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<ロマネスク様式>バルセロナのモンジュイックの丘に建つカタルーニャ美術館は、1929年の万博のために建設され1934年に美術館として開館しました。その後、1995 年にロマネスク美術の新しい部屋が開設され、 2004年に近代芸術を統合して現在に至ります。2024年11月5日(火)に行きました。1階はロマネスク様式と、ゴシック、ルネッサンス、バロック様式の2つのセクションに分かれていて、2階は近代芸術のエリアになっています。一般入場券は12ユーロ。シールをもらって服につけます。この美術館は巨匠の名画もさることながら、目玉は時代的に一番古いロマネスク様式の展示だそうです。ロマネスクという名前なのでローマ時代と勘違いしていたんですが、11~12世紀のヨーロッパの建築、美術の様式を言うそうで、日本で言ったら平安時代後期になります。ローマが東ローマ帝国と西ローマ帝国に分裂した4世紀末ごろ、フン族の侵攻から逃げるようにゲルマン民族の大移動が始まって、現在のスペイン、フランス、イギリス、オーストリア、イタリアあたりにあった西ローマ帝国に押しよせました。東ローマ帝国はこの嵐のような時代を耐えてその後も1000年以上繁栄し、ビザンチン文化が花開いたんですが、西ローマ帝国は100年持たずに崩壊しゲルマン人たちに乗っ取られてしまったんです。ゲルマン人たちは西ローマの素晴らしい芸術を真似てキリスト教の教会を建て始めますが、なにぶん素人なのでうまくいかないんですね。ローマ風の円形アーチを木材と煉瓦で作り、天井を支えるために壁を分厚く、窓を小さく、壁には絵を柱には彫刻をほどこしていきました。そうして作られた教会がピレネー山中に点在していて、1906年に文化財調査が行われたことをきっかけに、朽ち果てたり盗まれたりする前に保存しようと言うことになったようです。壁のフレスコ画をどうやって剥がして修復していったかと言う動画が流れていました。こちらはラ・セウ・ドゥルジェイ・サンペドロ教会の壁画。12使徒がお茶目に描かれていて、宗教画によくある悲壮感がありません。カタルーニャ美術館の最大の見所は、現存するロマネスク美術の中でも最高傑作として世界的に広く知られているらしいサント・クレメント大聖堂の壁画。ちょっとマンガみたいなキリストと聖人たちが描かれています。ロマネスク様式は、ちょうど平安から鎌倉に時代が移り変わる頃にゴシック様式へと変わって行きました。ブダペストでロマネスク様式にふれた時、こう言った時代背景を全く知らずに、古いお寺に入ったときのような温かみのある雰囲気に包まれましたが、ロマネスクとはローマを真似て独自に発展した『ローマ風の』ゲルマン文化だったんですね。中世の世界史なんてすっかり忘れてましたけど、ゲルマン民族大移動だけは何故か記憶に残っていたので周辺の歴史や文化が学べて面白かったです。(つづく)
2024/11/23
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二週間ほど前まで最高気温が25度を超える夏日だったのに、急に寒くなりました。お昼に散歩している公園にもやっと秋が来た様子です。去年も、同じような構図で写真を撮りましたが、公園を散歩してる方々の多くが立ち止まってここを見上げます。綺麗だから。地元のマラソン大会が近いせいか、最近は池を巡るジョギングコースを走っている人も増えました。ロシアから去年同様たくさんのカモが渡って来ています。天敵だと思ってないようで、人が近づいても全く動じません。道は落ち葉でいっぱい。これはツワブキ(石蕗)という花のようです。いっぱい咲いてます。サザンカも綺麗に咲いています。今日は二十四節気の小雪(しょうせつ)です。風邪などひかれませんように。
2024/11/22
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<ブリュッセルを駆け抜けろ!>2024年11月6日(水)、ホテルをチェックアウトし、タクシーでバルセロナ空港に向かいました。格安航空機のせいかネットでチェックインできなかったので少し早めに空港に行って、荷物を預けてから飛行機に乗るまでかなり時間がありました。お土産を買う時間がたっぷりあったんですが、自分へのお土産は結局何も買いませんでしたね。大将は小さな陶器のコップを洗面所の歯ブラシ置き用に買ってました。バルセロナ15:20発でブリュッセルに17:30着、ここでブリュッセル18:35発の成田行きのANAに乗り換える予定でした。乗り換え時間が1時間しかないので、荷物がちゃんと積み替えてもらえるのかちょっと心配。本当はブリュッセルでベルギー人のソウルフード、ムール貝の料理を食べたかったんですが、1時間しかないんじゃ無理だねえと話していたんです。さらに飛行機の到着と整備が遅れ、出発が予定より50分遅れたんです。ANAさんは優しいからきっと待っててくれるんじゃないかと思ってました。ブリュッセルに向かう飛行機のCAはびっくりするほど全員美形でした。女性はモデルさんみたいだし、男性もグラビアの表紙になりそうなイイ男。飲み物や食べ物は全部別料金なんですが、CAさんとお話ししたいからなのか、カートが回ってきたら飛ぶように売れてました。大将がトイレに立って一人で毛布にくるまっていると、グラビア表紙のCA男性が私のところへやってきたんです。キラキラの瞳で真っ直ぐみられてドキドキしてしまいました。『飛行機の到着が遅れて、お客様の乗り換え時間が大変短くなっております。案内の者を待機させておりますので、後ほど一番前の座席にお移りください。』大将が戻ってきたので事情を説明して、荷物を下ろしグラビアCAに着いてビジネスクラスの一番前に移動しました。VIP待遇じゃないですか?!座席広いし座り心地最高。窓から月と金星が綺麗に見えていました。ブリュッセル空港について扉が開くや否や、真っ先に飛び出した私たち。待機していた大柄の女性の後について手荷物検査もすっ飛ばし、パスポートにハンコだけ押してもらって乗り換えゲートに急ぎました。ムール貝どころじゃありませんでしたが、普通は捨てなくちゃいけないペットボトルの水はそのまま持ち込めました。案内女性が無線で『現在X地点通過中。』みたいな交信をしていて、なんだかミッションインポッシブル風の気分を味わいましたよ。ゲートに着くとANAの現地スタッフの方々が総出で出迎えてくださって、大将が言うには『メイド喫茶みたい』な歓迎ぶりでした。(行ったことあるのかな?)飛行機への通路を走っている途中、後から『ミッション・コンプリート!』の声が聞こえたそうです。この短時間で荷物がちゃんと届くのかも心配でしたが、ANAさんは仕事きっちりですから。飛行機の乗り継ぎ10分は、自分史上最短です。毎度長い旅行記にお付き合い下さいましてありがとうございました。今年の試合はこれで全て終了です。(おわり)
2024/11/21
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<ラ・イゲラ>スペイン最後の夜は、ホテルの近くのタパスの店へ行きました。ラ・イゲラ(La Higuera)はイチジクの木と言う意味です。2024年11月5日(火)、平日ですが店は常連客で賑わっていました。テーブルについてビールを頼むと、居酒屋みたいにお通しが出てきました。パンとサラミとチーズとオリーブを楊枝で刺したピンチョスです。前日に入ったタパスの店のように盛り付けが芸術的ではありませんが、ボリュームは満点。こちらはトマトとレタスとチーズのツナサラダです。ガーリックトーストも付いてきました。マテ貝の白ワイン蒸し。プリプリで美味しいです。イベリコ豚のトンテキみたいなものを想像して頼んだら全然違うものが出てきました。頼んだ大将ががっくりしてましたが、これこの店で一番高い料理で、多分すごくいい食材なんだと思います。長期熟成みたいな。隣のテーブルの常連さんらしき男性が、これを食べながらワインをちびちびやってました。デザートはアーモンドケーキ。店員さんおすすめの一品でした。店を出た後もまだ『あのイベリコ豚が…。』と大将は悔いておりましたが、お腹いっぱいになったし、スペインの郷土料理っぽいものが食べられたから私は満足です。(つづく)
2024/11/20
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<ロープウェイと登山電車>モンジュイックの丘を登りながら遠くにロープウェイが見えていました。帰りは絶対アレに乗るぞと硬く心に決めていたんです。やっぱり眺めは最高でした。Telefèric de Montjuïc と言うそうです。来る時もこれで登ってくればよかったんじゃないのかしら。片道一人10.5ユーロ。往復料金の方が割安みたい。途中で直角に曲がるところがあって、扉が一度開くんです。降りる人いるのかな。バルセロナの夕日。これで見納めです。降りたところに登山電車の駅がありました。フニクラ・デ・モンジュイック・(Funicular de Montjuic)です。発車寸前の電車がいたんですが、乗っていいのか自信がなくて一本見送りました。ホームが階段状になっているところに、10分くらいで次の電車がやってきました。なんか、可愛いぞ!一番前の席に座って、ワクワク。乗ってた時間は3分くらいです。動画撮ったので、こちらからぜひご覧になってみてください。途中で上り電車とすれ違うところがあるんです。左側通行なんですよ。ブラタモリでやってた京都の石清水八幡宮のケーブルカーと逆です。皆さんはすれ違う時どっちによけます?私は左かな。終点はこちら、地下鉄Paral.lel駅です。ここから地下鉄L3とL2を乗り継いでホテルに戻ります。フニクラからホテルまでの地下鉄料金は、ZONE 1の1回分だけでした。(つづく)
2024/11/19
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<モンジュイック城>モンジュイックの丘は広大で、カタルーニャ美術館以外にもミロ美術館やモンジュイック城など、様々な見どころがあります。モンセラットの黒いマリアを見るとか、『ゲーム・オブ・スローンズ』のロケ地だったジローナにも行くとか、大将は当初てんこ盛りの観光プランをぶちあげていたんです。『絶対モンジュイックの丘だけで1日終わるから。』と全部却下したのは私。実際その通りになりました。美術館からモンジュイック城(Castell de Montjuic)へは歩いて30分。長いこと美術館にいましたのですでに足は棒でしたが、日が暮れる前に城に向かうことに。城は普通、一番高いところにありますからね。やっぱりずっと登りでした。1992年のバルセロナ・オリンピックのメイン会場が途中にあったみたいなんんですが、坂を登るのに必死で気づきませんでした。遠くにサグラダ ・ファミリアが見えてます。ミロ美術館は目の前を通りましたけど、もう美術館はいいよねということで素通り。やっと着きました。真夏じゃなくてよかったです。橋を渡ったところが城の入り口です。こちらがチケット。入場料は12ユーロでした。眺めは最高です。ここからバルセロナの夜景見たら綺麗だろうなあ。城と言っても王様が住んでいたわけではなく、11世紀ごろから監視塔があったようで、要塞として築かれたのは17世紀だそうです。その後監獄として使われ、多くの政治犯たちがここで処刑されて、丘の斜面に埋葬されているとのこと。プレヤデアロにバスで向かう途中にこの丘の断崖絶壁沿いの道を通って、お墓がいっぱいあるなあと思っていたんですよ。その時はこの崖の上に城があるとは知りませんでした。現在はバルセロナ市に寄贈されて展示やコンサートなどが行われているようです。地下の怪しい空間が不思議な光を放ってましたが、これ降りたらまた登ってくるのが嫌で行きませんでした。地下牢でしょうかね。不気味です。この坂を下って出口へ向かいます。すっかりいい天気になって、昨日の大雨が嘘のような一日でした。(つづく)
2024/11/18
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ブラジルの小さな村で雑貨店を営むホセ・アリゴー。小学校3年までしか学校に行っていない彼が、ある日、啓示を受けるんです。『病の人々を救え』死を待つばかりの病床の女性から、何かに取り憑かれたように素手で子宮がんを取り除くという奇跡を起こします。ちょっと信じられないような話ですが、1971年に亡くなるまで200万人を救った実在の人物だそうです。誕生日は1918年10月18日、日本では大正七年、世界では第一次世界大戦終結間近でした。医学の知識を全く持たない彼ですが、夢の中に現れた白衣の男フリッツ医師の命ずるままに、病に苦しむ人を治療していきました。お金を取らなかったので、これまで医者にかかれなかった貧しい人たちの救世主となります。噂を聞きつけた病に苦しむ人々がアリゴーの心霊手術に希望を見出し、彼の家に長い列をなしていました。中には疑い深い医療関係者もいました。フリッツ医師が憑依したアリゴーは、批判しようとやってきた医者に『君は食道癌だ。同僚に診てもらえ。』と言って追い返します。実際彼は食道癌だったようで、アリゴーの家の前の長い列に加わっていました。新聞に載ったことでさらに国中の話題となり、医師免許を持たないアリゴーを教会や医師会は黙って見ていられなくなります。アリゴーは告発され逮捕されますが、彼に病気を治してもらった人々が抗議運動を起こしました。彼は再び治療に復帰します。亡くなった名医たちの憑依現象で、痛みや出血もなく病巣だけを取り除いてもらえるなら、苦しい上に高額な治療は必要ないですよね。医療を学ぶ学校も必要なくなります。フリッツ医師は、何を思って出て来たのか分かりませんが、そのタイミングで治療を受けられた人はラッキーでしたし、映画になるくらいですから大変稀な現象なんでしょう。アリゴーは子供の描いた絵から死を察知し、1971年に絵の示す通り交通事故で命を落としました。『奇蹟の人/ホセ・アリゴー』(原題:Predestinado, Arigo e o Espirito do Dr. Fritz)は2022年のブラジル映画です。監督はグスタボ・フェルナンデス、アリゴー役はダントン・メロが演じています。消毒もしてないそこら辺のカミソリで切ったりして大丈夫なのかと思ったり、血もたいして出ないし患者も平気そうなので不思議な感じです。治療風景が生々しいですが、最後に本人の治療風景も映し出されて、よく再現されてると思いました。
2024/11/17
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ラトビアのサラスピルスで2024年11月16日にサラスピルス・オープン 2024が開催され、大会の中でU-21 ラテン世界選手権が行われました。21歳以下の男女というカテゴリーです。サラスピルスはこちら。*********************************************************************U-21 ラテン世界選手権 出場64組*********************************************************************1. Luigi La Rocca - Marika Maria Scerra(イタリア)2. Demid Anisimov - Giuliana Domingues da Silva(ドイツ)3. Marc Mateos - Marija Golubeva(スペイン)4. Riccardo Pierotti - Tara Por(イタリア)5. Pascar Paul Ioan - Melani Bartosevic(ルーマニア)6. Kajetan Tygielski - Nicole Menser(ポーランド)出場者はイタリア、ドイツ、スペイン、ルーマニア、ポーランド、ウクライナ、アルメニア、イスラエル、ハンガリー、フィンランド、アルバニア、リトアニア、ポルトガル、デンマーク、チェコ、モルドバ、ラトビア、カザフスタン、台湾、フランス、スロベニア、オーストリア、ブルガリア、トルコ、スロバキア、スウェーデン、クロアチア、ボスニア・ヘルツェゴビナから代表が参加。ジャッジはエストニア、チェコ、ルーマニア、ウクライナ、スペイン、アメリカ、ラトビア、イタリア、ドイツから各1名ずつの計9名です。日本からの参加はありませんでした。この他のWDSFの試合は、以下の通りです。*************************************************Saturday, 16 November 2024*************************************************WDSF International Open Standard Adult (出場33組、日本人参加なし)WDSF International Open Latin Adult(出場31組、日本人参加なし)WDSF Open Standard Youth(出場19組、日本人参加なし)WDSF Open Standard Rising Stars(出場14組、日本人参加なし)WDSF Open Latin Youth(出場21組、日本人参加なし)WDSF Open Latin Rising Stars(出場17組、日本人参加なし)DSE Children Grand Prixのジュニア・ジュブナイル競技も行われています。日本からの参加はありませんでした。ラトビアのサラスピルスの観光名所Top-10はこちらから。去年の様子はこちらです。競技会情報はこちらから
2024/11/16
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<バルセロナ・メトロとモンジュイックの丘>2024年11月5日(火)、ホテルから地下鉄L1でスペイン広場に向かいました。バルセロナの街もどんどん変貌を遂げているようで、地下鉄の回数券も11年前とは変わりました。こちら家族で利用できる8回券。30日間有効でバスやトラムも兼用です。価格はゾーンによって変わり、市内のほとんどの場所はZONE1で行けます。自販機でカード払いして簡単に買えました。料金は10.7ユーロ+カード代0.5ユーロで11.2ユーロなり。バルセロナの地下鉄はL1(赤)、L2(紫)、L3(緑)、L4(オレンジ)、L5(青)があります。路線図はこちら。自動改札があって、カードをタッチすると扉が開きます。ファミリーカード利用の場合は、カード持ってる人が最後に入る方式で、人数分だけタッチして持ってない人を先に通します。前回時間がなくて行けなかったカタルーニャ美術館はモンジュイックの丘にあって、地下鉄駅のあるスペイン広場から大通りをまっすぐ、歩いて15分ほどです。丘ですから、高いところにあるんですよ。遠くにそびえているお城のような建物がそれです。大将は高いところが大好き。また試合の後に階段トレーニングかな。スペイン広場は以前も通った気がするんですが、見知らぬ建物が色々建ってました。この円形のコロッセウムのような建物は何でしょうか。スペインだけに、ひょっとして闘牛場?美術館に向かう道に沿って国際会議場や展示施設が立ち並んでいて、いろんなセミナーが開催されていました。だんだん近づいてきました。ありがたいことにエスカレーターが用意されていたんです。階段もあるにはありますが、誰もそっちに行きませんね。エスカレーター3つくらい乗り継いでやっと到着。結構高いところにあるので、いい眺めです。美術館の内容についてはまた後日ご紹介します。どうぞお楽しみに。(つづく)
2024/11/15
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<タパス>バルセロナのホテル Sercotel Caspe にチェックインした後、まだ明るいうちに大将が見つけてくれたおすすめレストランに歩いて行きました。スペインのレストランのディナータイムは夜8時からとか言うところが多くて、残念ながら断られてしまったんです。そこでいつでも入れるタパスの店にしました。タパス(Tapas)は酒のつまみや前菜にする小皿料理で、日本の居酒屋のような感覚でカジュアルに食事ができます。外からビールの樽が見えたので、とりあえず生ビール。バルセロナで定番のエストレーリャ です。この店は世界の美味しい料理をアレンジしているのが特徴のようでした。こちらイカスミのブラックライス。濃厚で美味しいイタリア風創作料理です。こちらは紫キャベツのサラダ、かな。生野菜食べるの久しぶりです。続いてムール貝のカレーソース風味。これはベルギー料理の定番です。料理が美味しいとビールが進みますね。エビのガーリック焼きを特性ソースとともにトルティーヤで巻きます。これはメキシコ料理でしょうかね。そしてついに出ました。日本のヤキトリ。というか、照り焼きチキン。すっかりお腹いっぱいになって、そろそろ帰ろうかと思っていたら、ニコニコ店員さんがデザートメニューを持ってやって来たんですよ。しょうがないなあ〜。おすすめはなんですか?『クレマカタラーナ(Clema Catalana)』カタルーニャ地方の有名なスイーツです。クレームブリュレと似ているんですが、なんか違うんでしょうね。店を出る時にはすっかり暗くなっていました。GiGi von tapasという店です。ホテルに帰る前に少しだけバルセロナの街を散策。アントニオ・ガウディのサグラダ・ファミリア、11年ぶり。あと2年で本当に完成するのかしら。(つづく)
2024/11/14
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<飛行機は飛んでいません>試合の翌日、2024年11月4日(月)、日本から参加の2組は早朝に帰国の途につき、私たちだけもう1日バルセロナ観光の予定でした。朝から降ったり止んだりのあいにくの雨模様です。のんびり朝食をとって荷物をまとめ、バルセロナに向かう中距離バスのバス停まで歩いて行くタイミングを見計らっていました。この時バルセロナ空港で、とんでもない事態が起こっていたんです。ホテルの玄関を出たところで、通りかかった女性にただならぬ形相で話しかけられました。早口の中国語です。何事かとあっけに取られていると、大将が『私たちは日本人です。中国人ではありません。』と助け舟。すると、スマホの翻訳機能を使って中国語を英語に翻訳して見せてくれたんです。『バルセロナ空港は洪水被害で飛行機は飛んでいません』え〜〜っ!驚いている私たちにニュース動画を見せてくれました。スーツケース持ってホテルから出てきたから空港に向かうのかと思って親切に教えてくれたんですね。多分私が中国から来た同胞だと思われたんでしょう。空港ではなくバルセロナ市街に行くと言うと、そっちの情報も聞いた方がいいと言われたので、お礼を言ってホテルに引き返しました。フロントからバス会社に電話してもらうと、一応バスは問題なく運行しているとのこと。プレヤデアロ12時35分発のバスに乗るためにかなり余裕を持って出ていたので、まだ時間はありました。ところが歩き出してすぐにゲリラ豪雨のような雨が降り出したんです。ポンチョを荷物に被せ、小さな折り畳み傘をさしてバス停まで約1キロ、石畳に引っかかりながら重いスーツケースを引いて歩きます。時々店の軒先で休憩しながら、滝行のようだなと思いました。ようやくバス停に辿り着いた時にはずぶ濡れで、しかもしばらくしたら雨が止んでしまったんですよ。大将はバルセロナはこれから晴れるみたいとスマホのお天気予測見て嬉しそう。一緒にバス待ちしていたドイツ人選手にも見せてました。そんなのあるなら、ホテル出る前にここの予測見て欲しかったですよ。鳥が笑ってるように鳴いてます。『ケケケケケケ』バスは20分くらい遅れて到着し、バルセロナに向かう途中、何度か白く霞むほどの豪雨に見舞われました。先に帰国の途についたドニーさんやTさんたちはどうしてるんだろうと気になります。2時半ごろバルセロナの市街地に入った時、すでに雨は上がっていました。ホテルについてすぐにテレビをつけて見ましたが、バルセロナ空港の話は全く出てこなくて、ずっとバンレンシア地方の洪水のニュースです。被害状況が次第に明らかになって、この時すでに死者が200名を超え、まだ行方不明者が80人以上と言われていました。慰問に訪れた国王が民衆に罵声を浴びせられ、その中にいた一人がスタジオに呼ばれて惨状を語っていました。スペイン語なので内容までは分からなかったんですが、行政の対応の遅れに怒った人々が国王夫妻に不満をぶつけるニュースは日本でも流れていたようですね。天気予報で、バルセロナのあたりに大きな雨雲が通過していった様子は見ました。大会に参加した多くの関係者が、大雨の影響を受けたと思われます。ドニーさんたちも空港で足止めされて日本への帰国が1日遅れになったとのことでした。後で知った話ですが、日本でも連休中に今治、松山のあたりで大雨が降って、新しくできた松山駅が浸水被害にあったそうですね。地球温暖化が加速していると言うことなんでしょうか。(つづく)
2024/11/13
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<最大三人まで>大会期間中3泊お世話になったホテルはラ・テラッサというホテルでした。以前泊まった民宿みたいな安いホテルも健在でしたが、壁が薄くて隣近所の部屋の声が丸聞こえだったので、今回は少しいいホテルにしたんです。街の人に道を聞いてもすぐに答えが返ってくる老舗ホテルです。リフォームしたようで部屋も廊下もペンキ塗りたて感がありました。壁掛けテレビではずっとアクアリウムの映像が流れていてぶくぶく言ってます。ペランダからの景色は大したことないんですが、暖かくて、海も近いので湿度もほどほどに高く快適です。ダブルの洗面台が嬉しかったですね。ちょっと私には高くて顔洗うのに背伸びする必要があったんですが、別々なのでびちゃびちゃにするなとか大将に言われなくてすみます。共用のスパを利用しなくても、部屋にプライベート・ジャグジーが付いていてリラックスできました。朝食会場はこんな感じです。毎朝メニューは同じで、卵料理、ハム、チーズ、パン、ソーセージはいろんな種類がありました。野菜は塩味のきついマッシュルームのみでしたね。スペイン語のにわか勉強のおかげで、コーヒーマシンのcafe con lecheがカフェオレだってことも分かってちょっと嬉しかったです。朝食会場の横にはプールがありましたが、誰も入ってませんでした。気温20度くらいだとプールは寒いでしょうね。一つだけ気になっていたのは、2機あるエレベータのうちの一つがオンボロでやっと動いてる感じだったこと。ホタン押してそっちのエレベータが来ると、ババ抜きのババ引いた時みたいにがっかりしました。中に張り紙があって、『最大三人まで』って書いてあります。動き出す時も止まる時もガタゴト音がして、動いてる間もずっとキーっていう必死な音が聞こえるんです。早いことメンテナンスして〜。滞在中、何も起こらなくてよかったです。(つづく)
2024/11/12
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ドイツのドレスデンで2024年11月9日から11月10日まで開催されたサクソニアン・ダンス・クラシックスで、11月9日(土)に2つの世界選手権が行われました。WDSF PDスタンダード世界選手権WDSFシニア I ラテン世界選手権PDはプロのアダルトで年齢制限なし、シニア I は片方が35歳以上、もう片方が30歳以上の男女というカテゴリーです。*********************************************************************PDスタンダード世界選手権 出場23組*********************************************************************1. Evaldas Sodeika - Ieva Sodeikiene(リトアニア)2. Edgars Linis - Eliza Line(ラトビア)3. Edgaras Baltaragis - Indre Baltarage(リトアニア)4. Alessio Disca - Luisa Celeste Cardillo(イタリア)5. Jiang Jiying - Zhao Yuye(中国)6. Fodor Norbert Csanad - Vaszi Reka(ルーマニア)優勝したリトアニアのソデイカ組はジュニアの頃から活躍されていて、カップル結成は2008年です。去年PDに転向する前は、長い間アダルトのチャンピオンとして君臨してきた選手です。出場者はリトアニア、ラトビア、イタリア、中国、ルーマニア、ウクライナ、ブルガリア、AIN、イスラエル、イギリス、オランダ、エストニア、アメリカ、ドイツから代表が参加。ジャッジはイタリア、リトアニア、AIN、ハンガリー、イギリス、韓国、ドイツ、ラトビア、アルバニア、日本から各1名ずつの計10名です。日本からの参加はありませんでした。*********************************************************************シニア I ラテン世界選手権 出場66組*********************************************************************1. Markus Heffner - Marina Scharin-Mehlmann(ドイツ)2. Luigi Donadeo - Elisa de Belardini(イタリア)3. Kovacs Mate - Zsila Andrea(ハンガリー)4. Gerard Perez - Eva Krejcirova(スペイン)5. Keigo Oshikawa - Tomoyo Wada(日本)6. Romain Gostanian - Evelyne Taccia(フランス)出場者はドイツ、イタリア、ハンガリー、スペイン、日本、フランス、ブルガリア、チェコ、スウェーデン、オランダ、スロバキア、ルーマニア、セルビア、ラトビア、フィンランド、ポルトガル、リトアニア、クロアチア、アメリカ、オーストリアから代表が参加。ジャッジはイタリア、リトアニア、ベルギー、ドイツ、ハンガリー、イギリス、韓国、アルバニア、日本から各1名ずつの計9名です。2位以降はウィーン大会のオープン戦と順位がほぼ同じですが、優勝したドイツの選手はシニア I ラテンの世界ランキング1位のカップルで、今年出場した全ての試合で優勝しています。日本からは2組参加で以下の成績でした。5. Keigo Oshikawa - Tomoyo Wada16. Tomonori Murata - Nachi Murata押川・和田組、決勝入りおめでとうございます。この他の試合は、以下の通りでした。*************************************************Saturday, 9 November 2024*************************************************WDSF International Open Standard Adult(出場37組、日本人参加なし)WDSF Open Latin Adult(出場38組、日本人参加なし)*************************************************Sunday, 10 November 2024*************************************************WDSF Open Standard Senior I(出場32組、日本人参加なし)WDSF Open Standard Senior II(出場94組、日本人参加なし)WDSF Open Standard Senior III(出場148組、日本人参加なし)WDSF Open Standard Senior IV(出場61組、日本人参加なし)WDSF Open Latin Senior II(出場35組、日本人参加なし)WDSF Open Latin Senior III(出場25組、日本人参加なし)去年の様子はこちらです。WDSF PDスタンダード世界選手権WDSFシニア I ラテン世界選手権 競技会情報はこちらから
2024/11/11
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ポルトガルのヴィーラ・ノーヴァ・デ・ファマリカンで2024年11月9日(土)に、ユース10ダンス世界選手権が行われました。片方が16-18歳、もう片方が18歳以下の男女というカテゴリーです。*********************************************************************ユース10ダンス世界選手権 出場28組*********************************************************************1. Neidas Lenkaitis - Tamara Belenkaya(カザフスタン)2. Adria Hernandez - Emilija Ulcinaite(スペイン)3. Padurariu Stefan Alexandru - Constandache Malina Elena(ルーマニア)4. Andrii Nikitonok - Milana Boichuk(ウクライナ)5. Mateusz Stawowy - Sara Silva(ポーランド)6. Kipras Kura - Elze Gintvile Valiunaite(リトアニア)アダルト10ダンスと同日に世界選手権が行われたことで、両方出場したかった選手にとっては残念な日程だったかもしれません。優勝はユース10ダンス2連覇のカザフスタンの選手です。今年のユース・スタンダード世界選手権は3位でした。出場者はカザフスタン、スペイン、ルーマニア、ウクライナ、ポーランド、リトアニア、イスラエル、ポルトガル、チェコ、イタリア、スロベニア、エストニア、ラトビア、ドイツ、フランス、スロバキア、モルドバ、AIN、クロアチア、ハンガリー、フィンランド、デンマーク、ノルウェー、アメリカ、スウェーデン、日本から代表が参加。ジャッジはポルトガル、AIN、キプロス、イタリア、ポーランド、チェコ、フランス、ドイツ、フィンランドから各1名ずつの計9名です。日本からは鈴木・渡辺組が参加で28位の成績でした。お疲れさまです。オープン戦など他の試合はありませんでした。同日にいろんな国で試合がありましたから、参加者が集まらなかったのかもしれません。去年の様子はこちらです。競技会情報はこちらからポルトガルのヴィーラ・ノーヴァ・デ・ファマリカンにご興味ある方はこちらから。
2024/11/10
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アルメニアのエレバンで2024年11月9日に開催されたアルメニア・オープンで、アダルト10ダンス世界選手権が行われました。アダルトは年齢制限なしの文字通り世界一を決めるカテゴリーです。アルメニアってどこだっけと思って地図を調べました。トルコの東、イランの北で、黒海とカスピ海の間の海のない小国です。エレバンはアルメニアの首都で、現存する世界最古の都市の1つだそうです。*********************************************************************アダルト10ダンス世界選手権 出場31組*********************************************************************1. Akim Pekunov - Masa Kastelic(スロベニア)2. Armand Fazullin - Klaudia Iwanska(ポーランド)3. Yaroslav Kiselev - Sofia Filipchuk(アルメニア)4. Vladislav Kozhevnikov - Eleonora Metelitsa(イスラエル)5. Romans Dobrecovs - Violetta Levchenko(ラトビア)6. Lorenzo Alberetti - Aleksandra Raskatova(イタリア)9月に行われたヨーロッパ選手権10ダンスでの優勝と準優勝の順位が入れ替わっています。こちらは優勝したスロベニアのカップルの去年のルンバ。開催国アルメニアの選手はどちらも3位の成績でした。出場者はスロベニア、ポーランド、アルメニア、イスラエル、ラトビア、イタリア、カザフスタン、香港、フランス、スイス、エストニア、スロバキア、ブルガリア、デンマーク、ルーマニア、ドイツ、日本、チェコ、クロアチア、ノルウェー、スウェーデン、スペイン、AIN、ポルトガル、リトアニア、キプロス、オーストリア、レバノン、ハンガリー、フィンランドから代表が参加。ジャッジはアルメニア、デンマーク、フランス、イタリア、ドイツ、ラトビア、スロベニア、ルーマニア、ジョージア、マレーシアから各1名ずつの計10名です。日本からは大西組が参加で18位の成績でした。先週スペインで10ダンスのワールドカップとオープン戦に出場しておられたのは、この世界選手権に向けた前哨戦だったのでしょうか。YouTubeでライブ映像を見ていましたが、先週とはドレスも変わっていて疲れ知らずのいい踊りでした。本当にお疲れさまです。この他の試合は、以下の通りでした。*************************************************Saturday, 9 November 2024*************************************************WDSF Open Standard Youth(出場4組、日本人参加なし)WDSF Open Standard Under 21(出場3組、日本人参加なし)WDSF Open Latin Youth(出場12組、日本人参加なし)WDSF Open Latin Under 21(出場11組、日本人参加なし)アルメニアのエレバンにご興味ある方はこちらから。去年の様子はこちらです。競技会情報はこちらから
2024/11/09
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<勝つために、なにができるか>2024年11月3日(日)、WDSFシニアIIIラテンのオープン戦がありました。試合はこの日も4時ごろからでしたのでゆっくり朝食会場に行くと、すでにドニーさんたちとTさんたちは食事を終え、これからスパに行くとのこと。宿泊客が利用できるサウナやプール、ジャグジーなどがホテルにあって、皆さんはもう3回利用されたそうです。Tさんのパートナーは髪を昨日会場でセットしてもらったので、今日は無料でリタッチしてもらいに行くとのこと。自分では出来そうもないかっこいい髪型でした。ドニーさんのパートナーの福島ゲイナーさんは、70ユーロで昨日プロにメイクしてもらったとおっしゃってました。スペインのメイクさんは眉毛太めに描くみたいです。私たちは場数は多く踏んでますが、これまでこういった施設や髪やメイクなど全く利用したことがないんです。せっかく用意されているんですから、本当はなんでもやってみたほうがいいんでしょうね。この日のメイン競技はWDSFワールドカップ10ダンスでした。前日アダルト10ダンスのオープン戦で優勝された大西組も、日本代表として参加されています。それにしても2日連続の10ダンス競技って、どんなに鍛えているとはいえ過酷だと思います。三笠宮杯でラテンもスタンダードも優勝の大西組、出場しなくちゃいけない世界戦が多すぎて大変だろうなあと思いました。試合前日に来て終わったらすぐ帰るとおっしゃってましたが、本当にお疲れ様です。さて、私たちの試合は出場組数が昨日の約半分で53組でした。上位陣がごっそり出てなかったので、好成績の期待大です。大将は選手控え室の廊下でルーチン確認。予選の合間にフロアサイドから大西組の応援をしていたんですが、チャチャの音楽表現が素晴らしくてシビれましたね。こんな風に踊れたらいいなあと心から感動しました。選手権で着た赤のフリンジドレスがまだ汗で冷たかったので、新しく買ったラトビアのヒョウ柄で出ることにしたんです。このドレスだとどうも目立たないみたいで成績が伸びないんですよね。そんなジンクスをぶっ飛ばそうと頑張ったんですが、やっぱりダメで思ったより早く敗退してしまいました。ドレスのせいじゃなくて踊りのせいだと思いますが、非常に残念です。早々にホテルに戻って日本から持って行ったアルファ米を食べ、バーでビールを買ってきて飲みながらテレビで観戦しました。ドニーさんたちが決勝で踊る様子もテレビで見ていました。ゲイナーさんかっこいいです。優勝かもと思ってたんですが、ウィーンと同じような順位でしたね。審判の観点が日本人と違うんでしょうか。よく分かりません。というわけでバーにまたビールを買い足しに行ったりして夜をグダグダ過ごし、フェスティバルの3日間は終わりました。(つづく)
2024/11/08
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<どうした、日本男子!>2024年11月2日(土)、WDSFシニアIIIラテン世界選手権の日です。試合は4時ごろからでしたのでゆっくり起きて10時ごろ朝食会場に向かいました。お昼に30分ほど練習時間としてフロアが解放されるのに合わせて会場入り。今年初めて受付で背番号と引き換えに50ユーロを請求されました。これまで世界選手権のエントリー費用はJDSFが払ってくれていたと思いますが、メールで問い合わせたところ去年のスタンダードから変わったようです。練習時間が終わるとジュニアなどのソロ競技が始まりました。ソロ競技は女子のカテゴリーしかなかったんですが、みんな小さな体を目一杯使って本当に上手です。一度ホテルに戻って支度をして3時ごろ会場入りしました。私は小さなカバンに衣装と靴と必需品だけ持ったんですが、大将は何がそんなに必要なのか大きなスーツケースをごろごろ引っ張って行ったんです。ところが控え室で着替えようとした時、『ちょっと、ホテルに戻る』とだけ言い残してスーツケース開けっ放しのまま出て行ってしまったんですね。私だけ着替えを済ませて他の控え室にいらした日本選手達のところに行ってみると、なんと2組とも男子がホテルに忘れ物を取りに戻ったと言うんです。どうした、日本男子!ちなみに今回初参加の全日本優勝カップルTさんは『水』を、福島ドニーさんは『競技ズボン』を取りに行かれたとのこと。うちの大将は『コスチューム一式』忘れてきたそうです。一次予選はシャッフルなしの同一ヒートで、各ヒート15組ずつが5種目を踊りました。ごっちゃごちゃです。しかも今大会はリダンスなし。結果発表の前に恒例のセレモニーがありました。宣誓文のスペイン語担当は優勝候補のマニエルたち、英語担当はベルリン同様フィンランドのウラたちでした。タイムテーブルでは1次予選で半分の50組以上が落とされることになっていましたが、さすがにそれは遠くからはるばる来ている選手も多いので気の毒と思ったのか、予定になかった1.5次予選みたいなものが行われたんです。Tさんたちと私たちは3次予選、ドニーさんたちは4次予選まででした。ホテルに戻ってバーでビールを買ってお湯をもらい、部屋でアルファ米食べながらテレビで決勝の様子を見ました。優勝はやっぱりスペインのマニエルたちでしたね。ダントツに上手いとは思えないんですが、地元の強みでしょうか。2位はジャーマン優勝のスロバキアの選手、3位はフィンランドのウラたちでした。アダルト10ダンスのオープンで大西組が優勝する様子もテレビで見ていました。夜中まで試合は続いたんですが隙のない素晴らしい踊りで目が離せないんですね。自分たちの成績はイマイチでしたけど日本選手の活躍に心が躍りました。(つづく)
2024/11/07
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<変わったこと、変わらないこと>スペインでは諸聖人の日とかいう連休中です。ホテルにチェックインした後、すぐに会場の下見に出かけました。歩いて5分ほどで、この日はアンダ-21の10ダンス世界選手権が開催されていて、競技会場は車でいっぱいです。あまり覚えてなかったんですが、建物に近づくにつれて記憶がもどってきます。この体育館は全然変わってませんでした。入り口はこちら。パンや飲み物を売る売店が出ています。中の様子を少し見てみたかったんですが、入場料20ユーロと言われて諦めました。がっつり観戦するわけではないのに二人で7000円近く払うのはもったいないですもんね。その代わり付近を少し散策して帰ることにしました。11年前にここに来た時はシーズンオフの避暑地みたいに閑散としていた街が、一変してメインストリートには人があふれていました。おしゃれな店も増えています。リゾート開発が進んだのか、新しいマンションも多く立ち並んでいました。海辺にも素敵なバーが出来ていて、まだ暖かいので泳いでいる人もいました。会場近くのスーパーで水を大量に買い込んで一度ホテルに戻り、テレビをつけるとローカルTVで試合の様子を生放送していたんです。しばらく観戦してから晩御飯を食べに外に出ました。以前入ったことがある店に行ったんですが、メニューも内装も変わっていて、若者向けの店になってましたね。とりあえずスペインのビール、サンミゲルとサラダ、スパゲティとハンバーガーを頼んで二人で一万円くらいでしょうか。高いですよね。ホテルに戻ってバーでコーヒーでも飲もうとしたら、そこで日本から参加の2組に会いました。特に示し合わせたわけではないのに、たまたま皆んな同じホテルだったんでしょうか。会場に近いので、フィンランドやドイツの選手団もこのホテルだったんです。コーヒーを飲みながらしばらくおしゃべりして、レッスンやキャンプの話などを聞きました。夜中、外から怒鳴り声が聞こえて目が覚めたんです。3時ごろでした。女性の『Stop it !』の甲高い声も何度も聞こえたので、酔っ払った観光客同士が道で喧嘩してたようです。日本なら誰かが警察呼んですぐに収まるんでしょうけど、結構長いことやってましたね。そういえば以前来た時も喧嘩の声が煩かったっけと思いながら、疲れていたのでいつの間にか寝てしまいました。(つづく)
2024/11/06
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<バルセロナ空港から中長距離バスに乗る方法>2024年11月1日、ホテルのシャトルバスで再びバルセロナ空港に送ってもらいました。ターミナル1に中長距離バスの発着場があって、ここからプラヤデアロに行けます。日本から参加の他の2組はすでに現地入りしていて、ダンス競技会に先駆けて開催されていたキャンプやレッスンに参加されていました。彼らは大会側が用意してくれるバスを予約してホテルまで送ってもらったらしく、確実で安心ですが一人50ユーロと割高です。自分たちでバスを予約して行くと、一人20ユーロと安いんですがその分いろいろ手間がかかりました。11年前も乗るバスを見つけるのが大変だったんです。今回もそうでした。目的のバスが何番停留所に来るのか分からない上に、時間ギリギリかもしくはそれ以降にしかやって来ないみたいなんです。いろんな人に聞きまくってようやく分かったのは、中長距離バスが止まるのは7番以降の停留所ということ。停留所番号は決まっていなくて空いているところにバスが停まるので、バスの横腹に書いてある会社の名前で自分の乗るべきバスを判断して、目的地に行くかを運転手に聞くという方法、これが一番確実のようでした。予約したプラヤデアロ行きはモベンティスサルファバス(Moventis Sarfa)で、他の会社の運転手さんに聞いても冷たく『ここじゃない、あっちの方だろ。』みたいな反応です。私たちは予定時刻の1時間前からここで右往左往して待っていたんですが、来たのは15分遅れくらいだったでしょうか。荷物は自分でバスの横から詰め込んで、指定席に座ります。バスはバルセロナ市街を抜けて出発しました。高速道路をぶっとばして、アウトレットやいくつかの街で停まり、北へ向かいます。なぜかマイケル・ジャクソンやマドンナなどの80年代ヒット曲がかかっていて、個人的には楽しかったですね。窓から見上げると太陽の周りに彩雲が虹色に輝いていて、湿度が高い様子でした。郊外に行くと信号がなくて、すべての交差点はラウンドアバウトになっています。大きなバスが小さな丸を描くと結構車体が傾くのでその度にひやりとしました。2時半ごろ、約2時間で目的地プレアデアロに到着。ここで一つ問題が起きました。頼りにしていたWiFiが使えなくて、ホテルの行き方がわからなかったんです。ものすごくいい加減ですが『たぶんこっち』と思われる繁華街の方へ向かって歩いて行きました。身軽ならいいんですが、でっかいスーツケース引っ張って石畳をゴロゴロですから大変なんです。ようやく街の入り口にたどり着いたところで、大将が『東だと思う』とか言って海の方に行こうとしたので、ちょっと待てと引き止めて目の前の洋品店でホテルの場所を聞きました。バス停から1キロくらいは歩きましたね。こういった面倒を考えたら50ユーロでもホテル直通バスの方が良かったんじゃないかと思いましたが、そんなこと言うと頑張って予約してくれた大将がかわいそうですからね。それにこういった試行錯誤が旅の醍醐味なんですよ。もうないと思うけど、もしまたこの場所で試合があったら今度こそすんなり行けると思います。(つづく)
2024/11/05
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<スペイン大洪水>オレンジの生産で有名なスペインのバレンシア州で、記録的な豪雨による洪水が発生したというニュースが飛び込んできました。スペインのニュースが日本で流れるのは稀なのでよほどのことに違いないと思っていたんですが、8時間で1年分の雨を記録して、あと2日は降り続く恐れがるとのこと。私たちが行くのはもう少し北のバルセロナ近郊でしたので直接影響はありませんでしたが、比較的近いので心配ではありました。2024年10月31日(木)、朝6時半後過ぎに家を出て電車とバスを乗り継ぎ成田空港へ向かいました。空港バスが1日に6便で、次のバスだとギリギリすぎるので朝早く出発。最終目的地はWDSFシニアIII世界選手権ラテンが開催されるスペイン北部のプレヤデアロです。ここはバルセロナの北にある地中海沿岸のリゾート地で、11年前に一度試合で行ったことがありました。まだ円安傾向は続いていて1ユーロ169円です。7月よりは少しマシでしょうか。出発前に、空港内の『だし茶漬け えん』で最後の日本食を頂きました。京都生まれの大将は『ぶぶ漬け』に『早よ帰れ』のイメージを持っているせいか、あまり乗り気じゃなかったようですが、食べてみたら美味しかったみたいでご機嫌です。出汁という日本の食文化は本当に素晴らしいですね。心に沁みました。成田12:10発のスイス航空でチューリッヒまで、北極圏を経由して約14時間。狭い席に長時間じっと座っているのは結構きついので、行けるのは体力があるうちだなといつも思います。スイス航空は今回初めて利用したんですが、食事がおいしいと評判でしたので期待してました。この写真は航空会社のイメージ画像ですが、実際ボリュームもあって美味しかったです。最初の食事は山菜そばとチキンカツご飯、パン、チーズ、サラダ、デザートといったラインナップでした。大将は食後に配られたチョコがおいしかったと言っていましたが、私はチョコが苦手で食べてないので分かりません。チーズは本場っぽくて美味しかったです。寝て起きて、時々配られる水を飲んだりアイスを食べたりしながら映画を4本見て、同日の夕方18:30ごろチューリッヒに到着しました。時差は8時間です。日本時間では夜中の2時半。乗り換えのためのターミナル移動はスカイメトロという電車に乗ります。乗り継ぎの飛行機に乗るまで3時間ほど空港でぶらぶらして、チューリッヒ空港を夜の9時過ぎに出発。満席で手荷物を収納するスペースが足りなくなるほどでしたが、飛行機の中がすごく寒くてダウンが必要でした。格安便なので軽食や飲み物は有料です。バルセロナ空港に到着したのは夜11時ごろでした。この時間にはプラヤデアロ行きのバスはないのでここで1泊です。ホテルのシャトルバスに乗って、INNSiDE by Meliá Barcelona Aeropuertoというホテルへ。すでに家を出てから25時間、時差ぼけの頭でホテルのシャトルバス乗り場が見つけられるだろうかと心配してました。前回はついに見つけられずにタクシーで行きましたからね。今回は送迎バスがたくさん停まっている場所が空港の渡り廊下から偶然目にとまりました。部屋にバスタブがあったのでゆっくり浸かって、ようやく平らなベッドに脚を伸ばして横になったのは明け方の3時ごろです。ここ数日、旅の準備やらで連日4時間睡眠だったので、もう何時でもどこでも寝られる状態でした。(つづく)
2024/11/04
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スペインのプラヤデアロで2024年11月1日から11月3日までWDSFプラヤデアロ・フェスティバル 2024が開催されました。大会3日目の11月3日(日)は、アダルト10ダンスのワールドカップが開催されました。アダルト(年齢制限なし)の男女というカテゴリーです。*********************************************************************ワールドカップ・アダルト10ダンス 出場21組*********************************************************************1. Armand Fazullin - Klaudia Iwanska(ポーランド)2. Vladislav Kozhevnikov - Eleonora Metelitsa(イスラエル)3. Romans Dobrecovs - Violetta Levchenko(ラトビア)4. Davide Corrodi - Maja Kucharczyk(スイス)5. Ivan Hristov - Diana Vylegzhanina(ブルガリア)6. Riccardo Perretta - Chiara Perretta(イタリア)参加国はポーランド、イスラエル、ラトビア、スイス、ブルガリア、イタリア、スロバキア、日本、ウクライナ、ストニア、クロアチア、デンマーク、スペイン、チェコ、ポルトガル、ドイツ、スウェーデン、フィンランド、ハンガリー、オーストリア、ボスニアヘルツェゴビナから、各国代表が一組ずつ参加でした。ジャッジはオーストリア、イタリア、スペイン、AIN、ポーランド、モルドバ、クロアチア、リトアニア、エストニア、チェコから各1名ずつの計10名です。日本代表の大西組は準決勝8位の成績でした。2日連続で10ダンスを踊る体力も素晴らしいです。ワールドカップ以外は、以下のカテゴリーが行われました。WDSF Open Standard YouthWDSF Open Solo Standard Female Adult WDSF Open Solo Standard Female YouthWDSF Open Solo Standard Female Junior I WDSF Open Solo Standard Female Junior II WDSF Open Solo Standard Female Juvenile IWDSF Open Solo Standard Female Juvenile II WDSF Open Latin Junior II WDSF Open Latin Senior II WDSF Open Latin Senior III Open Juvenile Latin Open Junior I Latin Open Senior IV Latin Open Solo Senior Standardソロダンス以外のWDSF公認競技の結果は以下のとおりです。*********************************************************************WDSFオープン・スタンダード・ユース 出場19組*********************************************************************日本人の参加はありません。*********************************************************************WDSFオープン・ラテン・ジュニアII 出場27組*********************************************************************日本人の参加はありません。*********************************************************************WDSFオープン・ラテン・シニアII 出場12組*********************************************************************日本人の参加はありません。*********************************************************************WDSFオープン・ラテン・シニアIII 出場53組*********************************************************************6. Hirofumi Sakamoto - Junko Sakamoto18. - 20. Kazunori Takahashi - Kyoko Takahashi26. Jun Shimizu - Hinako Shimizu坂本組、決勝入りおめでとうございます!優勝はオーストリアの大会の優勝者と同じドイツの選手でした。前日行われた世界選手権参加者の上位カップルの多くが不参加でしたので、私たちももう少し上を狙っていたんですが残念です。
2024/11/03
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スペインのプラヤデアロで2024年11月1日から11月3日までWDSFプラヤデアロ・フェスティバル 2024が開催されています。大会2日目の11月2日(土)は、シニアIIIラテン世界選手権が開催されました。シニア III は片方が55歳以上、もう片方が50歳以上の男女というカテゴリーです。*********************************************************************シニアIIIラテン世界選手権 出場99組*********************************************************************1. Manuel Ramirez - Julia Lopez(スペイン)2. Frantisek Beres - Miriam Beresova(スロバキア)3. Petri Jarvinen - Ulla Jarvinen(フィンランド)4. Gabriele Camagna - Simona Oddone(イタリア)5. Slawek Lukawczyk - Janine-Nicole Desai(イギリス)6. Patrick Lemaire - Jennifer Massaro(フランス)7. Herbert Schoepf - Beatrix Schoepf (オーストリア)参加国はスペイン、スロバキア、フィンランド、イタリア、イギリス、フランス、オーストリア、ドイツ、スイス、日本、アメリカ、ポーランド、カナダ、ポルトガル、スウェーデン、ラトビア、エストニア、スロベニア、ルーマニア、イスラエル、リトアニア。ほとんどの国は代表が1組か2組なんですが、ドイツ、イタリア、スペインからどっさり参加されていて、シニアIIIラテンの世界選手権史上最も多いと思われる103組のエントリーがありました。ジャッジはオーストリア、スペイン、イタリア、チェコ、モルドバ、オランダ、アイルランド、エストニア、イスラエルから各1名ずつで計9名です。日本からは3組参加で結果は以下の通りでした。17. Hirofumi Sakamoto - Junko Sakamoto28. Kazunori Takahashi - Kyoko Takahashi39. Jun Shimizu - Hinako Shimizuこちらのインスタグラムにちらっと我々も登場します。最初に映っているのは3位だったフィンランドのカップルです。世界選手権以外に以下のカテゴリーが行われました。WDSF Open Standard Junior II WDSF Open Latin YouthWDSF Open Solo Latin Female Adult WDSF Open Solo Latin Female Youth WDSF Open Solo Latin Female Junior I WDSF Open Solo Latin Female Junior IIWDSF Open Solo Latin Female Juvenile IWDSF Open Solo Latin Female Juvenile II WDSF Open Ten Dance Adult Open Juvenile Standard Open Junior I Standard Open Solo Senior Latin ソロダンス以外のWDSF公認競技の結果は以下のとおりです。*********************************************************************WDSFオープン・スタンダード・ジュニア II 出場20組*********************************************************************日本人の参加はありません。*********************************************************************WDSFオープン・ラテン・ユース 出場33組*********************************************************************日本人の参加はありません。*********************************************************************WDSFオープン・10ダンス・アダルト 出場24組*********************************************************************日本から参加の大西大晶・大西咲菜組が優勝でした。素晴らしいですね。おめでとうございます。
2024/11/02
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スペインのプラヤデアロで2024年11月1日から11月3日までプラヤデアロ・ダンススポーツ・フェスティバル 2024が開催されています。大会1日目の11月1日(金)は、U-21 10ダンス世界選手権が開催されました。21歳以下の男女というカテゴリーです。*********************************************************************U-21 10ダンス世界選手権 出場36組*********************************************************************1. Marc Mateos - Marija Golubeva(スペイン)2. Maxim Zhilenkov - Alua Kargabaeva(カザフスタン)3. Kajetan Tygielski - Nicole Menser(ポーランド)4. Kristupas Mlinskas - Liepa Rudnickaite(リトアニア)5. Joao Sant'Anna - Luna Pinto(ポルトガル)6. Daniel Ficola - Tatiana Gonzalez Contreras(スペイン)参加国はスペイン、カザフスタン、ポーランド、リトアニア、ポルトガル、イスラエル、イタリア、チェコ、ドイツ、フィンランド、オーストリア、ラトビア、デンマーク、AIN、エストニア、アルメニア、スロバキア、ハンガリー、ウクライナ、ボヘミアヘルツェゴビナ、オランダ。日本からの参加はありませんでした。ジャッジはチェコ、イタリア、AIN、ポーランド、クロアチア、スペイン、リトアニア、イスラエル、オーストリアから各1名ずつで計9名です。IOC(国際オリンピック委員会)に準じる形で、ロシアとベラルーシ国籍の人は『個人の中立選手』(AIN=Individual Neutral Athletes)として参加しています。世界選手権以外に以下のカテゴリーが行われました。WDSF Open Standard Senior IIWDSF Open Standard Senior IIIWDSF Open Standard Senior IVOpen Juvenile Ten DanceOpen Junior Ten Dance Open Youth Ten Dance Open Senior V Standard WDSF公認競技の結果は以下の通りです。*********************************************************************WDSFオープン・スタンダード・シニア II 出場14組*********************************************************************日本人の参加はありません。*********************************************************************WDSFオープン・スタンダード・シニア III 出場49組*********************************************************************日本人の参加はありません。*********************************************************************WDSFオープン・スタンダード・シニア IV 出場33組*********************************************************************日本人の参加はありません。コスタブラバTVという現地のローカルテレビで競技の様子を生中継していました。夜中3時頃まで再放送もやっていましたよ。全部は見ませんでしたが、面白かったです。
2024/11/01
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14世紀後半にイングランドで書かれた作者不明の物語『ガウェイン卿と緑の騎士』(Sir Gawain and the Green Knight)を原作とした映画です。トールキンを魅了した中世文学。それはアーサー王と円卓の騎士が出てくる物語でした。ガウェインはアーサー王の甥でしたが、際立った武功もなく娼館に入り浸るダメ男で騎士の称号も与えられずにいました。クリスマスの日、王の円卓の宴に招かれていたガウェインは、王宮に現れた全身緑の騎士のゲームを受けて立つことになります。緑の騎士は自分と勝負して勝てば報奨として斧を与える、ただし一年後に自分が受けたと同じだけの傷を受けることになると言います。ガウェインは緑の騎士が黙って差し出した彼の首を落とし見事勝利しますが、緑の騎士は落とされた首を拾って、一年後に6つの夜を超えた緑の礼拝堂に来いと言って立ち去りました。ガウェインの母親は魔女のようで、王宮に緑の騎士を召喚したのは彼女でした。一年が過ぎ、旅立つことになったガウェインに命を守る緑の腰帯を与えます。旅の途中、戦場の跡地で遺品をあさる少年に道を尋ねてその方向に進むと、悪い仲間がいて身包み剥がされていまいました。大切な斧も腰帯も馬も奪われ、森を彷徨い廃墟を見つけて眠りにつくと、家主らしい聖ウィニフレッドに起こされます。赤い髪の美しい女性でした。家の前にある泉から切り落とされた自分の首を探して欲しいと頼まれ、意味不明のまま泉に飛び込むと水の底に沈んでいた頭蓋骨を見つけます。報酬として、翌朝ガウェインの元に斧が戻っていました。旅の途中から、狐が彼に着いてくるようになります。言葉を話すんですよ。進撃の巨人みたいな巨人族にも遭遇しました。長旅に疲れたガウェインは、ある城に辿り着きました。旅の目的地である緑の礼拝堂はすぐそばだと言われます。城主が狩りで留守の間、故郷の恋人にそっくりの奥方が誘惑してきます。緑の騎士との約束を果たすということは、明らかに死を意味します。ガウェインは、どうするんでしょうか。原作は中世の英語で書かれた叙事詩です。日本語の古文もあんまり好きじゃなかった私が、英語の古文なんてまず手を出すことはないんですが、気になって現代語で書かれた原作のあらすじを読みました。映画とは最後の展開がかなり違っていて、どっちも面白いです。『グリーン・ナイト』(原題:The Green Knight)は、2021年のアメリカ映画です。雰囲気が全般的に暗くて、イギリス映画かと思ってました。後から考えると、あれはなんだったんだろうと言う暗示的なシーンがいろいろ思い出されます。監督・脚本・製作・編集はデヴィッド・ロウリーで、いくつかの映画賞を受賞しました。ちょっとホラーなダークファンタジー、秋の夜長に皆さんもいかが?
2024/10/31
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天性のアイドルだったB小町のアイ。彼女を信奉していた病弱な少女と担当の医者が、前世の記憶を引きずったままアイの双子の子供として生まれ変わりました。アイは二人が幼い頃ストーカーに殺され、子供たちは芸能事務所で引き取られます。 兄アクアは母親を死に追いやった自分の父が芸能界にいると推理し、役者になって人脈を広げながらいろんな人物のDNA鑑定を続けていました。妹ルビーはアイドルとして新生B小町で活動を始めます。これは【推しの子】第一期の続きの物語です。アクアは人気漫画『東京ブレイド』の2.5次元舞台に出演する事が決まりました。渋谷vs.新宿の時代劇風抗争劇。アクアは渋谷最強の男みたいな設定です。恋愛リアリティショーで共演し、ビジネス上の恋人になっている黒川 あかねはこの劇中劇の鞘姫役、アクアは彼女を守る一番槍でした。頭のいいあかねは、アクアがPTSD(心的外傷後ストレス障害)で苦しむ姿を見て、彼の母親が誰なのか、芸能活動の真の目的は何なのかを察してしまうんです。対する新宿サイドは、B小町でルビーとアイドルもやっている有馬 かな。10秒で泣ける天才子役として登場し、成長するにつれて人気が下がってきて、舞台俳優として認められていくあかねに強いライバル心をもっています。幼い頃かなに憧れて芸能界に入ったあかねも、今ではかなと犬猿の仲でした。劇団ララライの役者たちが脇を固め、看板役者の姫川が新宿サイドの親分、この劇中劇の主役を務めます。アクアは抜け目なくいろんな人たちのサンプルを取ってはDNA鑑定に出してたみたいで、なんとこの人が異母兄弟ということが判明するんです。原作者の鮫島アビ子が脚本家のGOAにダメ出しした辺りが、裏事情のアルアルみたいで面白かったです。間に入っている多くのスタッフが原作者の一言に振り回され、文句を言った原作者も売れっ子なので仕事に追いまくられて余裕がない様子がわかりやすく描かれていました。劇中劇もよくできてるんです。2.5次元はテレビでしか見たことがないんですが、最近は舞台装置や観客席にも高度な技術革新があったようで、以前のような舞台の上と下ではないんですね。ちょっと舞台劇にも興味が湧きました。舞台が終わった後に、慰安旅行も兼ねてB小町の新曲MV撮りで宮崎にいくんです。アクアとルビーが生まれた病院がある高千穂町。つまり二人が前世で暮らしていたところです。ルビーは前世で慕っていた病院のゴロー先生が誰かに殺されたことを知ってしまいます。ゴロー先生の生まれ変わりがアクアだということはまだ知りません。ここでまたドーンとダークサイドに堕ちていきましたね。このアニメって、サスペンスというよりホラーです。もちろん続きも楽しみ。
2024/10/30
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エルフ、ドワーフ、人間、それぞれの種族に闇の時代の再来が迫っています。エルフのために作られた3つの指輪は、エルフの都リンドンの神樹を復活させエルフ族を救いました。しかしそれがサウロンの支配に降る道だということをエルロンドは知っています。これは、ロード・オブ・ザ・リング: 力の指輪(シーズン1)に続く物語です。時代は少し遡り、サウロンがオーク族を束ねようとして、モルドールのアダルたちに滅多刺しにされた事件が回想されます。死んだはずのサウロンは黒い液体になってドロドロと地中に流れ落ち、そこでネズミなどを餌に復活の時を待つんです。映画『ロード・オブ・ザ・リング』では燃える目玉でしたが、サウロンはエイリアンでしょうかね。もずくみたいな形状から通りかかった人間の体を乗っ取りハルブランドという男になり変わります。ガラドリエルが海で出会った南方国の王族の末裔ハルブランドこそ、サウロンだったんです。エルフの名工ケレブリンボール卿が住むエレギオンに、金髪の神々しい姿に変身したサウロンがヴァラールからの使者・アンナタールだと名乗って現れます。ケレブリンボールが作った3つの指輪がエルフ族を救ったと告げ、さらにドワーフと人間のためにも作って欲しいと言いました。サウロンの言葉にコロッと騙されたケレブリンボール卿、ドワーフのために張り切って7つの指輪を作ってしまいます。ドワーフ王ドゥリン3世は指輪の影響で強欲になり暴走。息子のドゥリン4世は、指輪に何か悪い力が宿っているのではと疑い始めます。オーク軍を率いたアダルはサウロンを倒すためにエレギオンに向かって進軍していました。エルロンドとガラドリエル、エルフ軍もエレギオンに向かっています。城外で始まった戦闘が激しさを増す中、サウロンはケレブリンボール卿をそそのかして人間に与える9つの指輪作りを急がせていました。隕石と共に降ってきた巨人は、小人のハーフット族の少女ノーリと共に旅に出て、魔法使いの師匠トム・ボンバディルに出逢います。トムは彼に、まず自分の杖を探さなければ魔法使いになれず、サウロンや闇の魔法使いに世界は支配されるだろうと言いました。ガンダルフというのは『杖のエルフ』という意味だそうです。ガンダルフ、若いですね〜。人間の国ヌーメノールでも大変なことが起こっていました。遠征の失敗で主君ミーリエルが政権を奪われ、新たに権力を握ったファラゾーンの命令で英雄エレンディルは海に落とされ怪獣の餌食になるか試されるんです。行方不明の息子イシルドゥルは南方国で生き延びて、なんとかヌーメノールに戻ろうと孤軍奮闘。今回も全8話で内容盛りだくさんでした。これを見るためにホビット3部作とロード・オブ・ザ・リング3部作を全部見直しましたよ。さらにシーズン1も、もう一度最初から見ました。もうこの世界にどっぷりです。 おもしろいドラマはこれ!
2024/10/29
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戦死した息子の親友だったという男が訪ねてきました。悲しみに暮れていたピーターソン夫人は、長男ケレイプが死の間際に家族に残した言葉を聞いて涙します。礼儀正しく人柄も良さそうなデイビッドに、しばらくこの家に滞在しないかと持ちかけます。デイビッドはルックスも良く、頼り甲斐のある男でした。ただの軍事訓練を受けた兵士以上にとんでもなく腕っぷしが強いんです。高校でいじめに遭っていた次男のルークを救い、彼のヒーローになります。ルークはデイビッドに教わった通り、学校でいじめっ子たちに反撃して退学処分になりそうになるんです。母親のローラと一緒に学校に出向いたデイビッドは校長に掛け合い、軽い処分で済むことになって、ローラもデイビッドを心から信頼するようになりました。長女アナとデイビッドは一緒にアナの友人クリステンのパーティに出かけ、しつこく絡んでくる元彼に困っていた彼女を救ってここでも信頼を勝ち取ります。父親のスペンサーにとってはビールを飲みながら仕事の愚痴を聞いてくれるいい話し相手でした。デイビッドはいつの間にか、ピーターソン家に不動の地位を築いていったんです。ところがデヴィッドの電話を盗み聞きしてしまったアナは、何かがおかしいと気づいて軍へ問い合わせるんです。なんとデヴィッドは火事ですでに死んでいると聞かされます。それじゃ家に居座っているあの男は誰?特殊部隊がデヴィッドを抹殺するためにやって来て事態は深刻な方向へ向かいます。『ザ・ゲスト』(原題:The Guest)は、2014年のアメリカ映画。監督・編集はアダム・ウィンガード、主役のデヴィッドをダン・スティーヴンスが演じます。前半はいい感じだったんですが、後半がB級スリラーになった気がしました。ハロウィーンと引っ掛けた演出とイケメン主人公のおかげでしょうか、アメリカでの評価は高かったようです。
2024/10/28
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ポルトガルのヴァゴスで2024年10月26日から10月27日まで開催されているヴァゴス・オープンで、10月27日にシニアII 10ダンス世界選手権が行われました。シニア II は片方が45歳以上、もう片方が40歳以上の男女というカテゴリーです。*********************************************************************シニア II 10ダンス世界選手権 出場31組*********************************************************************1. Ruben Viciana Lopez - Eva Moya (スペイン)2. Petr Kiesel - Alice Pokorna(チェコ)3. Mariusz Budys - Monika Budys(ポーランド)4. Alexander Engel - Marina Engel(ドイツ)5. Pavol Zalom - Blazena Zalomova(スロバキア)6. Andrea Rebiscini - Ilenia Renzi(イタリア)優勝したスペインのカップルは今年のシニアIIスタンダード世界選手権でも優勝を収めています。2022年までシニア I の10ダンスで3連覇、去年からシニアIIで10ダンス2連覇です。無敵ですね。出場者はスペイン、チェコ、ポーランド、ドイツ、スロバキア、イタリアの他に、フランス、日本、リトアニア、ルーマニア、フィンランド、アメリカ、ポルトガル、カナダ、ベルギー、オーストリア、セルビアから代表が参加。ジャッジはスペイン、ルーマニア、スウェーデン、ポーランド、フランス、ベルギー、ドイツ、チェコ、ポルトガルから各1名ずつの計9名です。日本からは2組参加で以下の成績でした。9. Takeshi Matsumoto - Tomoyo Miyanishi19. Takashi Munakata - Yoko Munakataお疲れさまでした。2日間のこの他の試合は、以下の通りでした。*************************************************Saturday, 26 October 2024*************************************************WDSF International Open Standard Adult(出場14組、日本人参加なし)WDSF European Championship Latin Senior I (出場31組、日本人参加なし)*************************************************Sunday, 27 October 2024*************************************************WDSF World Open (new series) Latin Adult (出場43組、日本人参加なし)WDSF Open Standard Youth(出場12組、日本人参加なし)WDSF Open Latin Youth(出場19組、日本人参加なし)WDSF Open Latin Junior II (出場14組、日本人参加なし)去年の様子はこちらです。競技会情報はこちらから
2024/10/27
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月に一度のコスモスクラブの日です。朝からメジャーリーグのワールドシリーズ第一戦、ヤンキース対ドジャースのライブで盛り上がってました。延長10回フリーマンの逆転満塁さよならホームラン、劇的すぎて目が点になりましたね。そのあと近所の特設会場に、選挙の期日前投票に行ってきました。レッスンは初めての試みとして、いつもスタンダードを教えて頂いている石原正幸先生にラテンを見てもらったんです。ラテンの試合を審判をされるのは、必ずしもラテン専門の方々ではないですよね。スタンダードをメインにやってこられた先生方に、自分たちの踊りをジャッジしてもらった時にどんな印象を持たれるのか知りたかったんです。石原先生も昔はラテン競技で成績を出されていましたから全くの素人ではない訳です。こちらとしても本気モードを見せようということで、リーダーだけですけどコスチュームを着て背番号もつけて臨みました。(パートナーは練習着でゴメン)サンバでは、3つ気になる点を言って頂きました。1 リーダーの視線がパートナーを追い過ぎ。もっと観客に対するアピールが必要。2 カウントワンのパワーが弱い部分が気になる。3 パートナーの姿勢がバックバランス気味。全部ものすごく的を得ているんですよ。1は練習会や試合のビデオを見て本人も気にしていて、直す努力はしていたようですが『まだまだだったなあ。』と言ってます。3のバックバランスは気付いてませんでした。ちょっと上向き過ぎてたんでしょうね。チャチャも見てもらいました。1 踊り出しの前にリーダーが動き過ぎてインパクトが薄くなっている2 二人のエネルギーの方向が中央に集まっていない。これもまた図星なんで感動しました。コネクションの使い方がまだ下手ってことですよ。ぼちぼち頑張ります。調子に乗ってパソドブレも見てもらったんです。1 ウォークの力強さに欠ける。シェープを消さずにパソらしさを出すこと。2 ツイストなどはカウンターバランスを意識。先生にとっても、ラテンを教えるというのは滅多にないことなので緊張したとおっしゃってました。いつも前から撮っているビデオを、審判目線を意識して今回は後から撮ったので、背番号がどんなふうに見えているのかも参考になりました。この後のララちゃんのレッスンの時は、正幸先生にもオブザーバーとして参加してもらってルンバの印象を伺いました。出だしのタイミングを変えて2つのパターンを踊ります。全く違った雰囲気に見えたとおっしゃってました。踊り出しのタイミングって重要なんですね。今回のレッスンは非常に参考になったので、もしチャンスがあれば皆さんもお試しください。ラテンの先生にスタンダードを見てもらうというのも、アリかも。
2024/10/26
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ギリシャ神話最強の勇者ヘラクレスの物語です。星座にもなってますが、空間的にでかいだけでそれほど明るい星がないんですね。夏の大三角形こと座のすぐそばにあります。しし座、うみへび座、かに座、りゅう座などの星座になっている怪獣を生け捕りにした英雄。この映画にはそういった戦いは全く出てきませんで、グラディエーターと走れメロスを足したような話でした。暴君アンピトリュオンは近隣諸国に戦いを仕掛け、力による支配を行っていました。王妃のアルクメネが神に助けを乞うと、ゼウスの妻である女神ヘラが現れて、ゼウスとの子供が世界を救うと告げます。アルクメネは出産した男の子にアルケイデスという名をつけますが、『ヘラの贈り物』という意味で本当の名をヘラクレスとしました。成長したヘラクレスは素晴らしい肉体美で、どう見ても父王には似てないし、兄のイピクレスは逞しい弟に嫉妬を感じていました。クレタ島の姫君ヘベと恋に落ちたヘラクレスですが、父アンピトリュオンは兄のイピクレスとヘベの結婚を決め、ヘラクレスを生きては帰れないと言われている戦地エジプトへ送り出します。結婚式が行われる3ヶ月後までには必ず戻ると言い残して出発したヘラクレス。彼を待ち受けていたのは父王の罠と奴隷生活、命懸けの戦いの日々でした。『ザ・ヘラクレス』(原題: The Legend of Hercules)は、2014年のアメリカ映画です。ヘラクレス役はケラン・ラッツ、監督はレニー・ハーリンです。一般的に知られているギリシャ神話と大きく違うのは、ヘラの立ち位置とヘベの存在でしょうか。神ゼウスが人間の王女アルクメネと浮気して生まれたヘラクレスに対し、ヘラは激しく嫉妬して嫌がらせをするんですけど、この映画では『ヘラの贈り物』になってました。色んな解釈があるんでしょう。ディズニーのヘラクレスも全然違う話になってますもんね。
2024/10/25
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職場のmacでOSをマイナーアップデートしたら、作業中にカーネルパニックを起こすようになってしまいました。ケンタッッキー・フライドチキンの入り口に立ってる人とは関係ありません。突然モニター画面が真っ暗になって、再起動を始めます。何が起こったのかと焦りますから、こっちもパニックですよ。カーネルパニック(kernel panic)とは、OSの中枢であるカーネルで異常が発生して作業が継続できなくなることです。(OSって何?って方はこちら)幸い作業中のデータは復旧できるんですが、そんなのが何度も起こったら黒ひげ危機一発やってるみたいにドキドキしますね。何が原因か探っていく必要があります。まずは使っていたソフトが影響してるのかもと思って、イラレ(Adobe Illustrator)を最新バージョンにアップデートしたり、エクセルをWeb版に切り替えたり、ブラウザをSafariからFireFoxに変えてみたりしましたが効果なし。診断プログラムを実行したり起動項目をチェックしたりいろいろやってたら、さらにドツボにハマってマウスもキーボードも使えないフリーズ状態になってしまいました。仕方がないので強制終了して、OSを再インストールすることに。1時間くらいかかるんですが、これで解決すれば儲け物です。ようやくインストール終わってしばらくいい感じに使えていたんですが、また突然画面が真っ暗に。次なる手はセーフモードです。セーフモードで起動すると、いくつか利用できない機能がありますが、キャッシュをクリアしてくれたり起動ディスクの検証もしてくれるんです。このモードだとパニック起こさないみたい…。バックアップに使っている外付けのHDDを外して、ログに出てくるAdobe関連のエラコードに対応したら普通に使えるようになりました。結局原因はなんだったのか、いろいろやり過ぎてわかり難くなってたんですが、外付けのHDDを接続したらまたカーネルパニックが再発したので、これだということが分かりました。今回のOSアップデートはセキュリティ強化が特徴だったようですので、外部媒体が敵だと思うようになってしまったんでしょうかね。多分次のマイナーアップデートでは解消されると思いますけど、こういったソフトウエア開発してるのも人ですから、なかなか一発で完璧とはいかないですよ。パソコントラブルの原因をAIがチャットしながら解決してくれる世の中ですから、そのうち開発もAI任せになるのかもしれませんけどね。
2024/10/24
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ワノ国の人々を苦しめていた百獣のカイドウを倒したルフィ、そしてカイドウと組みするビッグ・マムを倒したキッドとロー。四皇二人の敗北のニュースは世界中を駆け巡り、三人の新世代海賊は30億ベリーの賞金首になりました。これはワンピース ワノ国編(その12)に続く1079話から1088話までのお話です。カイドウとオロチの悪政から解放されたワノ国では、花火が打ち上がり祝祭の宴が始まりました。侍も町民も海賊たちも、みんな一緒に飲めや歌えの大騒ぎ。焼きそばやリンゴあめ、金魚すくいに射的。日本の夏祭りの風景が懐かしく素敵です。そんな饗宴の最中に水を差す事件が起こります。ニュースを聞きつけた海軍が襲来するんです。海軍大将アラマキはモリモリの実の能力者で、身体を大木に変化させて枝で縛り上げたり、串刺しにして水分を抜き取ることができます。異様な雰囲気を察知して光月モモの助や家臣たちが向かいますが、全く歯が立ちません。忍者しのぶの能力で身体だけ大人になったモモの助、国の人々を守るため、竜の姿に変身して必死に食らいつきますが、心は子供のままで口からなかなか火が出てこないんですよ。このピンチをどう切り抜けるでしょうか。将軍の座を奪還するために力を貸してくれたルフィたち海賊団が旅立った後、果たして彼らだけでワノ国を守れるのか、その実力が試されます。ワノ国で討ち入りが行われている間に世界は大きく変わっていました。世界政府によって公認されていた王下七武海制度が廃止され、ゾロの目標だった世界一の剣豪ミホークや世界一の美女と言われるボア・ハンコックなど七人の大海賊が海軍に追われる身になります。ルフィが『あいつはアホだぞ。』と言い切る千両道化のバギーは、サー・クロコダイルとミホークと共にクロスギルドを結成し、四皇の一角に躍り出ました。アラバスタで世話になったコブラ王が殺され、ビビ王女は失踪、犯人はルフィの兄貴サボというニュースも。ワンピースを探す旅もいよいよ終盤に差し掛かってきました。ワノ国で見つかったポーネグリフをロビンが読み解き、残るはあと一つです。古代兵器プルトンがワノ国にあることも判明しました。平和になったワノ国で、今回起こった政権奪還が講談として語られ人気を博しています。このアニメのために作られたのだと思いますが、思わず身を乗り出して聞き入ってしまいました。光月オデンが釜茹での刑になった時のセリフ『煮えてなんぼのおでんに候』、その娘の小紫がオロチと相対するシーンで似たような名台詞を放って、そのオチが素晴らしくてちょっと感動さえ覚えましたよ。ルフィには海賊王になってワンピースを手に入れるだけでなく、他にも夢があるようです。仲間に話していましたが、視聴者にはまだ明かされていません。気になりますね。ワノ国に別れを告げ、再び海に出た麦わらの一味。次はどんな冒険が待っているのか、新章も楽しみです。<ワノ国編 これまでの話>第一幕(1/2)第一幕(2/2)第二幕(1/2)第二幕(2/2)第三幕(1)第三幕(2)第三幕(3)第三幕(4)第三幕(5)第三幕(6)第三幕(7)第三幕(8)絶対ハマる!厳選アニメ
2024/10/23
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10月19日(土)の昼は、三笠宮杯をYouTubeライブで観戦していました。10月には珍しく、30度近くまで気温が上がった夏日です。夕方5時からいつもの練習場に出かけ、踊り込み練習会に参加しました。どんなメンバーが参加されるのか知らなかったんですが、全員社会人で7割は若手、JBDFの試合に主に出場されているアマA級の上の方のレベルのメンバー。つまり上手い選手ばっかりだったんです。なんで三笠宮杯は出てないのかなあと不思議でした。ラテン組とスタンダード組に分かれて予選4種目を交互に2回ずつ踊り、計8曲でまずは足慣らしです。最終予選は5種目踊って、前半終了。競技会で見たことあるけど知り合いじゃない人たちも多く、輪になって一組ずつ自己紹介をしました。海外出張からスーツケース持って直で参加の方、病気でしばらく競技から離れていて久しぶりに参加の方、海外赴任から2年ぶりに帰国されてこれから競技復帰の方。仕事や病気や家庭の事情など、競技に出られない理由は様々ですね。後半はまずソロ競技からでした。じゃんけんで勝った人から種目を選んで私たちはチャチャ担当。続いて5種目連続で準決、給水タイムなしです。最後は交互で5種目を踊り、全員が5ラウンドとオナーダンスを踊ると言う形で約2時間の練習会は終了しました。途中でラテンとスタンダードを切り替えても良かったんですが、私たちはずっとラテンで通しました。ビデオ撮影自由だったので、後学のためにバッチリ撮らせてもらいましたよ。1曲が少し長めで1分40秒だったので、ルーチンの最初に戻った時にどんな問題が起こりうるのか勉強になりました。10月20日の日曜日は、三笠宮杯2日目とマダム・ロー杯全日本統一戦が行われていました。やっと秋らしい涼しい日だったので、うちでは衣替えをしたり競技ドレスのストーンを貼り直したりして午前中を過ごし、午後は練習場へ。昨日のビデオを見て分かった反省点をゆっくり練習しました。チャチャのルーチンが最初に戻るとかなり客席に近くなってしまうので追加ルーチンを考え、ビデオに撮って出来栄えを確認したり。以前は自分でルーチン考えるなんてできなかったんですが、いつの間にかポケットにいろいろパーツが集まってきて組み立てられるようになっているもんですね。練習終わって外に出ると、すごくいい天気だったんです。彗星見えるかも!西の空が開けた場所に行って、大将とスマホで多分この辺というところを何枚か写真撮ったんですが、ちょっとどこだか分かりませんね。左下の明るい星は金星です。拡大してみても、尾を引いてるように見えるのは多分手ブレか空気の揺らぎで彗星じゃなさそう。8万年に一度の彗星、皆さんはご覧になれましたか?
2024/10/22
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NDCJ主催マダム・ローカップ第25回統一全日本ダンス選手権大会が、グランドプリンスホテル新高輪(飛天)で2024年10月20日(日)に開催されました。2025年WDC世界ダンス選手権大会の、日本代表派遣選手選考会を兼ねています。昨年まではずっと11月3日開催でしたが、今年の世界選手権(ラスベガス)と被るのでこの日程になったそうです。結果は以下のとおりでした。<ボールルーム> 出場139組優勝 福田 裕一・エリザベス グレイ第2位 廣島 悠仁・石渡 ありさ第3位 金野 哲也・井之口 香織第4位 小林 恒路・赤沼 美帆第5位 島田 寛隆・村松 明香第6位 山本 千博・大吉 優華----------------準決勝----------------井﨑 健太・井﨑 沙織若代 愼・ 辰巳 友莉亜福田 健一郎・深井 千浩景山 雄紀・和田 有可杉野 貴史・IREP大西 亘・大西 ちかる審判は、遠田 進、家泉 尚樹、田口 周、遠山 恵美、山本 千恵子、三浦 美和子、白石 智樹、JoanneBolton-Hawkins、Green Liの9名です。大会9連覇の橋本剛・恩田恵子組が引退して、新チャンピオンは誰かという大会でした。昨年2位だった廣島・石渡組ではなく、福田・グレイ組でしたね。スコアを見るとかなり接戦で、タンゴとクイックステップは廣島・石渡組が1位でした。今年のブラックプールと日本インターで日本人最高位だった廣島・石渡組、優勝を逃してショックだったでしょうね。<ラテンアメリカン> 出場117組優勝 野村 直人・山﨑 かりん第2位 八谷 和樹・皆川 円第3位 竹内 大夢・中島 由貴第4位 鈴木 佑哉・原田 彩華第5位 髙野 大樹・加藤 奈々第6位 中島 光一・奥山 智美----------------準決勝----------------鈴木 勇人・高辻 なつみ関 勇人・長谷川 真希松岡 孝宣・三橋 櫻伊藤 光・中川 サリ鈴木 奨太・中村 安里中村 公紀・大塩 香澄審判は、松浦 孝俊、大竹 辰郎、北條 明、田中 淳、天野 京子、千田 修治、矢部 浩子、Stefano Di Filippo、David Yinの9名です。野村・山﨑組は3連覇で、八谷・皆川組が2位に浮上してきました。ロンドンインターからの勢いが続いて、これからの活躍も楽しみです。橋本剛・恩田恵子組と正谷恒揮・齋藤愛組の引退デモンストレーションがあったようです。アマ時代から知っている選手たちが引退されていくと、月日の流れをしみじみ感じます。齋藤愛さんは20年くらい前のグランプリ大分の時、石原正幸さんと組んでスタンダードで優勝だったんですよ。懐かしいなあ。橋本・恩田組の最も古い記憶は、私たちがブラックプールに遠征した2010年です。シラバスはこちら、詳しい採点結果は下記でご覧になれます。ボールルーム部門 ラテンアメリカン部門去年の結果はこちらです。10月27日までライブ配信のアーカイブ購入ができます。競技会情報はこちらから
2024/10/21
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第44回三笠宮杯全日本ダンススポーツ選手権、大会2日目は6つの競技が行われました。三笠宮杯ラテン、三笠宮杯PDスタンダード、全日本ジュニア、ジュブナイル、全日本シニア I ラテン 、そして今年から始まったライジングスター戦スタンダード競技です。去年あったU-25の試合は、今年は無くなりましたね。結果は以下の通りです。<三笠宮杯アマ・ラテン>エントリー78組優勝 大西大晶・大西咲菜準優勝 今西 竜矢・大西 陽来里3位 ホワイトン 謙心・ホワイトン 夏奈実4位 太田 歩生・松本 京佳5位 押川 慧悟・和田 知世 6位 エンフジャルガル エンフウル・ムンフバタル ビャンバル 決勝メンバーが大きく入れ替わりました。スタンダード、ラテン共に三笠宮杯を制した大西組は、1988年の望月組以来36年ぶりだそうです。準優勝カップルの女性は大西組の妹さんで、大西兄妹で1・2フィニッシュでした。 Tudor Andrei・吉川あみ組が、決勝に残れなかったのは大きな驚きです。疲労骨折で途中で欠場されたそうです。たくさん練習されたんでしょうね。どうぞゆっくり治してください。押川・和田組が決勝入りしたのは素晴らしいですね。シニア I ラテンは優勝されてました。6位の選手は能登半島地震の影響で山梨に避難しているモンゴル出身の高校生だそうです。<三笠宮杯PD・スタンダード>エントリー22組優勝 グザー オレクシー・太田吏圭子(リズメディア)準優勝 久保田弓椰・徳野夏海(TEAM YUMIYA北海道)3位 山嵜圭太・石本美奈子(エムズダンスアカデミー)4位 喜多田 芳起・細田 千代(ザ・ゴールデンパレス大阪)5位 髙橋一昌・髙橋由紀子(幸手K&Yダンスクラブ )6位 秋谷孝宏・田原美穂(エムズダンスアカデミー)4位の大阪の選手が決勝に食い込んできた以外は去年とほとんど順位変わらずです。オレクシー組は三笠宮杯PDスタンダードが始まってからずっと優勝の座を維持されているそうです。準優勝の久保田組は昨日のPDラテンで優勝したカップルです。決勝の規定フィギアも素晴らしかったし、2組ずつ踊ったクイックステップは見応えがありました。全日本シニア I ラテンはエントリー36組で、優勝は押川 慧悟・和田 知世組です。三笠宮杯ラテンでも決勝入りされ、オーストリアの大会でも優勝された実力者。4位の石田茂之・矢野美帆子組は茨城のホープで、金スマで『二刀流』として登場してましたね。10月13日にオランダで開催された10ダンス世界選手権に日本代表として出場し、準決勝に進出されてました。浅田舞さんたちはもうダンスやめちゃったんでしょうかね。全日本ジュニア・ラテンは30組参加で優勝は吉岡 栄太・阪井 麗蘭組でした。全日本ジュブナイル・ラテンは29組参加で優勝は 水田 悠斗・大塚 千榮組です。ライジングスター戦スタンダードは3種目戦で、エントリー55組でした。年齢制限なし、同性同士可です。こういった試合で競技の面白さを体感して、ダンス人口が増えていくといいですね。去年は結果はこちらです。競技会情報はこちらから
2024/10/20
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東京体育館において、第44回三笠宮杯全日本ダンススポーツ選手権が開催されました。大会は2024年10月19日(土)と20日(日)の2日間です。一日目は三笠宮杯スタンダード、三笠宮杯PDラテン競技があり、この他に全日本ジュニア、ジュブナイル、全日本シニア I のスタンダードと、ライジングスター戦ラテン競技がありました。ジュニアはJOCジュニアオリンピックカップ、ジュブナイルとPDは毎日新聞社杯の冠がつきました。結果は以下の通りです。<三笠宮杯アマ・スタンダード>エントリー72組優勝 大西大晶・大西咲菜準優勝 小嶋みなと・盛田めぐみ3位 中村 エドワード 漸・中村 エリザベス 永理4位 守屋 駿 ・盛田舞香5位 ホワイトン 謙心・ホワイトン 夏奈実6位 外村 温仁・田中 夏希三笠宮杯アマは、カップルのどちらかが2024年末までに満15歳以上のJDSF登録選手であり、シード及び各ブロックと学連の選抜選手もしくはJDSF推薦選手であるか、10月13日(日)の最終選考会で選出された選手が出場できます。 決勝メンバーはシード選手ばかりです。Tudor Andrei・吉川あみ組、レッスンの時は次の目標は三笠宮杯って言ってたんですけどスタンダードは出場されてませんでしたね。ラテンに全集中みたいです。<三笠宮杯PD・ラテン>エントリー13組優勝 久保田弓椰・徳野夏海(TEAM YUMIYA北海道)準優勝 Kevin・河岡宏美(T Dance Production)3位 西恭平・西川真由(LIBERA DANCE)4位 SOD ERDENE・ENKH DULGUUN(ウイングダンスカンパニー)5位 岸田 肇 ・岡田 祐子(岸田ダンスアカデミー) 6位 髙辻 博希・岡田 優美(タカツジ・ダンス・スタジオ)出場組数はPDグランプリランキング等で24組までに制限されています。去年も参加されたのはその半分くらいでした。4位入賞の選手はモンゴルの方だそうです。昨年まで決勝入りされていた山本武志・木嶋友美組はヘリテージの方に戦いの場を移されたのでしょうか。今年は参加されていません。全日本シニア I スタンダードはエントリー32組で、優勝は千葉の小林 潤一・小林 麻衣組でした。シニア I の出場資格は、2024年末の満年齢が34歳以上と29歳以上のJDSF登録選手となっています。来年の世界選手権に出場するときは、35歳以上と30歳以上になっているということです。全日本ジュニア・スタンダードはエントリー28組参加で優勝は去年に続き吉岡栄太・勝木里桜組、全日本ジュブナイル・スタンダードは22組参加で優勝は鈴木 海璃・細井 みずき組でした。ジュニアは2024年末の満年齢が15歳以下、ジュブナイルは11歳以下で、同性同士の組み合わせ出場も可能です。今年から始まったライジングター戦は、過去3年の三笠宮杯やグランプリの準決以上になったことがない選手で、年齢制限なし、同性同士可となっていました。同日の本戦に重複出場していないことが条件です。私たちはJBDF系の競技仲間たちと今日は踊り込みの練習会をしていました。YouTubeで試合の様子が見られるようになって、とてもありがたいです。去年は結果はこちらです。 競技会の準備はOK?
2024/10/19
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2017年に世界各国のシングルチャートで1位を獲得したエド・シーランのヒット曲は、Shape of Youの他にもう一つありました。それが今日ご紹介する『パーフェクト』。ガールフレンドに『君は完璧だ』なんて言うのは最初だけじゃないかとハスに構えてしまいますが、この曲は自分の奥さんになる人に作った歌だそうです。幼馴染だったチェリー・シーボーンと2015年に同窓会で再開して交際に発展。チェリーのために作ったこの曲が大ヒットした翌年に婚約を発表しました。『結婚してください。』って言ったら、彼女に『冗談でしょ!』と言われたとか。結婚して2020年には第一子が誕生。彼女は会計士でホッケーもやっているそうで、一緒にトレーニングしたり健康的な食事をしたりして、エドの生活がいい方向に一変したとのことです。第二子妊娠中に癌が見つかって、相当大変な思いをされたみたいですよ。この曲でヴェニーズ・ワルツ踊れます。すごく素敵な曲です。欧米では結婚式で、新郎&新婦が初めて踊るダンスによく使われているようです。Perfect (Ed Sheeran)I found a love for meOh, darlin', just dive right in and follow my leadWell, I found a girl beautiful and sweetOh, I never knew you were the someone waitin' for me'Cause we were just kids when we fell in loveNot knowin' what it wasI will not give you up this timeBut, darlin', just kiss me slowYour heart is all I ownAnd in your eyes, you're holdin' mineBaby, I'm dancin' in the dark with you between my armsBarefoot on the grass while listenin' to our favourite songWhen you said you looked a mess, I whispered underneath my breathBut you heard it, darlin', you look perfect tonightWell, I found a woman stronger than anyone I knowShe shares my dreams, I hope that, someday, I'll share her homeI found a love to carry more than just my secretsTo carry love, to carry children of our ownWe are still kids, but we're so in loveFightin' against all oddsI know we'll be alright this timeDarlin', just hold my handBe my girl, I'll be your manI see my future in your eyesBaby, I'm dancin' in the dark with you between my armsBarefoot on the grass while listenin' to our favourite songWhen I saw you in that dress, lookin' so beautifulI don't deserve this, darlin', you look perfect tonightNo, no, noMm, no, noBaby, I'm dancin' in the dark with you between my armsWe're barefoot on the grass, oh, listenin' to our favourite songI have faith in what I see, now I know I have metAn angel in person and she looks perfectI don't deserve this, you look perfect tonight
2024/10/18
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『十大魔王』と呼ばれる十人の魔王がいました。人間から転生してスライムになったリムルが、魔物たちのジュラ・テンペスト連邦国を束ね勢力を拡大しつつあることに、十大魔王の一人であるクレイマンは反感を抱いていました。リムルを消すためのさまざまな工作を仕掛けてきましたが、ついにリムルが魔王を名乗るに至り、その真を問うため十大魔王を招集しワルプルギスを開催します。果たしてリムルは魔王として認められるのか、排除されるのか。これは転生したらスライムだった件(第二期)に続くお話です。この世界には魔物を徹底的に敵視する人間の国があります。神聖法皇国ルベリオスはルミナス教を信奉し、西方聖教会聖騎士団が魔物を排除してきました。人魔共栄を目指すリムルたちの国とは対立的な立場にあります。何者かが聖騎士団を焚き付け、最強と言われるヒナタ団長をリムルと戦わせようとしていました。リムルは、世話になったシズさんの弟子であるヒナタと戦いたくありません。クレイマンとの戦いも、ヒナタとの戦いも、このシーズンで決着を見ます。後半は都市建設と開国祭の話です。人間の記憶を持っているリムルは、さまざまな種族が共存する都市作りのビジョンを持っているんです。日本アニメならではの発想ですが、温泉を作ったり、挑戦者を待ち受けるダンジョンを作ったり、闘技場を作ったり、適材適所で魔物たちや移り住んでくる人間たちに居場所を与えていくんですね。近隣国との関係も良好で、電車を走らせる計画も出来ていました。しかし西側諸国を経済支配するロッゾ一族の動きが不気味です。イングラシア王国で暮らす日本青年ユウキも、何か裏がありそう。次の展開も楽しみです。
2024/10/17
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才能ある二人の少女の成長物語です。一人は貧しい家庭に生まれたユリア。炭鉱町の広場で音楽に合わせて即興で踊り、その隙に弟がスリを働くという連携プレーで小金を稼いでいました。もう一人は裕福な家庭に生まれたカリーナ。容姿にも恵まれ幼い頃からバレエを嗜んでいます。この二人が縁あって同時期にロシア国立ボリショイ・バレエ・アカデミーに入学します。卒業公演のプリマを射止めるのはどちらか。ユリアの方はバレエ自体に縁がなく、たまたま財布を盗んだ人がボリショイ出身の元バレエダンサーで、彼女の身体能力に惚れ込むんです。金を工面してモスクワに連れて行き、なんとかアカデミーにねじ込んでもらうんですね。カリーナの方はすでにバレエの基礎は出来ていて、講師たちはエリートとして将来に期待していました。アカデミーには元プリマのガリーナが、もうかなりお婆さんなんですが講師として君臨しています。アカデミーの屋上から隣の屋根にジャンプしたという伝説が語り継がれていました。彼女の一言は絶対で、他の講師陣は口を挟めないんですね。ユリアはカリーナや友達と一緒に伝説を確かめようと屋上に上がります。遙か下に車の多い通りが見えて、とても飛べるとは思えませんでした。ユリアとカリーナは親友でライバル。酔っ払って連続スピンを何回できるか競ったりしています。ガリーナはユリアの潜在能力に気づいて、目をかけていました。学校が終わったあと、ユリアに家の掃除係を申しつけます。ちょっと認知症気味で、高価なイヤリングをプレゼントしたことを忘れたり、トラブルメーカーでもありました。青春ドラマなので恋や挫折なんかのドラマも盛り込まれていますが、全くチープな感じはなく見応えがあります。ユリアが屋上からジャンプするシーンは頭から離れません。二人のルームメイトでターニャという女の子がいるんですが、彼女は胸とお尻が発達し過ぎて学校を去ることになるんですよ。あくまでもプロを養成する学校ですから体型にも厳しいんでしょうね。『やる気だけじゃダメなんだね〜。私なんかじゃ1発アウトだわ。』と言うと、大将は大笑いして『受けてみれば』ですって。『ボリショイ・バレエ 2人のスワン』は2018年のロシア映画。ヴァレーリー・トドロフスキー監督作品です。バレエ映画見ると、心なしか姿勢が良くなります。オススメです。
2024/10/16
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突然登場した有望な新人を『彗星のように現れた』と言います。いつ見えるか周期の分かっている彗星もありますが、そうでない方が多いんでしょうね。現在話題になっている紫金山・アトラス彗星も8万年周期と言われていますので、ひょっとしたら8万年前のホモ・サピエンスの誰かが目撃しているかもしれませんが、多くの人の目に留まるのは人類史上初となります。次は8万年後ですから、一期一会ですね〜。この写真は国立天文台のサイトを参照したもので、2024年10月13日夕方の紫金山・アトラス彗星(C/2023 A3)神奈川県にて撮影となっていました。素晴らしい写真ですね。こんなふうに見えたら最高なんですが、西の空を見渡せる高いところに行かないと見えませんし、秋の夕方の西の空がすっきり晴れていることもなかなかないですよね。この彗星は南京の東にある紫金山(ツーチンシャン)の天文台で、2023年1月9日に最初に発見されました。これまでにも100個以上の彗星を発見している天文台です。ATLAS(Asteroid Terrestrial-Impact Last Alert System)の観測網にひっかかったのはその1ヶ月後の2023年2月22日。C/2023 A3の符号が付与され、紫金山・アトラス彗星と命名されました。アトラスは地球に衝突するかもしれない小惑星を発見するシステムですが、この彗星が地球に衝突することはありません。流れ星と流星群と彗星の違いがよく分からないという方もいらっしゃるかもしれません。流れ星や流星群は地球が太陽の周りを回っている軌道上に浮かんでいる塵(ちり)が大気圏に飛び込んできて燃えるので光るんです。毎晩いくつも見えますが、急いで願い事をしないと一瞬で消えるアレです。彗星は太陽の周りを一定の周期で回っている塵の混じった氷玉で、長い周期を持つものは太陽系の外側を大きく取り囲むオールトの雲からやってくるものが多いとされています。そもそも出所が違うんですね。流れ星は地球の通り道に漂っている数ミリから数センチ程度のチリで、彗星は太陽系の外からやってくる山一つ分くらいあるお客さん。急いで願い事をしなくてもしばらく消えません。ちなみに水星は、読みは同じですが彗星とは別物で、太陽の一番近いところを回っている、地球と同じ太陽系の惑星です。大きさは地球の半分くらい。彗星は水やガスなどが凍ったものと塵でできているので、太陽に近づくと光を受けて明るく輝き、熱によって氷が溶けて尾ができます。地球も太陽の周りを回っているので、うまくすると尻尾が出ているところが数日間観測できます。紫金山・アトラス彗星は、2024年9月27日に太陽に最も接近しました。近日点を過ぎてしばらく経った頃が見頃で、今がその時というわけです。(国立天文台のサイト参照)明るさは太陽から離れていくにつれて暗くなっていきます。少しずつ空の高い位置に見えるようになってくるので、探しやすくはなりますがまだ太陽の明かりが残る西の空に肉眼で3等星以下を見つけるのはちょっと大変かも。ニュース番組ですっごく綺麗な写真が紹介されたりしてますので、自分でもチャレンジしたくなりますけどね。大体6時ごろの西の空です。見えるのは10月いっぱいでしょうか。詳しくはこちらをご覧ください。
2024/10/15
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オランダのロッテルダムで2024年10月11日から10月13日まで開催されているホーランド・マスターズで、2つの世界選手権が行われました。10月11日(金) WDSFシニア II ・スタンダード世界選手権10月13日(日) WDSFシニア I ・10ダンス世界選手権シニア II は片方が45歳以上、もう片方が40歳以上の男女というカテゴリーです。シニア I は片方が35歳以上、もう片方が30歳以上の男女というカテゴリーです。*********************************************************************シニア II スタンダード世界選手権 出場98組*********************************************************************1. Ruben Viciana Lopez - Eva Moya(スペイン)2. Gatis Simsons - Julija Simsone(ラトビア)3. Tomas Rimkus - Nerija Surblyte(リトアニア)4. Valerio Bilancioni - Silvia Badiali(イタリア)5. Maksim Tschernin - Diana Pierau(ドイツ)6. Lionel Lepreux - Charlotte Milleville(フランス)7. Francesco Argenziano - Giovanna Auletta(イタリア)優勝したスペインのカップルは2022年にシニア I からシニアIIになった10ダンサーで、ラテンでも好成績を収めています。出場者はスペイン、ラトビア、リトアニア、イタリア、ドイツ、フランスの他に、ベルギー、チェコ、フィンランド、オランダ、ポーランド、デンマーク、スロバキア、日本、アメリカ、スウェーデンから代表が参加。ジャッジはリトアニア、スペイン、ドイツ、ラトビア、マレーシア、ベルギー、ルーマニア、イタリア、オランダから各1名ずつの計9名です。日本からは2組参加で以下の成績でした。56. - 57. Hiroya Watanabe - Yukiko Sakurai66. - 67. Hirotaka Shimizu - Miho Suyamaお疲れさまでした。*********************************************************************シニア I ・10ダンス世界選手権 出場22組*********************************************************************1. Fabian Wendt - Anne Steinmann(ドイツ)2. Dominic Thutewohl - Mariann Thutewohl (ドイツ)3. Christian Platz - Anja Platz(ドイツ)4. Steve Hädicke - Antonia Adam(ドイツ)5. Zsolt Kristof - Daniela Paul(ドイツ)6. Ivo Pais - Marina Bernardo (ポルトガル)ドイツ、ポルトガルの他に、チェコ、オランダ、日本、フランス、イタリア、リトアニア、スウェーデン、カナダから代表が参加。ジャッジはオランダ、ノルウェー、スペイン、ドイツ、ラトビア、マレーシア、レソト、ベルギー、チェコから各1名ずつの計9名です。日本からは1組参加の石田組が準決勝9位の成績でした。お疲れさまでした。3日間のこの他の試合は、以下の通りでした。*************************************************Friday, 11 October 2024*************************************************WDSF Open Standard Senior I(出場24組、8. Hiroya Watanabe - Yukiko Sakurai)WDSF Open Standard Senior III(出場63組、日本人参加なし)WDSF Open Standard Senior V (出場25組、日本人参加なし)WDSF Open Standard Rising Stars (出場25組、日本人参加なし)*************************************************Saturday, 12 October 2024*************************************************WDSF International Open Standard Adult(出場34組、日本人参加なし)WDSF Open Standard Youth(出場18組、日本人参加なし)WDSF Open Standard Junior II(出場9組、日本人参加なし)WDSF Open Standard Senior III(出場71組、日本人参加なし)WDSF Open Standard Senior IV(出場45組、日本人参加なし)WDSF Open Latin Senior I(出場30組、日本人参加なし)WDSF Open Latin Rising Stars(出場49組、日本人参加なし)WDSF European Championship Latin Under 21(出場70組、日本人参加なし)*************************************************Sunday, 13 October 2024*************************************************WDSF International Open Latin Adult(出場65組、日本人参加なし)WDSF Open Standard Under 21(出場13組、日本人参加なし)WDSF Open Standard Senior II(出場35組、15-18. Hiroya Watanabe - Yukiko Sakurai)WDSF Open Latin Youth (出場42組、日本人参加なし)WDSF Open Latin Junior II(出場13組、日本人参加なし)WDSF Open Latin Senior II(出場28組、日本人参加なし)去年の様子はこちらです。競技会情報はこちらから
2024/10/14
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JDSFの第24回関東甲信越ブロック選手権がありました。選手権(A級戦)は関東甲信越ブロックランキング対象競技で、この他今年の三笠宮出場権をかけた最終選考試合もあります。会場は神奈川県のカルッツかわさきです。年に一度の都県対抗戦もありました。JDSFの県別戦は関東甲信越だけだそうです。東京、千葉、神奈川、埼玉、茨城、栃木、群馬、長野、山梨、新潟の一都九県の代表選手によるチームマッチでした。関東甲信越の有力選手が多く出場するハイレベルな戦いが観られます。一般戦は選手権(A級戦)の他にB級、C級、シニアIIIA級、プレジュニアのそれぞれラテンとスタンダードがありました。午前中はラテンの個人戦があり、久々に早起きして電車で会場に向かいました。選手権(A級戦)の方はハイレベルでいつも1次か2次で敗退なんで、4種目の足慣らしといった感じになってしまいます。手前側Aフロアは選手権ラテンの準決勝、奥のBフロアはB級準決勝です。今年はシニアIIIA級ラテンにも参加して、そちらは3位の成績でした。団体戦のJDSFの都県対抗戦は年齢別に担当種目が振り分けられています。スタンダードラテン年齢別ワルツルンバシニアIII以上タンゴチャチャシニアII以上スローフォックストロットサンバシニアI以上クイックステップパソドブレ年末年齢16歳以上ヴェニーズワルツジャイブ年齢制限無し茨城県チームも一組一種目ずつ、10組が選抜されています。シニアI, II, IIIラテン担当が今年もシニアIII(50歳以上)のメンバーで、私たちはシニア II (40歳以上と45歳以上のカップル)のチャチャ担当に振り分けられました。こちらラテン競技の予選の様子。茨城県は背番号3。10チームでラテン・スタンダード各5種目を踊り、上位6チームが上位決勝、下位4チームが下位決勝を踊ります。こちらはスタンダード競技の様子です。茨城県チームはラテン・スタンダード共に上位決勝に進出しました。都県別対抗戦の結果は以下の通りです。順位総合スタンダードラテン1東京東京東京2神奈川神奈川埼玉3埼玉長野神奈川4新潟千葉新潟5長野新潟茨城6千葉茨城千葉7茨城埼玉山梨8栃木山梨栃木9山梨栃木長野10群馬群馬群馬県別戦の後は、スタンダードの個人競技に移ります。手前側Aフロアは三笠宮杯最終選考、奥のBフロアはC級1次予選です。代表の皆さん、お疲れ様でした。
2024/10/13
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ドイツのライプチヒで2024年10月12日(土)にアダルト・スタンダード世界選手権が行われました。年齢制限なしの、文字通り世界一を決めるカテゴリーです。当初13日と合わせて2日間でオープン戦なども予定されていましたが、キャンセルされたようです。*********************************************************************アダルト・スタンダード世界選手権 出場70組*********************************************************************1. Alexey Glukhov - Anastasia Glazunova(モルドバ)2. Cojoc Rares - Matei Andreea(ルーマニア)3. Tomas Fainsil - Violetta Fainsil(ドイツ)4. Yuan Shaoyang - Qi Chongxuan(中国)5. Dariusz Mycka - Madara Freiberga(ポーランド)6. Dmitri Kolobov - Signe Busk(デンマーク)決勝メンバーの他には、リトアニア、ラトビア、イスラエル、イタリア、エストニア、ノルウェー、ブルガリア、ウクライナ、チェコ、ポルトガル、香港、カザフスタン、オーストリア、フィリピン、フランス、スロバキア、日本、スペイン、ハンガリー、台湾、スウェーデン、フィンランド、クロアチア、オランダ、イギリス、カナダから代表が参加。去年までチャンピオンだったリトアニアのソデイカ組は、2023年12月のヨーロッパ選手権で引退されたんですね。ジャッジはドイツ、チェコ、リトアニア、モルドバ、イタリア、AIN、クロアチア、中国、ポーランド、エストニ、ラトビアから各1名ずつの計12名です。日本からは1組参加で、小嶋組が2次予選47位の成績でした。お疲れさまでした。この他WDSF PDのヨーロッパ選手権ラテン競技も行われました。日本からの参加はありませんでした。去年の様子はこちらです。競技会情報はこちらから
2024/10/12
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<歴史的な一日だったのか>2024年9月30日(月)、愛媛県松山市はこの日も暑くなりそうでした。朝一番に温泉に浸かり、バルコニーに出ました。松山城が山の天辺によく見えてます。7時半に朝食会場へ向かいました。みかんジュースはすっきり甘くて、ビタミンが体に浸透していく感じです。宝石箱のようなフルーツ盛り合わせ。私は洋食、大将は和食の朝ごはんです。ゴージャスなお部屋と美味しい食事の思い出と共に、9時にはチェックアウトして空港に向かいました。松山市内の通り沿いに、お祭りみたいな飾り付けが目についたんです。そういえば昨日の夕方、バルコニーから何か下で人が集まって大声出してるなあと思って眺めたんですよ。秋の坊っちゃん屋台祭りだったみたいです。部屋でスマホいじってないで出かければ良かったかも。今朝のテレビでもう一つ衝撃的なニュースがありました。松山駅、昨日リニューアルオープン! 歴史的イベント、見に行けば良かったなあ〜! すぐそばに泊まってたのに。空港に向かう途中に松山駅前通ったんですが、時間がないので寄れませんでした。次回に期待と言っても、もう次はいつ来るかわかりませんからね。逃した魚は大きかったです。さて、毎度ながらダラダラ書いてる旅行記にお付き合い下さりありがとうございました。明日からスポーツの日を含む3連休ですね。朝夕の寒暖差が激しいので、どうぞお身体に気をつけて楽しい休日を過ごされますように。(おわり)
2024/10/11
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<小池邦夫の絵手紙>部屋から温泉に向かう途中の1階に、小池邦夫絵手紙ギャラリーがありました。短い書と簡単な絵を組み合わせたインパクトのある年賀状をいつも送ってくれる親戚がいるんですが、それを絵手紙と呼ぶことを初めて知りました。小池邦夫さんは絵手紙創始者で、活動は主に東京の狛江市、生まれは道後温泉の近くだそうです。東京学芸大学書道科在学中から、故郷の友人に宛てて絵手紙を送ったのが始まりでした。1978~79年に雑誌『季刊 銀花』に1年間で6万枚を描き、世間に絵手紙が浸透して行ったようです。手紙にしてはかなり大きい作品もありましたが、折りたたんで送ったものを伸ばして額に入れたそうです。目に飛び込んできた一枚は、『自分で光れ』。短い言葉が、絵があることで少しマイルドに刺さります。2023年8月31日に82歳で亡くなったとのことでした。ふなやのギャラリーについては、こちらをご覧ください。(つづく)
2024/10/10
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<瀬戸内魚づくし>夕食は一番乗りでした。ふなやの魚料理、楽しみです。食前酒は柑橘王国らしく、みかん酒です。前菜は、海老と烏賊の菊花おろし和え、かます小袖寿司、イワシ有馬煮、タコやわらか煮、枝豆塩茹で。道後地ビールも頂きます。こちらヴァイツェン(通称 のぼさんビール)。お造りは石鯛、ヤリイカ、赤貝、カツオ、アジ。みんな瀬戸内海で捕れるんでしょうかね。料理長からの日曜限定サービスで、フグザクの煮こごりが来ました。オコゼの煮付け。これは絶品でした。前日いただいた唐揚げも美味しかったですが、あの見た目が怖いオコゼが、こんなに美しく調理されるなんて感動的。じゃがいものスープ。これまでは序盤で、ここからが本番です。メイン料理は選択できて、こちらは大将が注文した愛媛産すずきのオリーブオイル焼き。私が選んだのは、瀬戸内産季節の白身魚の白ワイン蒸しでした。季節のサラダ。イボダイ東寺揚げ。『東寺揚げ』とは、湯葉を使った揚げ物のことだそうです。京都の東寺は大将の実家の近所でよく前を通りましたが、昔はそこで湯葉作ってたんでしょうかね。紫芋と、かぼちゃ甘唐辛子も添えられていました。塩で頂きます。二日連続で鯛めしを頂くなんて何て贅沢なんでしょう。ひょっとすると愛媛の皆さんにとっては普通なんでしょうか。アラの赤だし味噌汁も美味しかったです。デザート盛り合わせ、コーヒーが付いてました。これだけ栄養とって温泉に入って寝たら、健康リフレッシュ間違いなし。昼ごはん抜きで良かったです。(つづく)
2024/10/09
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<新婚さん、いらっしゃい>中学・高校とクラスの見学旅行委員だった私は、旅行の計画を練るのが結構好きです。最近知ったんですが、大将も見学旅行委員をやっていたことがあったそうなんですね。うちの旅行計画のほとんどは大将が担当で、宿や飛行機の手配などもしてくれています。四国巡礼2泊目の9月29日(日)は、『すごいところだからビックリするよ。』と聞いていましたが、まさかここまでとは思っていませんでした。ふなやと言う道後の老舗旅館で、夏目漱石や渋沢栄一などいろんな有名人が宿泊したことがあるところです。ホテルの係の方が部屋まで案内してくださったんですが、やけに入り口から遠いんですよ。しかも最上階。無駄に豪華なスイートルームじゃないの?これって、新婚さんが一生に一度大枚叩いて泊まったりするところだよね。スロバキアの風呂もシャンデリアだった部屋を思い出しましたよ。新築マンションのモデルルームみたいです。バルコニーから松山城が見えました。檜風呂は温泉が出るそうです。折角ですから入らせてもらいますよ。共同の素晴らしい温泉もあるんですけどね。大将が言うには、普通のホテルと同じくらいでそんなに高くないそうですが、一桁数字を見間違えたんじゃないかとちょっと腰が引けました。アメニティもブランドものみたい。旅の経費は割り勘なので、ぶっ飛んだ値段を請求されたらこっちもとばっちりですからね。この食器って、飾りなの?まさかこれで夜食ラーメン食べませんよね。ただ一つこの部屋の難点をあげるとすれば、それはドア入ってすぐ階段があることです。お年寄りとか湯治に来てる方は、この部屋には泊まらないでしょうね。露天風呂や食堂まで遠いし、ここ以外にも階段いくつも通りますから。折角豪華な部屋なので、夜パーっと外に飲みに行くこともなく、部屋で二人、無言でスマホいじってました。優雅な時間の過ごし方としてどうなのって感じですけどね。(つづく)
2024/10/08
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JBDF2024年後期 関東甲信越ダンス茨城県大会会場では、サブアリーナが選手控室として解放されていました。空調設備はあるんですが効いてなくて、暑かったので選手たちは着替えを済ませるとさっさと会場のメインアリーナに移動しています。50年前に建てられた施設でトイレが古かったり少なかったりするんですが、ヒールチェックはありませんでした。湿度が高いので床は滑りにくくて踊りやすかったです。サブアリーナのすぐ隣はマシンの並んだジムで、冷房の効いた更衣室もありました。午後のラテン競技に向けて、更衣室で黒塗りに励みます。ちょっと顔を黒く塗りすぎたみたいで、知り合いの競技選手に『今日はずいぶん黒いですね。』なんて言われていましました。こちらは午後のラテン競技の様子。多分C級かB級の1次予選だったと思います。ラテンA級戦の種目はチャチャ、サンバ、ルンバ、パソドブレの4種目で1次予選は18組でした。2ヒートに分かれて踊り、勝ち残った12組が準決勝に進みました。A級維持は年間2回以上出場で準決勝以上、もしくは年間3回以上出場して2次予選以上の成績を残すことという条件です。ラテンA級戦は今年これで3回目の出場で、出るだけでA級維持決定だったんですが、できれば準決勝以上に進んでクリアしたいと思っていましたので目的は果たせました。こちらはジュニアのラテンソロダンス競技 (小学生以下) の様子です。ラテンA級戦は準決勝メンバーがフロアサイドに集まって、決勝進出者が一組ずつ発表されました。名前を呼ばれるとフロアに出て、サンバを披露します。決勝で踊る気満々でしたので、サンバのかっこいい見せ方を相談していました。いつも踊れない最後の方の振り付けから始めようとか、いやいや新しくアレンジした最初の部分からにしようとか。ところが発表された6組の中に入ってなかったんですね。午前のスタンダードに続き、午後のラテンも7位の成績でした。残念。背番号も7だったりして、なんか縁起がいいような悪いような。こちらラテンA級戦決勝のチャチャ。ラテンB級戦にずっと出られている茨城の競技仲間と少しお話ししたんです。いつも準決、決勝あたりで踊っている方なんですが、あと少しA級に手が届きません。私たちもスタンダードA級は近づいてきてる気はするんですけどね。まだまだA級への道は続きます。ブログを通じて応援してくださる皆様、いつもありがとうございます。また、来年も頑張ります。競技会情報はこちらから
2024/10/07
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JBDF2024年後期 関東甲信越ダンス茨城県大会に参加しました。関東甲信越の各県で毎年春と秋2回ずつ開催される競技会です。これがJBDF関東甲信越ブロックの私たちが参加する今年度最後の一般戦になります。会場は水戸市 リリーアリーナMITOでした。一般戦はラテン・スタンダードともB級、C級、D級、スタンダードのみノービス級、ラテンのみA級の競技があります。年齢別はシニア(男女35歳以上)ラテンC級、グランドシニア(男性55歳以上)スタンダードA級、B級、C級があり、ジュニアとソロダンス(小学生以下、高校生以下)のラテンとスタンダード競技もありました。私たちはラテンA級とスタンダードB級戦に参加。こちら午前中のスタンダードB級戦1次予選の様子です。A級に昇級するためには3位以内を2回と6位以内を1回の計3回B級戦で成績を出さなくてはいけなくて、今年は6位と7位という、リーチでもなんでもない状態で最終戦を迎えてしまいました。スタンダードB級戦は出場35組。1次予選の種目はワルツとスローフォックストロットです。よくぶつかりました。未熟者なので人のこと言えませんが、ピクチャーポーズとってる背中へ突っ込まれるみたいなのもありましたね。26組が最終予選に勝ち上がって、その中にかろうじて滑りこみましたが危なかったです。整列を待っているところに県別戦でお世話になった先生がやって来られて、コソっとアドバイスを下さったんです。『男性もっと上向いて、もったいない。』レッスンでもご指摘いただいたことなので、大将はやってるつもりだったらしいのですが、まだ全然だったみたいです。そのアドバイスのおかげか最終予選を突破して準決勝に進めました。ここからはタンゴ、クイックステップが加わって4種目になります。午後の競技に出場するラテン選手がそろそろやってきて、『白いから誰か分かんなかった〜。』と何人かに言われました。スタンダードの時は黒塗りしてないんです。自信はなかったんですが、ひょっとしたら決勝に行けるかなあと思っていました。B級戦はこの日のスタンダード競技の最高級だったので、準決勝メンバー全員整列して決勝進出者が発表され、一組ずつタンゴを披露することになっています。かっこよくスパニッシュドラッグで決めるぜと張り切っていたんですが、残念ながら名前を呼んでもらえませんでした。1点足らずの7位です。まだまだ実力がA級レベルじゃないってことでしょうね。こちら決勝の様子です。お昼休みを挟んで車椅子ダンスのデモがありました。茨城県大会では毎回華を添えてくれているチームの皆さんで、下の写真は会場の人たちを巻き込んでパプリカを踊っているところです。この後、2023年度の茨城県ラテンの優秀選手の表彰もありました。午後のラテン競技の様子はまた後ほど。
2024/10/06
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イギリスのロイヤルアルバートホールで2024年9月29日-10月3日の5日間、WDC主催のロンドンインター(International Dance Festival)が開催されました。最終日のメイン競技の結果は以下の通りです。*********************************************************************プロ・ボールルーム 出場61組*********************************************************************1. STANISLAV ZELIANIN AND IRINA CHEREPANOVA2. DUSAN DRAGOVIC AND VALERIA DRAGOVIC3. STAS PORTANENKO AND NATALIYA KOLIADA4. FEDOR ISAEV AND ANNA ZUDILINA5. IGOR REZNIK AND LIKA DIKAYA6. SICHENG LI AND MANNI ZHOU日本からは以下の選手がエントリーされていました。NORIYASU TANAKA AND MICHIKO KATOTETSUYA KONNO AND KAORI INOGUCHISHIN WAKASHIRO AND YULIA TATSUMIWATARU ONISHI AND CHIKARU ONISHIYUICHI FUKUDA AND ELIZABETH GRAY (Best 30)KOJI KOBAYASHI AND MIHO AKANUMA (Best 45)ジャッジは以下の通りです。天野先生、A審判ですね。a - Hiro Amanob - Len Armstrongc - Joanne Bolton Hawkinsd - Loraine Barrye - Alessandra Bucciarellif - Katusha Demidovag - Sara Ghigarellih - Anne Gleavei - Edita Gozzolij - Robert Groverk - Karen Hilton MBEl - Natascha Karabeym - John Kimminsn - Lyn Marrinero - Hazel Newberry MBEp - Augusto Schiavoq - Greg Smithr - Manfred Wangs - Jonathan WilkinsT - Mark Lunn (non-voting chairperson)U - David Trueman (non-voting chairperson)*********************************************************************プロ・ラテンアメリカン 出場96組*********************************************************************1. DORIN FRECAUTANU AND MARINA SERGEEVA2. NINO LANGELLA and ANDRA3. MASSIMO ARCOLIN AND LAURA ARCOLINOVA4. PASHA ZVYCHAYNYY AND POLINA TELESHOVA5. KIRILL BELORUKOV AND VALERIIA AIDAEVA6. ANDREI KAZLOUSKI AND NINO KAZLOUSKI7. GIUSEPPE NONNIS AND DASHA CHESNOKOVA日本からは以下の選手がエントリーされていました。YUKI SUZUKI AND AYAKA HARADA (Best 62)SHUHEI KOTANI AND IZUMI TAKAYANAGIKAZUMA HATTORI AND KAREN MAKINOHIKARU ITOH AND SARI NAKAGAWAKAZUKI HACHIYA AND MADOKA MINAKAWA (Best 62)HIDEYUKI SEUCHI AND TOMOKO SAIKITAKAYA OKUNO AND SAYA ISHIIYUJI MIMURO AND KEIKO MUTOSHUNSUKE MIYAUCHI AND SAORI OZAKIHAYATO SUZUKI AND NATSUMI TAKATSUJIHAYATO SEKI AND MAKI HASEGAWANAOTO NOMURA AND KARIN YAMASAKI (Best 47)ジャッジは以下の通りです。A - Shirley BallasB - CarmenC - Karen ChengD - Gaynor Fairweather MBEE - Alan FletcherF - Alison FulhamG - Eugene KatsevmanH - Paul KillickI - Klaus KongsdalJ - Slavik KryklyvyyK - Lorna LeeL - Richard PorterM - Sergey RyupinN - Espen SalbergO - Sergey SurkovP - David SycamoreQ - Alessio TattoliR - Vibeke ToftS - Jasmine ZhangT - Mark Lunn (non-voting chairperson)U - David Trueman (non-voting chairperson)*********************************************************************アマ・ボールルーム 出場110組*********************************************************************1. GLENN-RICHARD BOYCE AND CAROLY JANES2. YUJIE TANG AND AINI ZHAO3. MARCO SIROCCHI AND DORA KILIN4. OLEKSANDR BEZKROVNYI AND MARIIA SAVCHUK5. ANDREI TOADER AND MIA LINNIK-HOLDEN6. LINGHAO KANG AND ANRAN XING日本からは五月女組が参加で、3次予選ベスト30まで進んでいます。ジャッジは以下の通りです。田中先生が審判されてますね。a - Caterina Arzentonb - Vicky Barrc - Arunas Bizokasd - Yang Chaoe - Morena Colagrecof - Amanda Dokmang - Simona Fancelloh - Massimo Giorgiannii - Alina Basyukj - Stephen Hillier MBEk - Timothy Howsonl - Green Lim - Terence Layn - Carol Powello - Adrian Pritchardp - Andrew Sinkinsonq - Erminio Stefanor - Hide Tanakas - Kenny WelshT - Mark Lunn (non-voting chairperson)U - David Trueman (non-voting chairperson)*********************************************************************アマ・ラテンアメリカン 出場121組*********************************************************************1. SALVO SINARDI AND ALEXANDRA KONDRASHOVA2. ALEXANDER CHERNOSITOV AND ARINA GRISHANINA3. JOEL LOPEZ AND KRISTINA BESPECHNOVA4. TANG YIMING AND HUANG XINYI5. GIACOMO BALLARIN AND ALESSIA ALTIERI6. COSIMO BARRA AND DIANA SHARIPOVA日本からは海老原拳人 & タカギルナ組がエントリーされてました。ジャッジは以下の通りです。A - Jagoda BatageljB - Nataliia BiedniaginaC - Heidi BurnsD - Markus HommE - Polina KazachenkoF - Michael MalitowskiG - Barbara McColl Stopford BEMH - Gary McDonaldI - Nicola NordinJ - Jay ParkK - Nino RomanoL - Karina SmirnoffM - Andrei SkufcaN - Dmitry TimokinO - Allan TornsbergP - Olga UrumovaQ - Alex Wei WangR - Yulia ZagoruychenkoS - Jenny Zhang ZhuoniT - Mark Lunn (non-voting chairperson)U - David Trueman (non-voting chairperson)詳しい結果はこちらでご覧になれます。2025年のロンドンインターは10月4日から9日まで開催される予定です。競技会情報はこちらから
2024/10/05
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