましたが、希少性が薄れたなぁという残念さもありました(^_^)

とにかく安くて美味しい紅茶で、どんなに濃く出しても渋くならない不思議な紅茶です。(硬水で入れたほうが美味しいという噂もあります)
ぺろり

【参考URL】 英国紅茶 ”PG Tips” Every day tea for Everybody





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Last updated  2007.04.04 18:40:21
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