Emy's おやすみ前に読む物語

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Jun 15, 2008
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カテゴリ: 連載小説・中編




喫茶店で、2人の男の年配のほうがそう言った。




渡された2枚の名刺。

2人とも弁護士と書かれている。




3歳の祐月をママ友達に預けてまでここに出掛けて来たのは、

一週間前の電話の男が"桐原孝夫"の名前を出したから。





「祐月君は桐原さんの子供か、三村さんの子供か、

 本当はわからないんじゃないですか?」


2人の男の若い方が、若さゆえなのか失礼な質問で切り込んでくる。






私は返事も反論もせず、2人を見る。


相手はプロだ。

余計な事は言わない方がいい。





私は、自分の意見や考えを口にしないで飲み込む事も、

怒りなどの負の感情を面に表すこともないよう、

孝夫から徹底的に叩き込まれた。




若い弁護士は、私を怒らせるような発言をわざとしたのだろう。


このくらいの言葉では、私は少しも乱れない。




――それに、祐月の事は本当だ。



孝夫の子か三村の子か、分からない・・・。


















前回のプロローグから時間軸が飛んでの急展開?!

子供って?三村って??

と思われた方はつづきをお楽しみに!



ところで昨日の東北の地震!驚きました。
職場の同僚がお父さんの入院のため実家の仙台に行っていて


連絡がついたら怪我は無いようでほっとしましたが
立っていられない程の揺れで、本当に怖かったそうです。(><)
被災した皆様には心からお見舞い申し上げます・・。
(aco)





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Last updated  Jun 15, 2008 12:29:13 PM コメント(1) | コメントを書く
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