2018/08/06
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カテゴリ: TVのはなし
こんなことわざ初めて聞きました。

先日テレビのクイズ番組で出題されてたんです。

司馬遷の書いた史記が出どころだそうで、『四面楚歌』とか『鶏口となるも牛後となる勿れ』なんかも同じところから出てきたことわざなんですって。


​ ​


大体読めないですよ。

『えんじゃくいずくんぞこうこくのこころざしをしらんや』と読むそうです。


燕雀(ツバメやスズメ)のような小人物には、鴻鵠(オオトリや白鳥)のような大人物の考えや大きな志など分からないという意味とのこと。


​


これって、『あんたは小人物』ってバカにしてるんですよね。

それとも『自分はアホすぎてあんたにはついていけない』って言ってるんですか?


​ ​ ​ ​ ​


大将は小さきものの味方 なので


『スズメだって頭いいやつはいる!』


なんて言って怒ってましたけど。


​ ​


気になったので調べてみました。


少時、嘗與人傭耕。
輟耕之壟上、悵恨久之、
曰、苟富貴無相忘。
庸者笑而應曰、若為庸耕。何富貴也。
陳渉太息曰、
嗟乎、燕雀安知鴻鵠之志哉





​ ​


一体どんなシチュエーションで使われたのか、これを読むと分かるというわけです。


​ ​




彼は若い時、農耕のバイトをしていたんです。

耕す手を止めて丘の上に立ち、己の身を嘆きながら

自分が金持ちになってもボスの事は忘れませんよと言いました。

雇い主は笑って「雇われ農夫のくせに、金持ちなんかになれるわけないだろ」と言います。

陳渉はため息をついて言いました。

「ああ、燕や雀のような小鳥には鴻や鵠のような大鳥の気持ちは分からんだろうな」


​ ​


結局、雇い主を『あんたは小人物』ってバカにしてるんでしたね。

ところで陳渉さんて、何した人かご存知ですか?

中国の秦時代末期の反乱指導者だそうです。

紀元前の話ですけど歴史に名を残すほどの活躍をしたわけですから農民バイト時代に持ってた志は大きかったということになるでしょうか。


​ ​


志のことはさておき、体の大きさではやはり燕雀より鴻鵠の方が見栄えがいいです。

競技ダンスの、特にスタンダードは大きい選手が有利な気がしますね。

移動距離が稼げるし、フロアで存在感が出せます。


​ ​


スポーツの世界ではどちらかというと体格がいい人の方がもてはやされます。

バレーボールやバスケットなど高さでアドバンテージになる競技が多いですし、水泳や陸上などのスピード競技もピッチが同じなら手足が長い方が速くゴールにたどり着けますもんね。


​ ​


重量挙げとかアーチェリーとか体操とか、あまり体の大きさは関係ない競技もあります。

競技ダンスでもラテンはあんまり大きさ関係ない気がしますね。

すごく足が長い人とか確かにかっこいいですけど背が高い必要はなくて、むしろカップルバランスとかキレとかでしょうか。

ツバメやスズメの方がひょっとするとラテン競技には向いてるかもしれませんね。


​ ​


とりあえず志は大きく持ちましょうということで、まあ使うことはほとんどないと思いますが覚えといて何かいいことがあるかもしれません。

漢字難しいですね。

『燕雀(えんじゃく)いずくんぞ鴻鵠(こうこく)の志を知らんや』


​ ​





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Last updated  2018/08/07 12:04:00 PM
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