2006/08/09
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私達がいつもラテンのレッスンをお願いしている先生が、先週マイケル・マリトースキー&ジョアンナ・ルーニスのレッスンを受けたとのことで、早速おこぼれに預かることにしてみました。

今年のブラックプールのプロ・ラテン部門でブライアン・ワトソン&カルメンに次いで2位だった選手です。

「どんなレッスンだったんですか?」

技術的なことより精神論の方が多かったみたいですが、何回かに分けて皆さんにもお裾分けして行こうと思います。

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まず、チャチャチャをマイケル・マリトースキーに見てもらったそうです。そして言われたのが、

「音の中で踊るな。」

え~~~?!競技会では音に外れて踊ると、ポイント入りませんよぉ。

一体どういうことなのかしばらく考えて、自分なりに出した結論はこうです。

いま、甲子園では夏の高校野球、毎日熱戦が続いています。



たとえば同じ校歌を、サザンが歌ったら、平井堅が歌ったら、美空ひばりが歌ったら、絶対それぞれが違って聞こえると思うんです。

同じ女性をモデルにして、ピカソが描いたら、ゴッホが描いたら、レンブラントが描いたら、これまた全部違って見えますよね、きっと。

同じことがダンスにも言えると思うんです。

例えば、同じルーチンを同じ曲で、ブライアン組が踊るのと、クリクリビー組が踊るのと、マリトースキー組が踊るのでは、音の取り方や表現方法が違っていて、全く違って見えるはずです。

それが、プロのアーティスト。

「具体的にどんな練習をしたらいいんでしょう。」

先生に聞いてみると、自分たちのルーチンやベーシックにない動きを、二人で作り出して行く一種のゲームのような練習をするそうです。最初の構え方から手の出し方、男性が変化をつけると女性もそのリアクションとして、変化が生じます。

『はい、踊りましょう』といって、いつも同じように何の気なしに手を出してはいけないんです。

男性はどんな表現をしたいのかを的確に女性に伝えるためのリードを学ばなくてはいけません、

音を伸ばしたいたけ伸ばして、その後にスピーディな動きを入れたり、力強さを強調したり、ハーモニーを楽しんだり。上級者になるといつもオンカウントで踊る必要はないし、校歌を歌うように踊っているトッププロは確かにいません。

男性は責任重大。



試しに先生に私をリードしてもらいました。これは合気道の『気で導く』というのと同じ感じです。別に手を繋いでいる訳ではないんですが、見えないコネクションで誘導されて、自然とそちらへ動いて行きたくなるんです。

なんだか、すごくレベルの高いレッスンでした。

私達はもっとずっと手前の、まだ『音の中でもいい』から奇麗に踊りたい段階なのです。

でも、こういった、センスとか芸術性みたいなのは、早い時期から追求して行くと技術面が充実するに伴って、より上達に加速度が加わると思うので、意識して練習して行こうと思います。

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Last updated  2006/08/11 01:39:42 PM
コメント(20) | コメントを書く


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Re:マイケル&ジョアンナのレッスン(その1)(08/09)  
かふぇりん  さん
男性のリード次第だよねぇ~
確かに。。。
日本インターのプロラテンでは、去年がチャチャチャ、今年はサンバがベーシックだったのだけど、決勝に残った7組は、おなじフィガーを基本に忠実におどってるはずなのに、違いがよくわかってすごく面白かった。
らしい動きというのも見えるし・・・
「StarTreesさんたちらしい動き」というのを追求していくとまた違ってくるのかもね。 (2006/08/11 02:05:52 PM)

かふぇりんさん  
StarTrees  さん
明日はジョアンナのレッスンについて書くつもりですが、女性も実は責任重大なんですよ。
日本インターのソロ競技は前半部分が同じベーシックフィガーなので違いが分りやすいですよね。
あとは、どれが好みか、というより、どれなら出来そうかみたいなので真似して行くぐらいで、私達らしい踊りの追求より、もっとベーシック練習しろだと思いますよ。 (2006/08/11 02:24:49 PM)

Re:マイケル&ジョアンナのレッスン(その1)(08/09)  
raraasunn  さん
うんざりするような、ベーシックの
基本の中の基本(クカラチャだけ30回とかシャッセロックとか)の練習ばかりしているアタシには、雲上人のおはなしに聞こえます。

マイケルのDVDを繰り返し見ていると
ちょっといた手の出し方一つにとっても
その種目の持つ雰囲気を表現しているのが
面白く、楽しいので、Star Treesさんの
おっしゃりたい意味が分かる気がします。

それにしても、天と地ほど違うレベル~(~~;)
(2006/08/11 02:26:11 PM)

Re:マイケル&ジョアンナのレッスン(その1)(08/09)  
凄いレッスンなんですね!おもしろそうな練習方法ですが、僕らがやるといつも同じになってしまうんでしょうね!でも世界のトッププロのレッスンがちょくちょく受けられるなんてすごいなーーー!
いいなーー! (2006/08/11 02:51:32 PM)

raraasunnさん  
StarTrees  さん
すべての天守閣は、石垣がしっかりしているから高くそびえることが出来るんです。(なんかオシム語録ならぬ、StarTrees語録になりそう)
クカラチャだけ30回、必要ですよ。私達は毎晩クカラチャだけ200回くらいやってます。きっと、raraasunnさんも何年かたって、『あのときのベーシックのおかげ』というのに気がつきますよ。
がんばって!
(2006/08/11 03:10:18 PM)

こいちゃん39さん  
StarTrees  さん
いまはパーティシーズンなので、世界のトッププロが一番儲かる日本に集結しているんです。その度に仕事休む訳にいかないんで、直接はなかなか習えませんが、先生から聞いた話をなるべく分りやすくここに書きますので、参考にしてみて下さいね。
(2006/08/11 03:14:10 PM)

音の中  
トニー さん
自分では、結果として、よく音の外で踊っていますが、いざ、音の中で踊るなと言われると、困ってしまいますね。
StarTreesさんのレッスンも、いよいよ、世界レベルになってきましたね。
とてもよい刺激になります。 (2006/08/11 03:21:07 PM)

トニーさん  
StarTrees  さん
お久しぶりです~。
ヨーロッパは楽しかったでしょうね。
音の外で踊るというのは、独唱と同じですね。自分の感性を歌で表現するか、踊りで表現するかの違いです。
(2006/08/11 03:23:54 PM)

マイケル&ジョアンナのレッスン(その1)  
キアヌリーブス さん
はじめまして(^_^)
『音の中で踊るな。』それに『気で導く』合気道は未経験ですが、演劇の経験から、気を読む、呼吸を感じると同じではないかと!台本が曲、作・演出がリーダー、主演女優がパートナー(^^)かってな解釈かもしれませんが‥‥?
続マイケルとジョアンナレッスン記 楽しみにさせていただきます(*^_^*) (2006/08/11 03:27:20 PM)

キアヌリーブスさん  
StarTrees  さん
こんにちは。コメントありがとうございます。

>台本が曲、作・演出がリーダー、主演女優がパートナー
これ、すばらしい解釈だと思います。
同じ台本でも、演出や役者の違いで全く違うものになりますもんね。
関係ないですけど、キアヌ・リーブス、わりと好きです。
(2006/08/11 03:43:49 PM)

Re:マイケル&ジョアンナのレッスン(その1)(08/09)  
くろ0513  さん
む、むずい・・・。( ̄□ ̄;)
音にあわせたくても外してしまうこともあるのに。 (2006/08/11 03:56:00 PM)

くろ0513さん  
StarTrees  さん
音にあわせたくても外してしまうこともあるのに。
-----
ホント。うちもそうです。
基礎がきちんとしてないうちにやると、絶対、音はずしてると思われちゃうだろうなあ。 (2006/08/11 04:06:51 PM)

Re:マイケル&ジョアンナのレッスン(その1)(08/09)  
Arabesqu  さん
確かに、競技を離れて、好きな曲を選んで踊るようになってから、自分たちの踊りは、カウントをとったことがないような~。
あらためて、カウントを問われると、困るような~。
生徒さんには、厳しくカウントを注意しますが…。 (2006/08/11 05:38:23 PM)

高度なレッスン、高度な感性  
コピラ さん
まずお互いが自分の中にイメージを持つことが大切ですね。(きっと(>_<))
接点のある手に意識が向きがちですが
ラテンは全身全霊が接点なんですね(きっと(>_<)) (2006/08/11 06:44:41 PM)

Re:マイケル&ジョアンナのレッスン(その1)(08/09)  
kome1999  さん
<例えば、同じルーチンを同じ曲で、ブライアン組が踊るのと、クリクリビー組が踊るのと、マリトースキー組が踊るのでは、音の取り方や表現方法が違っていて、全く違って見えるはずです

確かにそうですよね、音のとり方や、表現の仕方で踊りって確かに違うものにみえますよねえ。
と、いっても私の実力ではまだまだ間々田ですが・・・。お話の内容は理解できました。 (2006/08/11 10:58:10 PM)

Re:マイケル&ジョアンナのレッスン(その1)  
にゃんこめ さん
う~ん、レベルが違い過ぎる…。
日本インターの決勝でみんな同じルーティンでサンバを踊りましたけど、それぞれ個性が出ていて面白かったですね。
(2006/08/12 10:07:35 AM)

Arabesquさん  
StarTrees  さん
Arabesquさんはもう感性の領域に到達しているんですよ。私なんか競技の途中でも頭の中にカウントが回ってますから、まだその領域には遠いです。
大将なんか、ワルツでも『1,2,3と4』なんて数えちゃうことあって、逆に訳わからなくなったりします。 (2006/08/12 10:14:09 AM)

コピラさん  
StarTrees  さん
全身全霊が接点
-----
これ、素敵な表現ですね。
多分スタンダードもそうなんだと思うんです。そして最終的には男女が完全に一体になるんだと思います。
コピラさんは感性が優れているから、この領域に入ったら怖いものなしですよ。あとは技術を磨くだけです。
(2006/08/12 10:17:25 AM)

kome1999さん  
StarTrees  さん
技術は練習によっていくらでも上達できますが、感性は既に持っているものに磨きをかけていくしかないんですよね。
バレエもダンサーによって大きく違いが出ますよね。
(2006/08/12 10:20:45 AM)

にゃんこめさん  
StarTrees  さん
アマの間はコピーでもいいですけど、プロになるとオリジナルが必要になってくるんですよね。
どれも素晴らしい表現ですから、そこに順位をつけるのは難しいですよね。日本インターの決勝は、腕の見せ所でしょうね。
(2006/08/12 10:24:39 AM)

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