クロサギ

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2025/01/20

テーマ：社交ダンス(9449)

カテゴリ：ＴＶのはなし

『わたしは騙されない』と思っていても、詐欺の手口は日々進化していくようで毎日どこかで被害が出ています。

善良な市民をあの手この手で騙す詐欺のことを白サギと呼ぶそうですね。

色恋絡みの結婚詐欺みたいなのは赤サギと言うそうです。

こういった白サギや赤サギをターゲットにするのが黒サギ。

海賊狩りみたいなイメージでしょうか。

黒崎高志郎は、詐欺にあった父親が一家心中を図って生き残った高校生でした。

家庭を崩壊させた詐欺師に復讐するため、その世界のドンである桂木（かつらぎ）に弟子入りして６年、若いながらもやり手の黒詐欺に成長します。

桂木は甘味処『桂』の店主ですが、裏では白詐欺たちを束ね、情報を売ったり金を洗浄したりしていました。

彼の範疇から外れた行動をすると、黒崎が送り込まれてこの世界で生きていけなくなるほど身ぐるみ剥がされるといった流れが出来上がっていました。

吉川氷柱（よしかわつらら）もアパートの住人の一人で、大学で法学を学ぶ真面目な女子大生でした。

黒崎のおかげで父親が詐欺被害から救われ恩を感じている反面、法が人々を救うという信念とは真逆の黒崎の行為に葛藤しています。

一方、東京中央署の刑事・神志名将（かしなまさる）は複雑な生い立ちから詐欺師の存在を心底憎んでいます。

上司の桃山（ももやま）は黒崎の一家が詐欺被害にあった際に事件を担当した警部補で、黒崎のことを気にかけていました。

詐欺師たちは動きが早いので、だいたい警察の捜査は後手に回っていて、彼らが登場する頃にはある程度ケリがついている感じなんですね。

そしてついに黒崎は、家族の仇である大物詐欺師たちと対面することになります。

自分を育ててくれた桂木とも離反することになり、警察からも追われ、天涯孤独の彼はどんな手を使って立ち向かっていくのでしょうか。

『クロサギ』は黒丸、夏原武（原案）による漫画を原作とした2022年のドラマで、2006年のドラマのリメイクになります。