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新年あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
さて、 ◆ 練習中に足首を捻った。どう対処するか ... (2)
足首を捻った選手が出た時、捻った箇所をビニール袋に入れた氷、
またはアイス・パックで冷やします。
足首は90度に固定して、トレーナーが自分の体を壁にして足の裏を支えます。
10~15分くらい、そうして冷やしている間に、
ケガの直後に動揺、興奮していた選手も徐々に落ち着いてきます。
そこで氷を外し、次の3点についてチェックします。
【1】立てるか? 両足で均等に荷重できるか?
【2】歩けるか? 痛くて歩けない、痛いけど普通に歩ける。
痛くて力が入りにくい(ビッコを引く感じになる)など、痛みの状態も一緒に確認する。
【3】つま先たち出来るか? 両足でつま先たち出来るか?
軽く両足でホッピングできるか?
【1】~【3】、の項目が全てクリアできたら、練習続行が可能とみなして、
両くるぶしのところにUの字パッドを当て、テーピングを施して練習に復帰させます。
逆に【1】~【3】の一つでも支障がある場合には、練習続行は不可能とみなします。
【2】の項目で、歩けても痛みがあるなら不可とします。
【3】の項目を行うのに多少の痛みが伴う場合には、トレーナーの総合的な判断で
続行させるかどうかを決めます。
ただし、高校以下の一般のチームでは、経験を積んだ専任のトレーナーがいないので
【1】~【3】の項目がクリアできても、痛みが伴うようなら、その日の練習は
止める方が安全です。
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