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<パリ五輪>2024年7月26日、パリ五輪が開幕しました。開会式も趣向を凝らしたユニークな企画が盛りだくさんだったようですね。中央ヨーロッパの夏時間は、日本との時差が7時間です。ウィーンとパリは時差がないので、パリ五輪の開会式はリアルタイムで見られます。地図の茶色の国は全部、時差なしです。私たちは夕方から試合だったので、その様子を知ったのは夜のニュースでした。開会式の様子よりも、パリに向かう鉄道各線の放火テロによる大混乱のニュースの方が大々的に報じられてましたね。スタジアムの外で行われる画期的な開会式。雨が降って寒そうでした。ハイライトシーンしか放送されていなかったので、日本選手団のセーヌ川パレードは見られませんでした。気球の聖火台とか、レディガガとか、マリー・アントワネットは見ました。屋根を走ってた覆面の人、怪盗アルセーヌ・ルパンかと思っていたんですが、オペラ座の怪人だそうですね。そうそうセリーヌ・ディオンにはびっくりでした。口パクじゃなくて本当に歌ってるみたい。体調、大丈夫だったんでしょうか。ホテルのテレビは、ドイツ語、フランス語、英語、スペイン語など多国籍な番組が見られたんですが、どのチャンネルにしても自国の選手が活躍する競技しかやってないんです。ドイツチャンネルで、男子バレーボールの日本がドイツに負けた試合はやってました。ホッケーとかハンドボールとか、ヨーロッパのどこかの国の戦いは常時放送してます。体操男子団体の、日本が劇的に逆転優勝した瞬間だけはニュースで見ました。それ以外は日本では何事も起こっていなかった如く、全くテレビに登場しませんでした。
2024/08/02
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<ウィーン中央駅>パリ五輪に合わせて、ウィーンからパリに向かうオリエント急行が復活するというので興味津々だったんです。アガサ・クリスティのミステリーで有名な豪華列車。乗車券は発売と同時にすぐに売り切れたそうです。試合がメインで、鉄道旅行は二の次ですから別にいいんですけど、ちょっと残念。ウィーン中央駅はヨーロッパ各地に向かう鉄道の集まる大きな駅です。試合のない7月27日にブダペストに向かう電車の下見に行きました。チケットはネットで手配済みでしたので、何番線がどこにあるかとか、当日まごまごしなくて済むための準備です。ヨーロッパの駅は改札がないところがほとんどで、ここも自由に駅構内を散策できます。いろんな電車が見られて、別に鉄子ではないんですが楽しかったですね。ウィーン中央駅に行ったもう一つの理由は、コインロッカーの下見でした。試合の後ハンガリーに1泊旅行するのに、必要のないダンス用品全部持っていかなくてもいいんじゃないのということで、コインロッカーに預けてしまおうと思っていたんです。バリアフリーの電車なんて滅多になくて、大きなスーツケース持って階段登って乗り込むのは大変なんですよ。ロッカーは地下ホームのはずれにありました。大きなスーツケースが入る大型ロッカーもあって、これなら使えるかも。ところがよく見るとほとんど埋まってるんですね。週末だったせいもあるかもしれません。中央の青いコントロールパネルでひと繋がりのロッカー群が制御されているんですが、『故障中』の張り紙が3割ほどありました。預けたはいいけど壊れて取り出せないとかなると帰国の飛行機に影響するので、やっぱり面倒だけど全部持っていこうということに。今回ウィーンで観光らしいことは全くしませんでしたが、ウィーン中央駅は初めてでお店もいっぱいあって結構楽しめました。できれば復刻したオリエント急行の外観だけでも見たかったな。
2024/08/01
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<ヨーゼフホフ・アム・ラートハウス>ウィーン国際空港からホテルまで、タクシーを予約していました。空港で待っていたのが映画『トランスポーター』のジェイソン・ステイサムそっくりさんみたいなドライバーさんです。着いたのが夕方だったせいもあってか、日本に比べて随分涼しく感じました。こちらは空港からホテルに向かう途中で見た高層マンション群。ホテルは試合会場に近いヨーゼフホフ・アム・ラートハウス。ドイツ語の地名って、アム〜というのを付けて類似の地名と区別するんです。フランクフルト・アム・マイン(マイン川沿いのフランクフルト)みたいに。ラートハウスは市庁舎のことで、ヨーゼフホフ・アム・ラートハウスは競技会場となった市庁舎そばのホテル・ヨーゼフホフという意味になります。こちら市庁舎前の広場。五年前と同じホテルだったんですが、今回は道路工事中でホテルまでタクシーが行き着けません。空港から市内までのタクシー料金は一律で42ユーロ、重いスーツケースをホテルまで運んでもらって同じ料金じゃ悪いみたいでした。今回の部屋はガーデンサイドで、窓から綺麗なお庭が見える1階だったんです。お庭が見えるのはいいんですが、お庭でご飯食べてる人からこっちの部屋も丸見えなんですよね。朝食は高いから一度しか食べませんでしたが、バーは毎日通いました。冷えた生ビールはプライスレス。
2024/07/31
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<円安こわい>成田空港で少しだけ現金を両替しました。1ユーロが173円なんて、こんなに円安だと海外に行くのはタイミングが悪いですね。ウィーンに着いた日はゆっくり食事がしたかったのでホテル近くの以前行ったことがあるレストランに入りました。店の中は暗くてガランとしていたんですが、通された中庭のテーブルはほぼ満席で賑わっています。ウィーンカツレツ22.9ユーロ。チキングリーンサラダが12.8ユーロ。ビール(大)とビール(中)がそれぞれ5.2ユーロと4.1ユーロ。全部で45ユーロにチップ10%で49.5ユーロ、これだけで約8000円です。これ、毎日はちょっと家計に痛いです。ホテルの朝食は一人28ユーロで、二人だと1万円近くかかるんですよ。円安怖い。ウィーンにいた5日間は、近所のスーパーに通いました。ビラという名前のスーパー、入り口でお寿司のパックも売ってます。暖かいチキンやどっさり入ったサラダパック、ドレッシングやハムやヨーグルト、パンにオレンジジュース、たくさん買っても20ユーロくらいで割安でした。部屋にお湯を沸かせるポットや冷蔵庫はあったし、コーヒーマシンもありましたので、日本から持参したご飯やカンズメ大活躍。同じホテルに泊まっている他の日本人選手と遭遇しなかったのは、部屋で食事してたせいかもしれません。1ユーロが120円くらいだった頃が懐かしい…。
2024/07/30
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<ドナウの真珠>試合の翌日、ウィーン中央駅から電車に乗ってブダペストへ移動しました。ハンガリーに行くのは初めてで、すごく近くてちょっとびっくり。新幹線で東京ー大阪くらいのイメージです。1泊だけなので効率よく観光するためにガイドさんをお願いしました。こちら、日本に留学経験のあるアンジェリカさん。まずは市民公園へ案内してくれました。ハンガリーの転機の一つは1896年のハンガリー建国1000年祭の万博。この時に建てられた歴史的建造物が今も街のアイコンになっています。例えばこの市民公園にあるセーチェニー温泉。ハンガリーって実は温泉大国なんですね。大小様々な温泉がたくさんあります。公園から車に乗ってメインストリートを走りながら建物の説明を聞きました。この大通り沿いは貴族の住まいが並んでいたところ。アンジェリカさんは夏休みだけガイドのアルバイトをしていて、本業は高校の歴史の先生だそうです。ハンガリーは近隣諸国との政治的関係で国土が大きくなったり小さくなったりしていて、歴史的にとても興味深い国だと知りました。こちらはオペラ座。こちらはブダ城。ドナウ側のこちら側の丘陵地帯がブダ地区で、川向こうの平地がペスト地区だそうです。聖イシュトヴァーン大聖堂近くのレストランでお別れするまで約3時間、みっちり歴史の勉強をさせてもらいました。夕飯を食べてから地下鉄でホテルに戻り、フロントで勧められた屋上のスカイデッキに行って、ドナウの真珠と謳われたブダペストの夜景をつまみにビールを飲みました。
2024/07/29
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オーストリアのウィーン市庁舎で2024年7月25日から7月28日までWDSFウィーン・ダンス・コンコース 2024が開催されました。最終日の7月28日(日)は、以下の4つのカテゴリーが行われました。WDSF Open Standard Senior II WDSF Open Standard Senior IV WDSF Open Latin Senior I WDSF Open Latin Senior III*********************************************************************オープン・スタンダード・シニア II 出場64組*********************************************************************1. Ruben Viciana Lopez - Eva Moya(スペイン)2. Gatis Simsons - Julija Simsone(ラトビア)3. Francesco Argenziano - Giovanna Auletta(イタリア)4. Slawek Lukawczyk - Janine-Nicole Desai(イギリス)5. Petr Kiesel - Alice Pokorna(チェコ)6. Robrecht Krikilion - Nadia Schepens(ベルギー)優勝は2日前と同じスペインのロペス選手です。2位だった選手は棄権、3位だった選手は準決で終わってます。日本人の参加はありませんでした。金曜より日曜の方が参加者も多く、レベルも高いようです。*********************************************************************オープン・スタンダード・シニア IV 出場121組*********************************************************************1. Michael Pauser - Claudia Molecz(オーストリア)2. Takeki Matsumura - Eiko Matsumura(日本)3. Michael Gross - Regina Gross(ドイツ)4. David Getchell - Allison Gonzalez(アメリカ)5. Alessandro Barbone - Patrizia Flamini(イタリア)6. Seiichi Ishikawa - Michiko Ishikawa(日本)日本人は7組参加で、松村組が準優勝、石川組が6位、準決勝に今井組と冬野組、最終予選に岡田組と小池・笹口組、3次予選に川上組がそれぞれ進んでおられました。すばらしい!!世界選手権より参加者は減りましたが、決勝が6ラウンド目ですから大変です。優勝は2日前の世界選手権チャンピオンと同じでした。*********************************************************************オープン・ラテン・シニア I 出場31組*********************************************************************1. Luigi Donadeo - Elisa de Belardini(イタリア)2. Kovacs Mate - Zsila Andrea(ハンガリー)3. Gerard Perez - Eva Krejcirova(スペイン)4. Keigo Oshikawa - Tomoyo Wada(日本)5. Thomas Lennefer - Rosina Witzsche(ドイツ)6. Dominic Thutewohl - Mariann Thutewohl (ドイツ)7. Dominik Haering - Isabella Roegner (ドイツ)押川・和田組が4位入賞です!!佐藤組は最終予選14位の成績でした。シニア I は30代から40代前半くらいの選手たちですので、動きもいいしスタイルもいい人たちばっかりで素敵です。*********************************************************************オープン・ラテン・シニア III 出場41組*********************************************************************1. Achim Hobl - Kerstin Hahn(ドイツ)2. Patrick Lemaire - Jennifer Massaro(フランス)3. Herbert Schoepf - Beatrix Schoepf (オーストリア)4. Ricardo Puerta - M del Pilar Martin (スペイン)5. Jose Maria Carbonell Ojeda - Maria Jose Munoz Criado(スペイン)6. Hirofumi Sakamoto - Junko Sakamoto(日本)オープン戦なのにリダンスもある珍しい試合で、ジャッジも全員女性という初めて見るパターン。踊りはさほど変わってないと思うんですが前回よりはウケがよくて準決に入れました。2日前の試合のルンバをこいちゃんが動画で撮ってくれたので見たんですが、どうも踊りが地味な上にヒョウ柄ドレスも地味な気がしたので、この日は赤のフリンジドレスで出場してみたんです。坂本組が決勝6位、私たちは準決勝、キジュン・小城組が2次予選の成績でした。優勝したドイツのアキームさんたちとはシニア II 時代からの知り合いで、メールをやりとりする仲です。久しぶりにお会いして、再会を喜び合いました。アキームさんのパートナーは2試合とも黒のパンツでティーチャーシューズだったんです。それでも全然OKなんですね。踊りがよければ良しということなんでしょう。彼らは2週間後のジャーマン・オープンにも参戦するそうです。2日前は3位だったんですが今回は優勝、その時の1位と2位が一つずつ順位を落としています。4日間に渡る大会はこれで全て終了です。参加した選手の皆さん、本当にお疲れ様でした。
2024/07/28
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オーストリアのウィーン市庁舎で2024年7月25日から7月28日までWDSFウィーン・ダンス・コンコース 2024が開催されています。2019年に来た時ウィーン市庁舎は修復中で幕をかぶっていたので、完成したこの姿を見るのは初めてになります。昨日の夜は広場でイベントをやっていて、ウィーンで多分人気のあるコメディアンのライブで大勢の観客が盛り上がっていました。7月27日(土)は以下の4つのカテゴリーが行われました。WDSF Open Standard Senior I WDSF Open Standard Senior IIIWDSF Open Standard Senior V WDSF Open Latin Senior II*********************************************************************オープン・スタンダード・シニア I 出場25組*********************************************************************1. Manuel Guidotti - Silvia Mariotti(イタリア)2. Serhii Shulha - Olha Shulha(オランダ)3. Simone Carrer - Ilaria Dalla Libera(イタリア)4. Marco Rizzotto - Alina Klonova(ラトビア)5. Christian Platz - Anja Platz(ドイツ)6. Stefano Crivellaro - Veronica Grossi(イタリア)7. Martin Cech - Katerina Cechova(チェコ)2日前に行われた同じカテゴリーの試合と順位が大きく変わっています。その時優勝だったチェコの選手はなんと7位に、準優勝だったイタリアの選手は6位です。新手の上手い選手が出てきたというのもあるかもしれませんが、5位だったドイツの選手は今回も5位でした。試合って本当にやってみないと分からないですね。審判が変わっただけでこんなに順位が変わるんですから。日本人の参加はありませんでした。*********************************************************************オープン・スタンダード・シニア III 出場129組*********************************************************************1. Gert Faustmann - Alexandra Kley(ドイツ)2. Massimiliano Ferrini - Elisabetta Galilei(イタリア)3. Slawek Lukawczyk - Janine-Nicole Desai(イギリス)4. Vittorio Bramati - Silvia Martorelli(イタリア)5. Ingo Bauer - Sandra Fuersattel(ドイツ)6. Luca Dottori - Marina Morgantini(イタリア)去年の世界選手権で上位入賞の選手たちが新たに参戦してきて1位から3位に入りました。2日前の同じカテゴリーの試合で優勝と準優勝だった選手が4位と5位に陥落し、5位だった選手が6位に踏みとどまって、それ以外の選手は準決勝に。それにしても50歳以上のスタンダード人口って、ラテンに比べてなんでこんなに多いんでしょうね。我々も一応スタンダードもやってますけど、こんな大変そうな試合に参戦しようという気が全く起こりません。日本からは今井組がエントリーされてましたが、流石に3日連続はちょっときつかったのか棄権されていました。*********************************************************************オープン・スタンダード・シニア V 出場29組*********************************************************************1. Duilio Castelli - Paola Patrizi (イタリア)2. Alfredo Anselmi - Anna Maria Pietrobelli(イタリア)3. Giovanni Boccu - Federica Gualina(イタリア)4. David Bort Canet - Pepita Mondragon Climent(スペイン)5. Jan Hon - Jaroslava Honova(チェコ)6. Roberto Ajelli - Maria Luisa Bertacco(イタリア)2日前の試合に出場していなかったイタリアの強豪選手が優勝して、その時1位、2位だった選手たちが繰り下がりました。シニアVは片方が75歳以上、もう片方が70歳以上という後期高齢者の域に達する方々なんですが、ものすごくタフです。日本のように試合の合間に給水タイムがあるわけでもなく、一次予選から5種目で何ラウンドも踊るんですからそこで上位に食い込んでくるイタリアン・パワーと言いますか、やっぱりパスタ食べてると持久力上がるんでしょうかね。日本からの参加はありませんでした。*********************************************************************オープン・ラテン・シニア II 出場40組*********************************************************************1. Ruben Viciana Lopez - Eva Moya(スペイン)2. Carlos Cirera - Eva Nieto(スペイン)3. Kiss Mihaly - Nagy Noemi(ハンガリー)4. Jiri Belohlavek - Jitka Bohacova (チェコ)5. Emmanuel Seguy - Geraldine Sadeski(フランス)6. Michael Schwiefert - Melanie Schwiefert(ドイツ)7. Peter Psenak - Drahoslava Psenakova(スロバキア)8. Stefano Meloni - Manuela Oliva(イタリア)2日前の同じカテゴリーの試合の優勝と準優勝が入れ替わりました。スペイン国内でも実力伯仲のライバルなんでしょうね。3位と5位は同じで、4位だった選手とは別のチェコの選手が4位に入ってきました。日本から参戦の佐藤組は準決勝11位の成績です。お疲れ様でした。私たちはこれまで、試合当日でも寸暇を惜しんで観光してましたけど、この日はエントリーせずに休憩してました。渡航してすぐに翌日試合でハードだったし、ウィーンは2016年と2019年の2回来て主要なポイントは観光していますので明日の試合に備えて体力温存です。ウィーンの大会のいいところは、一度の渡航で2回試合に出られること。世界ランキングを上げるためのポイント稼ぎが効率的にできるんです。WDSFの世界ランキングは、過去12か月間の6つ(ユースの場合は4つ)の最高の結果の合計できまります。(こちらの記事参照)競技は主にヨーロッパで開催されるので、遠く日本から年6回はなかなか渡航できないですからね。
2024/07/27
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オーストリアのウィーン市庁舎で2024年7月25日から7月28日までWDSFウィーン・ダンス・コンコース 2024が開催されます。大会2日目の7月26日(金)は、シニアIVスタンダードの世界選手権が開催されました。片方が65歳以上、もう片方が60歳以上の男女というカテゴリーです。*********************************************************************シニア IVスタンダード世界選手権 出場208組*********************************************************************1. Michael Pauser - Claudia Molecz(オーストリア)2. Takeki Matsumura - Eiko Matsumura(日本)3. Valter Miccoli - Marinella Giammarino(イタリア)4. Renato Sibillo - Anna Cartini(イタリア)5. Bruno Lazzareschi - Ida Zotta(イタリア)6. Michael Gross - Regina Gross(ドイツ)7. Jouko Leppala - Helja Leppala(フィンランド)日本の松村組が準優勝です。すばらしい!!参加者200組超えで決勝が7ラウンド目という試合、とてもシニアの試合とは思えない過酷さですね。1次予選から5種目戦で一曲ずつがきっちり長いです。参加国はオーストリア、イタリア、ドイツ、フィンランド、アメリカ、フランス、チェコ、スペイン、カナダ、オランダ、デンマーク、エストニア、ポルトガル、ベルギー、デンマーク、ポーランド、スイス、ラトビア、ハンガリー、イギリス、スロバキア。ジャッジはスロベニア、ルーマニア、クロアチア、カナダ、チェコ、セルビア、ウクライナ、オーストリア、スロバキアから各1名ずつで計9名です。日本人は7組参加で、松村組が準優勝、最終予選に今井組と冬野組、4次予選に石川組と岡田組、3次予選に川上組、小池・笹口組がそれぞれ進んでおられました。日本人選手全員が60位以内という結果で、日本のシニアIVスタンダードのレベルが世界の中でも高い方だということだと思いますね。世界選手権以外に以下の3つのカテゴリーが行われました。WDSF Open Standard Senior II WDSF Open Latin Senior IWDSF Open Latin Senior III*********************************************************************オープン・スタンダード・シニア II 出場47組*********************************************************************1. Ruben Viciana Lopez - Eva Moya(スペイン)2. Fabian Lohauss - Simone Braunschweig(ドイツ)3. Valerio Bilancioni - Silvia Badiali(イタリア)4. Robrecht Krikilion - Nadia Schepens(ベルギー)5. Jens Hicking - Petra Engelhard(ドイツ)6. Massimo Bonacchi - Michela Luisi(イタリア)日本人の参加はありません。*********************************************************************オープン・ラテン・シニア I 出場22組*********************************************************************1. Keigo Oshikawa - Tomoyo Wada(日本)2. Thomas Lennefer - Rosina Witzsche(ドイツ)3. Dominic Thutewohl - Mariann Thutewohl(ドイツ)4. Manuel Lopez Ruiz - Beatriz Veiga Dominguez (スペイン)5. Dominik Haering - Isabella Roegner(ドイツ)6. Christian Platz - Anja Platz(ドイツ)押川・和田組が優勝です!!佐藤組は準決勝11位の成績でした。私たちは準決勝まで日本からの2組を応援してホテルに帰ったんですが、一般客で日本の旗を持って応援に来られていた一団がいらしたんです。現地在住の方々でしょうか。とても心強かったです。*********************************************************************オープン・ラテン・シニア III 出場43組*********************************************************************1. Patrick Lemaire - Jennifer Massaro(フランス)2. Herbert Schoepf - Beatrix Schoepf(オーストリア)3. Achim Hobl - Kerstin Hahn(ドイツ)4. Roberto Danero - Eleonora Cicero(イタリア)5. Frantisek Beres - Miriam Beresova(スロバキア)6. Enrico Donato Chiattone - Morena Bonacini(イタリア)私たちもこの試合に参加したんですが、申し込んだ時、めずらしく人数制限があったんです。世界選手権の参加者があまりにも多いので、合わせて行う試合も参加者が多いと一日で終わらないからでしょうかね。坂本組が準決勝8位、キジュン・小城組が2次予選18位の成績でした。私たちは21位。ヒョウ柄ドレスのデビュー戦だったんですが、結果はイマイチです。ここでの試合に初参加した2019年からコロナを経て5年。メンバーが結構入れ替わりました。優勝したフランスの選手達と話しをしたんですが、タチアナが教えていると言っていたフランス人というのは彼らのことでした。私個人的には2位だったオーストリアのカップルが優勝かと思っていたんですけどね。5位に入ったスロバキアの選手は、シニアIIラテンの世界選手権がスロバキアで開催された時のチャンピオンです。6位のイタリアの選手とは大将が名前で呼び合う仲になって仲良く話していました。女性のドレスが虹色で素敵です。スタンダードの日本選手も何組か同じホテルだったそうですが、ドニー坂本さんたち以外、タイミングが合わなかったようで全然遭遇しませんでしたね。皆さん朝早くから、本当にお疲れ様でした。
2024/07/26
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オーストリアのウィーンで2024年7月25日から7月28日まで開催されるWDSFウィーン・ダンス・コンコース 2024に参加してきました。会場はウィーン市庁舎フェストザール(祝祭の間)です。市役所なんですけど、これはどう見てもお城ですよね。7月25日(木)は以下の4つのカテゴリーが行われました。WDSF Open Standard Senior I WDSF Open Standard Senior III WDSF Open Standard Senior VWDSF Open Latin Senior IIこちら中の様子。競技会というより舞踏会のようです。*********************************************************************オープン・スタンダード・シニア I 出場22組*********************************************************************1. Martin Cech - Katerina Cechova(チェコ)2. Stefano Crivellaro - Veronica Grossi(イタリア)3. Dominic Thutewohl - Mariann Thutewohl(ドイツ)4. Alexander Voges - Laura Christin Voges (ドイツ)5. Christian Platz - Anja Platz (ドイツ)6. Zsolt Kristof - Daniela Paul (ドイツ)日本人の参加はありません。*********************************************************************オープン・スタンダード・シニア III 出場124組*********************************************************************1. Vittorio Bramati - Silvia Martorelli(イタリア)2. Ingo Bauer - Sandra Fuersattel(ドイツ)3. Armando Nespoli - Natalia Gualandris(イタリア)4. Roberto Antenore Marzorati - Claudia Gallo(イタリア)5. Luca Dottori - Marina Morgantini(イタリア)6. Funk Gerhard - Funk Marion(ドイツ)日本人では今井組が4次予選23位、石川組26位、冬野組が3次予選33位でした。*********************************************************************オープン・スタンダード・シニア V 出場22組*********************************************************************1. Alfredo Anselmi - Anna Maria Pietrobelli(イタリア)2. Giovanni Boccu - Federica Gualina(イタリア)3. Roberto Ajelli - Maria Luisa Bertacco(イタリア)4. Gerhard Salzgeber - Ingrid Salzgeber(オーストリア)5. Armando Pelosi - Donata Annaratone(イタリア)6. Giovanni Riva - Carla Scaccabarozzi(イタリア)日本人の参加はありません。*********************************************************************オープン・ラテン・シニア II 出場23組*********************************************************************1. Carlos Cirera - Eva Nieto(スペイン)2. Ruben Viciana Lopez - Eva Moya(スペイン)3. Kiss Mihaly - Nagy Noemi(ハンガリー)4. Petr Kalina - Petra Saksa Pistecka(チェコ)5. Emmanuel Seguy - Geraldine Sadeski (フランス)6. Jun-Ichi Sato - Minako Sato (日本)佐藤組が決勝入りっ!おめでとうございます。坂本組が準決勝9位、今回初めてお会いしたキジュン・小城組が2次予選13位の成績でした。ドニー坂本組は前日にオクサナ・ニキフォローバさんのプライベートレッスンを3コマ受けてからの出場とのこと。ツワモノですね〜。うちなんかそんななことしたら消化不良でメチャクチャな踊りになりそうです。私達はこの日は移動日で試合には参加していませんでしたが、皆さん初日から大活躍でした。(つづく)
2024/07/25
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黒澤明監督の名作映画『生きる』のイギリス版リメイクです。元の作品を見ていなかったので、物語も何も知らずにこの映画を見たんですが、心に沁みるいい話でした。舞台は1953年のロンドン。紳士たちは帽子を被り、蒸気機関車で通勤しています。ピーター・ウェイクリングは市役所の市民課に就職し、その初日でした。ウィリアムズ課長は厳格な人で、市民課の部下たちは一目置いています。みんなの机の上には未処理の書類が山積みで、それが忙しい言い訳となっているようでした。ピーターは初日から、お役所仕事の洗礼を受けます。資材置き場を公園に変えて欲しいという陳情書を持ち込む婦人たちと一緒に、役所内の様々な課をたらい回しにされ、結局市民課に差し戻されるとウィリアムズ課長は当然のように書類を未決の棚に放り込みました。ウィリアムズ課長は胃の調子が悪かったようで、検査結果を聞きに医師を訪ね、末期ガンで余命半年と言われてしまいます。どうして良いか分からず、病院の待合室で女性たちの話題に上っていたリゾート地ボーンマスへ、初めて仕事をサボって出かけるんです。ボーンマスって、毎年UK戦が行われるところですよね。そこで知り合った作家の男に案内され酒場やストリップ小屋を渡り歩きますが、全く気持ちは晴れませんでした。ロンドンに戻っても仕事に行く気が起きず街を歩いていると、転職を考えている部下のマーガレットに見つかってしまいます。彼女は生気に溢れていて、推薦状を書いてもらおうとウィリアムズ課長が職場に戻るのを待っていたんです。ランチを共にし話をするうちに、堅物のウィリアムズ課長は心を開いていくんですね。息子夫婦にさえ言えない自分の病気のことを話すんです。これがきっかけとなって、ウィリアムズ課長は仕事に復帰します。残りわずかな命を燃やして、今まで保留にし続けてきた仕事に真摯に取り組んでいきます。人間覚悟を決めるといろんなことができるものなんでしょうね。先がないと分からないと、先延ばしにしてしまいがちです。夏休みの宿題のように。『生きる LIVING』(原題:Living)は、2022年のイギリス映画です。映像が古そうに見えたので、昔の映画なのかと思いました。世界の黒澤の名作をどうアレンジするのか、ハードルは高かったはずですが、脚本をノーベル文学賞受賞のカズオ・イシグロが務め、オリバー・ハマーナス監督が見事に料理しました。主役を演じたビル・ナイも、市民課のメンバーもいい味出してましたね。自分だったら余命6ヶ月と言われた時どうするだろうと考えました。いい映画でした。心を潤す名作映画
2024/07/24
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中国の無錫(むしゃく/WUXI)で2024年7月17日から7月21日まで開催されたWDSF アジアン ダンススポーツ フェスティバル 2024で、すでにご紹介しました通りジュニアIIラテン、ユース・スタンダード、アダルト・ラテンの3つの世界選手権が行われました。さらに7月20日にはWDSFグランドスラム・スタンダードとPD ワールドカップ・ラテンが、また7月21日にはWDSFグランドスラム・ラテンとPD ワールドカップ・スタンダードが行われ、盛りだくさんの大会でした。グランドスラムはアダルトのカテゴリーで年に数回行われ、世界ランキングとは別にグランドスラム・ランキングというのがあります。ワールドカップは世界選手権とは別のタイトルで、アダルトを対象としたスタンダード、ラテン、10ダンスがそれぞれPDとアマで年1回ずつ開催されています。最近カテゴリーが多すぎてフォローしきれないんですが、選手権も世界選手権以外にヨーロッパ選手権、北ヨーロッパ選手権、アジア選手権、アジア太平洋選手権などが、主にアダルト対象で行われているようです。2024年7月20日*********************************************************************グランドスラム・スタンダード 出場178組*********************************************************************1. Alexey Glukhov - Anastasia Glazunova (モルドバ)2. Tomas Fainsil - Violetta Fainsil(ドイツ)3. Cojoc Rares - Matei Andreea(ルーマニア)4. Vadim Shurin - Anastasia Meshkova(ラトビア)5. Yuan Shaoyang - Qi Chongxuan(中国)6. Dmitri Kolobov - Signe Busk(デンマーク)日本からは3組参加で、大西組が46位、ホワイトン組が119位、小林・小西組が130位の成績でした。*********************************************************************PD ワールドカップ・ラテン 出場25組*********************************************************************1. Maruster Sergiu - Anastasia Stan(モルドバ)2. Li Mingxuan - Zhou Wanting(中国)3. Wang Jun - Jia Yiwen(中国)4. Petter Andreas Engan - Kine Marie Mardal(ノルウェー)5. Szabo Viktor - Vanja Vujic(クロアチア)6. Lorenzo Tellini - Giulia Dotta(イタリア)20日のこの他の試合は、以下の通りでした。WDSF Open Standard Senior IIIWDSF Open Solo Standard Junior IWDSF Open Latin Youth WDSF Open Solo Latin Junior I2024年7月21日*********************************************************************グランドスラム・ラテン 出場232組*********************************************************************1. Yan Bangbang - Du Yujun(中国)2. Malthe Brinch Rohde - Sandra Sorensen(デンマーク)3. Konstantin Gorodilov - Polina Figurenko(エストニア)4. Miculescu Ionut Alexandru - Pacurar Andra(ルーマニア)5. Tam Winson - Anastasia Novikova(香港)6. Artur Balandin - Anna Salita(ドイツ)アダルト・ラテン世界選手権の上位3組が出場せずに、自国開催のバンバンに華を持たせた感じでしょうか。ライブ動画で準決・決勝を見ましたが、世界チャンピオンになったバラン&クリスティーナも会場で観戦してましたね。ルーマニアの選手が世界選手権通りなら三位だったはずですが、この辺は審判変わればどうにでも変わるのかもしれません。五位のタムはこれまでカナダで出場していましたが、今回は香港からの出場になっています。いろんな思惑が働いているんでしょうね。日本からは3組参加で、大西組が86位、ホワイトン組が195位、小林・小西組が203位の成績でした。*********************************************************************PD ワールドカップ・スタンダード 出場35組*********************************************************************1. Edgars Linis - Eliza Line(ラトビア)2. Edgaras Baltaragis - Indre Baltarage(リトアニア)3. Cao Yuan - Wang Ximeng(中国)4. Jiang Jiying - Zhao Yuye(中国)5. Nikita Anikeev - Elina Kokotova(アル・アイン)6. Alessandro Ilarioni - Aurora Sbardella(イタリア)21日のこの他の試合は、以下の通りでした。WDSF Open Standard YouthWDSF Open Standard Senior IWDSF Open Standard Senior IIオープン戦シニアはスタンダードだけでラテンはありませんでした。PDもシニア戦も日本からの参加はなかったようです。競技会情報はこちらから
2024/07/23
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中学時代、誰もが恐れた無敵のバッテリーがいました。剛速球や高速スライダー、スローカーブを持ち玉とした天才ピッチャー清峰 葉流火(きよみね はるか)、打っても四番で強打者と言いますから大谷翔平選手のような逸材なんでしょうね。そして智将と歌われたキャッチャー要 圭(かなめ けい)。二人を要する宝谷硬式野球部は無敵で、圧倒的な実力差に心折られ野球を辞めた生徒も数多くいました。山田 太郎(やまだ たろう)もその一人。野球部のない普通の都立高校に進学して、楽しいハイスクールライフを送ろうと思っていました。ところが野球の名門校に進学したと思っていた無敵のバッテリーが、驚いたことに同じ高校に在籍していたんです。しかも冷静沈着な智将だったケイが、記憶喪失のアホになっています。野球のルールすら忘れてしまっている様子。『パイ毛』とか言っておちゃらけてます。幼馴染のよしみで一緒についてきた剛腕投手ハルカは、なんとかして野球をやりたがっていました。この高校には野球サークルはありましたが草野球レベルの先輩たちが数人いる程度です。イップスを発症してグレていた大型選手・藤堂 葵(とうどう あおい)もこの高校にいました。さらに、体格には恵まれないものの俊足と優れた分析能力を持つ千早 瞬平(ちはや しゅんぺい)も。二人とも中学時代に無敵の天才バッテリーと対戦した経験があり、野球を辞めてこの高校に来ていました。なかなかこううまくは揃わないものですが、スラムダンクにしろハイキューにしろ、スポーツアニメはこういった特異な設定が多いですよね。その方が面白いですから。一番の問題はアホになったケイがハルカの豪速球をとれるのか、そもそも野球ができるのかというところですが、時々クールな智将に戻るんですね。そんな記憶喪失ってあるんでしょうか。ストイックに野球に取り組み過ぎて心を病んだのかも。『忘却バッテリー』は、みかわ絵子による漫画を原作としたアニメで、2024年4月から7月まで第1期が放送されました。漫画家さんは野球未経験とのことですが、旦那さんは本格的にやっていたそうで、貴重な情報源となっているようです。これからの展開も楽しみです。
2024/07/22
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ジョンは野生動物番組などのTVカメラマンでした。モリーは、料理研究家。夢は郊外の農場でいろんな果物や野菜を育てながら暮らすことです。二人は結婚して都会の小さなアパートに住み、トッドという名の保護犬を引き取ります。トッドは二人が留守の間、一日中でも吠え続け、その声がうるさいとアパートを追い出される羽目に。一生トッドの面倒を見ると誓った二人、ついに都会を捨て郊外で農場を始める決意をしました。二人とも農業未経験者ですからすごく大変なんですよ。投資家を募って200エーカーの土地を手に入れたものの、何から手をつけていいのか全く分かりませんでした。200エーカーってどのくらい広いのか思い浮かばなかったんですが、ディズニーランドとディズニーシーを合わせて大体250エーカーくらいだそうです。乾燥した土は硬く、荒廃して、とても作物を育てられそうもありません。モリーがインターネットで探し当てたのはアラン・ヨークという再生型農法の巨匠でした。再生型農法というのは、農場の中で生態系を維持した一つの世界を作る、最近よく耳にする持続可能な循環型社会の農業版みたいなものでしょうか。アランのアドバイスに従いミミズを買ってきて、まず土づくりから始めます。アランが動物買えとか鳥買えとか平気で言うので資金がどんどん目減りしていきました。ジョンは自分たちの奮闘を映像に収めてこのドキュメンタリー映画を制作していきます。トッドは大好きなジョンとモリーとずっと一緒にいられてのびのび暮らせる農場が気に入ったようでした。鶏たちはたくさんの卵を産み、売れ行きも上々。貯水池にはカモが泳ぎ、柵の中で羊たちが遊び、豚は17匹も子供を産みました。しかし、いいことばかりじゃないんです。コヨーテの群れが夜更けに羊や鶏を襲い始め、桃やアプリコットの果実は野鳥の群れの餌となり、レモンの木は大量のカタツムリにやられます。無農薬なのでアブラムシなどの害虫も果樹にたかり、雨が降らなくなると貯水池には藻が大量発生して水鳥たちの餌となる魚が酸欠で死にました。さらに悪いことに、師匠であるアランが癌で亡くなってしまうんです。自然の力は偉大ですね。アランの予言通り、数年経つとアブラムシを食べるてんとう虫たちがやってきました。ミツバチも花を求めて集まってきて、養蜂もできるようになります。カモたちがカタツムリを大量に食べてくれて、駆除する必要がなくなりました。羊たちは果樹園の下草を食べ、そこで糞をするのでますます土が肥えていきます。野鳥たちの天敵タカやフクロウも住み着いて、8年目には生態系のバランスが取れてくるんです。『ビッグ・リトル・ファーム 理想の暮らしのつくり方』(原題:The Biggest Little Farm)は、農場主のジョン・チェスターが自ら監督を務めた2018年のアメリカのドキュメンタリー映画です。動物たちや美しい農場の様子がイキイキと映し出されていました。こう言った農場生活に憧れる人は結構多いんじゃないかと思いますが、楽じゃなさそうですね。山火事なんかもあったりして、積み上げてきたものが一瞬にして飲み込まれる危険性も孕んでいます。素敵な映画でした。おすすめです。
2024/07/21
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『人はバーテンダーという職業につくんじゃない。バーテンダーという生き方を選ぶんだ。』バーテンダーで頭に浮かぶのは笑ゥせぇるすまんに出てくる魔の巣のマスターくらいだったんですが、この物語でイメージ変わりました。多種多様なカクテルを作れなくちゃいけないのは勿論ですが、それ以上に接客のプロですね。どんな風変わりな客が来ても、心に寄り添い、癒しを与える精神科医のようでした。主人公の佐々倉溜(ささくら りゅう)は、ヨーロッパのカクテルコンテストで優勝し、パリの一流ホテルでチーフバーテンダーを務めていた経験を持っています。理由は分かりませんが、そのポジションを捨てて帰国。イーデンホールという銀座の小さなバーで働いています。東京にオープンしたホテル・カーディナルの営業企画部では、ホテルのクオリティにマッチするバーテンダーを探していました。オーナーの来島泰三のバーテンダーに対する拘りが激しくて、なかなか決まらなかったんです。孫の来島美和は営業企画部で働いていて、偶然知り合った佐々倉に白羽の矢を立てますが、彼はイーデンホールから離れようとしません。彼が作るカクテルは「神のグラス」と呼ばれているようです。いろんな種類のカクテルが登場して、目の保養になりました。グラスに注いだ後、シェーカーを最後にシャッと振り上げるのがかっこいいですね。Y-Barしか行ったことないんですけど、磨き上げられたグラスとか、美しい形の氷とか、洗練されてて素敵です。『バーテンダー 神のグラス』は、原作:城アラキ、漫画:長友健篩による日本の漫画をアニメ化して2024年4月から6月まで全12話が放送されました。バーテンダーという生き方、大変そうで自分には出来そうもありませんが、彼の作るジントニックを飲んでみたいなあと思いました。
2024/07/20
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中国の無錫(むしゃく/WUXI)で2024年7月17日から7月21日まで開催されているWDSF アジアン ダンススポーツ フェスティバル 2024で、グランドスラムの他、3つの世界選手権が行われます。7月19日にはWDSFアダルト・ラテン世界選手権が行われました。年齢制限なしの、文字通り世界一を決めるカテゴリーです。*********************************************************************アダルト・スタンダード世界選手権 出場83組*********************************************************************1. Marius-Andrei Balan - Khrystyna Moshenska (ドイツ)2. Charles-Guillaume Schmitt - Elena Salikhova(フランス)3. Guillem Pascual - Diandra-Aniela Illes (スペイン)4. Yan Bangbang - Du Yujun(中国)5. Malthe Brinch Rohde - Sandra Sorensen(デンマーク)6. Miculescu Ionut Alexandru - Pacurar Andra(ルーマニア)ライブ配信で決勝まで見ていましたが、個人的にはフランスのシュミットさんたち推しです。チャチャとパソがソロ競技でそれ以外は全員で踊って、種目ごとに結果が表示されるので表彰式のドキドキ感が全くないのがちょっと残念。ドイツのバランたちはずっと首位独占でしたが、2位のシュミットさんたちとの差は僅かで、なんでその差が生まれるのか、どうして逆転現象が全く起こらないのか不思議に思いました。多分ジャッジたちにもチャンピオンに対する先入観みたいなものがあるのではないでしょうか。4位に入っている中国のバンバンもチャーミングで大好きです。開催国の代表ですから観客からの応援も大きかったですね。アゼルバイジャン、スロベニア、ウクライナ、イスラエル、フランス、スロバキア、アメリカ、ドイツ、クロアチア、スウェーデン、ポーランド、ブルガリア、南アフリカ共和国、マカオ、フィンランド、スペイン、カザフスタン、モルドバ、デンマーク、リトアニア、、イタリア、ハンガリー、日本、韓国、チェコ、モンゴル、フィリピン、タイ、ラトビア、エストニア、ルーマニア、ベトナム、AIN、マレーシア、トルコ、オーストリア、香港、オランダ、ポルトガル、インドネシア、中国から代表が参加。ジャッジはドイツ、フランス、AIN、イギリス、アメリカ、タイ、スロバキア、ラトビア、ルーマニア、ポーランドから各1名ずつの計11名です。日本からは2組参加で、大西組が55位、海老原・タカギ組が65位の成績でした。お疲れさまでした。19日のこの他の試合は、以下の通りでした。WDSF Open Standard Juvenile IWDSF Open Standard Juvenile IIWDSF Open Solo Standard Junior IIWDSF Open Latin Juvenile IWDSF Open Latin Juvenile IIWDSF Open Solo Latin Junior IIソロ競技の決勝も見たんですが、女の子しかいませんでしたね。ジュニアやジュブナイルの競技の合間に、お手本となるアダルトの世界選手権が行われるのはいいですよね。最高のイメージトレーニングになると思います。去年の様子はこちらです。競技会情報はこちらから
2024/07/19
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中国の無錫(むしゃく/WUXI)で2024年7月17日から7月21日まで開催されているWDSF アジアン ダンススポーツ フェスティバル 2024で、グランドスラムの他、3つの世界選手権が行われます。7月18日にはWDSFユース・スタンダード世界選手権が行われました。片方が16-18歳、もう片方が18歳以下の男女というカテゴリーです。*********************************************************************ユース・スタンダード世界選手権 出場60組*********************************************************************1. Pranas Mitkus - Juste Janciunaite(リトアニア)2. Adria Hernandez - Emilija Ulcinaite(スペイン)3. Neidas Lenkaitis - Tamara Belenkaya(カザフスタン)4. Padurariu Stefan Alexandru - Constandache Malina Elena(ルーマニア)5. Jaime Martinez Ibanez - Emmi Brener(イスラエル)6. Mateusz Stawowy - Sara Silva(ポーランド)モンゴル、トルコ、モルドバ、クロアチア、ポルトガル、イタリア、台湾、中国、スロバキア、アメリカ、ベトナム、ドイツ、ハンガリー、オーストリア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、スペイン、香港、カザフスタン、ラトビア、エストニア、日本、チェコ、リトアニア、デンマーク、マカオ、フランス、ウクライナ、イスラエル、ポーランド、ルーマニア、イタリアから代表が参加。ジャッジはアゼルバイジャン、中国、ポーランド、リトアニア、ベトナム、イタリア、ドイツ、AIN、チェコから各1名ずつの計9名です。日本からは2組参加で、1次予選40位と44位の成績でした。日本代表選手の踊りは山梨の県別戦で間近に拝見しまして、ものすごく上手いなと思いましたけど、世界のユースのレベルはとっても高いんですね。お疲れさまでした。去年の様子はこちらです。18日のこの他の試合は、以下の通りでした。WDSF Open Standard Junior IWDSF Open Solo Standard Juvenile IWDSF Open Latin Junior IIWDSF Open Solo Latin Juvenile Iソロ競技の参加者、前日のジュブナイルIIよりは少なめです。それでもジュブナイルIスタンダードが35名、ラテンが89名です。モンゴルの子供達、日本人より社交ダンス人口多いかもです。ジュニアIIラテンのオープン戦に日本の2組が参加していて、出場組数86組、一次予選69位と75位の成績でした。昨日のブログでご紹介したジュニアIIラテン世界選手権の動画を見ましたが、凄いハイレベルです。日本のジュニア選手たちもノビシロは無限大です。世界一目指してがんばれ〜!!競技会情報はこちらから
2024/07/18
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中国の無錫(むしゃく/WUXI)で2024年7月17日から7月21日まで開催されているWDSF アジアン ダンススポーツ フェスティバル 2024で、グランドスラムの他、3つの世界選手権が行われます。7月17日にはWDSFジュニアIIラテン世界選手権が行われました。片方が14-15歳、もう片方が15歳以下の男女というカテゴリーです。*********************************************************************ジュニア IIラテン世界選手権 出場60組*********************************************************************1. Yigit Bayraktar / Lukrecija Kuraite(ドイツ)2. Mikalai Charniak / Lizaveta Hmyrak (WDSF)3. Artem Crivenco / Sofiya Malik (モルドバ)4. Kiril Denius / Jana Milicevic(ドイツ)5. Sabin Alexandru-Marian / Dediu Alessandra Maria(ルーマニア)6. Daniel Beissel / Sofia Zubcakova(スロバキア)アメリカ、モルドバ、チェコ、ドイツ、スロバキア、カザフスタン、AIN、ラトビア、トルコ、モンゴル、ドイツ、ハンガリー、ウクライナ、イタリア、クロアチア、日本、スペイン、リトアニア、ポルトガル、中国、エストニア、マカオ、ポーランド、イスラエル、台湾、フィンランド、ベトナム、オーストリア、マレーシア、フランス、ルーマニア、香港から代表が参加。ジャッジはアゼルバイジャン、ベトナム、ルーマニア、チェコ、スロベニア、AIN、スロバキア、ドイツ、中国から各1名ずつの計9名です。IOC(国際オリンピック委員会)に準じる形で、ロシアとベラルーシ国籍の人は『個人の中立選手』(AIN=Individual Neutral Athletes)として参加しています。ウクライナ侵攻を続けるロシアはまだWDSFで受け入れられていないようで、実力はあるのに肩身の狭い思いをする子供たちは気の毒ですね。日本からは2組参加で、1次予選49位と53位の成績でした。お疲れさまでした。去年の様子はこちらです。ジュニアは年齢枠が狭いのですぐにメンバーが入れ替わりますね。17日のこの他の試合は、以下の通りでした。WDSF Open Standard Junior IIWDSF Open Solo Standard Juvenile IIWDSF Open Latin Junior IWDSF Open Solo Latin Juvenile IIソロ競技の参加者が多いんですよ。ジュブナイルIIスタンダードが67名、ラテンが150名でした。半分は中国人ですが、モンゴルや台湾、香港から参加の子供達が多いです。日本人の参加はありませんでした。競技会情報はこちらから
2024/07/17
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いい加減ラテンシューズがくたびれてきたので新しいのが欲しかったんですが、暑いし疲れるし、電車に乗って東京へ行こうなんて言う気分が起きませんでした。ダメもとで格安ラテンシューズをネットで買ってみたんです。履いてみたら装飾っぽい結び目が足の甲に当たって痛いんですよ。やっぱり靴は試し履きしてから買わないとダメだと思いました。意を決して三連休最終日の昨日、大将に付き合ってもらって上野のケントさんへ行きました。やっぱり履きなれた靴が一番です。競技選手割引のおかげで交通費も浮くし。スタンダードシューズはドレスが長いせいか、ボロくてもあんまり目立たないですけど、ラテンは足元に目が行きますからね。折角なのでスタンダードの靴も買いました。七年くらい競技で履いてたので、ラテンほどではないにしろ消耗した感じにはなっていました。大将は先生のツテで別のメーカーのシューズを取り寄せてもらっているので必要なかったんですが、私が楽しそうにお買い物してるのに触発されたのか、『ボクも買う』と言い出します。『お金、一緒に払っといて。』って、調子良すぎでしょう。あとできっちり返してもらわなくちゃ。このまま帰るのももったいないような気がして、ついでに西日暮里にも行きました。先週までの猛暑は少し落ち着いて梅雨空に戻り、この日は雨も降ってなくて涼しくて快適。ドトールでケーキとコーヒーを大将が奢ってくれましたけど、まさかこれで靴代をチャラにする気じゃ…。西日暮里のドレス屋さんをハシゴして、まあ高いから買わないよねと思っていたんですけど、アウトレットの店ができてたんですね。どれもヨーロッパの1点ものだそうで、着られるかどうか微妙だったんですが、競技選手の中古ドレスなら新品より安いし何着か試着させてもらいました。伸縮性がいいみたいで、割と着れるんですよね。6着試した中で、ラトビア製の豹柄ドレスがいいと大将が言うので買うことにしました。もうちょっと明るい色を探してたんですけどね。どんな美人ダンサーが着てたドレスなんでしょ。私が着ると、ヒョウというより猫みたいなんですが、これまでのどのドレスよりササっと着られるので早着替えが必要な時にはいいかも。いつか見かけたら感想をお聞かせください。できればマイルドな感想を。
2024/07/16
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ラテン講習は4つの基本的なポイントを教えていただきました。講師はカリーナ・スマノフが大好きとおっしゃる宮良(みやら)先生です。まず、踊る前に重要なのは一番最初にやった正しい立ち方で立つことです。横から見たときに、土踏まず、足の付け根、腕の付け根、耳の穴が一直線になるということでした。ヒールを履いても、その状態で土踏まずからの一直線を作るそうです。ダンスやってる人で『わたし、猫背なんです。』は、猫背というより反り腰の場合が多いとのこと。横から見た姿が、お腹がポッコリ、お尻もポッコリ。胸を張ろうとして腰が反ってしまうんですね。ラテンのポイント4つの内の1番目は、足で床を押して体を移動させるということです。2番目は脚の付け根にある骨、大転子(だいてんし)と呼ぶらしいですが、それを同じ側の足の小指より外に出します。大天使ミカエルみたいな名前で記憶に残りました。3番目は骨盤とろっ骨の間の背骨しかないお腹の部分で8の字を書く。4番目は肩甲骨の向きを縦から横に向ける動作、肘をあげるとそうなるみたいですが、そこから始動してアームワークを行います。この4つを順番に行うことで、なめらかなクカラチャが出来るとのこと。1 足を使って移動2 足の付け根の骨を、足の小指より外側に出す3 お腹で8を書く4 肩甲骨を縦から横へ動かしてアームワークを始動腕(アーム)というのは手首までで、手は入らないそうですので、手には力を入れないんですね。3のお腹で8の字というのは私だけかもしれませんがイメージ作りにくかったです。先生も、いろんな教え方がありますのでみなさんやり方はそれぞれ違うかもしれませんがとおっしゃってました。ユーリ&ヤグダは足の裏の重心移動で8の字と言ってました。私が一番しっくり来たのはサマンサ先生のおっしゃっていた内ももの付け根で小さな8を書くという言い方でしょうか。講習の最後に、先生たちのルンバのデモを見せていただきました。参加者からの質問にも丁寧に答えてくださって、充実した3時間でした。企画してくださった県連盟の皆さん、ありがとうございました。 競技会情報はこちらから
2024/07/15
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スタンダード講習、テーマは『リード&フォローをスムーズにするためには?』です。講師は小林先生でした。2020年にJBDFから移籍されて、いまはJDSF-PDとして茨城県ひたちなか市にあるK'sダンスカンパニーで指導に当たっておられます。リード&フォローが絡む基本の動きの種類は3つ。1 足を使った移動2 回転3 スウェイまず向き合って両手をつなぎ、足をつかった前後左右の移動を行います。注意するのは、リード&フォローそれぞれの動きは足の上の体重移動から起こるということでした。スタンダードは必ず両足を平行にして立つこと、膝は内側に入らないように曲げること、腕で押したり引いたりしないこと、そして前傾や後傾姿勢にはならず、まっすぐの立ち方を保ったままどの方向にも移動します。カップルで組んでスローフォックストロットのゴールデン・ベーシックを踊ってみました。スウェイなしで、足の上の体重移動に全集中です。2番目の回転運動。スタンダードの回転は肩と腰の2箇所だけです。肘を曲げて真横に張り、手を肩に置いて、左肘ー左肩ー右肩ー右肘が一直線の状態で腰は動かさずに肩だけを回します。一直線にしたままだとそれほど回れないものですね。すごく回った気がするのは前の肘が動いている場合が多いです。次に肩はそのまま、腰だけを左右に回します。具体例としてプロムナードポジションをつくってみました。男性は肩だけの回転、女性は腰だけの回転です。よくある間違いは男性も腰を回してしまう、女性も肩を回してしまうことで、これどちらも見覚えのある残念シェープでした。PPでV字に開くといっても、ホールドは平行を保つ必要があります。最後にスウェイの話です。1 テクニカルスウェイ2 リリーシングスウェイ3 コスメティックスウェイこの3種類。テクニカルスウェイは腰をつかった全身の大きなスウェイです。リリーシングスウェイは腰は動かさず上半身で作るスウェイ、コスメティックスウェイは肩甲骨から上だけをつかったスウェイになります。去年もこれ系の話だった気がしましたが、何しろこれらがすべての基本ということなんでしょうね。小林先生がダンスを踊る時に一番注意することは、『いかに美しく踊れるか』だそうです。先生方のスローフォックストロットのデモを見せていただいて、次はラテン講習会です。 ボディ・ケアと怪我の予防
2024/07/14
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指導員は年に一度以上、指導員研修を受講する義務があります。私たちは一昨年夏にJDSFの試験を受けて指導員資格を取り、誰も指導しないまま2年が経ちました。会場は茨城県ひたちなか市のワークプラザ勝田。去年と同じ場所でした。近所で音楽フェスやってて、すごい数の車が駐車場にひしめいていました。茨城県連盟の代表による挨拶では、指導員が年々減っているというお話が出ました。コロナや高齢化も相まってダンス人口が全体的に縮小気味になっているようで、以前は3倍くらいの指導員がフロアいっぱいに座る場所も無いほどだったのが、今日は100名弱。来月第2回目が開催されますが、合わせても茨城県の指導員は200名ほどだそうです。講師として来てくださったのは、JDSF-PDの小林雅人先生、宮良美由紀先生でした。最初にボディケアとトレーニングの講習があって、その後、スタンダードとラテンの実技講習が行われます。まずは宮良先生によるトレーニングの話でした。いろんな先生に立ち方は習っていますが、宮良先生の説明は分かりやすかったです。1 土踏まずの上に重心を置く2 足の付け根をその真上に乗せる3 腕の付け根をさらにその上にまっすぐ乗せる4 耳の穴をその真上に来るようにする横から見たときに、土踏まず、足の付け根、腕の付け根、耳の穴が一直線になるということでした。だんだん年取ってくると、肩が丸くなってきたり首が前に出てきたりしますが、ダンスのときだけでなく、普段からこの正しいバランスでの立ち方を心がけると若々しさを保てるかもしれませんね。正しく立てたところで、こんどは足踏みをしてみます。チャチャの曲に合わせて1234で腿を床と平行まで上げて足踏みをして、5678は片足立ちでストップ。これを1分半、腕は直角に曲げて前後に大きく振ります。ピタッと止まれなくても、なんとか片足でバランスを保つ練習をすると、総合的にいろんな筋肉が鍛えられるようです。下半身の安定性もダンスには重要ですが、柔軟性も必要です。特に肩甲骨周りは柔らかくしておくと、いいことがいろいろあります。まずは手のひらを上にして両腕を広げて肘を直角に曲げ、そのまま肘を前で合わせて肩甲骨を開きます。次に両肘をできるだけ後ろに持って行って、肩甲骨の間をぎゅっと縮めます。これを繰り返して背中を柔らかく使えるようにします。最後にタオルやペットボトルを両手で掴んで、足を大きく開き、上半身をぐるぐる回す運動をしました。気をつけるのは頭は回さないこと。ムチウチになる危険があるそうです。ラジオ体操でも上半身を回す運動ありますけど、首は回さないほうがいいんでしょうかね。短い休憩を挟んで、小林先生によるスタンダードの講習がありました。ちょっと長くなりそうですので続きはまた後日。どうぞお楽しみに。 競技会の準備はOK?
2024/07/13
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音楽もののアニメ映画は、登場人物が天才であることが多いので、その演奏を聴くとき無意識に高い期待を持ってしまいます。ジャズは、私の中ではよくわからない音楽なので、それほど多大な期待はしていなかったんですが、演奏を聴いて鳥肌が立ちました。誰が演奏しているのか気になって、最後までテロップを見たんです。オリジナル曲を作っていたのはジャズピアニストの上原ひろみさんでした。主人公の宮本 大(みやもと だい)は仙台出身の18歳。高校を卒業すると、サックスプレーヤーを目指して上京します。行くあてもないので東京の大学に進学した同級生の玉田 俊二(たまだ しゅんじ)の部屋に転がり込みます。初めて訪れた小さなジャズバー「TAKE TWO」の店主アキコに教えてもらって行ったライブハウスで、才能あるピアニスト沢辺 雪祈(さわべ ゆきのり)に出会いました。雪祈も大を逸材と認め、アキコの店を営業時間以外使わせてもらって一緒に練習する事になるんです。大は初心者の玉田にバンドでドラムをやってみないかと勧誘。雪祈は大反対しますが、玉田は必死に練習に励み、バンドのクオリティに食らいついて行きました。目指すは憧れのライブハウス「SO BLUE」出演。18歳の三人で結成したトリオ「ジャス(THE JASS)」は、どんな風に成長していくでしょうか。JASSの演奏は、先にプロの演奏(サックス:馬場智章、ピアノ:上原ひろみ、ドラム:石若駿)を録音してから映像を作ったそうです。本当に演奏はすごいです。『BLUE GIANT』(ブルージャイアント)は、石塚真一、NUMBER8による日本の漫画作品を原作としています。ジャズに興味ない方も、騙されたと思って聴いてみてください。きっと感動しますよ。
2024/07/12
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日本は昔から頻繁に怪獣が襲来する怪獣大国でした。強さも大きさも様々で、どこからか突然出現して街を襲います。何が目的なのかもわからないんですが、知的な怪獣もいて、人間に化けたり場所を特定して襲撃してくるのもいました。怪獣の強さはFT(フォルティチュード)という単位で計測できて、大災害級の強さを持つ怪獣だけ番号が付けられます。出現した怪獣には日本防衛隊が対処していました。子供の頃に住んでいた街が襲われたことで、日比野カフカと亜白ミナは将来防衛隊員になって二人で怪獣を全滅させようと決意を固めます。防衛隊選別試験はかなり難しいようで、カフカは怪獣の死体を解体処理する会社で働きながら毎年チャレンジして不合格が続き、現在32歳。ついに受験できる年齢制限を超えてしまいました。一方ミナは早々に合格して、実力が認められ部隊長になっています。テレビでミナの活躍が報じられるたび、カフカは夢を叶えられなかった自分を憂いていました。アルバイトで入社してきた18歳の市川レノも防衛隊員を目指しています。先輩カフカに仕事を教わっている時に小怪獣に出くわし、カフカが命懸けで助けてくれたことで敬意を抱くようになりました。負傷した二人が隣り合わせのベッドで入院中、事件が起こります。『ミツケタ』と言って、謎の小怪獣がカフカの口から侵入。カフカっていう名前からして『変身』しそうですもんね。そう、怪獣に変身してしまうんです。さっきまで一緒に喋っていた先輩が怪獣になって、市川もどう対処して良いのか慌てます。怪獣になっても日本語喋ってるし、口調は先輩のままだし、やっぱり先輩?防衛隊に見つかると駆除されますから、とりあえず病院から逃げるんですが、いつの間にか人間の姿に戻ってたりして。防衛隊ではFT9.8を記録する大怪獣にして初の未討伐事件『怪獣8号』と識別されました。人手不足で防衛隊受験の年齢制限が引き上げられたことで、カフカは怪獣に寄生されていることを隠して再挑戦します。ちょっと頼れる兄貴肌なので、仲間のピンチに黙ってられないんですね。怪獣パワー秘めてますから本気出したら凄いんですよ。長年怪獣の解体作業してましたから怪獣に関する知識も豊富。部隊長ミナの隣で、いつか共に戦う日を夢見ています。『怪獣8号』は、松本直也原作の漫画をテレビアニメ化して、第一期が2024年4月から6月まで放送されました。ちょっと進撃の巨人に似てるかなという気もしなくもないんですが、シリアス過ぎないカフカのゆるヒーローっぷりが魅力です。これからどんな展開になるのか、第二期が楽しみです。
2024/07/11
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これまでにも何度かトーンについて触れてきましたが、社交ダンスのようなヨーロッパ発祥系のダンスはルーツにバレエがあるものが多いようです。バレエはグッと身体も頭も立てて、つま先で立って足をピンと伸ばして、これ以上高くなれないくらい上に伸びますよね。ヨーロッパは歴史的にキリスト教がベースにあって、神様は天上界におられるのでダンスでもより高く上を目指す傾向があると何かの本で読んだことがあります。先週土曜日、車の点検と母の面会の後、夕方からコスモスクラブがありました。月に一度のレッスンがたまたま6月末と7月頭で2週連続となったんです。ボディトーンという言葉をよく耳にはしますが、意味分かりますか?ツンツンに立てということじゃないんですよね。一言で言うと、落ちないボディです。『おへそを縦長に伸ばしてください。』先生に言われました。いろんな言い方があるもんだなあと感心しましたよ。英美先生は一番下の肋骨と骨盤をできるだけ離すと言う表現でした。どちらも同じことだと思うんですが、石原先生が言われたのはそれだけじゃなくて、右ストレッチ、左ストレッチの時はそれぞれの方向におへそをさらに伸ばすようにと言われました。逆を縮めるのではないんですね。おへそが丸くなったり、ましてや横一文字になったりなんていう瞬間があってはならないとのこと。これが落ちないボディの作り方です。疲れてくるとだんだん肩が上がってきて、おへそもつぶれてきますけど、そうならないで1分半踊りきらないといけないんですね。普段から縦長のおへそを作るイメージで生活していると、下腹も凹んでくるかも。皆さんも良かったらチャレンジしてみてくださいね。7月27日(土)にシナジー(SYNERGY)という誰でも参加できる練習会を先生たちが企画されています。PVは生成AIで作成されたそうです。ご興味ある方はこちらからどうぞ。楽しく練習したいです
2024/07/10
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先週土曜日は、車の6ヶ月点検の後、山梨土産のフルーツゼリーなどたくさんの差し入れを持って母の面会に行きました。月に二度は会いに行くようにしていて、そのうち一度は外食を楽しむのがここ一年続いています。施設では髪染めはできないようで、一昨年買ったウィッグをかぶっているんですが、ものすごく若く見えるんですよ。母に必ず服装チェックされて文句言われるのも面倒なので、いつも着ないようなきちんとした服装で会いに行ってます。ケアマネさんに何か欲しいものはないか聞いてもらって、面会の前に知らせてもらうようにしてるんですが、お気に入りのスボンのゴムが緩くなって困ってるとLINEが来ました。前回はメガネが壊れただったんですよ。修理に時間がかかるとメガネ屋さんに言われてどうしようかと思っていたら、大将が器用に直してくれて助かりました。今回は裁縫道具を持って行って、ゴムの入れ替えは面会時間中にすることに。市役所に持っていく書類に署名してもらう必要もあったので、途中で大将にゴム入れ代わってもらっていろんな話をしました。去年入院した後しばらく耳が聞こえ辛くなっていたようなんですが、また聞こえるようになったみたい。数ヶ月前に耳かきが欲しいと言われて持って行ったのが功を奏したのかも。毎朝2時間かけて新聞を読み、テレビを見ながら体操するというのが日課だそうで、私より時事に詳しい感じでした。母とはどうも昔からソリが合わなくて一緒にいるとメンタル削られるので避けてたんですが、同じフロアで家族が会いに来てくれるのは自分だけだと喜んでいるので少し距離が縮まってきたかなと思っています。これまでは自分の娘は子分みたいな扱いで、やってもらうのは当然という態度でしたからね。施設のみんなで七夕の短冊に願い事を書いたそうです。馴染みの介護士さんに何て書くか聞かれて『早く死にますように』と言ったら、それなら書かなくていいと言われたと笑っていました。『生きていて良かった』と思える何かを、見つけられるといいなと思います。まだそれだけ元気なんですから。
2024/07/09
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県別対抗戦の翌日、休暇を取ったので温泉だけでなく近所の皮膚科に行きました。いつからかはっきり覚えていないんですが、多分一年くらい前から手首に突起物ができていたんです。手首の小指側にある骨と同じくらいの大きさで、ぷにぷにするんですね。別に痛くもないし医者に行くほどでも無いだろうと思ってそのままにしていたんですが、大将のお母さんが早く取ってもらった方がいいというし、大将もそれは脂肪の塊みたいなものだから、注射針刺してチューっと吸い出せばすぐに無くなると言うので診てもらいに行きました。混んでいてすごく待たされたんですが、そのクリニックはレーザーとかヒアルロン注射みたいなことはやってるけど、手術とかの外科処置はしていないので紹介状を書くから病院へ行けと言われました。実はそれだけじゃなくて、首のホクロも気になっていたんです。こんなところにホクロなんてあったか?と言うちょっと存在感のあるもの。だんだん大きくなってきてる気がするし、皮膚ガンかもしれないじゃないですか。何が違うのかよく知らないんですが、形成外科という整形外科とは違うところを紹介され、今日休暇をとって病院に行ってきました。母の関係で市役所に行く用事もあったので、タイミング的にはちょうど良かったんです。帯状疱疹の時にお世話になった大きな病院でした。予約の電話をした時に、初診の人は病院直属の先生に診てもらうようにと言われたのでその通りにしたんですけど、待合室で1時間くらい待った後、初診の人が多過ぎて手が回らないから外来の先生でもいいかと言われます。ここで待ってる患者さんの中で、多分私が一番軽症みたいでしたのでどなたでもいいですと言いました。私と同じ名前の若い女医さんでした。念のためエコー検査しましょうということで、放射線科に回されます。黒いまん丸のものが見えましたね。意外と可愛い...。エコー終わってまた形成外科の待合室へ戻ってきて、さらに待つこと数時間。フリーwifiが使えたのでずっとスマホでゲームしてたんですけど結構レベル上がりましたよ。さて、手首の方はガングリオンで、首の方はただのホクロでした。もう一人の男性の先生も入って来られて、ガングリオンは注射器で吸い出すのは簡単ですが間違いなく再発しますとおっしゃいます。『早い人は明日にはもう出てくるんですよ。何かの刺激で消えることもありますし、手首にクッションがあるくらいの気持ちで仲良くして行ったらいかがでしょう。』ホクロも取ることもできますが、明らかに良性なので細胞検査の必要もありませんとのこと。結局なにもしない選択をして、涼しいところでゲームしてただけの午後になりました。まだ梅雨明けてないのに外はとんでもない猛暑だったようですね。悪性じゃ無いことが分かって、とりあえず安心できたので良かったかな。ガングリオンなんて変な名前ですね。ギリシャ語で結び目とかコブとかいう意味だそうですよ。『レインボー戦隊ガングリオン!』みたい。エコーで見たら関節と繋がっているようで、丸い玉は関節液が漏れ出してきたジェル状のものだそうです。ラテンで右手をビュッとあげることが多いからでしょうかね。そんなこと先生には言いませんでしたが...。
2024/07/08
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山梨の県別対抗戦の時に、監督の宮崎先生から東部日本ダンス選手権に出るのかと聞かれました。今年は茨城県のアダストリア みとアリーナで開催とのこと。トップレベルの選手たちのいい踊りが見られるチャンスでしたが、実は全く念頭にありませんでした。ライブ配信も公開されてますので、そちらでじっくり見せていただこうと思います。2024年7月7日開催、東部日本ダンス選手権の結果は以下のとおりです。<プロ・スタンダード> エントリー組数69組優勝 廣島 悠仁 石渡 ありさ2位 景山 雄紀 和田 有可3位 アングル 相貴 菊田 和嘉子4位 杉野 貴史 IREP5位 川島 知也 竹之内 舞美6位 松崎 裕太朗 佐竹 かおる<プロ・ラテン> エントリー組数66組優勝 八谷 和樹 皆川 円2位 竹内 大夢 中島 由貴3位 鈴木 勇人 高辻 なつみ4位 松岡 孝宣 三橋 櫻 5位 関 勇人 長谷川 真希6位 服部 一眞 牧野 果礼<アマ・スタンダード> エントリー組数31組優勝 濱田 琉成 鈴木 柚葉2位 加地 渉 今橋 紗希3位 岡 琢見 サイ ショウエイ4位 川村 謙太 諸橋 月乃5位 小佐野 太希 野村 理紗6位 綾野 晃志郎 長澤 穂乃花7位 八重田 裕也 坂本 文音<アマ・ラテン> エントリー組数20組優勝 濱田 琉成 鈴木 柚葉2位 久保 祥平 大本 エリナ3位 片野 翔太 西原 明日蘭4位 和田 英樹 肥土 夏実5位 飯田 大和 佐々木 彩乃6位 川崎 貴文 山田 梨奈選手権の他には、プロのD級とノービス級、それぞれのラテン・スタンダード競技が用意されていましたが、ノービスはエントリーなしでした。アマは、ジュニア、ジュブナイル、ソロのそれぞれのラテン・スタンダード競技がありました。名前見る限り、男の子が圧倒的に少ないです。上手になったらモテると思いますけど、まだあんまり興味湧かないのかな。今日は4年に一度の東京都知事選投票日でした。都民じゃないから関係ないのですが、候補者が50人越えという珍しい選挙戦でしたね。熱戦の最中、私たちは大将のお母さんとランチをご一緒し、その後いつもの練習場へ行きました。練習場は空いていて、比較的早い時間帯に皆さん帰られて私たちだけになってしまいました。最近うちのリーダーが癇癪を起こすようになって不気味なんです。ダンスの練習の時だけなんですけどね。年取ると前頭葉や自律神経の機能が衰えてキレやすくなるそうです。 練習場でキンキン声をあげて怒っている高齢男性を何度か見たことがありますが、そういう方々はそのうちダンスやめて練習場に来なくなってしまいますから、そろそろ我々も年貢の納め時なのかと寂しい気持ちになります。まだそれほど高齢じゃないと思ってるんですけどね〜。ダンスが長く続けられるように、七夕の短冊に書いておけばよかったかな。
2024/07/07
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車が衝突しそうになった時、『ピピピピピピ!』と警報音が鳴るようになっています。実際衝突したことはないし、衝突しそうになったこともないんですが、最近通勤中にこの警報音が良く鳴るようになりました。その度にビクっとするんですけど、全然まわりに障害物らしきものがないんですね。ここのところの猛暑で車のシステムもアホになったのかと思いました。ちょうど今日6ヶ月点検だったので調べてもらうことに。そしたらなんと、センサーのところに死んだ虫がへばりついてて、羽がひらひらするたびにそれをセンサーが拾ってたみたいなんです。どんだけ洗車してないんだってのがバレそうですね。都会ではあまりないかもしれませんが、田舎道走ってると虫が激突してきますから、そういうのってあるあるです。たまたまセンサーに激突っていうのは初めてかな。センサー部分をきれいにしてもらったら、警報音も鳴らなくなりました。スマートアシスト機能って頼りになりますけど、頼り切ってると使えない時困りますね。私はバックモニターに頼ってますので、雨降って水滴ついて見えないときなんか困ります。大将はバックする時は、相変わらず窓開けて目視しながらやってますね。私はやったことないですけど、できたほうがいいのかな。スマート機能なくてもある程度対応できる技能も必要かもしれません。
2024/07/06
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最近はマンボ踊れる人って少なくなったのではないでしょうか。パーティでもマンボ踊ってる人、見ないですよね。でも映画『Shall we ダンス?』では、ダンス初心者の主人公がグループレッスンで習ってたのはマンボでした。私たちも一番最初に近所のサークル見学に行って体験で踊らせてもらったのはマンボだったんですよ。ダンス事始め、今はワルツとルンバかもしれませんが、30年くらい前はブルースとマンボでした。ヴァレリのレッスンでチャチャを見てもらった時、『チャチャのルーツってなんだか知ってる?』と聞かれて、大将と顔を見合わせ『ルンバ?』とか言ってしまった自分が情けない。母がダンスホールに入り浸っていた1950年代ごろ、集った若人たちが踊ったのはきっとブルースとマンボだったんでしょう。ペリー・コモの1954年のヒット曲『パパはマンボがお好き(Papa loves mambo)』も、きっとその中の一曲。最近ではSUZUKIハスラーのCMソング に使われてますね。映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』でも流れてました。余談ですけどビフのもモデルは若い頃のトランプ元大統領だそうですよ。本人はご存知なんでしょうか。単なる噂かもしれません。
2024/07/05
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ジョジョの奇妙な冒険『ダイヤモンドは砕けない』に登場した漫画家の岸辺露伴(きしべ ろはん)が主人公の物語です。ジョジョのシリーズには、スタンドと呼ばれる特殊能力を持っている人が多く登場します。露伴のスタンドはヘブンズ・ドアー(天国への扉)。この攻撃を受けた相手は、身体のどこかが本のようにパラパラとめくれます。本にはその人の記憶や体験が記されていて、隠していたことも読み取れてしまうんです。露伴がページに書き込むことで、これから起こす行動や記憶を支配することもできます。このシリーズは岸辺露伴が誰かに自分の体験を話すという形式をとっているので『動かない』というタイトルなんだそうです。夜中に見るにはちょっとホラーな内容の4つのエピソード。どれも興味深い物語です。#2六壁坂露伴は漫画編集者に原稿料を前借りしたいと言い出します。妖怪伝説の取材のために『六壁坂』周囲の山を6つ買ったら地価が暴落して破産したとのこと。彼は、『六壁坂』の妖怪は今もそこにいると主張して、その村で起きた事件について語り始めます。#5富豪村露伴は25歳の担当編集者が山奥の別荘を買うのに同行して、それを漫画にしないかと誘われました。その別荘地は12の豪邸があり、大富豪11人が住んでいて、一区画だけ300万円という格安の値段で売りに出されていると言います。住人は全員、25歳の時にこの別荘地の購入してから成功を収めたとのこと。富豪になる村の秘密とは…。#9ザ・ラン橋本陽馬は、原宿でスカウトされモデルの仕事を始めました。プロのモデルは肉体を鍛え上げなければというプロダクション指示で、陽馬はトレーニングにのめり込み、ジムで出会った全ての人に勝ちたい欲求が抑えられなくなります。露伴は陽馬とランニングマシンで勝負する羽目になり、とんでもない事故に巻き込まれてきます。#16懺悔室取材旅行で訪れたヴェネツィアの教会で、露伴は懺悔室を取材していました。本来神父が入って信者の告白を聞く小部屋に入ってみたところ、タイミング悪くある男が懺悔にやってきます。黙って聞いていると、その男は自分に起こった恐怖体験を話し始めました。『岸辺露伴は動かない』は、荒木飛呂彦による日本の短編漫画シリーズを原作として、その一部がアニメ化されました。高橋一生が主演の実写テレビドラマもあって、そちらも興味ありますがまだ見ていません。ジョジョの登場人物はキャラが立ってる人が多いので、こういったスピンオフ系はいっぱい作れそうですね。<関連作品>ジョジョの奇妙な冒険 part1ジョジョの奇妙な冒険 part2ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダースジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けないジョジョの奇妙な冒険 黄金の風
2024/07/04
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2024年7月3日、新紙幣が発行されました。一万円が渋沢栄一(しぶさわえいいち)、五千円が津田梅子(つだうめこ)、千円が北里柴三郎(きたざとしばさぶろう)です。随分前から話題になってましたが、発行されるまで時間がかかるものですね。現在一番流通しているのは2004年11月1日発行された紙幣。一万円が福沢諭吉(ふくざわゆきち)、五千円が樋口一葉(ひぐちいちよう)、千円が野口英世(のぐちひでよ)です。既にこのブログを書き始めていました。その日の記事はお札の話題ではなく、スクワットの話でしたね。2千円札は2000年7月19日発行です。2000年と引っ掛けて発行したそうですが、自販機で使えないし、いつの間にか消えたのかと思っていたら、沖縄では使われているらしいと先日テレビでやってました。首里城の守礼門が描かれてますから、観光客にはいい記念になるようです。外国人観光客が、自国の銀行で円に替えてもらうと2千円札が入っているとも言ってました。もうひと世代前のお札は、1984年11月1日に発行されました。一万円が福沢諭吉(ふくざわゆきち)、五千円が新渡戸稲造(にとべいなぞう)、千円が夏目漱石(なつめそうせき)です。福沢諭吉の一万円は2種類あって、古い方は表にホログラムがなく裏は2羽のキジ、新しい方は表にホログラムがあって裏は鳳凰です。裏面とか気にしたことなかったですけど、どちらも現在使用できるそうです。さらにもうひと世代遡ると、生まれてないから見たことないという方もいらっしゃるかもしれません。一万円も五千円も聖徳太子(しょうとくたいし)、千円が伊藤博文(いとうひろぶみ)、そして五百円が岩倉具視(いわくらともみ)です。一万円と五千円の裏面は違いました。発行日はバラバラで、五千円が1957年10月1日、次に一万円が1958年12月1日、千円が1963年11月1日、五百円が1969年11月1日に発行されています。五百円札懐かしいなあ。五百円玉ができたのは1982年4月1日だそうです。出た当初は自販機で偽物の五百円玉がよくお釣りで出てきましたよ。どこかの国のもっと価値の低い硬貨が似たような大きさと重さだったと聞きました。こう見てくると、これまでは全て1日に発行されているのになぜ今回は3日だったんでしょうか。ちょっと調べては見ましたが、わかりませんでした。天の恩恵を受ける『天恩日』ですが、7月1日もそうなので、わざわざ3日にした理由ではないでしょうね。一粒万倍日でもないし、天赦日でもなく、大安ですらありません。縁起の良い日という訳ではなさそう。最近はキャッシュレスが主流になってきて、お札の使用頻度がぐっと下がってきましたが、クリニックとかダンス教室などではまだ現金のみというところがありますね。大将はお爺さんにもらったとかいう1円札をお宝としてキープしてます。皆さんは旧紙幣、取っておきます?全部使い切ります?
2024/07/03
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アルトゥーロは三ツ星レストランの一流シェフでした。料理界のレジェンドである巨匠チェルソの愛弟子で、腕は確かなんですが気性が荒いんです。そのせいで何度か傷害事件を起こしては服役。今回の仮出所では社会奉仕活動として、施設の若者たちの自立支援のために料理を教えることになりました。サン・ドナート園にはアスペルガー症候群の青年グイドがいます。とても繊細で誰かに触れられることを極端に嫌がりますが、彼には絶対味覚がありました。使用したオリーブオイルボトルに入っていたローズマリーまで完璧に言い当てるほどです。アルトゥーロを師匠と仰いで料理を学んだグイドは、トスカーナで開かれるコンテストに出場することに。アルトゥーロも同行することになります。気の短いアルトゥーロに繊細なグイドを任せて大丈夫なのか。コンテストを主催するのはテレビでもお馴染みの人気シェフ・ダニエル。彼はアルトゥーロの宿敵のような男で、傷害事件の発端でもありました。何かが起こりそうな気配です。サン・ドナート園で働く心理学者のアンナも、連絡がつかなくなった二人を心配して会場に駆けつけます。ちょうどこのタイミングで、アルトゥーロにも自分のレストランを持つチャンスが巡ってくるんです。ミラノで開かれるパーティをシェフとして成功させれば資金提供するという話が。そのパーティは、グイドの決勝戦の日と同じでした。アルトゥーロは料理界の巨匠チェルソにグイドを頼み、会場を後にします。『トスカーナの幸せレシピ』(原題:Quanto basta)は、2018年のイタリア・ブラジル映画です。監督はフランチェスコ・ファラスキ、アルトゥーロ役はヴィニーチョ・マルキオーニ、グイド役はルイジ・フェデーレでした。アルトゥーロは人間味あふれるお父さんのようで、グイドも彼のことを心底信頼しているようでした。原題の『Quanto basta』はイタリア語で『適量』の意味だそうで、それが理解できなかったグイドも人間関係を積み重ねるうちに学び取っていくんです。とてもいい映画でした。オススメです。
2024/07/02
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江戸時代に数学が得意な少女がいました。いつの時代でもいるとは思いますが、安永4年(1775年)に出版された数学書が残っているんです。国会図書館で閲覧できるようですよ。遠藤寛子の児童文学『算法少女』は、この史実を元にした物語で1973年に出版されました。今日ご紹介するのは、その児童文学書を原作として2015年にアニメ映画化された作品です。主人公は13歳の少女、千葉アキ。数学の天才でした。師匠は父親で、算法好きの町医者。新しい算法を学びたいと上方から江戸へやって来ましたが、算法最大流派である関流に、流派が違うとかで入門を断られて独学で学んでいます。人情に厚く、貧乏な庶民を無料で診てあげていたので家計は逼迫していました。江戸時代には、幾何学問題などの解法を額に記して神社仏閣に納める算額というのが算法好きの間で流行っていたようです。アキが友達と浅草寺に出かけて、ちょうど関流に学ぶ武士が算額を掲げているところに出くわすんですね。一瞬にして誤りに気付いたアキが、ついポロっと指摘してしまったせいで面倒なことに。このお侍は関流トップの直弟子で、身分もそこそこ高かったのでプライドも高く、さらっと流そうとするアキに食い下がってくるんですよ。仕方なく天才ぶりを発揮して誤りを指摘すると、集まっていた聴衆も感心して、その噂は算法家としても知られる藩主にまで届きます。アキをぜひ姫君の算法の指南役にしたいという話が舞い込んできて、これで家計も楽になると両親は大喜び。お城勤めになど興味のないアキでしたが、近所の子供達に無料で算法を教える塾を開く夢を叶えるためにお金が必要でしたので渋々承知します。しかし恥をかかされた関流も黙っていませんでした。関流の面子を守るため、算法に長けたもう一人の少女ウタをアキと御前勝負させるんです。97分と短い映画なんですが、面白かったのでさらに短く感じました。13歳の娘に算法書を書かせようとする父親もすごいなと思いましたね。アキとウタの勝負も三角法とか使ったりして、レベルが高いんですよ。最近のアニメとは全然違ったレトロ感溢れる画風も素敵でした。おすすめです。
2024/07/01
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昨日は月に一度のコスモスクラブの日でした。JBDFのスタンダードはもう長いことB級で、決勝には残るけど上位入賞できない試合が続いています。レッスンの度にいくつかのパズルピースを示していただいては練習し、まだ絵が見えてこない状況です。先生は私たちのワルツをご覧になって『よくなってますよ。』と言って下さるんですが、何か重大な、まだ教えてなかった秘密があるのかもとアドバイスを待ちました。ポイントは男性の立ち方です。以前のレッスンで、男性はただまっすぐ立っていてはいけない、思っていたよりずっとボディが前ということを知りましたが、まだ全然足りないとのことでした。『ケンタウロスのように立ってください。』星座にありましたね。ギリシャ神話に出てくる上半身が人間で、下半身が馬の種族です。腰の後ろに長い馬の胴体がついているつもりでとのこと。シャドーだとすごく変な格好なんですが、組むと絶対離れそうもないコネクションになります。『男性の仕事はひたすら女性のコネクションを追いかけることです。』あれ?女性が男性の右サイドを追いかけるのでは?先生が組んでワルツを踊って下さったんですが、見える景色が変わりますね。まるでずっとリンボーダンスをしているようでした。私がそういうと先生がその通りとおっしゃいます。女性の仕事は男性からのコネクションを受けてそれに対するリアクションを作ることなんだそうです。『やってみましょう。すぐにはできないかもしれませんけど。』ところが直前にラテンのレッスンして体が温まっていたせいか、すぐにできてしまったんですね。これって、ひょっとして全種目ですか、と聞くと、そうだとのこと。ついでにこのコネクションでスローフォックストロットも踊ってみたんですが、パートナー的には男性の居場所を探り続けなくていいので仕事が減ってすごく楽になりました。予期せぬリバースターンのリードが来ても、ちゃんとヒールターンできるようになって我ながらビックリ。先生は以前、ミルコやアルナスなどの世界チャンピオンを指導した外人コーチャーに習ったことがあって、似たような話をされたそうです。なんのことかよく分からなかったけど、今は分かるとおっしゃってました。どんなレッスンも無駄にはなってないんですよ。その時分からなくても、いつかそのピースがきっちりハマる時が来るんですね。あとはこの姿勢をキープしながら踊れるかです。相当背筋を鍛えないと腰に来そう。バランス取るためには腹筋もそれを支える脚の筋肉も必要だと思います。個人的な感想ですが、ラテンのが楽ですよ。みなさん、スタンダードで行き詰まったらラテンやりましょう。
2024/06/30
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素晴らしい歌声で世界中を魅了してきたセリーヌ・ディオン。ラスベガスのステージで今も活躍していると思っていたんですが、難病と闘っていたんですね。彼女の闘病生活とこれまでの音楽人生を綴ったドキュメンターリー映画を見ました。セリーヌはカナダの東に位置するフランス語圏ケベック州で、14人兄妹の末っ子として生まれました。あの歌声の遺伝子を持つ人が14人もいるなんてね。金髪かと思ってましたが元々は黒髪で、彼女の息子たちが黒髪な訳が分かりました。子供の頃から歌の才能が突出していたようで、後に夫となるルネ・アンジェリルがマネージャーとなって世界に打って出るんですね。最初はフランス語しか話せなかったので、英語を猛勉強したんですって。大ヒットとなった映画タイタニックのテーマ『マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン』をはじめ、数々のヒット曲を持つ世界的歌手になりました。癌を患っていた夫との時間を大切にしたいと芸能活動を何度か休止しますが、基本的にはラスベガスのステージに立ち続け、その間に徐々に病気は進行して行ったようです。最初は原因不明の声が出しにくくなる症状だったのが、次第に痛みを伴う筋肉の硬直や痙攣となって、進行性の自己免疫系神経疾患『スティッフパーソン症候群(SMS)』と診断されたことを2022年に発表。ツアーやコンサートを全てキャンセルして闘病生活に入りました。大きな音や人との接触で誘発され悪化する100万人に一人の難病だそうです。1968年生まれ、現在56歳。『走れないなら歩く、歩けないなら這ってでも前進あるのみよ。』歌への情熱は衰えていないようで、声帯が硬直して掠れ気味の声でレコーディングに挑んでいました。自分はりんごの木だと言っていましたね。ファンたちは美味しい果実を求めて並び、美しいりんごに手にして満足して帰り、また同じものを求めて並ぶ。りんごの木には実が少なくなり、やがて枯れるけれど、それでもファンたちはりんごを求めて並ぶのだと。涙を流しながら全身の硬直と顔面の痙攣に耐えている彼女は本当に辛そうでした。もう頑張らなくていいのにと思ってしまいましたが、2024年グラミー賞のプレゼンターにサプライズ出演されたそうです。このドキュメンタリー映画に合わせて、サントラ兼ベスト盤が発売されました。『アイ・アム セリーヌ・ディオン ~病との戦いの中で~』(原題:I Am: Celine Dion)は、2024年製作のカナダ映画です。監督はアイリーン・テイラー。華やかなステージシーンや若い頃の映像も交えた感動的なドキュメンタリーでした。
2024/06/29
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試合の翌日、6月24日(月)は休暇をとっていました。6月は週末ごとに試合が続いて、母たちの用事もあり、お休みらしい日が全くなかったので久しぶりです。大将も午後半休で帰ってきたので、近所の天然温泉に行くことにしました。入浴料は6月から値上げされているはず。毎月26日は風呂の日でポイント2倍なので、値上げ前にお得な回数券を買おうと5月26日に試合の後行ったんです。大混雑でした。かなり広い駐車場は車を停めるスペースがなく、諦めて帰ってきて、それ以来行ってません。また駐車場がいっぱいだとがっかりなので、この日は歩いて行きました。知らなかったんですが6月22日から26日まで特別キャンペーンやってまして、元のお値段のまま回数券がゲットできたんです。『歩きで来たから、ビール飲んじゃう?』ついでに晩御飯も少し早いけど食べようと、私は鶏つけそば、大将は大エビ天丼を注文しました。おいしそうでしょ?おいしかったですよ。ところが、お風呂から出て帰る時に自動精算機で会計しようとしてたまげました。大エビ天丼が63万円!!なんと541個も食べたことになってます。店員さん呼んでやり直してもらいましたけど、びっくりでしたね〜。ちゃんとレシート見てよかった。お買い物でもタッチ決済とかスピーディに処理できるようになってますけど確認必要ですね〜。ボディ・ケアと怪我の予防
2024/06/28
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<別腹>団体戦では選手たちにお弁当が用意されます。午前中の級別戦に私たちが出ないのは、お弁当を食べるタイミングがないからと言うのが大きな理由の一つなんです。それだけ楽しみにしているんですが、今回は朝ごはんをしっかり食べてきたのでお腹が減らなかったんですよ。こちらが今回用意されたトンカツ弁当です。試合が始まると、スタンダード予選→ラテン予選→ラテン決勝→スタンダード決勝と慌ただしく、食べている暇がほとんどないんですね。着替える時間も必要ですし、Aチームの応援もあります。結局、お弁当を食べたのは試合が終わった後。皆さん、片付けの早い方からどんどん帰宅の途につくタイミングでした。ボリューム満点のとんかつ弁当を食べたので、あとは家までまっしぐらかと思いきや、中央高速に乗ってすぐの釈迦堂パーキングエリアで甘いものゲット。別腹とはよく言ったものです。信玄餅ソフト、美味しかったですよ。本格コーヒーも飲めました。今度こそ家までまっしぐらかと思いきや、またしても狭山パーキングエリアで寄り道。狭山煎茶くず餅と、えびせん。しかも私たちより後から帰路に着いたはずの茨城チーム団長の宮崎先生と駐車場でばったりお会いしてしまいました。『追いついちゃったね。』道草くってましたからね〜。ちなみに山梨のお土産で買ってきたフルーツゼリー、最高でしたよ。そして何より、甘くてジューシー、皮がペロっと剥ける旬のモモ、2個で350円と激安です。うちの近所のスーパーで買うと、1個でそのくらいの値段です。長野のさくらんぼも最高でしたけど、フルーツ王国山梨の桃、絶品でした。(おわり)競技会情報はこちらから
2024/06/27
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<君が代>試合の日は朝から雨が降っていました。富士山のすぐそばに来てるのに、全然見えないくらい雲が低く垂れ込めています。8時にホテルで提供された無料の朝食を食べて、カップルごとに適宜会場に向けて出発しました。団体戦のセレモニー開始が11時過ぎだったので、それに間に合うように行って現地集合です。私たちは10時ごろチェックアウトして会場に向かいました。10分ほどで着く距離なんですが、ナビが高架を使わせたいらしく反対方向に誘導するのでちょっと時間をロスしたのと、小瀬スポーツ公園が久しぶりで入り口が分からずぐるぐる回ったせいで30分くらいかかってしまいました。これをセレンディピティ(Serendipity)と呼ぶのかは分かりませんが、モタモタしたせいである出会いがあったんです。雨は上がっていました。キャリーバッグをコロコロ引っ張りながら入り口に向かって歩いていると、タキシードに身を包んだ男性が同じ方向に向かって歩いてくるのが見えました。人見知りな私と正反対で大将はとても社交的、誰にでもニコニコ話しかけるんですよ。言葉通じなくてもです。タキシード着てるからきっと大会関係者なんだろうなとは思ったんですが、私は荷物も重かったので先に入り口に急ぎました。後で大将に聞いたら、その人はダンスの先生じゃなくて『君が代』歌いにきた歌手だと言います。県別戦の時って、君が代歌うんだっけ?そのくらい記憶に薄いイベントだったんです。『本岩さんて言うんだって。茨城にも歌いに来たことあるらしいよ。』県別戦のセレモニーが始まり、大会役員やマダム・ローのご挨拶などが続いて、そろそろ足が疲れてきたなあと思った頃、その君が代イベントがありました。山梨県にゆかりのある声楽家とのこと。アカペラで始まった君が代、体育館を震わせる素晴らしいバリトンでした。なんか、すごい人なのかも。日の丸が神々しくさえ見えてきました。試合の間もずっと貴賓席で観覧されていて、大将は踊りながら『昔からの友達』みたいに絶大アピールしてました。朝、ちょこっと話しただけなのにね。後で調べてみたら、本岩孝之さんは熊本県八代市出身の声楽家で、日本では数少ないカウンターテナー歌手でありながら、バス、バリトン、テノールまでの声域を誇る方だそうです。そんなすごい人がなんで東日本県別なんていうローカルな試合に来てくれたのか、山梨の先生方のご尽力なのかマダム・ロー繋がりなのか、その辺は分かりません。でも素敵な出会いでした。カウンターテナーも生で聞いてみたかったですね。(つづく)
2024/06/26
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<富士桜高原麦酒>前夜祭の後の2次会で行ったのは『ぴえろ』さんという居酒屋でした。どうも同じホテルに泊まっていた新潟チームもそこで2次会だったようです。猫のポチさんにいただいた沖縄のオリオンビールのTシャツを着て行ったんですけど、反応する人はいませんでしたね。みんなあんまりビール飲まないのかな。アスリートですもんね。そのお店には山梨県の地ビール『富士桜高原麦酒』が置いてありました。まずはヴァイツェンから。50%以上が小麦麦芽となるエールビールです。“キレ”と“のど越し”という一般的なビールのイメージをくつがえす当醸造所の集大成であり、バナナのようなクローブ&エステル香は混じり気のない新鮮酵母に由来したもの。酵母が自らつくりだす極小の泡は、絹のように滑らかな舌触りとなって口のなかに余韻を残します。スタイル 南ドイツ・ヘーフェヴァイツエンアルコール度数5.5%苦味(IBU)12香り 華やかなエステル&クローブ香味わい フルーティーで甘くまろやか続いてこちらはピルス。標高1,000m地点で採水した富士北麓の軟水を用いて、モルトの豊かな風味に爽快な苦みとキレをバランスさせた、“らしさ”満載のジャーマンスタイルラガーです。3種のホップを煮沸工程のなかで4回に分けて適宜投入することによって、新鮮かつフローラル、そしてほのかにスパイシーな香りを引きだしました。スタイル ジャーマン・ピルスナーアルコール度数5.0%苦味(IBU)30香り ハーバルでフローラル味わい クリアなキレと苦み牛久醸造場のゲストビールで富士桜高原麦酒のヘレスラガーを飲んだことがありました。ついでにヘレスラガーもご紹介。ドイツのミュンヘンで親しまれているスタイル「へレス」をベースとしたビールです。ホップの苦みを比較的抑え、モルトフレーバーを前面に出した点が特徴。スムーズなのど越しが、普段あまりビールを飲まない方にもご好評をいただいてます。World Beer Awards 2015、World Beer Awards 2017に続いてWorld Beer Awards 2020にて3度目のワールドベスト・へレス・ミュンヘナーを受賞いたしました。スタイル ミュンヒナースタイル・ヘレスアルコール度数 5.0%苦味(IBU)20香り 軽やかなモルトの香り味わい 苦み抑えたスムーズなのど越し地ビールは瓶しか置いてなかったんですが、美味しかったです。水や原料にもこだわってすごくいろんな種類のビールにチャレンジされてるようですよ。ご興味ある方、公式HPはこちらです。(つづく)
2024/06/25
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<シングルルーム>県別対抗戦前日、茨城県チームは前夜祭会場とは別の、山梨県甲府市にあるビジネスホテルに現地集合でした。家から車で3時間くらいの距離ですので、3時くらいに着けるように余裕を持って11時に出発。途中、高速道路の反対車線でトラックと乗用車の生々しい事故現場に遭遇しました。警察が到着したばかりのようで、事故車両が車線を塞いで大渋滞が始まっていて、ラジオの交通情報でも放送されています。事故渋滞は想定していなかったので、試合の朝にこういったリスクも起こりうることを頭に入れておく必要があるなと思いました。最近のホテルはスマホを持ってないと特典が受けられないシステムになってるようですね。いつもは大将と同じ部屋に泊まるのでチェックイン手続きは全部お任せだったんですが、JBDF茨城でご用意いただいた部屋が全てシングルルームだったんです。一人ずつスマホで会員登録して、チェックアウト時間を遅く出来たりするみたい。皆さんサラっとチェクインされたんですが、私だけ時間がかかりました。スマホ使えないおばあさんぽくてやだな〜。メールアドレスが長いから入力するの面倒なんですよね。最近機種変更したばかりでスマート入力が機能してないもので。パスワードが『数字だけじゃダメ』『七文字以下ダメ』『名前のふりがなはカタカナだめ』と何度もダメ出しされて疲れました。ようやくチェックインして部屋で着替えていると廊下から、今到着したらしい茨城チームのカップルの声が聞こえて来ました。『ダメじゃない。な〜にやってんの。』何かトラブル発生?どうやら鍵を部屋に置いたまま外に出てしまった様子。オートロックのあるあるですよ。自分も気をつけないとと思いました。でもシングルルームって快適ですね。風呂もトイレも順番待たなくていいんですよ。洗面所も独占できるので、パーティの身支度がストレスフリーでした。テレビのチャンネルも自分好みで変えられるし。そのせいで夜中に始まったバレーボール女子ブラジル vs. 日本の一進一退の熱戦に捕まってしまい、ファイナルセットまで見てしまいましたよ。早く寝ようと思ってたんですけどね。(つづく)
2024/06/24
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第48回東日本県別アマチュア競技ダンス山梨県大会に参加してきました。会場は小瀬スポーツ公園体育館です。午前中はスタンダードとラテンの一般競技B級・C級戦が行われました。長野のアップルジュースさん、B級昇級達成とのこと。おめでとうございます!!次回からは一緒にB級戦で頑張りましょう。団体戦は3カップルでチームを作り、ラテンはジャイブ以外の4種目、スタンダードはヴェニーズ以外の4種目をそれぞれ踊り、総合得点で上位決勝、中位決勝、下位決勝へとそれぞれ7組ずつに分かれます。選手控室はサブアリーナでした。ぶどうのシャンデリアが七夕モードでした。茨城チームは10ダンサー6組で、Aチームが若手、Bチームがシニアの2チームで参加しました。シニアチームの1組だけ入れ替わり、他の5組は去年と同じメンバーです。まずはスタンダードの予選から。<スタンダード>AブロックBブロックCブロック千葉県Aチーム群馬県Aチーム山梨県Aチーム新潟県Aチーム栃木県Bチーム茨城県Bチーム群馬県Bチーム長野県Bチーム新潟県Bチーム埼玉県Aチーム福島県Aチーム福島県Bチーム栃木県Aチーム茨城県Aチーム長野県Aチーム山梨県Bチーム山梨県Cチーム千葉県Bチーム東京都Aチーム東北選抜チーム埼玉県Bチーム結果は以下の通り。茨城Bチーム、あともう少しで上位決勝だったみたいです。茨城Aチームは上位決勝進出です。続いてラテンの予選。組み合わせは以下の通りです。<ラテン>AブロックBブロックCブロック長野県Bチーム千葉県Aチーム山梨県Aチーム山梨県Bチーム山梨県Cチーム茨城県Bチーム茨城県Aチーム栃木県Aチーム群馬県Bチーム群馬県Aチーム埼玉県Bチーム千葉県Bチーム埼玉県Aチーム福島県Aチーム栃木県Bチーム新潟県Aチーム長野県Aチーム東北選抜チーム福島県Bチーム新潟県Bチーム東京都Aチーム我ら茨城Bチームは、東京など強豪が集う非常に分が悪いCブロックに入ってしまい、残念ながら下位決勝です。昨日の抽選会でCブロックのボールを箱に入れ忘れて、もう一度やり直したのが運の尽きだったでしょうか。茨城Aチームは中位決勝でした。結果は以下の通りです。スタンダード<上位決勝>第1位 東京都A、第2位 東北選抜A、第3位 栃木県A、第4位 山梨県A 、第5位 茨城県A、第6位 福島県A、第7位 埼玉県B<中位決勝>第8位 埼玉県A、第9位 栃木県B、第10位 群馬県A、第11位 千葉県A、第12位 茨城県B、第13位 新潟県B、第14位 千葉県B<下位決勝>第15位 新潟県A、第16位 山梨県B、第17位 福島県B、第18位 山梨県C、第19位 群馬県B、第20位 長野県B、第21位 長野県Aラテン<上位決勝>第1位 東京都A、第2位 栃木県A、第3位 山梨県A、第4位 山梨県B、第5位 埼玉県A、第6位 福島県A、第7位 千葉県A<中位決勝>第8位 東北選抜A、第9位 茨城県A、第10位 新潟県A、第11位 栃木県B、第12位 群馬県A、第13位 千葉県B、第14位 埼玉県B<下位決勝>第15位 茨城県B、第16位 山梨県C、第17位 福島県B、第18位 新潟県B、第19位 長野県A 、第20位 群馬県B、第21位 長野県B久しぶりに参加の東京チームが強かったです。千葉県チームは平均年齢が12.5歳とか。ガラッと世代交代ですね。今年も参加させていただけたことに感謝です。去年の様子はこちらからご覧になれます。来年は栃木県大会だそうです。競技会情報はこちらから
2024/06/23
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第48回東日本県別対抗アマチュア競技ダンス山梨県大会の前夜祭に参加してきました。主催はJBDF東日本連絡協議会です。場所は、富士山を臨む結婚式場アピオ甲府でした。この県別対抗戦に合わせて行われる前夜祭は各県持ち回りなので、毎年県の威信をかけてご当地色をふんだんに盛り込んだパーティになります。去年はNDLS20周年パーティと一緒にディズニーリゾートホテルで開催しました。今年も豪華な披露宴会場で県代表選手たちが集います。甲府商業高等学校のソングリーダー部の皆さんが、キレのあるダンスでお出迎えです。開始が夕方の4時でしたので、まずはティータイムのコーヒーとパイナップルをのせたココナッツムースが出ました。短いダンスタイムがあったんですが、このブログでお知り合いになった新潟のこいちゃんが代表で来られていて、初めて一緒に踊らせていただきました。リーダー以外の選手とタンゴ踊るなんてなかなかありませんから、ちゃんと踊れるか心配でした。パーティダンス下手ですいません。ディナーを頂きながら、21組のプレミアムデモンストレーションを拝見しました。みなさんドレスも凝っていて踊りも淀みなく、このデモに向けて相当練習を重ねられたんだろうなと思いました。お食事もご紹介しときます。名前がフランス語でよくわからんのですが、一応お品書き通りに書かせてもらいますね。鮪のディジョネーゼ和夏野菜のカボナータ、フルーツトマトジュレゴールドラッシュのブルーテ甘みの強いコーンポタージュでした。国産経産牛ロース肉のパヴェ、フィオレンティーナとても柔らかい肉でした。食レポがしょぼい...。県産野菜のシーザーサラダこれにパンが2個付いてました。ビールもソフトドリンクも飲み放題で、どうやらこのディナーは特別顧問になられたマダム・ローのおごりのようです。故・稲川会長と共にダンス界の発展に貢献されて来た方で、よく一緒におられる姿を拝見してました。去年の全日本統一は冠がバルカーカップからマダム・ローカップに変わってましたから、JBDF競技会にたくさん出資されてるんでしょうね。ダンスタイムは選手たちに混じってフロアで踊っておられましたが、ドレスもゴージャスで立ち方も綺麗、王族のようなオーラがありました。続いて明日の東日本県別対抗戦の組み合わせ抽選会が行われました。この抽選で茨城県チームの明暗が決まると言っても過言ではありません。ABCの3ブロックに分かれて戦うので、同じブロックに東京など強いチームが2つ3つ入ると、もう上位決勝への道は断たれると言う感じです。最後に各県の代表選手たちがラテンとスタンダードを少しずつ踊って紹介されました。私たちはルンバとスローフォックスだったので、ルンバはベーシックを、スローの曲ではジャイブを踊りました。新潟はおまけで『Bling-Bang-Bang-Born』ダンスを全員で披露されてて、こいちゃんに聞いたらここに着いてから練習されたとのこと。さすが皆さん上級ダンサーですからすぐ出来ちゃうんでしょうね。茨城も来年はフォーメーションでも組もうかという話が出ましたが、来年も代表になれるかどうかは神のみぞ知る、でしょうか。8時ごろ閉会しましたので一旦ホテルに戻り、歩いて行ける居酒屋さんで茨城県チームの団結式ならぬ2次会へ突入。いろんな裏話も交えつつ、先生のおごりで地ビール飲ませていただきました。その話は機会があればまたいつか。競技会情報はこちらから
2024/06/22
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キリスト教の巡礼地として有名なのは、エルサレム、ローマ、そしてサンティアゴ・デ・コンポステーラです。巡礼者たちの目的はさまざまだと思いますが、大好きなワーグナーのオペラでは、中世の騎士タンホイザーが、犯した罪を許してもらうために聖地ローマを目指して巡礼の旅に出る姿が描かれていました。この映画では、疎遠だった一人息子ダニエルが、自分探しの旅で聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラへ向かう途中に亡くなったとことろから始まります。父親のトムは、息子の遺体を引き取りにアメリカからスペインへやってきました。トムは息子の死と向き合うために、彼の遺品となった旅道具と遺灰を持って、息子に代わって巡礼の旅を始めるんです。ピレネー山脈を超え、徒歩で約800キロの遠い旅路です。息子が40歳と言ってましたから、トムは60代か70代くらいなんでしょうね。四国八十八ヶ所巡りにちょっと似てるかなと思ったのは、道の途中に巡礼者が泊まれる場所が用意されていたり、お接待のような地元の人たちの援助があるんですね。それでも時には野宿したり、荷物を盗られたり、いろんな事件が起こります。トムは、ずっとそばに息子のダニエルがいるように感じていました。カリフォルニアで眼科医をしていたトムは、硬く心を閉ざしたまま黙々を旅を続け、要所で息子の遺灰を撒きながら聖地に向かっていました。いろんな巡礼者がいるんですよ。出身国も様々です。ダイエットや禁煙目的だったり、スランプから脱出したい作家もいました。みんな目的地は同じで道は限られていますから、何度も顔を合わせるんです。次第に打ち解けて、旅の仲間になっていくんですね。ずっと難しい顔をしていたトムが、最後にはみんなと笑い合っているシーンが印象的でした。『星の旅人たち』(原題:The Way)は、2010年のアメリカ・スペイン合作映画です。旅の途中でも時々幻として登場する息子ダニエルが、父親役のマーティン・シーンによく似てるなと思っていたら、実の息子さんでした。息子役のエミリオ・エステベスが監督・脚本・製作を務めていて、実父マーティン・シーンを主演に起用したとのこと。心温まるいい映画でした。オススメです。
2024/06/21
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フルダイブ型のVR(ヴァーチャル・リアリティ)はまだ現在実現していませんが、どんなイメージかというのは映画やアニメの世界で知っています。例えば映画『マトリックス』では、首の後ろに機械を差し込むことで仮想空間マトリックスに潜入していました。アバターでは、人間が特殊なカプセルに入ることで別人格が活躍します。どれも人間本体は寝たような状態で現実世界では活動停止していて、脳波から異世界での動きを作り出しているようでした。そんなフルダイブ型VR技術が確立した近未来で、主人公の陽務楽郎(ひづとめ らくろう)通称サンラクは量産されているゲームの中でもクソゲーと呼ばれるバグだらけの低質で難解なゲームの攻略にハマっていました。大きなお世話ですが、ゲームやってる間は寝たきりですのでハマると体に悪そうですね。やり切って燃え尽きていたところ、行きつけのゲームショップで『シャングリラ・フロンティア』(シャンフロ)を勧められて購入します。『神ゲー』と評されている質の高い人気フルダイブVRゲームです。これまでクソゲーで、常にイレギュラーな動作にも反応できるスキルを培ってきたサンラクは、真っ当な異世界でどんな活躍を見せるのでしょうか。高校の夏休みという設定ですので、栄養ドリンク飲みながら一日中寝転がってゲームしててもお咎めなしのようです。シャンフロの世界で、サンラクは鳥の頭をかぶった姿で活動します。仲間を作ったり、モンスターを倒したりしながらキャラを磨いていくんですが、始めて間もなく滅多に出会うことのないユニークモンスターの一つと遭遇するんです。倒すまでには至らなかったものの、なんとか生き残ったおかげでリュカオーンの呪いというアザを全身に受けて、これが勲章のように機能することになります。普通のプレーヤーでは知り得ないユニークシナリオ兎の国からの招待を発生させ、どこでもドアで自由に兎の国ラビッツに出入りできるだけでなく、可愛くて強い兎エムルを相棒にしました。クソゲー攻略で知り合った女戦士アーサー・ペンシルゴンに誘われて、プロゲーマーのオイカッツォと共にユニークモンスターの攻略に燃えたり。ここでは強い相手を倒すほど報酬として受け取るアイテムもレアものになります。時差がないところに生きてる人同士じゃないと、オンラインで一緒に戦うのは難しいでしょうね。高校の同級生で密かにサンラクに心を寄せている女子が、サイガ-0として時々レベルのまだ低いサンラクを助けるんですが、ラビッツのどこでもドアで移動できるサンラクとなかなかゲーム内でも遭遇できずにいました。現実世界でもほとんど接点はなく恋の進展はないみたい。ゲーム中はずっと寝てますからね。原作は小説投稿サイト『小説家になろう』で連載中の硬梨菜によるオンライン小説だそうです。書籍化される前にコミカライズ化され、アニメ化もされて2024年3月まで25話放送されました。世界観が深くユニークで、ただの異世界ものとは一味違った面白さがあります。モンスターが強くてなかなか攻略できないのが、なおいいですね。今年10月にシーズン2が放送されるようです。
2024/06/20
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日本インターで有明コロシアムに行ったのは今回が初めてでした。有明DTCでレッスンを受けていた頃は国際展示場まで通ってましたが、そのすぐ近くにある有明コロシアムには用がなかったんですね。日本インターといえば日本武道館のイメージだったんですけど、どうして有明に変わったんでしょうね。電車を3つ乗り換えて行ったんですが、途中、東京ディズニーランドのある舞浜駅を通りました。発車のメロディがアナ雪(ありの〜ままの〜)だったんです。今月6月6日に、東京ディズニーシーの新エリア『ファンタジースプリングス』が誕生したことに合わせて舞浜駅の駅メロも変更されたとのこと。期間限定なんでしょうかね。ジャストタイミングで聴けました。神田駅のモンダミンも印象的でしたが、あちらは来年創業100周年を迎えるアース製薬が、2028年9月30日までの5年契約で本社最寄りのJR神田駅にCMソング出したそうです。『アース製薬本社前』というサブ駅名付きとのこと。面白い企画ですね。うちの会社もやりたいというところ、多いんじゃないでしょうか。この駅メロ聞いて、初めてアース製薬ってここにあるのかと知りましたよ。モンダミンがアース製薬だったっていうのも再認識しましたし、いい広告になると思います。東京はたくさん会社がありますから、そのうちホームごとに違う会社の駅メロになるかも。JRだけじゃなく地下鉄とかも多いですからね。駅メロ広告を調べてみると、池袋駅の『ビックカメラ』とか、高田の馬場駅の『マルコメ味噌』、恵比寿駅の『エビスビール』などすでに結構あるみたいです。しばらく行ってないんですが、ひょっとして京都駅では『そうだ京都、行こう』のJR東海CMソングだったりするんでしょうか。海外って発車メロディなんてあったかしら。ドイツは『プー』だけだった気がします。スペインやイタリアは何も言わずにいきなり発車だったかも。ひょっとして駅メロって日本だけですかね?
2024/06/19
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出雲風子は生身で誰かに触れるとその人に不運が訪れる『不運(アンラック)』という異能の持ち主でした。両親をはじめ多くの人に不運をもたらしてきた彼女は家に引きこもるようになり、大好きだった連載漫画の終了とともに18歳で自殺を決意します。その時出会ったのが何百年も生き続け、いい加減死にたいと思っている『不死(アンデッド)』の男アンディ。この二人の出会いから、物語は意外な方向へ展開していきます。謎の組織ユニオンの刺客が二人を攻撃してきました。この組織には同じような否定系の能力を持つ者10名がいて、その中の誰かを倒して空いた席に入ることで攻撃は終わるようです。このユニオンという組織、入ってびっくりなんですが地球崩壊を阻止するために戦う、いわゆる正義の軍団だったんですよ。敵は誰かというと、これも意外な設定で、なんと『神』です。どうやら神様はゲームがお好きなようで、UMA(ユーマ)と呼ばれるモンスターを次々と地球へ送り込んで人類と戦わせるんです。一般庶民では対抗できないのでユニオンで対処していますが、理不尽なのは神の定めたルールに従わなくてはいけないということです。黙示録(アポカリプス)という本の形をした古代遺物が、ユニオンの円卓で定期的に神のクエストを発動。何かを捕獲しろとか殺せとか見つけろとか言った、期限つきの難問です。それを達成するとUMAを発見できる場所を教えてくれたりするんですが、未達の場合はペナルティとして罰が与えられ、それが100個になると地球崩壊、ゲームセットのようです。地球崩壊と再生のループを何度も潜り抜けている人間が2人います。一人はユニオンの団長であるジェイス。方舟(アーク)という古代遺物で次のループに行くことができて、神の支配から世界を救うことを悲願としています。もう一人は『不死(アンデッド)』のアンディ、額にカード状の物が刺さっていて、これを抜くと別人格ヴィクトルが現れます。この人すごい筋肉質のいい体してるんですけど、すぐ裸になるんですよね。どこを切ってもすぐ再生するので、指を切って弾丸のように飛ばしたり、足を切って血流ジェットで空を飛んだりするんです。いつも血みどろ。ユニオンに敵対する形で神殺しを狙っているアンダーという組織もあって、ユニオンの主要人物がこちらに寝返ったり、クエストの難易度を上げてしまいます。UMAは人間を困らせるために神が作り出したもので間違い無いと思うんですが、ギャラクシーなんていうUMAもあったんですよ。この世界には太陽と月しかなくて、星がなかったんですね。クエスト未達成の罰としてギャラクシーが与えられた時は、夜空に星が出て綺麗じゃないかと思ったんですが、これによって地球侵略を目論む宇宙人がやって来るようになるんです。『アンデッドアンラック』(UNDEAD UNLUCK)は、戸塚慶文による漫画をアニメ化した作品で、2024年3月まで2クール全24話が放送されました。戦いに有益な古代遺物がいろいろ出てきたり、攻略が難しそうなUMAが次々と登場して面白かったです。風子がバイブルとも呼んでいる引きこもり中に読んでいた少女漫画は『君に伝われ』というタイトルで、『君に届け』のパクリかと思ったら、内容はこの物語の真髄に迫るものだったようです。まだクエストを途中で、神の存在も曖昧なので続きも制作されることを願います。
2024/06/18
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朝8時ごろに有明コロシアムに着いたとき、すでに会場を待つ長い列ができていました。夏至間近の紫外線は強烈でしたので、コロシアム沿いの日陰に並べたのは良かったです。電車やバスが着くたびに、開場待ちの列はどんどん伸びていきました。プロ・ラテンとアマ・スタンダードの1次予選出場選手だけでも200組以上ですからね。開場したのは8時半過ぎだったのではないかと思いますが、『受付は階段の上。』と言われて、せっかく並んでた列は総崩れで後ろにあった外階段へと大移動が始まります。去年も出場された方々は、きっとご存じだったのではないかと思いますが、人間て面白いもんで、列ができてると並びたくなるんですよね。選手受付はコロシアムの外階段を登って2階にありました。小さなエレベータが2機あったんですが、順番待つより階段登る方が早そうです。選手控室は中に入ってさらに上の3階でした。やっと陣地シート敷けると思ったら、『シニアの控室は別にありますよ。』と茨城の競技仲間に教えていただいたんです。その部屋はアマ・スタンダードに出場される選手控え室だった様子。どうりで知り合いのシニア選手が全然いないはずだわ...。さらに奥に廊下を進むと、ジュニア・ジュブナイル控え室があって、その先にシニア控え室が用意されていました。なんだか一仕事終わった気になりましたね。広すぎて迷子になりそうです。もうすでに9時を回っていて、シニア戦予選はプログラムの先頭ですのですぐに準備に取り掛かる必要があります。実はまだ、髪も化粧も途中だったんですね。電車に乗るのにあんまり目を引く格好したくなかったので。ところでフロアはどこなのかしら。音も何も聞こえてきません。有明コロシアムは東京オリンピックに合わせてバリアフリー化とかトイレの改修工事が行われたようです。なんだか新築のようなイメージでした。廊下に出ると大きな扉があったので開いてみたら、盆地の底にフロアがありました。下の方に小さく見えるフロアで開会式のリハーサル中でしたね。あそこまでどうやって降りていくのか頭の中にパッと構造図が浮かばなかったです。スタッフとして働いておられる先生方も、去年から有明コロシアムに変わって、慣れない会場で臨機応変の対応が要求されていたようです。最初に下が覗けた扉も次に通った時は『使用禁止』の貼り紙がありました。フロアの入場口と退場口も途中から出来たようで、1次予選のときはなかったんです。最終予選では退場口から入場口に抜ける会場内の通路が塞がれていました。最初の種目チャチャを踊り終わったあと、退場口から廊下に出て、階段登って本部前通過しまた階段降りて入場口に戻った時にはすでに次の種目サンバの曲が流れていました。シニア・ラテンの最終予選は、2ヒートしかないですから。間に合わなかった選手たちが、私たちも含めバラバラとダッシュでフロアになだれ込んだんですよ。曲を中断してもう一度最初からサンバを流してくださったんですが、次のルンバでも同じことが起きたらまずいでしょうということで、もう遙かなる入場口までの旅路はなくなりました。プロ・ラテンとアマ・スタンダードの1次予選はヒート数が多かったのでそれでも良かったんでしょうね。何度か行き来しているうちに階段や入り口の場所にやっと慣れてきましたが、そういえば日本武道館も東京体育館も幕張メッセも自分がどこにいるのか分からなくなったりしてましたね。私は方向音痴ではないと思っていたんですが、太陽や星がないと絶対位置を把握できないみたいです。いつの時代の人なんだ…。昭和ですね。
2024/06/17
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第45回日本インターナショナルダンス選手権大会の2日目の結果です。会場は有明コロシアムでした。<プロ・スタンダード> 出場組数207組優勝 Madis Abel Liis End2位 Sergey Sutyrin Natalia Sazhina3位 Dakhnovskyi Dima Dakhnovska Anna4位 廣島悠仁 石渡ありさ5位 福田裕一 エリザベス グレイ6位 金野哲也 井之口香織7位 小林恒路 赤沼美帆優勝はブラックプールのプロスタンダードで6位だった選手です。4位以下は日本選手で、去年と同じ順位でした。<アマ・ラテン> 出場組数71組優勝 海老原拳人 タカギルナ2位 町田篤人 山﨑笑夢3位 太田佳輝 吉村春香4位 渡辺安登 三喜穂菜美5位 Roger Lin Ivy Chung6位 吉田篤志 礒道佑菜優勝の海老原・タカギ組はアマラテン3連覇です。長野の選手権で優勝した太田・吉村組は去年とカップルが変わって3位でした。<アマ・シニアスタンダード> 出場組数47組優勝 湯澤夏樹 湯澤珠里2位 小林寛康 林由佳3位 大東哲平 大東にに4位 田畑芽吹 若島倫子5位 高橋健史 高橋智惠子6位 馬渕亮一 馬渕邦美7位 徳原正則 徳原絵里子優勝の湯澤組はよく練習場でもお会いする素敵なご夫婦で、前日に会場でお会いした時は『明日、頑張りますよ。』とおっしゃってました。ブラックプールでの経験が活かされたんでしょうか。すごい!!有言実行!優勝おめでとうございます。<アマ・ジュニアラテン> 出場組数26組優勝 伊達楓真 嶋田虹花2位 藤枝大河 宮澤めぐ3位 南山雄大 打越心優4位 吉岡栄太 阪井麗蘭5位 吉﨑空乃 堀越万結6位 原澤英大 竹之内梨音<アマ・ジュブナイルラテン> 出場組数20組優勝 藤枝修也 林日和2位 赤瀬陽香 吉崎月乃3位 関根乙央 赤羽愛梨4位 佐々木知範 有川緋音5位 黒嶋将聖 宮田柚子香6位 斉藤凪音 丸屋彩佳大会の結果はこちらでご覧になれます。去年の結果はこちらです。競技会情報はこちらから
2024/06/16
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JBDFのメジャー大会、第45回日本インターナショナルダンス選手権大会が、6月15日・16日の2日間に渡って開催されています。去年から有明コロシアムが会場です。全日本シニア選手権以外は、世界オープンで行われます。1日目の結果は以下の通りです。<プロ・ラテン> 出場組数170組優勝 Darren Hammond Marina Steshenko2位 野村 直人 山﨑かりん3位 Jaak Vainomaa Tiina Koskenvalta4位 竹内大夢 中島由貴 5位 八谷和樹 皆川円6位 鈴木佑哉 原田彩華7位 髙野大樹 加藤奈々ドーリン&マリア、クレメン&サーシャも出場メンバーに入っていたので生で見られるのを楽しみにしていたんですが、出場していませんでした。優勝の選手はブラックプールのプロラテン選手権で準決勝でした。 ドニー・バーンズがジャッジしてました。<アマ・スタンダード> 出場組数72組優勝 五月女光政 五月女叡佳2位 Ricky Lai Yuxiang Sally Xie Hongyu3位 中村エドワード漸 中村エリザベス永理4位 飯沼孟大 馬場えりな5位 Daniel Lin Selina Ke6位 藤森春樹 金山咲月五月女兄妹は海外戦も含め絶好調ですね。日本インターも3連覇です。<アマ・シニアラテン> 出場組数38組優勝 村瀬賢一 小笹詩織2位 佐藤寿一 佐藤美奈子3位 白井佑治 宮永梨多4位 佐々木良太 若松菜々子5位 東篤志 髙塚さえこ6位 野村亮 木内美奈7位 宗形隆史 牛渡葉子8位 馬渕亮一 馬渕邦美私たちもこのカテゴリー(男女とも35歳以上)で参加させていただいていたのですが、残念ながら最終予選で敗退でした。ジャッジは5人です。村瀬&小笹組は3連覇になります。<アマ・ジュニアスタンダード> 出場組数22組優勝 吉岡栄太 勝木里桜2位 茂呂駿舞 今村朱里3位 原澤英大 竹之内梨音4位 鈴木伶音 渡辺華凛5位 伊達楓真 嶋田虹花6位 Eric Chen Anna Liao<アマ・ジュブナイルスタンダード> 出場組数18組優勝 Eric Chen Anna Liao2位 藤枝修也 林日和3位 吉崎月乃 赤瀬陽香4位 吉岡裕太 奥秋るか5位 鈴木海璃 細井みずき6位 佐々木知範 有川緋音6月13日にJBDF会長の稲川素子さんがご逝去されたニュースをテレビで見て驚きました。病気と闘いながら長い間ダンス界の発展に貢献されてきた会長、天国からこの大会を見守っておられることと思います。大会の結果はこちらでご覧になれます。去年の結果はこちらです。競技会情報はこちらから
2024/06/15
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<二度あることは三度>2023年6月3日(月)、帰路に着く前に近くの竜王スカイパークに行くことになりました。雲海が見たいと大将がいって実はここ、2回来た事があるんですが、2回とも自分たちが雲の中で雲海は見られなかったんです。三度目の正直、上林温泉街から車で30分くらいでしょうか。行ってみると、この日から一週間の休業でまた振られてしまいました。二度あることは三度あるって本当ですね。冬はスキー場なんですが、夏はね、景色はいいけどロープウェイがお休みだとする事ないんです。そういえば来る途中に『さくらんぼ狩り』の旗があったよねということで行ってみることに。さくらんぼ狩りは4人とも初めて。30分食べ放題で1300円なら、多分安いでしょう。いつもスーパーで『高いな』と横目で見ながら手を出せないさくらんぼが、食べ放題ですよ。食べ尽くしちゃっても知らないよ。でも100個以上食べるとお腹が膨れて、もうしばらくはさくらんぼはいいかなという気持ちになるもんですね。ちなみに向かいはリンゴ園でした。小さい実がなってますね。もうお腹いっぱいなんですが、帰る前に腹ごしらえといって以前来た事がある蕎麦屋へ向かいました。有名店らしく、芸能人の色紙が何枚か飾ってあります。お庭も綺麗。池にはカエルの卵がいっぱい浮かんでました。お蕎麦と天ぷらと卵焼きを頼んで、おかずの方はじゃんけんで勝った人から選んでいきました。このお店に前に来た時、ご主人がサラサラっと筆で書をしたためて下さって、それを今でも額に入れて家に飾っているんです。その話をしたら、『よかったら好きなの持っていって。』と、入り口近くのテーブルにたくさん書いて置いてあったので一枚いただいてきました。我々に必要なのはこれだな、と思って。ここでメロンチョコさんたちとお別れして、のんびり6時間かけて家に帰りました。のんびりしすぎて途中でゲリラ豪雨に追いつかれましたよ。いつも楽しい旅行にお付き合いくださるメロンご夫妻に感謝。ダンスと関係ない旅行記を最後まで読んでくださったみなさんにも感謝です。どうもありがとうございました。(おわり)楽しくダンス練習したいです
2024/06/14
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